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五章 テクサイス帝国編 3 帝都テクサイス
548 灼熱と極寒のダンジョン 4 奇声と悪臭
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帝国に来てから対峙したモンスターでは、グラトニィ・ターマイト・クイーン・マザーより格上か、クラフトの街の鉱山奥のダンジョンで遭遇した住壁鉱食大百足より若干劣る程度。
ステータスの数値的にはグラトニィ・ターマイト・クイーン・マザーより少し高い程度なので、マグマナマズが倒そうと思えば、溶岩くのケラを眷属の飢餓モグラもろとも問題なく倒せただろう。
その代わり代償として、灼熱と極寒のダンジョンの半分以上が溶岩で埋まり、温泉街は無人の廃墟になる可能性があった。
言葉が通じるか(相手に会話する意識があるかどうか)は分わらないが、溶岩喰いのケラに話し掛けて行動を観察したが、予測通りの結果だった。
溶岩喰いのケラに話は通じず、掘り起こして出た岩石を、カズ目掛けてモグラのような前脚で弾き飛ばしてきた。
小さいものでも直径30センチはあり、大きいものでは2メートル近くはある。
小さい岩石は壁にドゥゴと衝突し、大きい岩石は距離が出ずマグマの川にドボンと落ち、ジュッボッと火が上がる。
飛んで来る岩石を回避しつつ溶岩喰いのケラに接近し、モグラのような右前脚を狙い火燐刀を振り下ろす。
飢餓モグラ同様バッサリ切断……とはいかず、刃が入らなかった。
「硬ッ!」
カズの攻撃を受け止めた溶岩喰いのケラは、小馬鹿にしたような『ジジジジー』と鳴き声を上げ、モグラのような左前脚を叩き付けてくる。
カズは後方へ飛び退き、溶岩喰いのケラの攻撃を避け距離を取る。
火燐刀が欠ける事はなかったが、飢餓モグラを倒した程度の魔力の込めかたでは、傷を付ける事も出来ない。
カズを格下だと見定めた溶岩喰いのケラは、掛かってこいとモグラのような前脚をクイッと動かし「ジジ、ジジジ」鳴く。
まるでせせら笑ってるみたいで、イラッとする。
「硬さはあの時の大百足に近いか(奴に火燐刀じゃあ、相性が悪いが、なめてると痛い目に合うと教えてやろうじゃないか)」
溶岩喰いのケラの挑発に乗り、カズは〈身体強化〉《ブースト》《武器強化》《斬撃強化》を使い、火燐刀に魔力を込める。
次第に緋波紋が黄色く変わり、更に変化していく。
溶岩の地面を力強く踏み込み、溶岩喰いのケラに接近する。
余裕綽々でまだせせら笑っていた溶岩喰いのケラは、瞬時に目の前に移動して来たカズに驚き、モグラのような右前脚を振り下ろして潰しにかかる。
黄色くから青白く、更に青へと変わった火燐刀を振るう。
さっきは刃が通らなかった溶岩喰いのケラの外皮を、今度はズバッと斬り裂きモグラのような前脚を切断。
限界ギリギリまで魔力を込めた事で、今までとは比較にならない破格の威力だが長くは持たない。
このままの威力を保つとなると、せいぜい二分といったところ。
お気に入りの火燐刀を犠牲にする覚悟で、溶岩喰いのケラを仕留めに掛かる。
余裕でカズを叩き潰せると、モグラのような右前脚を振り下ろした筈が、次の瞬間には宙を舞い、斬られた本体の切断面から数十センチは灰となる。
瞬時の事で痛みは感じず、溶岩喰いのケラは失った右前脚を見る。
「ジジジ……!! ジュジャンジジジャッ! ジジジジジジジジジ!!!!!!」
自身に起きた出来事に、洞窟内に騒がしい鳴き声が響く。
あまりの鳴き声の大きさにカズは両耳を塞ぎ、溶岩喰いのケラの胴体を思い切り蹴った。
胴体に足形が出来る威力の蹴りで、溶岩喰いのケラは壁まで吹っ飛び、騒がしい鳴き声が止む。
「まだ耳がキーンとする(音に対しての対策も考えておかないと命取りだな。まったく、どっちがなめてんだか、これじゃわかりゃしない)」
よもやの叫びと洞窟の反響で、両手の自由を奪われる事になったカズは、高を括ったのは自分だと反省する。
これでは騎士の指南役なんて到底向いてないと、合同訓練に行く気が更に滅入る。
自身を戒めている間に、吹っ飛んだ溶岩喰いのケラが起き上がり、激怒して口から強酸性の粘液を吐き飛ばす。
