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五章 テクサイス帝国編 1 大陸最大の国
406 ビワの職場探し
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パフは渋味のあるお茶を飲みながら、静かに昼食を取るビワに話し掛ける。
「毎日二人分を用意するんだから感心だよ。わたしに息子がいたら嫁に欲しいところだ」
「そんな…前に仕事で食事を作っていたので、慣れているだけです」
「貴族のお屋敷でメイドをしていたんだっけ?」
「はい。皆さんとても優しく良い方々なんです。同僚の皆も明るくて」
「そんな貴族もいるんだね。わたしは貴族なんて、着飾って威張ってる嫌な連中しか知らない。こうして小さい自分の店を持つと決めたのも、そういった連中が身に付ける物ばかり作りたくなかったからなのよ」
「以前は貴族の物を専門に作ってたの?」
アレナリアがパフに質問する。
「十七年以上前の話だよ。確かに稼ぎは良かったが、好きだったこの仕事が嫌いになりそうだったんで、職場を辞めて自分の店を持ったんだよ。貯金は殆ど無くなったけどね」
「職場から引き止められなかったの?」
「止められたわよ。でも嫌々やったところで、良い物は作れないからね」
「それは確かに」
「その時はわたし以外にも、同じ仕事をしてた同僚が居たから辞められたのよ。そうじゃなかったら、辞めるのは難しかったわ」
「今まで納めてた物が急に作れなくなった。なんて貴族が知ったら、それこそ問題になる」
「ええ」
「でもその同僚は収入が増えたんでしょ」
「わたしに入ってたのを数人で割っても、結構な額になったでしょう」
「収入減って後悔は?」
「まさか。稼ぎが少なくても、わたしは今の暮らしの方が良いわ。一人でも今まで培ってきた技術で暮らして行くには十分。自分で仕事を選べるようにもなって、常連のお客も出来たしね。今となっては店で働く子達の給金を稼がないとならないから、多少大変な仕事も取るようにしてるわ。皆の腕も上がるように、仕事の種類も選んで」
「楽しそうなのは良いけど、その年で半獣人なんて呼ばれてる子達を雇ってるんでしょ。大丈夫なの? この街でも差別はあるんでしょ」
「後悔なんてしてないわよ。ここで働いてる皆は、わたしが自分で連れて来たんだから。大きい工場を追い出されたり、雇ってもらえなかったりした子達をね。さすがに全員は無理だけど、目に留まった子だけでもって。わたしの店だけじゃ無理だけど、知り合いに頼んだだり、他の街の店を紹介したりして」
「愚問だったわ。ごめんなさい」
「気にしてないわ。今の暮らしで満足してるから」
パフは笑顔でアレナリアに答えた。
≪ この日から十二日前 ≫
裁縫と刺繍の街に着いて三日後の朝、ビワがバイアステッチで働きたいと相談してきた。
これまでレラの服を作ったり、傷付いた衣服を直してきたりしたが、技量が足りず自分が納得出来なかったから、この街でもっと腕を磨きたいと。
一晩考えた末に出した答えと、その真剣な表情を見たカズとアレナリアは、ビワの意見を尊重した。
知らない土地で不安な面もあったが、何よりビワ自身が自分から進んでやりたいと言ったのを否定したくはなかった。
「ビワは今よりどれくらい出来るようになれば良いと考えてる?」
「手仕事(裁縫手芸)を一通り。皆の着る物を、私が全部作れるくらいにはなりたいです。そうすればこれから先の旅では、着る物に困ることはないと思いまして」
「ビワなりに考えてたのね」
「私に今出来るのは、食事の支度をすることくらいしかないので」
「俺としては十分なんだけど、ビワがそう決めたなら良いよ」
「一通り出来るようになるって言っても、どれくらい掛かるの? 十日や二十日じゃ無理よね」
「小さいとはいえレラの服は作れるんだから、早くても三ヶ月か半年……いやもっとか?」
「それだとかなりここに滞在することになるわね」
自分が我が儘を言ったせいだとビワは反省をし、今のはなしにしようと口を開く。
「旅を長い間中断させてしまうので、やっぱりやめ─」
「まあまあ、とりあえず働ける所を探してみよう」
「…はい」
カズとアレナリアは商業ギルドに行くか、直接仕事場を回るか二人で話しだす。
その時ビワは顔を伏せ、耳を垂らしてしょぼんと申し訳なさそうにする。
レラはそんなビワの正面に周り、その顔を覗き込む。
「顔上げて二人を見なよビワ」
レラに言われてゆっくりと顔を上げ、カズとアレナリアの表情を見た。
すると二人が真剣ながらも嬉しそうに、ビワの為になる仕事場を探す相談をしていた。
「あ…あの……」
「あ、ごめんごめん。俺とアレナリアで決めても駄目だよな。肝心のビワにどんな所がいいか聞かないと」
「そうよカズ」
「ご迷惑じゃ……」
「ビワがやりたいことが出来たんだから、良いことじゃないか。一年滞在したって構わないさ」
「そうよ。帝都に着いたら、情報を集めるのに、それくらい滞在するかも知れなかったんだから。それが少し手前の街でも構わないわよ」
「あ…ありがとうてございます」
「! ちょ、ビワ。なんで泣いて」
カズは涙ぐむビワを見て、おろおろする。
「ビワは嬉しいのよ。ね」
「…はい」
「さあ、ビワの仕事探しに行くわよ」
アレナリアがビワを引っ張り、カズとレラはそれに付いて宿屋を出る。
冒険者ギルドに登録して活動していることを考えたアレナリアは、商業ギルドに行っても良い職場を斡旋してくれる可能性は低いと考え、小規模な工場や個人店に直接交渉を行うことを決め、カズもそれに賛成した。
やる気になっているカズとアレナリアに気圧されて、職場探しを二人に任せるかたちになった。
ビワの技術向上を目的としていたので、手当たり次第にあたることはしなかった。
大きな工場は作業工程を分けているため、短期間では一つのことしか覚えることが出来ない。
それがビワにとってプラスになるかは、働いてみないことには不明だったため、ビワと相談しつつ小さな店を回ることにした。
一軒…三軒…八軒と、日が暮れるまで多くの店を回ったが、良い返事はもらえなかった。
正直に旅をしているから、長くても一年しか働けないと言えば当然雇ってはもらえない。
中には冷やかしや、何処かの回し者かと怒鳴る者さえいた。
意気揚々と探しに出た結果がこれだ。
確かに相手の言っていることは間違ってない。
やはり考えが甘かったと、カズとアレナリアは反省する。
「明日商業ギルドに言って聞いてみましょう。駄目なら冒険者ギルドの方で、依頼として出てるか。期待は出来ないけど」
「私の考えがズルかったんですね。皆の為になればとそればかり」
「そん……それも一理あるわね。技術だけを教えてなんて、そんな都合の良い話があるはずないわ。どちらかと言えば、こちらがお金を払って教えてもらわないといけない立場よね」
「そうだよなぁ。自分が欲してる技術なら、アレナリアの言うようにお金を払わないと。俺も早計だった」
「そうね。先走って空回りしちゃったわね」
「やっぱり私が……ごめんなさい」
自分が働きたいと余計なことを言ったからだと、ビワは塞ぎこんでしまう。
「ビワのせいじゃない。俺とアレナリアがもっとしっかり考えなかったから……」
飲食店で食事をしながら今日の反省会をした三人は、食後暗く落ち込んだ表情のまま店を出た。
「ちょっとあんたら」
カズ達は声を掛けてきた方に振り返ると、そこには飲食店で後ろの席に座り食事をしていた年配の女性の姿が。
「何かようですか?」
「短期の仕事を探してるのかい?」
「縫い物の技術を上げる為に、どこかで働きながらと」
「あぁ、それでかい。……ちょっと付いておいで」
「あの、どこへ?」
「いいから来なさい。相談に乗ってあげるから」
三人は顔を見合せ、話し掛けてきた年配女性が急に相談に乗ると言ったことを不思議に思った。
レラは満腹になったことで眠気がさし、のんきに一人大きなあくびをしていた。
「早くおいで。それとも明日も同じ表情でいたいのかい?」
話し掛けてきた年配女性に対して、危険な感じはしなかったので、付いて行ってみることにした。
「毎日二人分を用意するんだから感心だよ。わたしに息子がいたら嫁に欲しいところだ」
「そんな…前に仕事で食事を作っていたので、慣れているだけです」
「貴族のお屋敷でメイドをしていたんだっけ?」
「はい。皆さんとても優しく良い方々なんです。同僚の皆も明るくて」
「そんな貴族もいるんだね。わたしは貴族なんて、着飾って威張ってる嫌な連中しか知らない。こうして小さい自分の店を持つと決めたのも、そういった連中が身に付ける物ばかり作りたくなかったからなのよ」
「以前は貴族の物を専門に作ってたの?」
アレナリアがパフに質問する。
「十七年以上前の話だよ。確かに稼ぎは良かったが、好きだったこの仕事が嫌いになりそうだったんで、職場を辞めて自分の店を持ったんだよ。貯金は殆ど無くなったけどね」
「職場から引き止められなかったの?」
「止められたわよ。でも嫌々やったところで、良い物は作れないからね」
「それは確かに」
「その時はわたし以外にも、同じ仕事をしてた同僚が居たから辞められたのよ。そうじゃなかったら、辞めるのは難しかったわ」
「今まで納めてた物が急に作れなくなった。なんて貴族が知ったら、それこそ問題になる」
「ええ」
「でもその同僚は収入が増えたんでしょ」
「わたしに入ってたのを数人で割っても、結構な額になったでしょう」
「収入減って後悔は?」
「まさか。稼ぎが少なくても、わたしは今の暮らしの方が良いわ。一人でも今まで培ってきた技術で暮らして行くには十分。自分で仕事を選べるようにもなって、常連のお客も出来たしね。今となっては店で働く子達の給金を稼がないとならないから、多少大変な仕事も取るようにしてるわ。皆の腕も上がるように、仕事の種類も選んで」
「楽しそうなのは良いけど、その年で半獣人なんて呼ばれてる子達を雇ってるんでしょ。大丈夫なの? この街でも差別はあるんでしょ」
「後悔なんてしてないわよ。ここで働いてる皆は、わたしが自分で連れて来たんだから。大きい工場を追い出されたり、雇ってもらえなかったりした子達をね。さすがに全員は無理だけど、目に留まった子だけでもって。わたしの店だけじゃ無理だけど、知り合いに頼んだだり、他の街の店を紹介したりして」
「愚問だったわ。ごめんなさい」
「気にしてないわ。今の暮らしで満足してるから」
パフは笑顔でアレナリアに答えた。
≪ この日から十二日前 ≫
裁縫と刺繍の街に着いて三日後の朝、ビワがバイアステッチで働きたいと相談してきた。
これまでレラの服を作ったり、傷付いた衣服を直してきたりしたが、技量が足りず自分が納得出来なかったから、この街でもっと腕を磨きたいと。
一晩考えた末に出した答えと、その真剣な表情を見たカズとアレナリアは、ビワの意見を尊重した。
知らない土地で不安な面もあったが、何よりビワ自身が自分から進んでやりたいと言ったのを否定したくはなかった。
「ビワは今よりどれくらい出来るようになれば良いと考えてる?」
「手仕事(裁縫手芸)を一通り。皆の着る物を、私が全部作れるくらいにはなりたいです。そうすればこれから先の旅では、着る物に困ることはないと思いまして」
「ビワなりに考えてたのね」
「私に今出来るのは、食事の支度をすることくらいしかないので」
「俺としては十分なんだけど、ビワがそう決めたなら良いよ」
「一通り出来るようになるって言っても、どれくらい掛かるの? 十日や二十日じゃ無理よね」
「小さいとはいえレラの服は作れるんだから、早くても三ヶ月か半年……いやもっとか?」
「それだとかなりここに滞在することになるわね」
自分が我が儘を言ったせいだとビワは反省をし、今のはなしにしようと口を開く。
「旅を長い間中断させてしまうので、やっぱりやめ─」
「まあまあ、とりあえず働ける所を探してみよう」
「…はい」
カズとアレナリアは商業ギルドに行くか、直接仕事場を回るか二人で話しだす。
その時ビワは顔を伏せ、耳を垂らしてしょぼんと申し訳なさそうにする。
レラはそんなビワの正面に周り、その顔を覗き込む。
「顔上げて二人を見なよビワ」
レラに言われてゆっくりと顔を上げ、カズとアレナリアの表情を見た。
すると二人が真剣ながらも嬉しそうに、ビワの為になる仕事場を探す相談をしていた。
「あ…あの……」
「あ、ごめんごめん。俺とアレナリアで決めても駄目だよな。肝心のビワにどんな所がいいか聞かないと」
「そうよカズ」
「ご迷惑じゃ……」
「ビワがやりたいことが出来たんだから、良いことじゃないか。一年滞在したって構わないさ」
「そうよ。帝都に着いたら、情報を集めるのに、それくらい滞在するかも知れなかったんだから。それが少し手前の街でも構わないわよ」
「あ…ありがとうてございます」
「! ちょ、ビワ。なんで泣いて」
カズは涙ぐむビワを見て、おろおろする。
「ビワは嬉しいのよ。ね」
「…はい」
「さあ、ビワの仕事探しに行くわよ」
アレナリアがビワを引っ張り、カズとレラはそれに付いて宿屋を出る。
冒険者ギルドに登録して活動していることを考えたアレナリアは、商業ギルドに行っても良い職場を斡旋してくれる可能性は低いと考え、小規模な工場や個人店に直接交渉を行うことを決め、カズもそれに賛成した。
やる気になっているカズとアレナリアに気圧されて、職場探しを二人に任せるかたちになった。
ビワの技術向上を目的としていたので、手当たり次第にあたることはしなかった。
大きな工場は作業工程を分けているため、短期間では一つのことしか覚えることが出来ない。
それがビワにとってプラスになるかは、働いてみないことには不明だったため、ビワと相談しつつ小さな店を回ることにした。
一軒…三軒…八軒と、日が暮れるまで多くの店を回ったが、良い返事はもらえなかった。
正直に旅をしているから、長くても一年しか働けないと言えば当然雇ってはもらえない。
中には冷やかしや、何処かの回し者かと怒鳴る者さえいた。
意気揚々と探しに出た結果がこれだ。
確かに相手の言っていることは間違ってない。
やはり考えが甘かったと、カズとアレナリアは反省する。
「明日商業ギルドに言って聞いてみましょう。駄目なら冒険者ギルドの方で、依頼として出てるか。期待は出来ないけど」
「私の考えがズルかったんですね。皆の為になればとそればかり」
「そん……それも一理あるわね。技術だけを教えてなんて、そんな都合の良い話があるはずないわ。どちらかと言えば、こちらがお金を払って教えてもらわないといけない立場よね」
「そうだよなぁ。自分が欲してる技術なら、アレナリアの言うようにお金を払わないと。俺も早計だった」
「そうね。先走って空回りしちゃったわね」
「やっぱり私が……ごめんなさい」
自分が働きたいと余計なことを言ったからだと、ビワは塞ぎこんでしまう。
「ビワのせいじゃない。俺とアレナリアがもっとしっかり考えなかったから……」
飲食店で食事をしながら今日の反省会をした三人は、食後暗く落ち込んだ表情のまま店を出た。
「ちょっとあんたら」
カズ達は声を掛けてきた方に振り返ると、そこには飲食店で後ろの席に座り食事をしていた年配の女性の姿が。
「何かようですか?」
「短期の仕事を探してるのかい?」
「縫い物の技術を上げる為に、どこかで働きながらと」
「あぁ、それでかい。……ちょっと付いておいで」
「あの、どこへ?」
「いいから来なさい。相談に乗ってあげるから」
三人は顔を見合せ、話し掛けてきた年配女性が急に相談に乗ると言ったことを不思議に思った。
レラは満腹になったことで眠気がさし、のんきに一人大きなあくびをしていた。
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