717 / 771
五章 テクサイス帝国編 3 帝都テクサイス
696 魅かれ合い求める
しおりを挟む
タクシーが停まると三人を起こして川沿いの家に戻る。
空腹感はあまりないという事で、夕食は買って来たパンを一つ二つ食べて済ませる。
腹が満たされた事で、また眠気が押し寄る。
食後すぐに寝てしまったレラを連れて、アレナリアは「先に寝るわ。おやすみ」と、シャワーも浴びずに寝てしまった。
余程眠かったらしい。
カズは夕食で使った食器を洗い、その間ビワは風呂に入り一日の疲れを湯に溶かす。
食器を洗って水気を拭き取り棚に片付けて、ちょっと寝酒でもと飲もうかと用意する。
フルーツミルク酒にリンゴ酒を合わせた一杯を持ち、リビングのソファーに座り一口ごくり。
寝酒と言っても耐性があるので、大樽くらいの量でも飲まなければ、酔うような事はない。
飲み終える頃に、ビワが風呂から出てきた。
「何を飲んでたんです?」
「お酒をちょっとね」
「私にも、もらえますか」
「珍しいね。何がいい?」
「レオラ様が飲んでるのを」
「フルーツミルクのお酒に比べて強いけど大丈夫?」
「たまには飲んでみたいです」
「わかった。濃いと思ったら、ミルクで割れば飲みやすいよ。水も置いとくから」
リンゴ酒をコップに半分弱入れ、水を入れたコップとミルクが入った容器をリビングのテーブルに置き、カズは風呂に入る。
ビワはリンゴ酒が注がれたコップを口に運び、少しだけ飲んでみた。
「美味しい。でも、やっぱり私には強い」
度数が高くて自分には少し強いと感じて水を一口飲み、カズが飲みやすいと言ったミルクを入れる。
ミルクで割ったリンゴ酒を少し飲む。
「カズさんが言ったようにしたら、スゴく飲みやすい」
本当に珍しく、ビワはちびりちびりと一人酒を楽しむ。
ミルクで割ったリンゴ酒が半分程になったところで、カズが風呂から出てきた。
髪を拭いているビワの向かい側に座り、まだ酒が残っているのを見て「俺も一緒に飲んでいいかな?」と、ビワに付き合う。
ほろ酔いのビワは笑みを見せて「もちろん」と嬉しそうに承諾。
さっきがフルーツミルク酒とリンゴ酒を合せた酒だったので、今度は麦シュワを用意してビワの隣に座った。
「今日は朝早くからお疲れさま」
カズは麦シュワが入ったコップを持ちビワの方に。
「カズさんも、お疲れさまでした」
その意味を理解したビワは、ミルク割したリンゴ酒が入っあコップを持ち、カズの持つコップに軽く当てる。
互いに自分のコップに口を付けて一口飲む。
コップをテーブルに置くと、乾いた前髪がさらりと垂れる。
酒で湿った唇をぺろりと舐め、頬がほんのり赤くなったビワの横顔はとても色っぽい。
思わずカズはじっと見詰めてしまった。
「私の顔に…何かついてますか?」
「綺麗だなと思って」
「ふふッ。酔ってるんですか?」
何時もの様に真っ赤になると思っていたが、予想外にビワは笑って答えた。
滅多に見る事はないビワの雰囲気にカズは見惚れて、酒ではなくビワに酔う。
カズはソファーに置かれているビワの左手に自分の右手を重ね、二人は互いに顔を近づけ、目を閉じて唇を合わせる。
「少し苦い、麦のお酒の味がします」
「ビワは甘い。とても甘いよ」
互いに一言いうと二人は魅かれあい、二度と三度と唇を合わせた。
カズがビワを求めると、ビワはそれに応え寝室に。
ほろ酔いで色っぽくなったビワとベッドに入り、互いに心と肌を合わせ、幸せな夜を過ごした。
◇◆◇◆◇
昨日の寝不足気味に酒が入った事で、ビワは朝になっても起きる感じはない。
先に起きたカズの視界に入ってくるのは、寝息を立てるビワ。
カズは思わず見入ってしまう。
更に寝言で名前を呼ばれ、その寝顔の可愛いらしさに、男の本能が揺さぶられる。
しかしここは、ビワの頭と尻尾を撫でるだけで我慢して、ビワの代わりに朝食の支度をする。
一階に下りて顔を洗い、窓を開けて換気する。
キッチンに移動して、デパートのパン屋で購入したバゲットを【アイテムボックス】から出し、3センチくらいの厚さに切り、大きめの木製の籠に入れておく。
一緒に買ったジャムも用意する。
リンゴの皮を剥き、一口大に切ってから皿に盛りる。
お湯を沸かして、商店街で購入した麦のお茶を飲み、静かな朝のひとときを過ごす。
二階から扉の閉まる音が聞こえ、ビワが一階に下りてきた。
何時もより遅く起きてきたが、それでも先に寝たアレナリアとレラよりは早起き。