粘液が周囲の溶岩に掛かると、ドロリと溶けて酸っぱいような異臭が鼻をつく。
強酸性の粘液を広範囲に吐き飛ばして、カズを接近させないようする。
「鼻がもげそう、目にもくる(熱いし、うるさいし、臭いし最悪だ!)」
強酸性の粘液を大量に吐き飛ばし、カズは飛んで来る粘液を〈エアーバースト〉で溶岩喰いのケラに押し返した。
流石に自ら出した強酸性の粘液を浴びても、溶けたりはしなかった。
全身に粘液が掛かった事で、怒り更に増すかと思いきや逆に収まり、眷属の飢餓モグラと共に出て来た穴から逃げようと動き出す。
耳は奇声で、鼻は異臭でやられ、暑さで汗だくになり、これ以上この場所に留まりたくはないカズは、臭いのを我慢して溶岩喰いのケラを仕留めに掛かる。
追って来るカズの持つ火燐刀の波紋が更に青く輝き、溶岩喰いのケラにはそれが死へと誘う死神の鎌に見えていただろう。
もう反撃する気も失せた溶岩喰いのケラは、出て来た穴へと全力で移動する。
穴の手前で一瞬後方に視線を移し、追って来るカズを確認するも姿はない。
視線を再度穴へと向けようとしたところで、胴体に痛みと衝撃が走り、マグマの川近くまで吹っ飛ぶ。
衝撃のあった胴体に足跡が付き、地中を掘るためのモグラのような左前脚が斬られ、失っていた。
溶岩喰いのケラは周囲を見渡し、カズの姿を探すが捉えることが出来ない。
慌てて再度穴へと向かおうと立ち上がろうとするも、立ち上がる事は出来ない。
それもその筈、吹っ飛んだ時にはまだあった四本の後ろに脚が斬られており、体液が流れでいるのを目の当たりした。
痛みと恐怖から奇声を上げようとしたところで、胴体がバサリと真っ二つに斬られ、次に首が落とされ、切断面から露になった魔核を抜き取られ絶命。
溶岩喰いのケラの魔力が消えたのを察知し、マグマの池に潜っていたマグマナマズ浮上して姿を現す。
「『見立て通り奴らを始末してくれたようだ』」
「約束は果たしたぞ、マーサン。そっちも約束守れよな」
「『マーサンになったのだな。うむ、いいだろう。言うてみよ』」
カズは駄目元でこのダンジョン内に隠されたり埋まっているアイテムや、アーティファクトの類いがあるかとマグマナマズの『マーサン』に尋ねた。
予想通りマグマ内に居るマーサンには、ダンジョン全体の事など分からず、マグマの熱気が届く数十メートル上辺りまでたった。
埋まっている物があったとしても、入ってきた冒険者が持っていた物程度で、アーティファクトの類いも灼熱の下層には無いとのことだった。
ただ魔素を濃い場所なら分かると、今の居る所からそこに行ける通路を教えてきた。
「肝心な事を聞いてなかった。ここのダンジョンは、今回の事を分かっているのか? それともただの洞窟なのか?」
「『? どいうことだ』」
カズは少なからず入ってきたダンジョンの事を話した。
ダンジョン自体に意志があり、鉱物の作り出しやモンスターの生息を管理していたのがあった、と。
そこで灼熱と極寒のダンジョンは、ただの入り組んだ洞窟がダンジョンと言われたのか、それともカズが話したように、ダンジョン自体に意思のようなものがあるのか、と。
「『当方の知る限り、ここは数百年以上前からある。その灼熱と極寒のダンジョンと言われるようになったのは、ここに来た者達が言っているので知ったことだ』」
「ただの洞窟……まぁ、そうかと思った(落とし穴も作られたようなものじゃなかったし、通って来た通路には意志あるダンジョンの魔素らしきのは感じなかった)」
マグマナマズの話から、灼熱と極寒のダンジョンは、ただ古くからある氷窟と洞窟だと分かった。
「明日用もあるし、俺はもう行くよ(今、何時頃だ?)」
「『うむ。カズの魔力は覚えた。当方に合いたくば、いつでも来るといい』」
「ここは暑いから出来れば来たくはないが、何かあったら来るよ。それと溶岩喰いのケラの一部を持って行くが、構わないだろ」
「『当方は食いはせぬ。それに奴を倒したのはカズだ。好きにすればいい』」
「魔核は抜き取ってあるから、前脚の二本を回収して、教えてもらった場所で鉱石を探して、少し採掘して行くとするよ。本体は臭いから置いていく。会うのは、また機会があったらだな」
「『うむ』」
溶岩喰いのケラのモグラのような前脚を【アイテムボックス】に回収して、マグマナマズから教えられた通路を通り、魔素が濃い鉱脈を《鑑定》で見付け、少し採掘してから〈エスケープ〉でダンジョンを出る。
ステータスの数値的にはグラトニィ・ターマイト・クイーン・マザーより少し高い程度なので、マグマナマズが倒そうと思えば、溶岩くのケラを眷属の飢餓モグラもろとも問題なく倒せただろう。
その代わり代償として、灼熱と極寒のダンジョンの半分以上が溶岩で埋まり、温泉街は無人の廃墟になる可能性があった。
言葉が通じるか(相手に会話する意識があるかどうか)は分わらないが、溶岩喰いのケラに話し掛けて行動を観察したが、予測通りの結果だった。
溶岩喰いのケラに話は通じず、掘り起こして出た岩石を、カズ目掛けてモグラのような前脚で弾き飛ばしてきた。
小さいものでも直径30センチはあり、大きいものでは2メートル近くはある。
小さい岩石は壁にドゥゴと衝突し、大きい岩石は距離が出ずマグマの川にドボンと落ち、ジュッボッと火が上がる。
飛んで来る岩石を回避しつつ溶岩喰いのケラに接近し、モグラのような右前脚を狙い火燐刀を振り下ろす。
飢餓モグラ同様バッサリ切断……とはいかず、刃が入らなかった。
「硬ッ!」
カズの攻撃を受け止めた溶岩喰いのケラは、小馬鹿にしたような『ジジジジー』と鳴き声を上げ、モグラのような左前脚を叩き付けてくる。
カズは後方へ飛び退き、溶岩喰いのケラの攻撃を避け距離を取る。
火燐刀が欠ける事はなかったが、飢餓モグラを倒した程度の魔力の込めかたでは、傷を付ける事も出来ない。
カズを格下だと見定めた溶岩喰いのケラは、掛かってこいとモグラのような前脚をクイッと動かし「ジジ、ジジジ」鳴く。
まるでせせら笑ってるみたいで、イラッとする。
「硬さはあの時の大百足に近いか(奴に火燐刀じゃあ、相性が悪いが、なめてると痛い目に合うと教えてやろうじゃないか)」
溶岩喰いのケラの挑発に乗り、カズは〈身体強化〉《ブースト》《武器強化》《斬撃強化》を使い、火燐刀に魔力を込める。
次第に緋波紋が黄色く変わり、更に変化していく。
溶岩の地面を力強く踏み込み、溶岩喰いのケラに接近する。
余裕綽々でまだせせら笑っていた溶岩喰いのケラは、瞬時に目の前に移動して来たカズに驚き、モグラのような右前脚を振り下ろして潰しにかかる。
黄色くから青白く、更に青へと変わった火燐刀を振るう。
さっきは刃が通らなかった溶岩喰いのケラの外皮を、今度はズバッと斬り裂きモグラのような前脚を切断。
限界ギリギリまで魔力を込めた事で、今までとは比較にならない破格の威力だが長くは持たない。
このままの威力を保つとなると、せいぜい二分といったところ。
お気に入りの火燐刀を犠牲にする覚悟で、溶岩喰いのケラを仕留めに掛かる。
余裕でカズを叩き潰せると、モグラのような右前脚を振り下ろした筈が、次の瞬間には宙を舞い、斬られた本体の切断面から数十センチは灰となる。
瞬時の事で痛みは感じず、溶岩喰いのケラは失った右前脚を見る。
「ジジジ……!! ジュジャンジジジャッ! ジジジジジジジジジ!!!!!!」
自身に起きた出来事に、洞窟内に騒がしい鳴き声が響く。
あまりの鳴き声の大きさにカズは両耳を塞ぎ、溶岩喰いのケラの胴体を思い切り蹴った。
胴体に足形が出来る威力の蹴りで、溶岩喰いのケラは壁まで吹っ飛び、騒がしい鳴き声が止む。
「まだ耳がキーンとする(音に対しての対策も考えておかないと命取りだな。まったく、どっちがなめてんだか、これじゃわかりゃしない)」
よもやの叫びと洞窟の反響で、両手の自由を奪われる事になったカズは、高を括ったのは自分だと反省する。
これでは騎士の指南役なんて到底向いてないと、合同訓練に行く気が更に滅入る。
自身を戒めている間に、吹っ飛んだ溶岩喰いのケラが起き上がり、激怒して口から強酸性の粘液を吐き飛ばす。
粘液が周囲の溶岩に掛かると、ドロリと溶けて酸っぱいような異臭が鼻をつく。
強酸性の粘液を広範囲に吐き飛ばして、カズを接近させないようする。
「鼻がもげそう、目にもくる(熱いし、うるさいし、臭いし最悪だ!)」
強酸性の粘液を大量に吐き飛ばし、カズは飛んで来る粘液を〈エアーバースト〉で溶岩喰いのケラに押し返した。
流石に自ら出した強酸性の粘液を浴びても、溶けたりはしなかった。
全身に粘液が掛かった事で、怒り更に増すかと思いきや逆に収まり、眷属の飢餓モグラと共に出て来た穴から逃げようと動き出す。
耳は奇声で、鼻は異臭でやられ、暑さで汗だくになり、これ以上この場所に留まりたくはないカズは、臭いのを我慢して溶岩喰いのケラを仕留めに掛かる。
追って来るカズの持つ火燐刀の波紋が更に青く輝き、溶岩喰いのケラにはそれが死へと誘う死神の鎌に見えていただろう。
もう反撃する気も失せた溶岩喰いのケラは、出て来た穴へと全力で移動する。
穴の手前で一瞬後方に視線を移し、追って来るカズを確認するも姿はない。
視線を再度穴へと向けようとしたところで、胴体に痛みと衝撃が走り、マグマの川近くまで吹っ飛ぶ。
衝撃のあった胴体に足跡が付き、地中を掘るためのモグラのような左前脚が斬られ、失っていた。
溶岩喰いのケラは周囲を見渡し、カズの姿を探すが捉えることが出来ない。
慌てて再度穴へと向かおうと立ち上がろうとするも、立ち上がる事は出来ない。
それもその筈、吹っ飛んだ時にはまだあった四本の後ろに脚が斬られており、体液が流れでいるのを目の当たりした。
痛みと恐怖から奇声を上げようとしたところで、胴体がバサリと真っ二つに斬られ、次に首が落とされ、切断面から露になった魔核を抜き取られ絶命。
溶岩喰いのケラの魔力が消えたのを察知し、マグマの池に潜っていたマグマナマズ浮上して姿を現す。
「『見立て通り奴らを始末してくれたようだ』」
「約束は果たしたぞ、マーサン。そっちも約束守れよな」
「『マーサンになったのだな。うむ、いいだろう。言うてみよ』」
カズは駄目元でこのダンジョン内に隠されたり埋まっているアイテムや、アーティファクトの類いがあるかとマグマナマズの『マーサン』に尋ねた。
予想通りマグマ内に居るマーサンには、ダンジョン全体の事など分からず、マグマの熱気が届く数十メートル上辺りまでたった。
埋まっている物があったとしても、入ってきた冒険者が持っていた物程度で、アーティファクトの類いも灼熱の下層には無いとのことだった。
ただ魔素を濃い場所なら分かると、今の居る所からそこに行ける通路を教えてきた。
「肝心な事を聞いてなかった。ここのダンジョンは、今回の事を分かっているのか? それともただの洞窟なのか?」
「『? どいうことだ』」
カズは少なからず入ってきたダンジョンの事を話した。
ダンジョン自体に意志があり、鉱物の作り出しやモンスターの生息を管理していたのがあった、と。
そこで灼熱と極寒のダンジョンは、ただの入り組んだ洞窟がダンジョンと言われたのか、それともカズが話したように、ダンジョン自体に意思のようなものがあるのか、と。
「『当方の知る限り、ここは数百年以上前からある。その灼熱と極寒のダンジョンと言われるようになったのは、ここに来た者達が言っているので知ったことだ』」
「ただの洞窟……まぁ、そうかと思った(落とし穴も作られたようなものじゃなかったし、通って来た通路には意志あるダンジョンの魔素らしきのは感じなかった)」
マグマナマズの話から、灼熱と極寒のダンジョンは、ただ古くからある氷窟と洞窟だと分かった。
「明日用もあるし、俺はもう行くよ(今、何時頃だ?)」
「『うむ。カズの魔力は覚えた。当方に合いたくば、いつでも来るといい』」
「ここは暑いから出来れば来たくはないが、何かあったら来るよ。それと溶岩喰いのケラの一部を持って行くが、構わないだろ」
「『当方は食いはせぬ。それに奴を倒したのはカズだ。好きにすればいい』」
「魔核は抜き取ってあるから、前脚の二本を回収して、教えてもらった場所で鉱石を探して、少し採掘して行くとするよ。本体は臭いから置いていく。会うのは、また機会があったらだな」
「『うむ』」
溶岩喰いのケラのモグラのような前脚を【アイテムボックス】に回収して、マグマナマズから教えられた通路を通り、魔素が濃い鉱脈を《鑑定》で見付け、少し採掘してから〈エスケープ〉でダンジョンを出る。
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