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五章 テクサイス帝国編 3 帝都テクサイス
538 報告 と 説明 と 確認 と 今後の予定
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川沿いの家に戻るがテーブルの上の置き手紙もそのまま、アレナリアはまだ寝ているらしく、レラに様子を見て来てもらった。
「枕を抱きながら寝てたよ。よだれ垂らして」
「夢の中で何か食ってんのか? まあいい。たまにだったら、昼過ぎまで寝てたって。出掛けるぞ、レラ」
昼食は外で取ることにし、カズはレラを連れて飲食店のある通りに向かった。
レラが食べたいと言っていたパニノの店を見付け、そこで昼食を済ませてからレオラの屋敷に向かう。
結局レオラからダンジョンの情報も聞いてない事を思い出し、ついでに聞いておこうと、レオラと話す内容を屋敷に着くまでに考える。
満腹になったレラはカズの肩に座り、大きなあくびをしている。
レオラの屋敷に着き、何時も通り裏に回ると、アスターが迎えに出て来ていた。
わざわざ騎士自ら待っていなくとも、と思いながらアスターに声を掛けて、レオラの居る執務室まで案内してもらった。
部屋の一階にはグラジオラスが待機しており、レオラは中二階の執務机で書類に目を通している。
傍らには、アスターとグラジオラスと同じ軽装備のガザニアが控えていた。
「来たか。すぐに終わるから下で待て」
サインをした書類を隣に控えるガザニアに渡し、レオラは中二階から下りる。
ガザニアがカズに会釈をして、部屋を出て行く。
「どうだマシになっただろ。以前と同じ様にアタシの護衛をさせるのも近い。まだ完全にばあの許可は出てなくて、側に居させるのは屋敷内だけだが」
「内に溜め込んでるのが爆発しなければ」
「その辺の息抜きもしている。まあ、座れ。グラジオラスは、ばあに飲み物を持って来るように」
レオラに言われ、グラジオラスは部屋を出てカーディナリスの所に向かった。
カズはレオラの向かい側に座り、隣の椅子にレラを下ろして話し出す。
「呼び出しなんて珍しいですね」
「色々と聞きたいことがある」
「俺もレオラ様から、ダンジョンを教えてもらってないです。まだ」
「それは後で話そう。先ずはカミーリアの事だが」
「それなら昨日、約束を果たしました」
「今朝、姉上から手紙が届いた。カミーリアをうまくエスコート出来たと聞いたが」
「どうでしょうか。お互いに慣れてないのが、幸いしたってところでしょうかね」
「カミーリアが喜んでたいたなら良いじゃないか」
「そうですね」
「姉上的には不満があるようだったが、そこはまぁなんだ、姉上のあれだ」
「あれですか」
二人はアイリスが男の同性愛のことを考えてる時の顔を思い浮かべたが、それを言葉には出さなかった。
「気が向いたらで構わないから、またカミーリアの相手をしてやってくれ。これは姉上からの頼みでもある」
「適度な距離を取って程々にですかね。本来の騎士としての役目を忘れたら、意味がないですから」
「それでいいだろ」
「アイリス様から聞いてませんか? カミーリアにモンスターと対峙した時の訓練をしてやってくれと」
「聞いてはいる。どうせやるなら、アタシの騎士と合同でした方がいいだろ。そうすれば、姉上のところにいるカミーリア以外騎士も一緒に参加させられる。その時には、カ…」
「俺は遠慮しておきます。人に教えるのは苦手なので」
レオラの騎士とアイリスの騎士の合同訓練に参加させられるのは御免だと、レオラの言葉を遮って断った。
「なら仕方ない。代わりをアレナリアを参加させる。それなら構わないだろ? 現役の冒険者の戦い方を見たいだろう」
「アレナリアが良いといえば(現役と言っても最近はレラと一緒に、ごろごろしてるだけみたいだけ…あ! だから運動になっていいのか)」
レオラとアイリス二人が抱える女性騎士(カミーリアは除き)の合同訓練に、アレナリアを参加させる事に、カズは了承した。
「カミーリアと騎士達の訓練話はこれでいいとしてだ、次が呼び出した本題だ」
「ダンジョンの話ですか!」
「違う。それは最後だ」
他にレオラから呼び出される理由はないとカズは考えていた。(んな訳がない)
「本人から聞いたぞ。サイネを泣かせて、気を失わせたらしいじゃないか」
「何を……ん? あ…」
レオラの言葉を聞き、カズはふと思い返す。
泣かせたのではなく、泣き付いてきたの間違いだと言う。
気を失わせた事はフジを見せた時だと、その事に関しては何も言い返せなかった。
とりあえずは、サイネリアが泣き付いてきた事について説明をした。
「結局カズのところに話がいったのか」
レオラの言葉を聞き、冒険者ギルド本部が素材不足で困っている事を知っていて、サイネリアにダンジョンの場所を聞きに行けと言ったことについて、カズは文句を言った。
「立て続けに頼む事はしないと思ってたんだが。断れば…それで泣き付かれたんだったか。今回は大きくギルドからの信頼度が上がったと思え」
「ええ」
カズの苦情を軽くあしらうと、大峡谷近くの資源の潤沢ダンジョンから、大量の素材を採取してきた事について色々と突っ込まれた。
アイテムボックスが使えたのなら、レオラでも余裕で出来た事だと考え、包み隠さ……ずではないが、ほぼほぼありのままを話した。
「今の話で確信した。先日の昼間、帝都上空に現れたのは、そのライジングホークのフジで間違いなさそうだ」
「見られないように、かなり高い位置を飛んでたんですけど」
「すぐに反応が消え去ったから問題にはならなかった。が、同日の日没後にも来たのはちょっと不味かった。降り立った場所がギルドではなかったら、大事になるとこだったぞ」
「すみません(探知系のスキルか魔法で、常に帝都を見張っているのか?)」
「テイムモンスターの証は付けてあるんだろうな」
「昨日カミーリアと別れた後に」
「なるほど。湖畔に現れた大きな鳥の影もフジか。たまたま外を見た侍女が気付き、姉上とカミーリアも見たそうだ」
「テイムモンスターのバードリングを付けるなら早い方がいいと思いまして」
「今はどこに居る?」
「黒糖を作ってるキビ村の南にある林の中に、簡単な住みかを作って居させてます。騒ぎにならないように、キビ村の村長には話してあります」
「そうか。明日はアタシが…明後日は……」
レオラは何かを考え、独り言をぶつぶつと。
「五日後は空いているか?」
「今のところ用事はありませんが」
「なら、その時にフジを見せてもらうぞ。いいな」
「それは大丈夫ですが、ここに連れて来るんですか?」
「場所はそうだな、後日知らせる」
「了解です(フジは聞き分けがいいから会わせるのに問題はないが、これが白真だったらと思うと……レオラには会わせられないな)」
レオラがフジを会わせたら、一戦交えたがらないかと、カズは不安になった。
「それと帝都の上空を飛行するのは禁止されている。許されてるのは、一部の者だけだ」
「そうなんですか(帝都に飛行出来るスキルや魔法を使える人いるんだ)」
「その殆どは有翼人だ」
「バイアステッチでは数人見かけたんですが、帝都にもいるんですか?」
「有翼人は元々数が少ない種族だ。ただ帝都には、二百人程住んでいる」
帝都ではまだ一度も見かけてないが、以外と多く住んでるんだとカズは思った。
「失礼致します」
レオラから呼び出された用件も終わり、次はダンジョンの話を聞こうかとした時、カーディナリスがガザニアを連れて、飲み物とお菓子を運んできた。
ガザニアは軽装を脱ぎ、エプロン姿になっていた。
レオラに言われてカーディナリスに飲み物を頼みにいったグラジオラスも一緒に戻ってきた。
「お話は終わられましたか?」
「アタシの用事は済んだ」
「では少し休憩にしましょう。五人分のハーブティーを淹れて」
「はい」
カーディナリスに仕込まれたガザニアが、慣れた手付きでティーカップにハーブティーを注いでいく。
同じティーポットから注がれたハーブティーだが、ティーカップを持つのをカズは躊躇してしまう。
「レオラ様の前で、毒なんて入れるわけないだろ。嫌なら飲むな」
「い…いただきます(毒でなくとも、俺の使うカップにだけに、苦い薬草汁をつけてたりしてないよな)」
カズはちびりと一口飲む。
「枕を抱きながら寝てたよ。よだれ垂らして」
「夢の中で何か食ってんのか? まあいい。たまにだったら、昼過ぎまで寝てたって。出掛けるぞ、レラ」
昼食は外で取ることにし、カズはレラを連れて飲食店のある通りに向かった。
レラが食べたいと言っていたパニノの店を見付け、そこで昼食を済ませてからレオラの屋敷に向かう。
結局レオラからダンジョンの情報も聞いてない事を思い出し、ついでに聞いておこうと、レオラと話す内容を屋敷に着くまでに考える。
満腹になったレラはカズの肩に座り、大きなあくびをしている。
レオラの屋敷に着き、何時も通り裏に回ると、アスターが迎えに出て来ていた。
わざわざ騎士自ら待っていなくとも、と思いながらアスターに声を掛けて、レオラの居る執務室まで案内してもらった。
部屋の一階にはグラジオラスが待機しており、レオラは中二階の執務机で書類に目を通している。
傍らには、アスターとグラジオラスと同じ軽装備のガザニアが控えていた。
「来たか。すぐに終わるから下で待て」
サインをした書類を隣に控えるガザニアに渡し、レオラは中二階から下りる。
ガザニアがカズに会釈をして、部屋を出て行く。
「どうだマシになっただろ。以前と同じ様にアタシの護衛をさせるのも近い。まだ完全にばあの許可は出てなくて、側に居させるのは屋敷内だけだが」
「内に溜め込んでるのが爆発しなければ」
「その辺の息抜きもしている。まあ、座れ。グラジオラスは、ばあに飲み物を持って来るように」
レオラに言われ、グラジオラスは部屋を出てカーディナリスの所に向かった。
カズはレオラの向かい側に座り、隣の椅子にレラを下ろして話し出す。
「呼び出しなんて珍しいですね」
「色々と聞きたいことがある」
「俺もレオラ様から、ダンジョンを教えてもらってないです。まだ」
「それは後で話そう。先ずはカミーリアの事だが」
「それなら昨日、約束を果たしました」
「今朝、姉上から手紙が届いた。カミーリアをうまくエスコート出来たと聞いたが」
「どうでしょうか。お互いに慣れてないのが、幸いしたってところでしょうかね」
「カミーリアが喜んでたいたなら良いじゃないか」
「そうですね」
「姉上的には不満があるようだったが、そこはまぁなんだ、姉上のあれだ」
「あれですか」
二人はアイリスが男の同性愛のことを考えてる時の顔を思い浮かべたが、それを言葉には出さなかった。
「気が向いたらで構わないから、またカミーリアの相手をしてやってくれ。これは姉上からの頼みでもある」
「適度な距離を取って程々にですかね。本来の騎士としての役目を忘れたら、意味がないですから」
「それでいいだろ」
「アイリス様から聞いてませんか? カミーリアにモンスターと対峙した時の訓練をしてやってくれと」
「聞いてはいる。どうせやるなら、アタシの騎士と合同でした方がいいだろ。そうすれば、姉上のところにいるカミーリア以外騎士も一緒に参加させられる。その時には、カ…」
「俺は遠慮しておきます。人に教えるのは苦手なので」
レオラの騎士とアイリスの騎士の合同訓練に参加させられるのは御免だと、レオラの言葉を遮って断った。
「なら仕方ない。代わりをアレナリアを参加させる。それなら構わないだろ? 現役の冒険者の戦い方を見たいだろう」
「アレナリアが良いといえば(現役と言っても最近はレラと一緒に、ごろごろしてるだけみたいだけ…あ! だから運動になっていいのか)」
レオラとアイリス二人が抱える女性騎士(カミーリアは除き)の合同訓練に、アレナリアを参加させる事に、カズは了承した。
「カミーリアと騎士達の訓練話はこれでいいとしてだ、次が呼び出した本題だ」
「ダンジョンの話ですか!」
「違う。それは最後だ」
他にレオラから呼び出される理由はないとカズは考えていた。(んな訳がない)
「本人から聞いたぞ。サイネを泣かせて、気を失わせたらしいじゃないか」
「何を……ん? あ…」
レオラの言葉を聞き、カズはふと思い返す。
泣かせたのではなく、泣き付いてきたの間違いだと言う。
気を失わせた事はフジを見せた時だと、その事に関しては何も言い返せなかった。
とりあえずは、サイネリアが泣き付いてきた事について説明をした。
「結局カズのところに話がいったのか」
レオラの言葉を聞き、冒険者ギルド本部が素材不足で困っている事を知っていて、サイネリアにダンジョンの場所を聞きに行けと言ったことについて、カズは文句を言った。
「立て続けに頼む事はしないと思ってたんだが。断れば…それで泣き付かれたんだったか。今回は大きくギルドからの信頼度が上がったと思え」
「ええ」
カズの苦情を軽くあしらうと、大峡谷近くの資源の潤沢ダンジョンから、大量の素材を採取してきた事について色々と突っ込まれた。
アイテムボックスが使えたのなら、レオラでも余裕で出来た事だと考え、包み隠さ……ずではないが、ほぼほぼありのままを話した。
「今の話で確信した。先日の昼間、帝都上空に現れたのは、そのライジングホークのフジで間違いなさそうだ」
「見られないように、かなり高い位置を飛んでたんですけど」
「すぐに反応が消え去ったから問題にはならなかった。が、同日の日没後にも来たのはちょっと不味かった。降り立った場所がギルドではなかったら、大事になるとこだったぞ」
「すみません(探知系のスキルか魔法で、常に帝都を見張っているのか?)」
「テイムモンスターの証は付けてあるんだろうな」
「昨日カミーリアと別れた後に」
「なるほど。湖畔に現れた大きな鳥の影もフジか。たまたま外を見た侍女が気付き、姉上とカミーリアも見たそうだ」
「テイムモンスターのバードリングを付けるなら早い方がいいと思いまして」
「今はどこに居る?」
「黒糖を作ってるキビ村の南にある林の中に、簡単な住みかを作って居させてます。騒ぎにならないように、キビ村の村長には話してあります」
「そうか。明日はアタシが…明後日は……」
レオラは何かを考え、独り言をぶつぶつと。
「五日後は空いているか?」
「今のところ用事はありませんが」
「なら、その時にフジを見せてもらうぞ。いいな」
「それは大丈夫ですが、ここに連れて来るんですか?」
「場所はそうだな、後日知らせる」
「了解です(フジは聞き分けがいいから会わせるのに問題はないが、これが白真だったらと思うと……レオラには会わせられないな)」
レオラがフジを会わせたら、一戦交えたがらないかと、カズは不安になった。
「それと帝都の上空を飛行するのは禁止されている。許されてるのは、一部の者だけだ」
「そうなんですか(帝都に飛行出来るスキルや魔法を使える人いるんだ)」
「その殆どは有翼人だ」
「バイアステッチでは数人見かけたんですが、帝都にもいるんですか?」
「有翼人は元々数が少ない種族だ。ただ帝都には、二百人程住んでいる」
帝都ではまだ一度も見かけてないが、以外と多く住んでるんだとカズは思った。
「失礼致します」
レオラから呼び出された用件も終わり、次はダンジョンの話を聞こうかとした時、カーディナリスがガザニアを連れて、飲み物とお菓子を運んできた。
ガザニアは軽装を脱ぎ、エプロン姿になっていた。
レオラに言われてカーディナリスに飲み物を頼みにいったグラジオラスも一緒に戻ってきた。
「お話は終わられましたか?」
「アタシの用事は済んだ」
「では少し休憩にしましょう。五人分のハーブティーを淹れて」
「はい」
カーディナリスに仕込まれたガザニアが、慣れた手付きでティーカップにハーブティーを注いでいく。
同じティーポットから注がれたハーブティーだが、ティーカップを持つのをカズは躊躇してしまう。
「レオラ様の前で、毒なんて入れるわけないだろ。嫌なら飲むな」
「い…いただきます(毒でなくとも、俺の使うカップにだけに、苦い薬草汁をつけてたりしてないよな)」
カズはちびりと一口飲む。
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