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三章 王都オリーブ編3 王国に潜むの影
280 巨大ゴーレムとの決戦 4 元凶の消滅 と 終結
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「あれがアソートエンジンか(なんかただの四角い箱みたいだ)」
「どうするのだカズ」
「う~ん……どうしよう」
離れた場所に避難してその様子を伺っていたロイヤルガードの者達は、獣形ゴーレムが崩れた事で倒したと思い安堵していた。
しかしフローラだけは違った。
ジークとフリートは固い表情のフローラを見て、まだ終わりではないと気付く。
獣形ゴーレムが崩れ、中から黒い靄がまとわりついたアソートエンジンが出てきたことで、その理由が分かった。
見えているアソートエンジンの一点にマナが集中しているのをフローラは感じた。
「集めたマナを暴走させようとしてる。このままだと、大爆発が起きるわ」
「なにッ! カズは失敗したのか」
「ここからだと分からない。私が確認に行きますから、皆はお城の中に避難を」
「ボクが行きます。フローラさんが皆と避難を」
「ここに居る人の中で、お城に入る許可がないのは私だけです。それに避難は念の為ですから」
「よし、皆は城に入れ。オレは隊長として、奴の最後を見る責任がある」
「隊長……だったらおれも」
「おれも隊長と残ります」
「我々だって」
ロイヤルガードの誰一人として、城内へ避難しようとはしなかった。
「ボクも兄さんと一緒に居るよ。これでも冒険者第3ギルドのマスターだから」
「言うようになったなフリート」
「呆れた人達ね」
「イキシアさんは守りますから、フローラさんはカズさんの所に」
「そうだな。イキシアは重要な参考人だ、死なす訳にはいかない」
「参考人……そうよね。洗脳されていたとはいえ、そういう事をやったのだから」
少し声を落とし返事をしたフローラは、一人カズの所に向かって走って行った。
「少しは考えて話してよ。兄さん」
「オレが何か悪いことでも言ったか? 洗脳されたと言っていたが、それでもイキシアは城に潜入して宝玉を盗み、元凶の手先として動いていたんだぞ」
「それはそうだけど……例えばボクが同じ様な目にあっても、ロイヤルガードとして今みたいな判断をするの?」
「確かにロイヤルガードの隊長をしてるオレとしては、同じ判断を下すだろう。しかしフリートはオレの家族で大事な弟だ。国に逆らっても、大切な弟の味方になるに決まってるだろ」
「ボクは嬉しいよ兄さん。それを踏まえてイキシアさんは、フローラさんにとって大切な人なんだよ。例え家族じゃなくても」
「それがエルフの考え方なのか」
「ボクにもそれは分からないけど、フローラさんの態度を見てれば、イキシアさんを心配してるのが分かるよ」
「それが荒くれ者が多い冒険者を諫める、ギルドマスターをする者の言葉か」
「そんは大袈裟なことじゃ」
「フリートに正されるとは。オレも冒険者にでもなって、鍛え直した方がいいのかもな。その時はよろしく頼むぞギルドマスター」
「やめてよ。兄さんの欠点は、女性の気持ちを考えないそういうところ。だから未だに独身なんだよ」
「そういうフリートだって独りだろ。早く相手を見つけろよ」
「兄さんには言われたくないよ」
「アハハは」
まだ爆発の危険があるのいうのにも関わらず、笑うジークとフリートを見て、ロイヤルガード達に張っていた緊張の糸が解れる。
カズと白真の所に向かったフローラは、露になったアソートエンジンを見て状況をカズに聞いた。
「あれが機密保管所から持ち出されたアーティファクトよね。溜めていたマナを暴走させてるみたいだけど」
「我らもろとも自爆しようとしてるのだ」
「やっぱり……白真さんは随分と冷静ね」
「カズが居るからな。なんとかするだろ」
「キサマラニ逃ゲル場所ナドナイ。コノママ道連レダ。グゲガガガッ」
「そう言ってるわよ。どうするのカズさん」
「爆発バクハツ。道連レミチヅレ。グゲガガグゲガガ」
「仕方がないか(あれが無くなるのは痛いが)」
カズは【アイテムボックス】から2枚のトレカを取り出し、内1枚の『隔離された秘密部屋』を使用する。
すると何もない場所に一枚の扉が現れた。
「本当ならジークさんにでもパラサイトスペクターLv8を倒してもらいたかったが、これ以上被害を広げるわけにはいかないから」
