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五章 テクサイス帝国編 3 帝都テクサイス
493 連戦
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グラジオラスは筋力強化のスキルを使用していても、木剣相手ではと無意識で手加減をしていた。
アスターも同様に、剣速を抑えて攻撃していた。
だが容易くカズに避けられ、受け止められて、レオラの前で失態を見せてしまい、名誉挽回しようと急に動きが良くなり、二人の攻撃の速度と威力が本来のものに上がった。
模擬戦を始めてから半分の時間が過ぎ、二人の剣を受け続けていたカズの木剣が、少しずつ傷が付き欠けるようになった。
「あと五分。お互いこのままで終わるのか」
カズはこのまま時間切れを待つつもりでいたが、レオラが急に挑発めいた事を言う。
余計な事を言うレオラに視線を向けたカズに、反撃しろと言わんばかりの表情をした。
二人の攻撃は全て受けるか、いなすかされてしまい、未だにカズにかすり傷を負わせる事も出来ず、少しずつ息が上がってきていた。
二人が十五分足らずで息が上がるのは、一向に攻撃を当てられずにいる自分達が、腑甲斐無いと感じる苛立ちからだろう。
それを感じ取ってるカズとしては、出来れば時間切れの引き分けで終わらせたかった。
だがそれも騎士相手に失礼なことなのかと思い、結局レオラの都合の良いように動く事に。
「仕方ない(レオラだけになったら、とことん文句言ってやる!)」
長剣を振るうグラジオラスが呼吸を整えるのに一歩後方に下がると、迫るアスターの剣を木剣でいなして、そのまま木剣を地面に突き刺し、下がったグラジオラスの懐に一気に入る。
ギョっとした表情をしたグラジオラスは、即座にカズを攻撃しようとしたが、懐に入られてしまっているため、長剣を振るう事が出来ない。
長剣を手放して、攻撃を拳に切り替えようとするも時既に遅し、カズの大外刈りが決まり、グラジオラスは受け身を取る間もなく地面に倒される。
アスターは木剣を手放して背後を見せたカズに、ここしかないと歯を食いしばって大きく一歩踏み込み、剣を持った右手を伸ばして最短で届く突きをする。
剣の切っ先があと少しで届くというところで、アスターの視界からカズの姿が消える。
そう感じていたのは攻撃に集中していたアスターだけ、カズは大きく体を回転させ剣の軌道から反れていた。
二人が目付きが変わって以降、気配感知と魔力感知のスキルを使用していたカズには、アスターの動きが手に取るように分かっていた。
背後から迫るアスターの剣を寸前で避けると、地面に突き刺してある木剣を引き抜き、アスターの首元に木剣の切っ先を突き付けた。
「こんなところか。そこまで!」
レオラの模擬戦終了の掛け声で、カズは木剣を引いた。
アスターは悔しそうに剣を鞘に納め、グラジオラスは起き上がり、自分に起きた状況を思い返す。
「あのう、大丈夫ですか? 頭打たれましたか?」
座り込み呆然とするグラジオラスと同じ視線までしゃがみ、カズは意識の確認を取った。
「グラジオラス、大丈夫?」
「アスター……ええ、大丈…痛ッ」
立ち上がろうとするグラジオラスが、右の横っ腹を押える。
「少し強く蹴りすぎたみたいで申し訳ない」
「いや、これは自分が未熟のせい。気にしないでくれて構わない」
「怪我をしてたら、レオラ様の護衛をするのに支障をきたすでしょう〈ヒーリング〉」
グラジオラスに手をかざし、怪我を治す回復魔法を使用した。
「痛みはまだありますか?」
立ち上がったグラジオラスは、腰をひねり腕を回す。
「痛みが消えた。カズ殿は回復系の魔法が」
「まあ。アスターさんにもヒーリングを」
「わたしは大丈夫。カズ殿が手心を加えてくれたお陰で、グラジオラスほど傷は負ってない」
