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五章 テクサイス帝国編 3 帝都テクサイス
637 助けたセイレーンとの再会
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謝るだけで反論してこないカズに、サイネリアはちょっと言い過ぎたと反省する。
「でもまあ、カズさんは色々と無理な依頼を受けてもらってますし、それに…」
「それに?」
「なんでもないです。一応五日に一度は、こちらに顔を出してください。頼みたい依頼があるかも知れませんからね(ネックレスをプレゼントしてくれたの忘れたの? なんて聞けないわよ。彼氏でもないのに)」
「それはいいけど、一ヶ月くらいで俺は…」
「それまででいいので、お願いしますよッ」
「あ、ああ。了解(なんか怒ってる?)」
サイネリアはムスッとしたまま、ギルド一階正面の出入口まで来て、カズを見送った。
帝都を立つからと、丸二日掛けて素材を大量に採取してきたのに、なんで機嫌を損ねたんだろう? と、考えながらビワを迎えにレオラの屋敷に向かった。
結局サイネリアが機嫌を損ねた理由が分からないままレオラの屋敷に着いた。
予想以上の素材を回収してきたので、買い取りの代金が一括に払えないとサイネリアが言っていたのが原因だろうと決め、そこで考えるのを止めた。
アレナリアとレラが待つ川沿いの家に戻る道すがら、明日レオラはアイリスの屋敷に訪れる事はないとビワから聞いた。
それと帝都を離れる事を確実に伝えるようにとも、レオラからの言伝を預かってきていた。
何か頼まれるような気もしたが、またフジでの空中散歩くらいで済むならいいかと覚悟しておく。
夕食後に特製プリンに使う食材と、バレルボアとシルバーホーン・サーモンを獲って来た事を話した。
アレナリアとレラは喜び、ビワは休みの日に出来るだけ多く作っておくと。
特製プリンだけではなく、料理も大量に作ってカズのアイテムボックスに入れておこうという事をになった。
そうすれば旅を再開した時に、いつでも手間を掛けずに食事が出来るから、と。
ただ明日はアイリスの屋敷に、その翌日は本の街の隠し部屋に行く予定なので、料理の大量ストックは数日先からになる。
調味料も買って来なければ足りないとビワから聞いたので、どちらにしろ何度かに分けて作る必要がある。
順番に全員風呂に入り、それぞれの寝室に移動して就寝する。
カズは一階のソファーで待っていたが、この日もアレナリアが誘って来る事はなかった。
やはりこちらから行くべきなのかとカズは悩み、隠し部屋から戻ったら日をみてと考えるようになった。
◇◆◇◆◇
朝食を済ませて戸締まりをして、タクシーでアイリスの屋敷近くまで向かう。
カズは一応フジに《念話》を繋ぎ、何度か行っているアイリスの屋敷で、またバスケットのロープを脚に付けて飛んでもらうかも知れないと伝えた。
昨日のワイバーンとの戦いで満足したのか、バスケットに乗ったアイリス達を飛ばしたのが楽しかったのか、フジは嬉しそうに二つ返事で承諾した。
川沿いの家を出てから二時間程で池の近くまで来たので、タクシーを降りる。
もう少しアイリスの屋敷近くまで行ってもよかったが、寝ていたレラの目を覚まさせる為に、二十分程歩いて行く事にした。
天候にも恵まれて暖かく、風も弱く気持ちの良い日だ。
レラでなくともぽかぽか陽気で、あくびが出てしまいそう。
屋敷の正門が見えて来たので、眠気を払いシャキッとする。
正門で警備をしていた女性騎士が四人に気付き、一人が屋敷へ連絡に走った。
残った女性騎士はカズとアレナリアから訓練を受けているので面識はあり、警戒するような事はない。
ただアレナリアには少しだけ、緊張している様な感じがあった。
どうも何度かアイリスに仕える女性騎士達に、魔力操作等の訓練を指導している内に、指導する者と訓練を受ける者の上下関係が、一部の者に強く出来上がっているようだった。
悪い事ではないと思い、これからアイリスに仕える女性騎士達の相手は、全てアレナリアに任せようと、カズは内心で決めた。
うんうんと一人頷くカズを見て、ビワとレラはどうしたんだろうと顔を見合わせていた。
レラが聞いてみようと声を掛けようとした時に、正門を離れて屋敷に行った女性騎士の一人がカミーリアと共に戻って来た。
カズ達四人はカミーリアに案内され、アイリスの屋敷内へと入って行く。
今回はアイリスの執務室ではなく、一階の一室に案内された。
部屋にはテーブルを挟んで椅子が三脚ずつと三人掛けのソファーがあったりと、来客を案内する応接室だった。
ただ部屋にアイリスは居らず、侍女や護衛の女性騎士の姿もない。
後から来るのかと思い、ソファーに掛けて待ち部屋の内部を観察していると、一面の壁だけが他の三面と作りが違うようだった。
カミーリアが応接室を出て数分すると、一面だけ変わっていた壁が動き開いた。
そこは床の一部が掘り下げられ、建物内に池の水を引き入れてプールが作られた特別な部屋だった。
応接室を出て行ったカミーリアだけではなく、屋敷の主人アイリスと侍女の姿があった。
それだけなら何時もの執務室でもいいだろうが、今回はもう一人プールの縁に座り、下半身を水に浸けてラフな服装をした女性が居た。
上半身は長袖のTシャツ一枚を着て、水に浸かる下半身は膝丈くらいの長さのピッタリとしたスカートを穿き、その先には大きな尾ヒレがゆらゆらと水中に確認出来た。
「来たわよ。ローラ」
アイリスの言葉でローラは一礼してカズに顔を向ける。
「お久しぶりです」
「元気そうでなにより」
「今回は来てくれてありがとうございます。どうしても、もう一度ちゃんとお礼が言いたくて、アイリス様にお願いしました」
「あの時にお礼は言ってもらってるし、助けたのはたまたまだったんだ。だからそこまでしてくれなくても、別にいいのに」
「カズ、そんな事言わないの。前にも言ったでしょ。それだけ感謝してるのよ」
「そうよカズさん。お礼はちゃんと受け取ってあげて」
「…はい」
アレナリアだけではなく、アイリスからも注意される。
カズとしてはそこまで重く考えなくても大丈夫、だという意味で言ったつもりだったのだが、言い方が悪く伝わらなかった。
「こんにちは。皆さんのことは、アイリス様から聞いてます」
「こうしてちゃんと会うのは初めてね。私達もあなたのことはカズから聞いてる。とりあえず自己紹介するわね。私はアレナリア。それで隣りにいるのが」
「初めまして、ビワです」
「それで」
「あちしレラだよ。よろしく!」
「エルフ族のアレナリアさんと、獣人族のビワさん。妖精族のレラさんですね。初めまして。カズさんに盗賊から助けていただいたセイレーンのローラといいます」
互いに自己紹介が済んだところで、何故この様な状況で再開させたのか、アイリスから説明が入った。
今回アイリスの執務室ではなく、池の水を屋敷に引き込み作られた特別な部屋にしたのは、ローラが尾ヒレをアイリスのように人型の足に変化させる事ができないのが理由だから。
それを聞き、この部屋に招かれた事に納得した。
だが本来アイリスにとって、この部屋はとても重要な場所。
池の水を引き入れて作られた部屋は、このように人魚族が来客として来る時に使われる他に、アイリスの人型から人魚の姿に戻り、水に浸かり体調を整える時に使ったりしている大切な場所だと聞かされた。
「でもまあ、カズさんは色々と無理な依頼を受けてもらってますし、それに…」
「それに?」
「なんでもないです。一応五日に一度は、こちらに顔を出してください。頼みたい依頼があるかも知れませんからね(ネックレスをプレゼントしてくれたの忘れたの? なんて聞けないわよ。彼氏でもないのに)」
「それはいいけど、一ヶ月くらいで俺は…」
「それまででいいので、お願いしますよッ」
「あ、ああ。了解(なんか怒ってる?)」
サイネリアはムスッとしたまま、ギルド一階正面の出入口まで来て、カズを見送った。
帝都を立つからと、丸二日掛けて素材を大量に採取してきたのに、なんで機嫌を損ねたんだろう? と、考えながらビワを迎えにレオラの屋敷に向かった。
結局サイネリアが機嫌を損ねた理由が分からないままレオラの屋敷に着いた。
予想以上の素材を回収してきたので、買い取りの代金が一括に払えないとサイネリアが言っていたのが原因だろうと決め、そこで考えるのを止めた。
アレナリアとレラが待つ川沿いの家に戻る道すがら、明日レオラはアイリスの屋敷に訪れる事はないとビワから聞いた。
それと帝都を離れる事を確実に伝えるようにとも、レオラからの言伝を預かってきていた。
何か頼まれるような気もしたが、またフジでの空中散歩くらいで済むならいいかと覚悟しておく。
夕食後に特製プリンに使う食材と、バレルボアとシルバーホーン・サーモンを獲って来た事を話した。
アレナリアとレラは喜び、ビワは休みの日に出来るだけ多く作っておくと。
特製プリンだけではなく、料理も大量に作ってカズのアイテムボックスに入れておこうという事をになった。
そうすれば旅を再開した時に、いつでも手間を掛けずに食事が出来るから、と。
ただ明日はアイリスの屋敷に、その翌日は本の街の隠し部屋に行く予定なので、料理の大量ストックは数日先からになる。
調味料も買って来なければ足りないとビワから聞いたので、どちらにしろ何度かに分けて作る必要がある。
順番に全員風呂に入り、それぞれの寝室に移動して就寝する。
カズは一階のソファーで待っていたが、この日もアレナリアが誘って来る事はなかった。
やはりこちらから行くべきなのかとカズは悩み、隠し部屋から戻ったら日をみてと考えるようになった。
◇◆◇◆◇
朝食を済ませて戸締まりをして、タクシーでアイリスの屋敷近くまで向かう。
カズは一応フジに《念話》を繋ぎ、何度か行っているアイリスの屋敷で、またバスケットのロープを脚に付けて飛んでもらうかも知れないと伝えた。
昨日のワイバーンとの戦いで満足したのか、バスケットに乗ったアイリス達を飛ばしたのが楽しかったのか、フジは嬉しそうに二つ返事で承諾した。
川沿いの家を出てから二時間程で池の近くまで来たので、タクシーを降りる。
もう少しアイリスの屋敷近くまで行ってもよかったが、寝ていたレラの目を覚まさせる為に、二十分程歩いて行く事にした。
天候にも恵まれて暖かく、風も弱く気持ちの良い日だ。
レラでなくともぽかぽか陽気で、あくびが出てしまいそう。
屋敷の正門が見えて来たので、眠気を払いシャキッとする。
正門で警備をしていた女性騎士が四人に気付き、一人が屋敷へ連絡に走った。
残った女性騎士はカズとアレナリアから訓練を受けているので面識はあり、警戒するような事はない。
ただアレナリアには少しだけ、緊張している様な感じがあった。
どうも何度かアイリスに仕える女性騎士達に、魔力操作等の訓練を指導している内に、指導する者と訓練を受ける者の上下関係が、一部の者に強く出来上がっているようだった。
悪い事ではないと思い、これからアイリスに仕える女性騎士達の相手は、全てアレナリアに任せようと、カズは内心で決めた。
うんうんと一人頷くカズを見て、ビワとレラはどうしたんだろうと顔を見合わせていた。
レラが聞いてみようと声を掛けようとした時に、正門を離れて屋敷に行った女性騎士の一人がカミーリアと共に戻って来た。
カズ達四人はカミーリアに案内され、アイリスの屋敷内へと入って行く。
今回はアイリスの執務室ではなく、一階の一室に案内された。
部屋にはテーブルを挟んで椅子が三脚ずつと三人掛けのソファーがあったりと、来客を案内する応接室だった。
ただ部屋にアイリスは居らず、侍女や護衛の女性騎士の姿もない。
後から来るのかと思い、ソファーに掛けて待ち部屋の内部を観察していると、一面の壁だけが他の三面と作りが違うようだった。
カミーリアが応接室を出て数分すると、一面だけ変わっていた壁が動き開いた。
そこは床の一部が掘り下げられ、建物内に池の水を引き入れてプールが作られた特別な部屋だった。
応接室を出て行ったカミーリアだけではなく、屋敷の主人アイリスと侍女の姿があった。
それだけなら何時もの執務室でもいいだろうが、今回はもう一人プールの縁に座り、下半身を水に浸けてラフな服装をした女性が居た。
上半身は長袖のTシャツ一枚を着て、水に浸かる下半身は膝丈くらいの長さのピッタリとしたスカートを穿き、その先には大きな尾ヒレがゆらゆらと水中に確認出来た。
「来たわよ。ローラ」
アイリスの言葉でローラは一礼してカズに顔を向ける。
「お久しぶりです」
「元気そうでなにより」
「今回は来てくれてありがとうございます。どうしても、もう一度ちゃんとお礼が言いたくて、アイリス様にお願いしました」
「あの時にお礼は言ってもらってるし、助けたのはたまたまだったんだ。だからそこまでしてくれなくても、別にいいのに」
「カズ、そんな事言わないの。前にも言ったでしょ。それだけ感謝してるのよ」
「そうよカズさん。お礼はちゃんと受け取ってあげて」
「…はい」
アレナリアだけではなく、アイリスからも注意される。
カズとしてはそこまで重く考えなくても大丈夫、だという意味で言ったつもりだったのだが、言い方が悪く伝わらなかった。
「こんにちは。皆さんのことは、アイリス様から聞いてます」
「こうしてちゃんと会うのは初めてね。私達もあなたのことはカズから聞いてる。とりあえず自己紹介するわね。私はアレナリア。それで隣りにいるのが」
「初めまして、ビワです」
「それで」
「あちしレラだよ。よろしく!」
「エルフ族のアレナリアさんと、獣人族のビワさん。妖精族のレラさんですね。初めまして。カズさんに盗賊から助けていただいたセイレーンのローラといいます」
互いに自己紹介が済んだところで、何故この様な状況で再開させたのか、アイリスから説明が入った。
今回アイリスの執務室ではなく、池の水を屋敷に引き込み作られた特別な部屋にしたのは、ローラが尾ヒレをアイリスのように人型の足に変化させる事ができないのが理由だから。
それを聞き、この部屋に招かれた事に納得した。
だが本来アイリスにとって、この部屋はとても重要な場所。
池の水を引き入れて作られた部屋は、このように人魚族が来客として来る時に使われる他に、アイリスの人型から人魚の姿に戻り、水に浸かり体調を整える時に使ったりしている大切な場所だと聞かされた。
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