実体化させた鍵を使用して、現れた扉を開け中に崩れ落ちた獣形ゴーレムの石の一部を放り込んだ。
その行動を不思議そう見るフローラ。
カズは今にも爆発しそうなアソートエンジンに近付いて行く。
「ナニヲスルキダ? 衝撃ヲアタエレバ爆発スルゾ」
「衝撃を与えなくても、結局は爆発するんだろ(さて、うまくいってくれよ)」
「何ヲスルカ知ランガ無駄ムダ」
「パラサイトスペクターLv8が服従の刻印に、どうやって寄生していたのか調べたがったが諦めるよ」
「ソウカ、キサマ自信デ起爆サセル事ヲ選─」
カズは取り出したもう1枚の『不平等な交換』を使った。
「─ランダ……カ!?」
現れた扉の中に移動したパラサイトスペクターLv8は、起こった出来事をすぐには理解できなかった。
目の前で爆発寸前のアソートエンジンが突如として消えると、変わりに石が現れた。
それを見てフローラは驚き、周りを見渡した。
「あれを見よ」
白真に言われてフローラは現れた扉の中を見ると、今まで目の前にあったアソートエンジンが扉の中へと移動しているのを確認した。
「さっき扉の中に入れた石と入れ替わったの?」
「そういうことです。あとは」
カズは扉を閉めて、手に持っている鍵をへし折った。
二つに折れた鍵はカズの手から消滅すると、現れていた扉が徐々に薄くなり消え始める。
『隔離された秘密部屋』のトレカで出現した扉の中に移動したパラサイトスペクターLv8は、今まで目の前に居たカズとフロストドラゴンが急に居なくなった事で、一瞬何が起こったか分からなかった。
すぐに周りを見渡すと、現れた扉の中に居ることに気付いた。
しかしその時には既に扉は閉まり、唯一の出入口は薄くなり消え去ろうとしていた。
「オノレェェェェェェ!」
パラサイトスペクターLv8の叫びとともに、臨界に達したアソートエンジンが大爆発を起こした。
消え行く扉から大きな爆発音と衝撃波が漏れだす。
だがそれも一瞬の出来事、扉が完全に消えると音も衝撃も何も残りはしなかった。
「終わった……の?」
「アーティファクトもろとも爆発して木端微塵でしょう」
「倒せてない、なんてことはないわよね」
「例えあれで倒せてなくても、鍵を壊した事で出入口が無くなって、空間そのものが消滅しましたから」
「それなら良かった。……ねぇカズさん」
「なんですか?」
「さっきのことなんだけど、なんでジークに倒してほしいって言ったの?」
「そこはジークさんじゃなくても、フリートさんでもフローラさんでも良かったんですよ」
「どういうこと?」
「ジークさんはロイヤルガードの隊長で、フリートさんとフローラさんはギルドマスター。実力があると知られてる人が、王様の危機を救っても不思議ではないでしょ」
「そうかも知れないけど」
「それに俺が倒したとしても誰も信じませんし、それこそ自作自演で、国や貴族に恩を売るとか言われかねませんし」
「皆が見てたんだから、いくらなんでもそんな事はないと思うわよ」
「それに今の俺は、脱獄した犯罪者ですから」
「今回の事が明らかになれば、カズさんが冤罪だって証明されるわよ」
「だと良いんですけど」
「ふぅ……疲れたわね」
フローラは大きく息を吐き肩の力を抜くと、疲れがどっと押し寄せた。
「お疲れ様でした。と言いたいんですが、フローラさんにはこの後の説明をお願いしたいんですよ。あちらの人達に」
王城の近くに避難しているジークや、ロイヤルガードの方を指さすカズ。
「なんで私が?」
「ギルドマスターですし」
「ギルドマスターなら、あそこにフリートも居るでしょ」
「フローラさんはマナの揺らぎがあったのにも気付いてたじゃないですか。それに今までの事も報告してたんですから、誰よりも説明出来るでしょ」
「カズさん自身が説明すればいいでしょ。当事者なんだから」
「俺は手配犯で脱獄者ですし、それにほら」
白真を見るカズ。
「なら尚更よ。白真さんが王都に現れた理由を説明しないと。私にまか…」
「あ、そうだ! 俺まだやることがあったの忘れるとこだった。ということで、あとはお願いしま~す」
「え? ちょっと……」
カズはダッシュで走り去り、振り返りもしなかった。
「もうッ!」
「カズは王都では、いつもああ感じなのか?」
「貴族とか身分の高い人達が関わると、なんだかんだと理由をつけてね。冒険者のランクを今より上げないのも、そういった人達と関わるのが堅苦しくて嫌だからって。なんで私に押し付けるのよ!」
「不快な魔力も消えた。もうここに用はない。日が昇り明るくなる前に我には去ろう。これ以上居ると、カズがまた怒る故」
「どうするのだカズ」
「う~ん……どうしよう」
離れた場所に避難してその様子を伺っていたロイヤルガードの者達は、獣形ゴーレムが崩れた事で倒したと思い安堵していた。
しかしフローラだけは違った。
ジークとフリートは固い表情のフローラを見て、まだ終わりではないと気付く。
獣形ゴーレムが崩れ、中から黒い靄がまとわりついたアソートエンジンが出てきたことで、その理由が分かった。
見えているアソートエンジンの一点にマナが集中しているのをフローラは感じた。
「集めたマナを暴走させようとしてる。このままだと、大爆発が起きるわ」
「なにッ! カズは失敗したのか」
「ここからだと分からない。私が確認に行きますから、皆はお城の中に避難を」
「ボクが行きます。フローラさんが皆と避難を」
「ここに居る人の中で、お城に入る許可がないのは私だけです。それに避難は念の為ですから」
「よし、皆は城に入れ。オレは隊長として、奴の最後を見る責任がある」
「隊長……だったらおれも」
「おれも隊長と残ります」
「我々だって」
ロイヤルガードの誰一人として、城内へ避難しようとはしなかった。
「ボクも兄さんと一緒に居るよ。これでも冒険者第3ギルドのマスターだから」
「言うようになったなフリート」
「呆れた人達ね」
「イキシアさんは守りますから、フローラさんはカズさんの所に」
「そうだな。イキシアは重要な参考人だ、死なす訳にはいかない」
「参考人……そうよね。洗脳されていたとはいえ、そういう事をやったのだから」
少し声を落とし返事をしたフローラは、一人カズの所に向かって走って行った。
「少しは考えて話してよ。兄さん」
「オレが何か悪いことでも言ったか? 洗脳されたと言っていたが、それでもイキシアは城に潜入して宝玉を盗み、元凶の手先として動いていたんだぞ」
「それはそうだけど……例えばボクが同じ様な目にあっても、ロイヤルガードとして今みたいな判断をするの?」
「確かにロイヤルガードの隊長をしてるオレとしては、同じ判断を下すだろう。しかしフリートはオレの家族で大事な弟だ。国に逆らっても、大切な弟の味方になるに決まってるだろ」
「ボクは嬉しいよ兄さん。それを踏まえてイキシアさんは、フローラさんにとって大切な人なんだよ。例え家族じゃなくても」
「それがエルフの考え方なのか」
「ボクにもそれは分からないけど、フローラさんの態度を見てれば、イキシアさんを心配してるのが分かるよ」
「それが荒くれ者が多い冒険者を諫める、ギルドマスターをする者の言葉か」
「そんは大袈裟なことじゃ」
「フリートに正されるとは。オレも冒険者にでもなって、鍛え直した方がいいのかもな。その時はよろしく頼むぞギルドマスター」
「やめてよ。兄さんの欠点は、女性の気持ちを考えないそういうところ。だから未だに独身なんだよ」
「そういうフリートだって独りだろ。早く相手を見つけろよ」
「兄さんには言われたくないよ」
「アハハは」
まだ爆発の危険があるのいうのにも関わらず、笑うジークとフリートを見て、ロイヤルガード達に張っていた緊張の糸が解れる。
カズと白真の所に向かったフローラは、露になったアソートエンジンを見て状況をカズに聞いた。
「あれが機密保管所から持ち出されたアーティファクトよね。溜めていたマナを暴走させてるみたいだけど」
「我らもろとも自爆しようとしてるのだ」
「やっぱり……白真さんは随分と冷静ね」
「カズが居るからな。なんとかするだろ」
「キサマラニ逃ゲル場所ナドナイ。コノママ道連レダ。グゲガガガッ」
「そう言ってるわよ。どうするのカズさん」
「爆発バクハツ。道連レミチヅレ。グゲガガグゲガガ」
「仕方がないか(あれが無くなるのは痛いが)」
カズは【アイテムボックス】から2枚のトレカを取り出し、内1枚の『隔離された秘密部屋』を使用する。
すると何もない場所に一枚の扉が現れた。
「本当ならジークさんにでもパラサイトスペクターLv8を倒してもらいたかったが、これ以上被害を広げるわけにはいかないから」
実体化させた鍵を使用して、現れた扉を開け中に崩れ落ちた獣形ゴーレムの石の一部を放り込んだ。
その行動を不思議そう見るフローラ。
カズは今にも爆発しそうなアソートエンジンに近付いて行く。
「ナニヲスルキダ? 衝撃ヲアタエレバ爆発スルゾ」
「衝撃を与えなくても、結局は爆発するんだろ(さて、うまくいってくれよ)」
「何ヲスルカ知ランガ無駄ムダ」
「パラサイトスペクターLv8が服従の刻印に、どうやって寄生していたのか調べたがったが諦めるよ」
「ソウカ、キサマ自信デ起爆サセル事ヲ選─」
カズは取り出したもう1枚の『不平等な交換』を使った。
「─ランダ……カ!?」
現れた扉の中に移動したパラサイトスペクターLv8は、起こった出来事をすぐには理解できなかった。
目の前で爆発寸前のアソートエンジンが突如として消えると、変わりに石が現れた。
それを見てフローラは驚き、周りを見渡した。
「あれを見よ」
白真に言われてフローラは現れた扉の中を見ると、今まで目の前にあったアソートエンジンが扉の中へと移動しているのを確認した。
「さっき扉の中に入れた石と入れ替わったの?」
「そういうことです。あとは」
カズは扉を閉めて、手に持っている鍵をへし折った。
二つに折れた鍵はカズの手から消滅すると、現れていた扉が徐々に薄くなり消え始める。
『隔離された秘密部屋』のトレカで出現した扉の中に移動したパラサイトスペクターLv8は、今まで目の前に居たカズとフロストドラゴンが急に居なくなった事で、一瞬何が起こったか分からなかった。
すぐに周りを見渡すと、現れた扉の中に居ることに気付いた。
しかしその時には既に扉は閉まり、唯一の出入口は薄くなり消え去ろうとしていた。
「オノレェェェェェェ!」
パラサイトスペクターLv8の叫びとともに、臨界に達したアソートエンジンが大爆発を起こした。
消え行く扉から大きな爆発音と衝撃波が漏れだす。
だがそれも一瞬の出来事、扉が完全に消えると音も衝撃も何も残りはしなかった。
「終わった……の?」
「アーティファクトもろとも爆発して木端微塵でしょう」
「倒せてない、なんてことはないわよね」
「例えあれで倒せてなくても、鍵を壊した事で出入口が無くなって、空間そのものが消滅しましたから」
「それなら良かった。……ねぇカズさん」
「なんですか?」
「さっきのことなんだけど、なんでジークに倒してほしいって言ったの?」
「そこはジークさんじゃなくても、フリートさんでもフローラさんでも良かったんですよ」
「どういうこと?」
「ジークさんはロイヤルガードの隊長で、フリートさんとフローラさんはギルドマスター。実力があると知られてる人が、王様の危機を救っても不思議ではないでしょ」
「そうかも知れないけど」
「それに俺が倒したとしても誰も信じませんし、それこそ自作自演で、国や貴族に恩を売るとか言われかねませんし」
「皆が見てたんだから、いくらなんでもそんな事はないと思うわよ」
「それに今の俺は、脱獄した犯罪者ですから」
「今回の事が明らかになれば、カズさんが冤罪だって証明されるわよ」
「だと良いんですけど」
「ふぅ……疲れたわね」
フローラは大きく息を吐き肩の力を抜くと、疲れがどっと押し寄せた。
「お疲れ様でした。と言いたいんですが、フローラさんにはこの後の説明をお願いしたいんですよ。あちらの人達に」
王城の近くに避難しているジークや、ロイヤルガードの方を指さすカズ。
「なんで私が?」
「ギルドマスターですし」
「ギルドマスターなら、あそこにフリートも居るでしょ」
「フローラさんはマナの揺らぎがあったのにも気付いてたじゃないですか。それに今までの事も報告してたんですから、誰よりも説明出来るでしょ」
「カズさん自身が説明すればいいでしょ。当事者なんだから」
「俺は手配犯で脱獄者ですし、それにほら」
白真を見るカズ。
「なら尚更よ。白真さんが王都に現れた理由を説明しないと。私にまか…」
「あ、そうだ! 俺まだやることがあったの忘れるとこだった。ということで、あとはお願いしま~す」
「え? ちょっと……」
カズはダッシュで走り去り、振り返りもしなかった。
「もうッ!」
「カズは王都では、いつもああ感じなのか?」
「貴族とか身分の高い人達が関わると、なんだかんだと理由をつけてね。冒険者のランクを今より上げないのも、そういった人達と関わるのが堅苦しくて嫌だからって。なんで私に押し付けるのよ!」
「不快な魔力も消えた。もうここに用はない。日が昇り明るくなる前に我には去ろう。これ以上居ると、カズがまた怒る故」
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