アスターの歩き方に違和感をあり、強がりを言っているのだとカズは感じた。
「そうですか。でも一応、掛けておきます(倒れた時に足をくじいて、踏み込みで無理をしたんだろうな)」
カズは遠慮しているアスターの足に〈ヒーリング〉を使用した。
「足の痛みが……気付いてたのですか」
「最後の踏み込み時に、無理をしていたようでしたので」
「騎士ともあろう者が恥ずかしくも背後から攻撃したにも関わらず、かすることすら出来ないなんて。その上、怪我に気付かれて治癒までされてしまうとは……我々が勝てない訳です」
「足の怪我に気付いたのは、たまたまです」
「謙虚な方ですね。そういう事にしておきます。わたしとグラジオラスを治してくれて感謝します」
「今回はレオラ様の急な思いつきですし(とは言っておくけど、こんな模擬戦をさせるレオラが、仕える主でいいのか?)」
流石にレオラを批判する言動は言わなかったが、カズの内心では思い切り文句を言っていた。
「完敗だな。カズと一戦交えてどうだった?」
「レオラ様に鍛えていただき、強くなったつもりでしたが、手も足も出ませんでした」
「自分達がまだまだ未熟だと実感しました」
アスターとグラジオラスは、視線を下げて悔しそうな表情をした。
「情けない。二人で相手をしてこれでは、レオラ様の騎士としての面目が丸つぶれではないですか!」
黙って見ていたガザニアが、同僚の二人を励ますどころか毒づいて中庭に出てきた。
「返す言葉もない」
「自分も確かにカズ殿を侮っていた」
「そこまで言うなら、ガザニアもカズと模擬戦をするか? もちろん一人でだ」
「レオラ様のお許しがあれば」
「あのう、そろそろ三十分経ちますし、もう宜しいのでは? (おい、まさか許可しないよな)」
「ばあを待たせる事になるが、どうするガザニア」
「二十分もいりません。五分もあれば実力を示せます」
「ほぅ、大した自信だ。模擬戦の条件は同じで構わないな」
「はい」
「では他の者は部屋に入れ。ガザニアとカズは位置に」
カズの意見は取り入れられず、もう一戦ガザニアを相手にする羽目になった。
「立て続けだが疲れてはないだろ」
レオラがカズに新しい木剣を渡す際に、ガザニアには聞こえないようにぼそっと「良い機会だ。骨折程度なら許す。遠慮せずやってしまって構わないなぞ」と、言ってきたので「後の責任はとってくれよ」と返した。
レオラの考えは知らないが、アスターとグラジオラスの一戦以上に、ガザニアをねじ伏せて勝てとの事だと、カズは理解した。
「制限時間は五分とし、勝利条件は先と同じ。追加として、負けた者は勝った者の言うことを聞くこと」
「構いません」
「……なぬ!?」
「始め!」
レオラは急に勝敗後の条件を付け、聞く間もなく開始の合図をする。
「よそ見とは余裕だな!」
レオラに顔を向けていたカズに、右腰に携えた剣を鞘から抜き、ガザニアは躊躇なく真剣を横一線に薙ぎ払った。
カズは一歩下がりガザニアの初撃をギリギリで避け、先程と同様《武器強化》のスキルを使用して二撃目からは木剣で受ける。
剣の扱いはアスターの方が上、威力だけならグラジオラスの方が強い。
だがカズを攻撃するのに、全く遠慮がないガザニアの方が剣に迷いがなく強い。
時折フェイントや蹴りなどを混ぜて、アスターやグラジオラスのような騎士道とは違う戦い方をする。
「どうした軟弱者ッ! さっきのはまぐれ勝ちか?」
防御に徹しているカズに、レオラの前では押さえていたカズへの感情が挑発として出る。
「相変わらず俺を嫌ってるようだが」
「レオラ様に声を掛けられたからと、自分が強く優秀だと思い上がってる軟弱者を嫌うのは当然の事だ! 女の敵が!」
カズに聞こえる程度の音量で話すガザニアの声は、真剣と木剣がぶつかり合う音で、他の者には聞き取れない。
ただしレオラ程の実力になると、戦闘中に話す二人の会話は、しっかりと聞き取れていた。
当のガザニアはそんな事とは露知らず。
アスターも同様に、剣速を抑えて攻撃していた。
だが容易くカズに避けられ、受け止められて、レオラの前で失態を見せてしまい、名誉挽回しようと急に動きが良くなり、二人の攻撃の速度と威力が本来のものに上がった。
模擬戦を始めてから半分の時間が過ぎ、二人の剣を受け続けていたカズの木剣が、少しずつ傷が付き欠けるようになった。
「あと五分。お互いこのままで終わるのか」
カズはこのまま時間切れを待つつもりでいたが、レオラが急に挑発めいた事を言う。
余計な事を言うレオラに視線を向けたカズに、反撃しろと言わんばかりの表情をした。
二人の攻撃は全て受けるか、いなすかされてしまい、未だにカズにかすり傷を負わせる事も出来ず、少しずつ息が上がってきていた。
二人が十五分足らずで息が上がるのは、一向に攻撃を当てられずにいる自分達が、腑甲斐無いと感じる苛立ちからだろう。
それを感じ取ってるカズとしては、出来れば時間切れの引き分けで終わらせたかった。
だがそれも騎士相手に失礼なことなのかと思い、結局レオラの都合の良いように動く事に。
「仕方ない(レオラだけになったら、とことん文句言ってやる!)」
長剣を振るうグラジオラスが呼吸を整えるのに一歩後方に下がると、迫るアスターの剣を木剣でいなして、そのまま木剣を地面に突き刺し、下がったグラジオラスの懐に一気に入る。
ギョっとした表情をしたグラジオラスは、即座にカズを攻撃しようとしたが、懐に入られてしまっているため、長剣を振るう事が出来ない。
長剣を手放して、攻撃を拳に切り替えようとするも時既に遅し、カズの大外刈りが決まり、グラジオラスは受け身を取る間もなく地面に倒される。
アスターは木剣を手放して背後を見せたカズに、ここしかないと歯を食いしばって大きく一歩踏み込み、剣を持った右手を伸ばして最短で届く突きをする。
剣の切っ先があと少しで届くというところで、アスターの視界からカズの姿が消える。
そう感じていたのは攻撃に集中していたアスターだけ、カズは大きく体を回転させ剣の軌道から反れていた。
二人が目付きが変わって以降、気配感知と魔力感知のスキルを使用していたカズには、アスターの動きが手に取るように分かっていた。
背後から迫るアスターの剣を寸前で避けると、地面に突き刺してある木剣を引き抜き、アスターの首元に木剣の切っ先を突き付けた。
「こんなところか。そこまで!」
レオラの模擬戦終了の掛け声で、カズは木剣を引いた。
アスターは悔しそうに剣を鞘に納め、グラジオラスは起き上がり、自分に起きた状況を思い返す。
「あのう、大丈夫ですか? 頭打たれましたか?」
座り込み呆然とするグラジオラスと同じ視線までしゃがみ、カズは意識の確認を取った。
「グラジオラス、大丈夫?」
「アスター……ええ、大丈…痛ッ」
立ち上がろうとするグラジオラスが、右の横っ腹を押える。
「少し強く蹴りすぎたみたいで申し訳ない」
「いや、これは自分が未熟のせい。気にしないでくれて構わない」
「怪我をしてたら、レオラ様の護衛をするのに支障をきたすでしょう〈ヒーリング〉」
グラジオラスに手をかざし、怪我を治す回復魔法を使用した。
「痛みはまだありますか?」
立ち上がったグラジオラスは、腰をひねり腕を回す。
「痛みが消えた。カズ殿は回復系の魔法が」
「まあ。アスターさんにもヒーリングを」
「わたしは大丈夫。カズ殿が手心を加えてくれたお陰で、グラジオラスほど傷は負ってない」
アスターの歩き方に違和感をあり、強がりを言っているのだとカズは感じた。
「そうですか。でも一応、掛けておきます(倒れた時に足をくじいて、踏み込みで無理をしたんだろうな)」
カズは遠慮しているアスターの足に〈ヒーリング〉を使用した。
「足の痛みが……気付いてたのですか」
「最後の踏み込み時に、無理をしていたようでしたので」
「騎士ともあろう者が恥ずかしくも背後から攻撃したにも関わらず、かすることすら出来ないなんて。その上、怪我に気付かれて治癒までされてしまうとは……我々が勝てない訳です」
「足の怪我に気付いたのは、たまたまです」
「謙虚な方ですね。そういう事にしておきます。わたしとグラジオラスを治してくれて感謝します」
「今回はレオラ様の急な思いつきですし(とは言っておくけど、こんな模擬戦をさせるレオラが、仕える主でいいのか?)」
流石にレオラを批判する言動は言わなかったが、カズの内心では思い切り文句を言っていた。
「完敗だな。カズと一戦交えてどうだった?」
「レオラ様に鍛えていただき、強くなったつもりでしたが、手も足も出ませんでした」
「自分達がまだまだ未熟だと実感しました」
アスターとグラジオラスは、視線を下げて悔しそうな表情をした。
「情けない。二人で相手をしてこれでは、レオラ様の騎士としての面目が丸つぶれではないですか!」
黙って見ていたガザニアが、同僚の二人を励ますどころか毒づいて中庭に出てきた。
「返す言葉もない」
「自分も確かにカズ殿を侮っていた」
「そこまで言うなら、ガザニアもカズと模擬戦をするか? もちろん一人でだ」
「レオラ様のお許しがあれば」
「あのう、そろそろ三十分経ちますし、もう宜しいのでは? (おい、まさか許可しないよな)」
「ばあを待たせる事になるが、どうするガザニア」
「二十分もいりません。五分もあれば実力を示せます」
「ほぅ、大した自信だ。模擬戦の条件は同じで構わないな」
「はい」
「では他の者は部屋に入れ。ガザニアとカズは位置に」
カズの意見は取り入れられず、もう一戦ガザニアを相手にする羽目になった。
「立て続けだが疲れてはないだろ」
レオラがカズに新しい木剣を渡す際に、ガザニアには聞こえないようにぼそっと「良い機会だ。骨折程度なら許す。遠慮せずやってしまって構わないなぞ」と、言ってきたので「後の責任はとってくれよ」と返した。
レオラの考えは知らないが、アスターとグラジオラスの一戦以上に、ガザニアをねじ伏せて勝てとの事だと、カズは理解した。
「制限時間は五分とし、勝利条件は先と同じ。追加として、負けた者は勝った者の言うことを聞くこと」
「構いません」
「……なぬ!?」
「始め!」
レオラは急に勝敗後の条件を付け、聞く間もなく開始の合図をする。
「よそ見とは余裕だな!」
レオラに顔を向けていたカズに、右腰に携えた剣を鞘から抜き、ガザニアは躊躇なく真剣を横一線に薙ぎ払った。
カズは一歩下がりガザニアの初撃をギリギリで避け、先程と同様《武器強化》のスキルを使用して二撃目からは木剣で受ける。
剣の扱いはアスターの方が上、威力だけならグラジオラスの方が強い。
だがカズを攻撃するのに、全く遠慮がないガザニアの方が剣に迷いがなく強い。
時折フェイントや蹴りなどを混ぜて、アスターやグラジオラスのような騎士道とは違う戦い方をする。
「どうした軟弱者ッ! さっきのはまぐれ勝ちか?」
防御に徹しているカズに、レオラの前では押さえていたカズへの感情が挑発として出る。
「相変わらず俺を嫌ってるようだが」
「レオラ様に声を掛けられたからと、自分が強く優秀だと思い上がってる軟弱者を嫌うのは当然の事だ! 女の敵が!」
カズに聞こえる程度の音量で話すガザニアの声は、真剣と木剣がぶつかり合う音で、他の者には聞き取れない。
ただしレオラ程の実力になると、戦闘中に話す二人の会話は、しっかりと聞き取れていた。
当のガザニアはそんな事とは露知らず。
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