顔を洗って眠気を覚まし、キッチンで茶を飲むカズの所にいき、向い側の椅子に座る。
「おはようございます」
「おはようビワ。二日酔いはしてない?」
「ちょとだけ変な感じがします。でも大丈夫です」
「そう? 無理しないで。仕事は休んで良いって、レオラが言ってたし」
「明日が最後になると思うので、今日は行きます」
「本当に大丈夫? 無理しないで。お茶飲む?」
「お水をもらいます」
コップに水を注ぎ、ビワの前に置く。
ゆっくりと水を半分飲み、ビワは昨日の事を思い返す。
アレナリアに手伝ってもらいながら料理を作ってた時に、カズに甘えて抱いてもらったと聞いていたビワは、酔った勢いで自分から抱いてもらおうと思っていた。
ただカズの方から求めてきたので、自分から求める事はしないで済んだので、そこは少し良かったと。
酒の勢いでも借りなければ、赤面せず自分から求める事はできなかった。
結果的にはカズと二人で酒を飲み交わし、何度も唇を合わせ、肌を重ねて一緒に寝たので、心も体も満足していた。
「どうしたのビワ? 顔赤いよ。まだお酒が残ってるの?」
「い…いえなんでも。お酒は残ってません。ただ昨夜のことを……」
「気持ち良かった? 俺は最高だった」
「わ…私も……言わせないで」
カズは真っ赤になるビワの顔を覗き込む。
「いつでも誘って。寝ている所に入ってきてもいいから」
「……はい」
「楽しみにしてる」
「もうッ!」
「ごめんごめん。でも俺はビワを抱きたくなったら。いいかな?」
「……起こしてくださいよ」
「どうしようかなぁ」
「カズさんたら!」
可愛い反応をするビワを見て、カズは思わずちょっとだけからかってしまい、ビワは頬を膨らませて怒る。
昨夜とはまた違う一面を見れたので、これはこれで良いとカズは満足する。
これ以上は本当にビワを怒られてしまうと、カズは「ごめん」と謝り、膨らませている頬にキスをした。
「こんな事じゃ…今回だけですからね」
ビワは呆気なくカズを許した。
レラがこの場に居たら、チョロすぎるよビワ、とでも言っていただろう。
機嫌を直したビワと、新たに淹れたハーブティーを飲んでいると、アレナリアとレラが起きてきた。
アレナリアは完全に起きていないレラを連れ、洗面所に顔を洗いに行く。
カズはフライパンを温めて、木製の籠に並べてあるパンを、弱火で両面を軽く焼いていく。
焼いたパンの匂いを嗅ぎつけ、レラは目をパッチリと開けて、キッチンにやって来る。
二人が席に着いたところで、先にフルーツミルクを出し、次にフライパンで両面を焼いたパンを木製の籠に戻し、テーブルの中央に置く。
各々好きにパンを取り、好みのジャムを塗る。
パンを噛んだ時のサクッという良い音と、柑橘系ジャムの爽やかな香りと甘みが、朝食にはピッタリだった。
何時もよりも少し遅いが、ビワは仕事に行くと言うので止めはしなかった。
カズ達と一緒にアイリスの屋敷に行っても、女性騎士達の訓練をしている間ビワは見ているだけで、特にする事がないからだ。
話し相手になりそうなローラは居るが、アレナリアと魔力操作の訓練をするだろう。
そうなると、やはりビワは見学するだけでやる事はないので、レオラの屋敷に行き、残り少ない日を何時も通り仕事して過ごすことに。
空腹感はあまりないという事で、夕食は買って来たパンを一つ二つ食べて済ませる。
腹が満たされた事で、また眠気が押し寄る。
食後すぐに寝てしまったレラを連れて、アレナリアは「先に寝るわ。おやすみ」と、シャワーも浴びずに寝てしまった。
余程眠かったらしい。
カズは夕食で使った食器を洗い、その間ビワは風呂に入り一日の疲れを湯に溶かす。
食器を洗って水気を拭き取り棚に片付けて、ちょっと寝酒でもと飲もうかと用意する。
フルーツミルク酒にリンゴ酒を合わせた一杯を持ち、リビングのソファーに座り一口ごくり。
寝酒と言っても耐性があるので、大樽くらいの量でも飲まなければ、酔うような事はない。
飲み終える頃に、ビワが風呂から出てきた。
「何を飲んでたんです?」
「お酒をちょっとね」
「私にも、もらえますか」
「珍しいね。何がいい?」
「レオラ様が飲んでるのを」
「フルーツミルクのお酒に比べて強いけど大丈夫?」
「たまには飲んでみたいです」
「わかった。濃いと思ったら、ミルクで割れば飲みやすいよ。水も置いとくから」
リンゴ酒をコップに半分弱入れ、水を入れたコップとミルクが入った容器をリビングのテーブルに置き、カズは風呂に入る。
ビワはリンゴ酒が注がれたコップを口に運び、少しだけ飲んでみた。
「美味しい。でも、やっぱり私には強い」
度数が高くて自分には少し強いと感じて水を一口飲み、カズが飲みやすいと言ったミルクを入れる。
ミルクで割ったリンゴ酒を少し飲む。
「カズさんが言ったようにしたら、スゴく飲みやすい」
本当に珍しく、ビワはちびりちびりと一人酒を楽しむ。
ミルクで割ったリンゴ酒が半分程になったところで、カズが風呂から出てきた。
髪を拭いているビワの向かい側に座り、まだ酒が残っているのを見て「俺も一緒に飲んでいいかな?」と、ビワに付き合う。
ほろ酔いのビワは笑みを見せて「もちろん」と嬉しそうに承諾。
さっきがフルーツミルク酒とリンゴ酒を合せた酒だったので、今度は麦シュワを用意してビワの隣に座った。
「今日は朝早くからお疲れさま」
カズは麦シュワが入ったコップを持ちビワの方に。
「カズさんも、お疲れさまでした」
その意味を理解したビワは、ミルク割したリンゴ酒が入っあコップを持ち、カズの持つコップに軽く当てる。
互いに自分のコップに口を付けて一口飲む。
コップをテーブルに置くと、乾いた前髪がさらりと垂れる。
酒で湿った唇をぺろりと舐め、頬がほんのり赤くなったビワの横顔はとても色っぽい。
思わずカズはじっと見詰めてしまった。
「私の顔に…何かついてますか?」
「綺麗だなと思って」
「ふふッ。酔ってるんですか?」
何時もの様に真っ赤になると思っていたが、予想外にビワは笑って答えた。
滅多に見る事はないビワの雰囲気にカズは見惚れて、酒ではなくビワに酔う。
カズはソファーに置かれているビワの左手に自分の右手を重ね、二人は互いに顔を近づけ、目を閉じて唇を合わせる。
「少し苦い、麦のお酒の味がします」
「ビワは甘い。とても甘いよ」
互いに一言いうと二人は魅かれあい、二度と三度と唇を合わせた。
カズがビワを求めると、ビワはそれに応え寝室に。
ほろ酔いで色っぽくなったビワとベッドに入り、互いに心と肌を合わせ、幸せな夜を過ごした。
◇◆◇◆◇
昨日の寝不足気味に酒が入った事で、ビワは朝になっても起きる感じはない。
先に起きたカズの視界に入ってくるのは、寝息を立てるビワ。
カズは思わず見入ってしまう。
更に寝言で名前を呼ばれ、その寝顔の可愛いらしさに、男の本能が揺さぶられる。
しかしここは、ビワの頭と尻尾を撫でるだけで我慢して、ビワの代わりに朝食の支度をする。
一階に下りて顔を洗い、窓を開けて換気する。
キッチンに移動して、デパートのパン屋で購入したバゲットを【アイテムボックス】から出し、3センチくらいの厚さに切り、大きめの木製の籠に入れておく。
一緒に買ったジャムも用意する。
リンゴの皮を剥き、一口大に切ってから皿に盛りる。
お湯を沸かして、商店街で購入した麦のお茶を飲み、静かな朝のひとときを過ごす。
二階から扉の閉まる音が聞こえ、ビワが一階に下りてきた。
何時もより遅く起きてきたが、それでも先に寝たアレナリアとレラよりは早起き。
顔を洗って眠気を覚まし、キッチンで茶を飲むカズの所にいき、向い側の椅子に座る。
「おはようございます」
「おはようビワ。二日酔いはしてない?」
「ちょとだけ変な感じがします。でも大丈夫です」
「そう? 無理しないで。仕事は休んで良いって、レオラが言ってたし」
「明日が最後になると思うので、今日は行きます」
「本当に大丈夫? 無理しないで。お茶飲む?」
「お水をもらいます」
コップに水を注ぎ、ビワの前に置く。
ゆっくりと水を半分飲み、ビワは昨日の事を思い返す。
アレナリアに手伝ってもらいながら料理を作ってた時に、カズに甘えて抱いてもらったと聞いていたビワは、酔った勢いで自分から抱いてもらおうと思っていた。
ただカズの方から求めてきたので、自分から求める事はしないで済んだので、そこは少し良かったと。
酒の勢いでも借りなければ、赤面せず自分から求める事はできなかった。
結果的にはカズと二人で酒を飲み交わし、何度も唇を合わせ、肌を重ねて一緒に寝たので、心も体も満足していた。
「どうしたのビワ? 顔赤いよ。まだお酒が残ってるの?」
「い…いえなんでも。お酒は残ってません。ただ昨夜のことを……」
「気持ち良かった? 俺は最高だった」
「わ…私も……言わせないで」
カズは真っ赤になるビワの顔を覗き込む。
「いつでも誘って。寝ている所に入ってきてもいいから」
「……はい」
「楽しみにしてる」
「もうッ!」
「ごめんごめん。でも俺はビワを抱きたくなったら。いいかな?」
「……起こしてくださいよ」
「どうしようかなぁ」
「カズさんたら!」
可愛い反応をするビワを見て、カズは思わずちょっとだけからかってしまい、ビワは頬を膨らませて怒る。
昨夜とはまた違う一面を見れたので、これはこれで良いとカズは満足する。
これ以上は本当にビワを怒られてしまうと、カズは「ごめん」と謝り、膨らませている頬にキスをした。
「こんな事じゃ…今回だけですからね」
ビワは呆気なくカズを許した。
レラがこの場に居たら、チョロすぎるよビワ、とでも言っていただろう。
機嫌を直したビワと、新たに淹れたハーブティーを飲んでいると、アレナリアとレラが起きてきた。
アレナリアは完全に起きていないレラを連れ、洗面所に顔を洗いに行く。
カズはフライパンを温めて、木製の籠に並べてあるパンを、弱火で両面を軽く焼いていく。
焼いたパンの匂いを嗅ぎつけ、レラは目をパッチリと開けて、キッチンにやって来る。
二人が席に着いたところで、先にフルーツミルクを出し、次にフライパンで両面を焼いたパンを木製の籠に戻し、テーブルの中央に置く。
各々好きにパンを取り、好みのジャムを塗る。
パンを噛んだ時のサクッという良い音と、柑橘系ジャムの爽やかな香りと甘みが、朝食にはピッタリだった。
何時もよりも少し遅いが、ビワは仕事に行くと言うので止めはしなかった。
カズ達と一緒にアイリスの屋敷に行っても、女性騎士達の訓練をしている間ビワは見ているだけで、特にする事がないからだ。
話し相手になりそうなローラは居るが、アレナリアと魔力操作の訓練をするだろう。
そうなると、やはりビワは見学するだけでやる事はないので、レオラの屋敷に行き、残り少ない日を何時も通り仕事して過ごすことに。
1
お気に入りに追加
539
あなたにおすすめの小説
ゴミスキル『空気清浄』で異世界浄化の旅~捨てられたけど、とてもおいしいです(意味深)~
夢・風魔
ファンタジー
高校二年生最後の日。由樹空(ゆうきそら)は同じクラスの男子生徒と共に異世界へと召喚された。
全員の適正職業とスキルが鑑定され、空は「空気師」という職業と「空気清浄」というスキルがあると判明。
花粉症だった空は歓喜。
しかし召喚主やクラスメイトから笑いものにされ、彼はひとり森の中へ置いてけぼりに。
(アレルギー成分から)生き残るため、スキルを唱え続ける空。
モンスターに襲われ樹の上に逃げた彼を、美しい二人のエルフが救う。
命を救って貰ったお礼にと、森に漂う瘴気を浄化することになった空。
スキルを使い続けるうちにレベルはカンストし、そして新たに「空気操作」のスキルを得る。
*作者は賢くありません。作者は賢くありません。だいじなことなのでもう一度。作者は賢くありません。バカです。
*小説家になろう・カクヨムでも公開しております。
【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
何かと「ひどいわ」とうるさい伯爵令嬢は
だましだまし
ファンタジー
何でもかんでも「ひどいわ」とうるさい伯爵令嬢にその取り巻きの侯爵令息。
私、男爵令嬢ライラの従妹で親友の子爵令嬢ルフィナはそんな二人にしょうちゅう絡まれ楽しい学園生活は段々とつまらなくなっていった。
そのまま卒業と思いきや…?
「ひどいわ」ばっかり言ってるからよ(笑)
全10話+エピローグとなります。
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
異世界でチート能力貰えるそうなので、のんびり牧場生活(+α)でも楽しみます
ユーリ
ファンタジー
仕事帰り。毎日のように続く多忙ぶりにフラフラしていたら突然訪れる衝撃。
何が起こったのか分からないうちに意識を失くし、聞き覚えのない声に起こされた。
生命を司るという女神に、自分が死んだことを聞かされ、別の世界での過ごし方を聞かれ、それに答える
そして気がつけば、広大な牧場を経営していた
※不定期更新。1話ずつ完成したら更新して行きます。
7/5誤字脱字確認中。気づいた箇所あればお知らせください。
5/11 お気に入り登録100人!ありがとうございます!
8/1 お気に入り登録200人!ありがとうございます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる