281 / 770
三章 王都オリーブ編3 王国に潜むの影
270 従順な洗脳者
しおりを挟む
カズは懐から小さな水晶を取り出した。
「この建物はジャミングをかけて、マナを乱してるのよ。転移できると思ってるのかしら?」
「だから念話が届かなかったのね」
「念話? 通信系のアイテムかスキルでも持ってたのかしら。だったら今度は素っ裸にして、体の隅々まで調べてあげるわ。ムフフっ、レラの小さな肉体を好きにできるのなんて、とっても楽しみ!」
「ヒィぃぃ! イキシアあんたキモい」
イキシアの視界から外れようと、カズの後ろに隠れるレラ。
「トっととヤツラをトラえロ。アソートエンジンの燃りょウにすルマデは、フェアリーはスキにさせテやる」
「よろんでッ!」
イキシアが動き出す前に、カズが水晶を足下に叩きつけた。
「今だ行け!」
カズの合図で空間の歪み目掛けて四人は飛び込む。
「にげラレたカ」
「その様です。もう少しであの小さく可愛いレラを……カズ許せん」
「やはりコノ国の衛兵は、ヤツが逃げダシた事もキヅかない役タたずのヨウだ。ナらばやつラヲこれからオキルしゅ謀さニしたあゲる。全テノもんスターを解放シる準備をしろイキシあ」
「はい」
背後から出ていた黒い靄は、ルマンチーニの内へと戻っていく。
「ロイヤルガードだろうと冒険者ギルドだろうが関係ない。服従の刻印をアソートエンジンの効果で最大にすれば、最終的に国中の者を全てを支配できる。そうすれば何の問題もない」
「アソートエンジンの燃料はどうしましょう?」
「解き放ったモンスターが暴れてる間に王城へ入り、玉座にある宝玉を持って来い。あれを使えば探していたミスリスの代わりになるだろ。ロイヤルガードが邪魔に入ったら、渡してある指輪とカードを使い足止めしろ。お前が死んでも宝玉だけは届けろ。いいな従順な駒よ」
「仰せのままに」
イキシアは装備を整えて、モンスターを解放する準備に取りかかる。
トリモルガ家から転移して脱出した四人は、街の薄暗い路地裏に移動していた。
「ここは?」
「第3ギルドの近くです」
「街に転移したのか!?」
「ええ」
「ドセトナ様。エビネは……エビネを助けてください。あのままではエビネがモンスターに」
「分かっている。しかしどうやって」
「ドセトナさんとホップさんは、第3ギルドに行ってギルドマスターのフリートさんに事情を。留守のようであれば、ギルド職員に話して呼び出してもらってください」
「フリート……ジーク隊長の弟か!」
「俺とレラは第2ギルドに行きますから」
「分かった。誰だかは知らんが感謝する」
四人は二手に別れ、カズとレラは第2ギルドのフローラの所へ、ドセトナとポップは第3ギルドのフリートの所に向かった。
近くだけあって、すぐ第3ギルドに着いたドセトナとホップの二人は、ギルドマスターフリートへの面会をギルド職員に伝えた。
ドセトナが身分を証すと、すんなりと許可が出た。
しかしフリートはギルドに居らず、少し前に衛兵本部へ向かったと聞かされた。
それはカズが身代わりとして出したドッペルゲンガーが、少し前に効果が切れて姿を消していたため、カズが脱獄した事がバレてしまったからであった。
衛兵本部は冒険者ギルドにカズ脱獄の連絡をし、第1ギルドマスターのバルフートと第3ギルドマスターのフリートを、事実確認のため呼び出していたのだった。
少しすればフリートは戻ると聞かされたドセトナは、それまでカズという男のことをギルド職員に尋ねた。
二人が第3ギルドに来てから十数分程たった頃、フリートが衛兵本部から戻ってきた。
居るはずのないドセトナを見て驚きを隠せなかったフリートは、二人をギルドマスターと部屋に案内した。
そこでフリートは、ドセトナとホップから今までの話を聞いたのだった。
話を聞き終わるとフリートは装備を整えて、ドセトナと共に貴族区へと急ぎ向うことにした。
ドセトナとホップと別れたすぐあと、カズはレラと共にゲートでフローラの使う資料室に移動していた。
「カズさんかしら!?」
「よく分かりましたね」
「さっき連絡が来たの。衛兵本部からカズさんが脱獄したって」
「朝までは無理だったか」
「どうして出てきたの。私やフリート達が貴方の為に動いてるの知ってたでしょ。居なくなったレラだってすぐに見つけ…」
「あちしならここ。カズに助けてもらったから大丈夫」
「レラ!? どこに居たのよ! フリートから居なくなったって聞かされて、どれだけ心配したか」
「ごめんなさい」
「どういう経緯でカズさんの耳に入ったか知らないけ…ど……念話!?」
「そうなんですけど、とりあえず今は俺の脱獄はどうでもいいので」
「いいわけないでしょ! もうこれは言い逃れできないわ。私達の苦労も水の泡ね」
「待ってフローラ。それどころじゃないの! イキシアがモンスターと気持ち悪い黒い靄が」
「レラ落ち着いて順番に聞かせてくれ。俺も詳しくは知らないんだから」
「そうだった。あちしが見てきた事を話すから、カズを攻めないで」
レラはトリモルガ家であった出来事を全て話した。
信じられない様子のフローラだったが、実際にイキシアが変わりだした頃と、レラから聞いた話が一致していたので信じるしかなかった。
レラが自分に嘘をつく理由もないとフローラは思っていたが、サブ・ギルドマスターとして長く自分を支えてくれたイキシアを、簡単に疑うこともできなかった。
「フローラ聞いてるの」
「え、ええ。聞いてるわ」
「しっかりしてよ。それで分かったの?」
「なんだったかしら?」
「アーティファクトよ」
「アーティファクト……ああ、機密保管所から持ち出されてたアーティファクトね。そう、やっと調べが付いたの。私が機密保管所に入れれば、もっと早く分かったんだけど」
「それでどういった物なんですか?」
「アーティファクトの名前は『アソートエンジン』用途はアイテムや魔法の効果を増幅。ただしアソートエンジンを動かすには、マナを多く溜め込んだ水晶や魔鉱石、またはモンスターの魔核が燃料として必要。マナストーンとは古い言い方でそれらの総称」
「あちしを燃料にするとか言ってたのは?」
「それは私にも分からないわ。でもおそらくは、濃い魔力を持つ生き物から強制的に魔力を抽出して、それを燃料として使用するんじゃないかしら」
「もしあちしがあのまま捕まってたら」
「魔力を全て抽出されて、命は無かったでしょうね」
今になって更に恐ろしくなり、青ざめて震えるレラ。
「カズさんに助け出されて良かったわね」
「うんうんうん。ありがとうカズありがとうカズ」
泣きながらカズにしがみつくレラ。
「これでカズさんは、完全に国から追われる身になったけど」
「ごめんカズごめんカズ。あちしがどこまでも一緒に付いてってあげるから。寂しくないから」
「分かったから。泣き止んで落ち着けレラ(鼻水ついてるし)」
「……うん」
「俺はレラをオリーブ・モチヅキ家に連れて行ってから、もう一度レンガ造りの建物に戻ります。服従の刻印とかいうアイテムをなんとかしないと。それにあの黒い靄が今回の元凶なら」
「ええ。私も後から向かうわ。そのレンガ造りの建物に何体のモンスターが居るか、それがいつ解き放たれるか……。それに(イキシアもそこに)」
話を終えるとカズはレラと共に〈ゲート〉でオリーブ・モチヅキ家の庭へと移動た。
「レラはビワの所に。もう勝手に一人で行動するなよ。皆が心配してたんだから」
「……分かった。ごめんなさい」
「ほら、早く戻る」
何度かチラチラとカズの方を振り向きながら、レラは屋敷へと入ってゆく。
「さてと、脱獄したのもバレたんじゃ、もうこそこそしてもしょうがな……おい、もうかよ!」
トリモルガ家に向かい走っていると、建物が崩れる音と、モンスターの鳴き声が聞こえた。
カズは【マップ】に目を向けると、数十体のモンスターがレンガ造りの建物から出て来ているのが分かった。
隣の貴族が住む屋敷にまでは距離があり、それぞれの屋敷には柵があるのですぐに襲われる心配はないと思われる。
それでもせいぜい、十数分が限度であった。
「この建物はジャミングをかけて、マナを乱してるのよ。転移できると思ってるのかしら?」
「だから念話が届かなかったのね」
「念話? 通信系のアイテムかスキルでも持ってたのかしら。だったら今度は素っ裸にして、体の隅々まで調べてあげるわ。ムフフっ、レラの小さな肉体を好きにできるのなんて、とっても楽しみ!」
「ヒィぃぃ! イキシアあんたキモい」
イキシアの視界から外れようと、カズの後ろに隠れるレラ。
「トっととヤツラをトラえロ。アソートエンジンの燃りょウにすルマデは、フェアリーはスキにさせテやる」
「よろんでッ!」
イキシアが動き出す前に、カズが水晶を足下に叩きつけた。
「今だ行け!」
カズの合図で空間の歪み目掛けて四人は飛び込む。
「にげラレたカ」
「その様です。もう少しであの小さく可愛いレラを……カズ許せん」
「やはりコノ国の衛兵は、ヤツが逃げダシた事もキヅかない役タたずのヨウだ。ナらばやつラヲこれからオキルしゅ謀さニしたあゲる。全テノもんスターを解放シる準備をしろイキシあ」
「はい」
背後から出ていた黒い靄は、ルマンチーニの内へと戻っていく。
「ロイヤルガードだろうと冒険者ギルドだろうが関係ない。服従の刻印をアソートエンジンの効果で最大にすれば、最終的に国中の者を全てを支配できる。そうすれば何の問題もない」
「アソートエンジンの燃料はどうしましょう?」
「解き放ったモンスターが暴れてる間に王城へ入り、玉座にある宝玉を持って来い。あれを使えば探していたミスリスの代わりになるだろ。ロイヤルガードが邪魔に入ったら、渡してある指輪とカードを使い足止めしろ。お前が死んでも宝玉だけは届けろ。いいな従順な駒よ」
「仰せのままに」
イキシアは装備を整えて、モンスターを解放する準備に取りかかる。
トリモルガ家から転移して脱出した四人は、街の薄暗い路地裏に移動していた。
「ここは?」
「第3ギルドの近くです」
「街に転移したのか!?」
「ええ」
「ドセトナ様。エビネは……エビネを助けてください。あのままではエビネがモンスターに」
「分かっている。しかしどうやって」
「ドセトナさんとホップさんは、第3ギルドに行ってギルドマスターのフリートさんに事情を。留守のようであれば、ギルド職員に話して呼び出してもらってください」
「フリート……ジーク隊長の弟か!」
「俺とレラは第2ギルドに行きますから」
「分かった。誰だかは知らんが感謝する」
四人は二手に別れ、カズとレラは第2ギルドのフローラの所へ、ドセトナとポップは第3ギルドのフリートの所に向かった。
近くだけあって、すぐ第3ギルドに着いたドセトナとホップの二人は、ギルドマスターフリートへの面会をギルド職員に伝えた。
ドセトナが身分を証すと、すんなりと許可が出た。
しかしフリートはギルドに居らず、少し前に衛兵本部へ向かったと聞かされた。
それはカズが身代わりとして出したドッペルゲンガーが、少し前に効果が切れて姿を消していたため、カズが脱獄した事がバレてしまったからであった。
衛兵本部は冒険者ギルドにカズ脱獄の連絡をし、第1ギルドマスターのバルフートと第3ギルドマスターのフリートを、事実確認のため呼び出していたのだった。
少しすればフリートは戻ると聞かされたドセトナは、それまでカズという男のことをギルド職員に尋ねた。
二人が第3ギルドに来てから十数分程たった頃、フリートが衛兵本部から戻ってきた。
居るはずのないドセトナを見て驚きを隠せなかったフリートは、二人をギルドマスターと部屋に案内した。
そこでフリートは、ドセトナとホップから今までの話を聞いたのだった。
話を聞き終わるとフリートは装備を整えて、ドセトナと共に貴族区へと急ぎ向うことにした。
ドセトナとホップと別れたすぐあと、カズはレラと共にゲートでフローラの使う資料室に移動していた。
「カズさんかしら!?」
「よく分かりましたね」
「さっき連絡が来たの。衛兵本部からカズさんが脱獄したって」
「朝までは無理だったか」
「どうして出てきたの。私やフリート達が貴方の為に動いてるの知ってたでしょ。居なくなったレラだってすぐに見つけ…」
「あちしならここ。カズに助けてもらったから大丈夫」
「レラ!? どこに居たのよ! フリートから居なくなったって聞かされて、どれだけ心配したか」
「ごめんなさい」
「どういう経緯でカズさんの耳に入ったか知らないけ…ど……念話!?」
「そうなんですけど、とりあえず今は俺の脱獄はどうでもいいので」
「いいわけないでしょ! もうこれは言い逃れできないわ。私達の苦労も水の泡ね」
「待ってフローラ。それどころじゃないの! イキシアがモンスターと気持ち悪い黒い靄が」
「レラ落ち着いて順番に聞かせてくれ。俺も詳しくは知らないんだから」
「そうだった。あちしが見てきた事を話すから、カズを攻めないで」
レラはトリモルガ家であった出来事を全て話した。
信じられない様子のフローラだったが、実際にイキシアが変わりだした頃と、レラから聞いた話が一致していたので信じるしかなかった。
レラが自分に嘘をつく理由もないとフローラは思っていたが、サブ・ギルドマスターとして長く自分を支えてくれたイキシアを、簡単に疑うこともできなかった。
「フローラ聞いてるの」
「え、ええ。聞いてるわ」
「しっかりしてよ。それで分かったの?」
「なんだったかしら?」
「アーティファクトよ」
「アーティファクト……ああ、機密保管所から持ち出されてたアーティファクトね。そう、やっと調べが付いたの。私が機密保管所に入れれば、もっと早く分かったんだけど」
「それでどういった物なんですか?」
「アーティファクトの名前は『アソートエンジン』用途はアイテムや魔法の効果を増幅。ただしアソートエンジンを動かすには、マナを多く溜め込んだ水晶や魔鉱石、またはモンスターの魔核が燃料として必要。マナストーンとは古い言い方でそれらの総称」
「あちしを燃料にするとか言ってたのは?」
「それは私にも分からないわ。でもおそらくは、濃い魔力を持つ生き物から強制的に魔力を抽出して、それを燃料として使用するんじゃないかしら」
「もしあちしがあのまま捕まってたら」
「魔力を全て抽出されて、命は無かったでしょうね」
今になって更に恐ろしくなり、青ざめて震えるレラ。
「カズさんに助け出されて良かったわね」
「うんうんうん。ありがとうカズありがとうカズ」
泣きながらカズにしがみつくレラ。
「これでカズさんは、完全に国から追われる身になったけど」
「ごめんカズごめんカズ。あちしがどこまでも一緒に付いてってあげるから。寂しくないから」
「分かったから。泣き止んで落ち着けレラ(鼻水ついてるし)」
「……うん」
「俺はレラをオリーブ・モチヅキ家に連れて行ってから、もう一度レンガ造りの建物に戻ります。服従の刻印とかいうアイテムをなんとかしないと。それにあの黒い靄が今回の元凶なら」
「ええ。私も後から向かうわ。そのレンガ造りの建物に何体のモンスターが居るか、それがいつ解き放たれるか……。それに(イキシアもそこに)」
話を終えるとカズはレラと共に〈ゲート〉でオリーブ・モチヅキ家の庭へと移動た。
「レラはビワの所に。もう勝手に一人で行動するなよ。皆が心配してたんだから」
「……分かった。ごめんなさい」
「ほら、早く戻る」
何度かチラチラとカズの方を振り向きながら、レラは屋敷へと入ってゆく。
「さてと、脱獄したのもバレたんじゃ、もうこそこそしてもしょうがな……おい、もうかよ!」
トリモルガ家に向かい走っていると、建物が崩れる音と、モンスターの鳴き声が聞こえた。
カズは【マップ】に目を向けると、数十体のモンスターがレンガ造りの建物から出て来ているのが分かった。
隣の貴族が住む屋敷にまでは距離があり、それぞれの屋敷には柵があるのですぐに襲われる心配はないと思われる。
それでもせいぜい、十数分が限度であった。
21
お気に入りに追加
539
あなたにおすすめの小説
底辺おっさん異世界通販生活始めます!〜ついでに傾国を建て直す〜
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
学歴も、才能もない底辺人生を送ってきたアラフォーおっさん。
運悪く暴走車との事故に遭い、命を落とす。
憐れに思った神様から不思議な能力【通販】を授かり、異世界転生を果たす。
異世界で【通販】を用いて衰退した村を建て直す事に成功した僕は、国家の建て直しにも協力していく事になる。
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
学校ごと異世界に召喚された俺、拾ったスキルが強すぎたので無双します
名無し
ファンタジー
毎日のようにいじめを受けていた主人公の如月優斗は、ある日自分の学校が異世界へ転移したことを知る。召喚主によれば、生徒たちの中から救世主を探しているそうで、スマホを通してスキルをタダで配るのだという。それがきっかけで神スキルを得た如月は、あっという間に最強の男へと進化していく。
最強超人は異世界にてスマホを使う
萩場ぬし
ファンタジー
主人公、柏木 和(かしわぎ かず)は「武人」と呼ばれる武術を極めんとする者であり、ある日祖父から自分が世界で最強であることを知らされたのだった。
そして次の瞬間、自宅のコタツにいたはずの和は見知らぬ土地で寝転がっていた――
「……いや草」
若返ったオバさんは異世界でもうどん職人になりました
mabu
ファンタジー
聖女召喚に巻き込まれた普通のオバさんが無能なスキルと判断され追放されるが国から貰ったお金と隠されたスキルでお店を開き気ままにのんびりお気楽生活をしていくお話。
なるべく1日1話進めていたのですが仕事で不規則な時間になったり投稿も不規則になり週1や月1になるかもしれません。
不定期投稿になりますが宜しくお願いします🙇
感想、ご指摘もありがとうございます。
なるべく修正など対応していきたいと思っていますが皆様の広い心でスルーして頂きたくお願い致します。
読み進めて不快になる場合は履歴削除をして頂けると有り難いです。
お返事は何方様に対しても控えさせて頂きますのでご了承下さいます様、お願い致します。
侯爵令嬢に転生したからには、何がなんでも生き抜きたいと思います!
珂里
ファンタジー
侯爵令嬢に生まれた私。
3歳のある日、湖で溺れて前世の記憶を思い出す。
高校に入学した翌日、川で溺れていた子供を助けようとして逆に私が溺れてしまった。
これからハッピーライフを満喫しようと思っていたのに!!
転生したからには、2度目の人生何がなんでも生き抜いて、楽しみたいと思います!!!
石しか生成出来ないと追放されましたが、それでOKです!
udonlevel2
ファンタジー
夏祭り中に異世界召喚に巻き込まれた、ただの一般人の桜木ユリ。
皆がそれぞれ素晴らしいスキルを持っている中、桜木の持つスキルは【石を出す程度の力】しかなく、余りにも貧相なそれは皆に笑われて城から金だけ受け取り追い出される。
この国ではもう直ぐ戦争が始まるらしい……。
召喚された3人は戦うスキルを持っていて、桜木だけが【石を出す程度の能力】……。
確かに貧相だけれど――と思っていたが、意外と強いスキルだったようで!?
「こうなったらこの国を抜け出して平和な国で就職よ!」
気合いを入れ直した桜木は、商業ギルド相手に提案し、国を出て違う場所で新生活を送る事になるのだが、辿り着いた国にて、とある家族と出会う事となる――。
★暫く書き溜めが結構あるので、一日三回更新していきます! 応援よろしくお願いします!
★カクヨム・小説家になろう・アルファポリスで連載中です。
中国でコピーされていたので自衛です。
「天安門事件」
~僕の異世界冒険記~異世界冒険始めました。
破滅の女神
ファンタジー
18歳の誕生日…先月死んだ、おじぃちゃんから1冊の本が届いた。
小さい頃の思い出で1ページ目に『この本は異世界冒険記、あなたの物語です。』と書かれてるだけで後は真っ白だった本だと思い出す。
本の表紙にはドラゴンが描かれており、指輪が付属されていた。
お遊び気分で指輪をはめて本を開くと、そこには2ページ目に短い文章が書き加えられていた。
その文章とは『さぁ、あなたの物語の始まりです。』と…。
次の瞬間、僕は気を失い、異世界冒険の旅が始まったのだった…。
本作品は『カクヨム』で掲載している物を『アルファポリス』用に少しだけ修正した物となります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる