607 / 795
五章 テクサイス帝国編 3 帝都テクサイス
586 図書館巡り 1 中央と西区
しおりを挟む
カズは以前にレラが隠れるのに使っていた肩掛け鞄を用意すると、それを見たレラが尋ねる。
「あちしそれに入って行くの?」
「いや、これには俺が持ってる本を入れてくんだ」
そう言うとカズは【アイテムボックス】から、アーティファクトの古書を出して肩掛け鞄に入れた。
「なんでわざわざ、そうやって持ってくの?」
「レオラ曰く、この本が隠し部屋を見つけるのに役に立つ。かも知れないって言われたんだ。だからこうやって、アイテムボックスから出して持ち歩く事にしたんだ」
「そのカズがたまに見てた古い本が……? ふ~ん」
「一応、スゴい本らしいんだそ(レラの疑問もわかるが)」
レラは全く信じてないという表情をしているのを見て、言ったカズ自身も半信半疑だったので、特に突っ込むようなことはしない。
「この情報をくれたのはレオラだからな。一応言われた通りにやってみるさ」
「カズがよければ、それでいいんじゃないの」
「そう言わないでレラ。長くお世話をしてるカーディナリスさんから直接聞いてる私にはわかるわ。レオラ様は優しいのよ」
「ふ~ん。ビワが言うならそうなんだ。あちしはどっちでも良いけどね。だたガザニアっちは、なんかムカッとする」
「それはナイフの使い方を習ってる時の話だろ」
「だって言われたようにしてるに、全然違うって言うんだもん!」
「わかった、わかった。次はガザニア以外に教えてもらえばいい」
「そうする」
「それじゃあ用意も出来たし、行こうか」
本日の行動を決めたところで、三人は宿屋を出て街の中央図書館に向かう。
本の街というだけあって、多くの人が図書館に来ている。
中央図書館は地下二階、地上五階建てになっており、街にある図書館載中でも一番利用者が多い。
一階は様々な種類の新書が並べられており、新しい紙とインクの匂いがしていた。
受付のある一階には、利用者向けの説明として、新書の置き場所についての説明が書かれていた。
一ヶ月程経つと分類されて、それぞれの階に移される。
地下は書庫になっており、一般の利用者な入れない。
隠し部屋を探すにしても、図書館内三人で歩き回っていては、他の利用者の邪魔になってしまう。
なので基本調べるのはカズがするとして、ビワとレラは興味のある本を見て、気になった事を後で話してもらう事にした。
折角来たのならと、ビワは裁縫と料理の本が見たいと三階に。
レラは特に今読みたい本がないからと、ビワに付いていった。
カズは五階まで上がり、隠し部屋を探しつつ各階を一回りしてから下の階の降りると同時に、帝国の各街の成り立ちが書かれた本がないかと探す。
五階から四階へと見て回り、ビワとレラの居る三階に下りて来るも、隠し部屋がありそうな空間や、その様な雰囲気はない。
壁に書かれた図書館内の案内図を見て、各街に関する本は二階にあると書かれていたので、そこで少し読書して小休止しようと思った。
ビワとレラを見付けると、壁際に並べて置かれた椅子に座り、ビワは裁縫の本を、その横ではレラが料理の絵が多く掲載されている本を見て「これ作って」「これおいしそうだよ」と、自分の欲望を言葉に出してビワに要求していた。
実にレラらしいとは思ったが、少し声が大きいので、一言いいに二人の所へ。
カズは声の音量の事でレラに注意をすると、三階を一回りして二人に声を掛け、一人で二階に下りる。
カズが見よう思った本があったが、街の名物料理や見どころが書かれてある、謂わる旅行本的な本だったので、ちょっとガックリした。
約二時間を掛けて中央図書館を見て回るも、隠し部屋がありそうな建物でもなく、肩掛け鞄に入れているインテリジェンス・ブックにも特に変わった事はなかった。
ビワには切りのいいところで読み終えてもらい、中央図書館を出て、次は街の西区にある図書館に向かう。
各図書館を定時に回る乗り合い馬車があるが、少し前に行ってしまったので、待つよりはと辻馬車を見付けて、それに乗って向かう事にした。
乗り合い馬車に比べ少し高くなるが、帝都よりは一割程安かった。
あとで分かった事だが、中央図書館にある本は平均で二年、長くても三年程しか置かないらしい。
本の街に以外で作られた本も集まるとの事で、本を入れ替えるのをこれ以上遅くすると、図書館に置けなくなるのだと。
そして中央図書館から出された本は、街が管理する他の図書館に運ばれて、そこで数年利用者がいるか調べると、同じ様に他の図書館行きか、処分するかを定められる。
珍しい例では保管代を払い、寄贈という名目で預けられた本も少なからずあるらしい。
そういった本は書庫に仕舞われて、要望がなければ見る事ができないのだと。
または図書館で処分されるのを個人が引き取り、他の街の図書館に寄贈される事もあると。
街の片隅にある埃とカビ臭い図書館は、数十年と読まれ擦り切れた本や、後に再販された事で古くなった初期の本が行き着く場所で、街が管理をしている図書館ではないらしく、少々気になる情報だった。
辻馬車で街の西区にある図書館に着き中の入ると、中央図書館と構造はほぼ同じようだった。
蔵書してあるのは、西区で製造された本が多い。
西区は主に植物に関係する本を製造しており、木々や草花の他に、野菜や果物なんかの本が置いてある。
本が街の各所から集まる中央図書館とは違うので、二年や三年で処分されたりする事はない。
平均で十年は置かれ、長いものだと十五年前の本も置かれているらしい。
先程の中央図書館の時と同様、ビワとレラには軽く館内を見てもらい、あとは好きな本を読んで待っていてもらう。
植物の本が多いということで、農作の街ウエスト・ファアームの野菜や果物が書かれている本や、花の街スプリング・リースで栽培されている植物についての本もあった。
カズは最上階まで上がり、そこから一階までおかしな所がないかを調べながら下りたが、やはり中央図書館の時と同じく、隠し部屋がありそうな作りでははいので、そういった空間は見当たらなかった。
地下の書庫に入り調べることはできないので、一通り見終えるたらビワとレラの所に行き、西区の図書館を後にして少し遅い昼食を取る。
試しに近くの食堂に入り、無難なメニューを選んだ。
パンとサラダとコーンスープと肉野菜炒めを注文した。
サラダはしんなりとして、食べられはするが新鮮とはいえない。
コーンスープは味が薄く、肉野菜炒めは逆に塩味が濃くて、焦げた野菜がちらほら入っていた。
パンは少し硬かったが、手で千切ればレラでも問題なく食べられた。
やはり本の街に居る間は、宿屋で食事作り食べる決めた。
昼食を外で食べる事も考えて、お弁当を作る。
これにはレラも同意したが、ビワの負担が増えてしまうので、交代でカズも作る事にした。
少し遅めの昼食を済ませると、乗り合い馬車が来る時間だったので、それに乗り北区の図書館に向かう。
「あちしそれに入って行くの?」
「いや、これには俺が持ってる本を入れてくんだ」
そう言うとカズは【アイテムボックス】から、アーティファクトの古書を出して肩掛け鞄に入れた。
「なんでわざわざ、そうやって持ってくの?」
「レオラ曰く、この本が隠し部屋を見つけるのに役に立つ。かも知れないって言われたんだ。だからこうやって、アイテムボックスから出して持ち歩く事にしたんだ」
「そのカズがたまに見てた古い本が……? ふ~ん」
「一応、スゴい本らしいんだそ(レラの疑問もわかるが)」
レラは全く信じてないという表情をしているのを見て、言ったカズ自身も半信半疑だったので、特に突っ込むようなことはしない。
「この情報をくれたのはレオラだからな。一応言われた通りにやってみるさ」
「カズがよければ、それでいいんじゃないの」
「そう言わないでレラ。長くお世話をしてるカーディナリスさんから直接聞いてる私にはわかるわ。レオラ様は優しいのよ」
「ふ~ん。ビワが言うならそうなんだ。あちしはどっちでも良いけどね。だたガザニアっちは、なんかムカッとする」
「それはナイフの使い方を習ってる時の話だろ」
「だって言われたようにしてるに、全然違うって言うんだもん!」
「わかった、わかった。次はガザニア以外に教えてもらえばいい」
「そうする」
「それじゃあ用意も出来たし、行こうか」
本日の行動を決めたところで、三人は宿屋を出て街の中央図書館に向かう。
本の街というだけあって、多くの人が図書館に来ている。
中央図書館は地下二階、地上五階建てになっており、街にある図書館載中でも一番利用者が多い。
一階は様々な種類の新書が並べられており、新しい紙とインクの匂いがしていた。
受付のある一階には、利用者向けの説明として、新書の置き場所についての説明が書かれていた。
一ヶ月程経つと分類されて、それぞれの階に移される。
地下は書庫になっており、一般の利用者な入れない。
隠し部屋を探すにしても、図書館内三人で歩き回っていては、他の利用者の邪魔になってしまう。
なので基本調べるのはカズがするとして、ビワとレラは興味のある本を見て、気になった事を後で話してもらう事にした。
折角来たのならと、ビワは裁縫と料理の本が見たいと三階に。
レラは特に今読みたい本がないからと、ビワに付いていった。
カズは五階まで上がり、隠し部屋を探しつつ各階を一回りしてから下の階の降りると同時に、帝国の各街の成り立ちが書かれた本がないかと探す。
五階から四階へと見て回り、ビワとレラの居る三階に下りて来るも、隠し部屋がありそうな空間や、その様な雰囲気はない。
壁に書かれた図書館内の案内図を見て、各街に関する本は二階にあると書かれていたので、そこで少し読書して小休止しようと思った。
ビワとレラを見付けると、壁際に並べて置かれた椅子に座り、ビワは裁縫の本を、その横ではレラが料理の絵が多く掲載されている本を見て「これ作って」「これおいしそうだよ」と、自分の欲望を言葉に出してビワに要求していた。
実にレラらしいとは思ったが、少し声が大きいので、一言いいに二人の所へ。
カズは声の音量の事でレラに注意をすると、三階を一回りして二人に声を掛け、一人で二階に下りる。
カズが見よう思った本があったが、街の名物料理や見どころが書かれてある、謂わる旅行本的な本だったので、ちょっとガックリした。
約二時間を掛けて中央図書館を見て回るも、隠し部屋がありそうな建物でもなく、肩掛け鞄に入れているインテリジェンス・ブックにも特に変わった事はなかった。
ビワには切りのいいところで読み終えてもらい、中央図書館を出て、次は街の西区にある図書館に向かう。
各図書館を定時に回る乗り合い馬車があるが、少し前に行ってしまったので、待つよりはと辻馬車を見付けて、それに乗って向かう事にした。
乗り合い馬車に比べ少し高くなるが、帝都よりは一割程安かった。
あとで分かった事だが、中央図書館にある本は平均で二年、長くても三年程しか置かないらしい。
本の街に以外で作られた本も集まるとの事で、本を入れ替えるのをこれ以上遅くすると、図書館に置けなくなるのだと。
そして中央図書館から出された本は、街が管理する他の図書館に運ばれて、そこで数年利用者がいるか調べると、同じ様に他の図書館行きか、処分するかを定められる。
珍しい例では保管代を払い、寄贈という名目で預けられた本も少なからずあるらしい。
そういった本は書庫に仕舞われて、要望がなければ見る事ができないのだと。
または図書館で処分されるのを個人が引き取り、他の街の図書館に寄贈される事もあると。
街の片隅にある埃とカビ臭い図書館は、数十年と読まれ擦り切れた本や、後に再販された事で古くなった初期の本が行き着く場所で、街が管理をしている図書館ではないらしく、少々気になる情報だった。
辻馬車で街の西区にある図書館に着き中の入ると、中央図書館と構造はほぼ同じようだった。
蔵書してあるのは、西区で製造された本が多い。
西区は主に植物に関係する本を製造しており、木々や草花の他に、野菜や果物なんかの本が置いてある。
本が街の各所から集まる中央図書館とは違うので、二年や三年で処分されたりする事はない。
平均で十年は置かれ、長いものだと十五年前の本も置かれているらしい。
先程の中央図書館の時と同様、ビワとレラには軽く館内を見てもらい、あとは好きな本を読んで待っていてもらう。
植物の本が多いということで、農作の街ウエスト・ファアームの野菜や果物が書かれている本や、花の街スプリング・リースで栽培されている植物についての本もあった。
カズは最上階まで上がり、そこから一階までおかしな所がないかを調べながら下りたが、やはり中央図書館の時と同じく、隠し部屋がありそうな作りでははいので、そういった空間は見当たらなかった。
地下の書庫に入り調べることはできないので、一通り見終えるたらビワとレラの所に行き、西区の図書館を後にして少し遅い昼食を取る。
試しに近くの食堂に入り、無難なメニューを選んだ。
パンとサラダとコーンスープと肉野菜炒めを注文した。
サラダはしんなりとして、食べられはするが新鮮とはいえない。
コーンスープは味が薄く、肉野菜炒めは逆に塩味が濃くて、焦げた野菜がちらほら入っていた。
パンは少し硬かったが、手で千切ればレラでも問題なく食べられた。
やはり本の街に居る間は、宿屋で食事作り食べる決めた。
昼食を外で食べる事も考えて、お弁当を作る。
これにはレラも同意したが、ビワの負担が増えてしまうので、交代でカズも作る事にした。
少し遅めの昼食を済ませると、乗り合い馬車が来る時間だったので、それに乗り北区の図書館に向かう。
21
お気に入りに追加
654
あなたにおすすめの小説
家族で突然異世界転移!?パパは家族を守るのに必死です。
3匹の子猫
ファンタジー
社智也とその家族はある日気がつけば家ごと見知らぬ場所に転移されていた。
そこは俺の持ちうる知識からおそらく異世界だ!確かに若い頃は異世界転移や転生を願ったことはあったけど、それは守るべき家族を持った今ではない!!
こんな世界でまだ幼い子供たちを守りながら生き残るのは酷だろ…だが、俺は家族を必ず守り抜いてみせる!!
感想やご意見楽しみにしております!
尚、作中の登場人物、国名はあくまでもフィクションです。実在する国とは一切関係ありません。
タブレット片手に異世界転移!〜元社畜、ダウンロード→インストールでチート強化しつつ温泉巡り始めます〜
夢・風魔
ファンタジー
一か月の平均残業時間130時間。残業代ゼロ。そんなブラック企業で働いていた葉月悠斗は、巨漢上司が眩暈を起こし倒れた所に居たため圧死した。
不真面目な天使のせいでデスルーラを繰り返すハメになった彼は、輪廻の女神によって1001回目にようやくまともな異世界転移を果たす。
その際、便利アイテムとしてタブレットを貰った。検索機能、収納機能を持ったタブレットで『ダウンロード』『インストール』で徐々に強化されていく悠斗。
彼を「勇者殿」と呼び慕うどうみても美少女な男装エルフと共に、彼は社畜時代に夢見た「温泉巡り」を異世界ですることにした。
異世界の温泉事情もあり、温泉地でいろいろな事件に巻き込まれつつも、彼は社畜時代には無かったポジティブ思考で事件を解決していく!?
*小説家になろうでも公開しております。
ガチャ転生!~異世界でFラン冒険者ですが、ガチャを引いてチートになります(アルファ版)
武蔵野純平
ファンタジー
「君は次の世界に転生する。その前にガチャを引いた方が良いよ」
ガチャを引けば特別なスキルカードが手に入ります。
しかし、ガチャに使うコインは、なんと主人公の寿命です。ガチャを引けば次の世界での寿命が短くなってしまいす。
寿命と引き換えにガチャを引くのか? 引かないのか?
そして、異世界に転生した主人公は、地獄で引いたガチャで特殊なカードを貰っています。
しかし、そのカードの使い方がわからず、Fランクの冒険者として不遇の日々を送ります。
カードの使い方に気が付いた主人公は、冒険者として活躍を始めます。
スキル盗んで何が悪い!
大都督
ファンタジー
"スキル"それは誰もが欲しがる物
"スキル"それは人が持つには限られた能力
"スキル"それは一人の青年の運命を変えた力
いつのも日常生活をおくる彼、大空三成(オオゾラミツナリ)彼は毎日仕事をし、終われば帰ってゲームをして遊ぶ。そんな毎日を繰り返していた。
本人はこれからも続く生活だと思っていた。
そう、あのゲームを起動させるまでは……
大人気商品ワールドランド、略してWL。
ゲームを始めると指先一つリアルに再現、ゲーマーである主人公は感激と喜び物語を勧めていく。
しかし、突然目の前に現れた女の子に思わぬ言葉を聞かさせる……
女の子の正体は!? このゲームの目的は!?
これからどうするの主人公!
【スキル盗んで何が悪い!】始まります!
異世界で家族と新たな生活?!〜ドラゴンの無敵執事も加わり、ニューライフを楽しみます〜
藤*鳳
ファンタジー
楽しく親子4人で生活していたある日、交通事故にあい命を落とした...はずなんだけど...??
神様の御好意により新たな世界で新たな人生を歩むことに!!!
冒険あり、魔法あり、魔物や獣人、エルフ、ドワーフなどの多種多様な人達がいる世界で親子4人とその親子を護り生活する世界最強のドラゴン達とのお話です。
異世界キャンパー~無敵テントで気ままなキャンプ飯スローライフ?
夢・風魔
ファンタジー
仕事の疲れを癒すためにソロキャンを始めた神楽拓海。
気づけばキャンプグッズ一式と一緒に、見知らぬ森の中へ。
落ち着くためにキャンプ飯を作っていると、そこへ四人の老人が現れた。
彼らはこの世界の神。
キャンプ飯と、見知らぬ老人にも親切にするタクミを気に入った神々は、彼に加護を授ける。
ここに──伝説のドラゴンをもぶん殴れるテントを手に、伝説のドラゴンの牙すら通さない最強の肉体を得たキャンパーが誕生する。
「せっかく異世界に来たんなら、仕事のことも忘れて世界中をキャンプしまくろう!」
異世界召喚されました……断る!
K1-M
ファンタジー
【第3巻 令和3年12月31日】
【第2巻 令和3年 8月25日】
【書籍化 令和3年 3月25日】
会社を辞めて絶賛無職中のおっさん。気が付いたら知らない空間に。空間の主、女神の説明によると、とある異世界の国の召喚魔法によりおっさんが喚ばれてしまったとの事。お約束通りチートをもらって若返ったおっさんの冒険が今始ま『断るっ!』
※ステータスの毎回表記は序盤のみです。
異世界に落ちたら若返りました。
アマネ
ファンタジー
榊原 チヨ、87歳。
夫との2人暮らし。
何の変化もないけど、ゆっくりとした心安らぐ時間。
そんな普通の幸せが側にあるような生活を送ってきたのにーーー
気がついたら知らない場所!?
しかもなんかやたらと若返ってない!?
なんで!?
そんなおばあちゃんのお話です。
更新は出来れば毎日したいのですが、物語の時間は割とゆっくり進むかもしれません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる