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三章 王都オリーブ編2 周辺地域道中
168 秘密を知った新たな二人
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「間違ってたらごめんなさい。もしかしてカズさんは、他の世界から来た人じゃないかしら?」
「! なぜそう思います?」
「私ね、ずっと前に召喚されて、この世界に来たって人に会ってるのよ。それで今の話を聞く内に、カズさんもそうじゃないかと思って」
「……」
「それだけじゃないわよ。さっき渡された杖なんだけど、カズさんが言ったように、カードに戻ってしまったのだけど、そのカードに書かれてる文字や絵が、この世界のものと全然違うから」
「本当なのかカズ?」
「ハァー……ええそうです。俺は、この世界の住人じゃないです」
「その事を知ってる人は?」
「数人」
「アレナリアもその一人?」
「…はい」
「そう」
「我も知っておったぞ」
カズが話してる間に、凍らせたロックバードを食べていた白真が、話に入ってきた。
「初めまして、私は王都の冒険者第2ギルドで、ギルドマスターをしている『フローラ・クルトス・ナトゥーラ』事情がありまして、今は魔法で姿を変えてます」
「我は白真だ。そっちのワーウルフは?」
「オ、オレは王都の冒険者第1ギルドに所属のアイガー。まさかあの、白き災害に名を聞かれるとは…」
狼の顔をしていても、アイガーの引きつった表情が分かってしまう。
ラスラの方は既に落ち着き、冷静になっていた。
「白真はそっちで、おとなしくそれ(凍ってるロックバード)でも食べてろよ」
カズは近付けてくる白真の顔を、手で押し返す。
「よいではないか。カズの事を知った者なら、我とて話しても問題なかろう」
「元はと言えば、白真が空気読めなかったからだろ。態度が大きい奴ですいません」
「ま、まあ気にするなカズ、伝説のモンスターだから仕方ないさ(機嫌を損ねたら、オレが食われかねん)」
「それで白真は、わざわざこんな所まで、獣やモンスターを狩に来たのか?」
「この辺りに来たのは、これで二度目だ。以前上空を通り掛かった時に、多くの獲物を見つけてな、この辺りだけで腹をかなり満たせたので、また来たと言う訳だ」
「二度目? 以前はいつ来たんだ?」
「カズが我の所に来て、カードを色々と試した少し前だ」
「じゃあ、あの話し方に訛りある村人が言っていた『大きく白い』の正体は白真だったっのか」
「ねぇアイガーさん、これで依頼は終わったんだけど、白真さんの事も報告するのかしら?」
「報告をして、ギルドの冒険者総出で、討伐なんて事になったら厄介だかな、黙っておくさ。カズに従属してるなら、襲ってくる事もないだろ」
「ありがとうございます。白真が何か問題を起こしたら、即座に首を切り落とします」
「攻撃してこなければ、何もせんと言ったであろう。やり返しても殺しはせん。おいワーウルフ、余計な事を言うでないぞ! さもなくば」
「だから脅すな!」
「な、なぁカズ、フロストドラゴンを従属にしてるんだろ、カズのステータスどうなってるんだ?」
「そうでした。俺だけ二人のステータス知ってのは、なんか悪いですから、二人を信用して見せます」
「見せる? ここでか?」
「ええ。王都に戻って見せるより、人の居ないここの方が良いですから。ステータス確認」
カズは二人に見えるよう、簡略化したステータスを表情させた、薄い半透明なアクリル版のような物を出現させた。
「どうぞ」
「私より遥かに強いわね。それにこのスキルの量……凄いわね」
「フロストドラゴンに勝てる訳だ。オレなんかじゃカズに歯が立たないな(いったいどうしたらこんな数値になるんだ? 異世界人だからか?)」
「それでどうしますか。王都のギルマス全員に、俺の事話しますか?」
「オレはAランクとはいえ、冒険者の一人にすぎないから、ここは第2ギルドのギルマスに判断をゆだねる」
カズとアイガーはラスラを見る。
「ギルドとして、このようなステータスをした有能な方の情報は、王都の全ギルドマスターだけにでも、話を通した方が良いと…」
「そうですよね……」
「と言いたいところですが、私、第2ギルドのギルドマスター権限で、この事は黙ってようと思います」
「どうして…ですか?」
「幾つかあります。カズさんも今回の依頼で分かったと思いますが、冒険者の中に盗賊等と繋がりのある人達が紛れ込んで居るからです。ですのでこの事は、一部の者を除いて内密にします」
「確かにそれは良いとオレも思う。いざとなったら、これだけの強さを持つカズか居てくれたら心強い。まさに奥の手だな」
「ええ。それに他の理由は、王都のギルドマスターって面倒な方も居ますの。9ヶ所もギルドがあると、自分の所に優秀な冒険者を集めようと、他の所から引き抜くとかね」
「ああそうだな。オレも一時期あったから分かる。もしカズのステータスが全ギルマスに知れ渡ったら、是が非でも自分の所に引き抜こうとするだろうな。オレの居る第1ギルドに来て、オレとパーティーを組んでほしいくらいさ」
「駄目ですよアイガーさん。カズさんは、私の第2ギルド所属なんですから」
「だとよカズ」
「知らない人が多い、他のギルドに行く気はしませんよ。そういえばアイガーさんは、ラスラさんの事をギルマスと聞いても、驚いてませんでしたね。知ってたんですか?」
「いや。今回の戦闘を見ていて、なんとなくな。人なのに、エルフお得意の植物を使った魔法を何度も使用してたし、それにラスラなんて名前の、腕の立つ冒険者が第2ギルドに居ると聞いた事がなかったからな。最初はサブマスのイキシアかと思ったが、性格が明らかに違ったからな」
「見た目では分からないと思ったけど、良く気付いたわね。さすがAランクだけの事はあるわ」
「『ハイエルフ』である、第2ギルドのギルマスに誉めてもらって嬉しいよ。それに気付いたのは、前にオレの所属しているギルド(第1)のギルマスに、魔法で姿とステータスを変えるギルマスがいるって聞いた事あってな、冗談だと聞き流してたが、それを思い出したんだ」
「まぁそれは不味いわね。この事は内緒にしておいて」
「分かってるよ。その代わり王都に戻るまでは、パーティーを組んでるラスラって事で、気楽に話させてもらうぜ」
「ええ構わないわ。それじゃあ依頼も終えた事ですし、そろそろ王都に戻りましょうか。もう半月(15日)もイキシアに、ギルドの仕事を任せっきりにしてるから」
「そうだな。今回の依頼はスゲェ疲れた」
「急いでおるなら、我が近くまで運んでやろう」
「さすがにそれは…な…」
「気持ちだけ受け取っておくわ。ありがとう」
「そうか。ならカズの転移魔法で戻れば良かろう。我が運ぶより早いぞ」
「あっ! (コイツまた余計な事を!)」
「転移魔法! カズそんな魔法も使えるのか! 個人で使える奴なんて、殆ど居ないのによ」
「……」
「カズさん使えるの?」
「……は、はい。行った事のある所だけですが『おい白真! お前もう喋るな!』」
「『ん! 念話か。良いではないか、二人にカズの凄さを見せてやれば』」
「『そんなのいいから、俺の事はこれ以上何も言うな。それ食ったら早く山に戻れ』」
「『分かったから、念話で怒鳴らんでくれ』」
「カズ……おいカズ」
「は、はい。なんですか?」
「その転移魔法を見てみたいから、使って王都に戻ろう。ラスラも良いだろ」
「ええ、私も見てみたいわ。これだけ離れた距離を、個人一人で本当に出来るなら」
「……分かりました(はぁ~、ここまで話すつもりはなかったのに)」
「じゃあ一度、村の借りた家に戻って、少し休憩してから王都に帰るか」
「その前に倒したロックバードと、バンブースネークをなんとかしないと、私達が居なくなったら、他の獣やモンスターが食べに集まってしまうわ」
「素材として持って行きたいが、さすがにこの数はなぁ。魔核(魔石)だけ抜き取って、残りはフロストドラゴンに食ってもらうか?」
「アイガーさんが苦労して倒したんですし、俺が全部持って行きます」
「真っ二つになってるとはいえ、あんな巨体がアイテムボックスに入るのか?」
「あれくらいなら大丈夫です(ステータス見せたのに、アイテムボックスの容量が無限だと気付いてないみたいだな。まぁ別に言わなくても良いか)」
カズは倒した二体のロックバードと、投げ飛ばしたバンブースネークを回収して【アイテムボックス】に入れた。
その後カズは、辺りに散乱したモンスターの血を、水魔法で洗い流した。
「! なぜそう思います?」
「私ね、ずっと前に召喚されて、この世界に来たって人に会ってるのよ。それで今の話を聞く内に、カズさんもそうじゃないかと思って」
「……」
「それだけじゃないわよ。さっき渡された杖なんだけど、カズさんが言ったように、カードに戻ってしまったのだけど、そのカードに書かれてる文字や絵が、この世界のものと全然違うから」
「本当なのかカズ?」
「ハァー……ええそうです。俺は、この世界の住人じゃないです」
「その事を知ってる人は?」
「数人」
「アレナリアもその一人?」
「…はい」
「そう」
「我も知っておったぞ」
カズが話してる間に、凍らせたロックバードを食べていた白真が、話に入ってきた。
「初めまして、私は王都の冒険者第2ギルドで、ギルドマスターをしている『フローラ・クルトス・ナトゥーラ』事情がありまして、今は魔法で姿を変えてます」
「我は白真だ。そっちのワーウルフは?」
「オ、オレは王都の冒険者第1ギルドに所属のアイガー。まさかあの、白き災害に名を聞かれるとは…」
狼の顔をしていても、アイガーの引きつった表情が分かってしまう。
ラスラの方は既に落ち着き、冷静になっていた。
「白真はそっちで、おとなしくそれ(凍ってるロックバード)でも食べてろよ」
カズは近付けてくる白真の顔を、手で押し返す。
「よいではないか。カズの事を知った者なら、我とて話しても問題なかろう」
「元はと言えば、白真が空気読めなかったからだろ。態度が大きい奴ですいません」
「ま、まあ気にするなカズ、伝説のモンスターだから仕方ないさ(機嫌を損ねたら、オレが食われかねん)」
「それで白真は、わざわざこんな所まで、獣やモンスターを狩に来たのか?」
「この辺りに来たのは、これで二度目だ。以前上空を通り掛かった時に、多くの獲物を見つけてな、この辺りだけで腹をかなり満たせたので、また来たと言う訳だ」
「二度目? 以前はいつ来たんだ?」
「カズが我の所に来て、カードを色々と試した少し前だ」
「じゃあ、あの話し方に訛りある村人が言っていた『大きく白い』の正体は白真だったっのか」
「ねぇアイガーさん、これで依頼は終わったんだけど、白真さんの事も報告するのかしら?」
「報告をして、ギルドの冒険者総出で、討伐なんて事になったら厄介だかな、黙っておくさ。カズに従属してるなら、襲ってくる事もないだろ」
「ありがとうございます。白真が何か問題を起こしたら、即座に首を切り落とします」
「攻撃してこなければ、何もせんと言ったであろう。やり返しても殺しはせん。おいワーウルフ、余計な事を言うでないぞ! さもなくば」
「だから脅すな!」
「な、なぁカズ、フロストドラゴンを従属にしてるんだろ、カズのステータスどうなってるんだ?」
「そうでした。俺だけ二人のステータス知ってのは、なんか悪いですから、二人を信用して見せます」
「見せる? ここでか?」
「ええ。王都に戻って見せるより、人の居ないここの方が良いですから。ステータス確認」
カズは二人に見えるよう、簡略化したステータスを表情させた、薄い半透明なアクリル版のような物を出現させた。
「どうぞ」
「私より遥かに強いわね。それにこのスキルの量……凄いわね」
「フロストドラゴンに勝てる訳だ。オレなんかじゃカズに歯が立たないな(いったいどうしたらこんな数値になるんだ? 異世界人だからか?)」
「それでどうしますか。王都のギルマス全員に、俺の事話しますか?」
「オレはAランクとはいえ、冒険者の一人にすぎないから、ここは第2ギルドのギルマスに判断をゆだねる」
カズとアイガーはラスラを見る。
「ギルドとして、このようなステータスをした有能な方の情報は、王都の全ギルドマスターだけにでも、話を通した方が良いと…」
「そうですよね……」
「と言いたいところですが、私、第2ギルドのギルドマスター権限で、この事は黙ってようと思います」
「どうして…ですか?」
「幾つかあります。カズさんも今回の依頼で分かったと思いますが、冒険者の中に盗賊等と繋がりのある人達が紛れ込んで居るからです。ですのでこの事は、一部の者を除いて内密にします」
「確かにそれは良いとオレも思う。いざとなったら、これだけの強さを持つカズか居てくれたら心強い。まさに奥の手だな」
「ええ。それに他の理由は、王都のギルドマスターって面倒な方も居ますの。9ヶ所もギルドがあると、自分の所に優秀な冒険者を集めようと、他の所から引き抜くとかね」
「ああそうだな。オレも一時期あったから分かる。もしカズのステータスが全ギルマスに知れ渡ったら、是が非でも自分の所に引き抜こうとするだろうな。オレの居る第1ギルドに来て、オレとパーティーを組んでほしいくらいさ」
「駄目ですよアイガーさん。カズさんは、私の第2ギルド所属なんですから」
「だとよカズ」
「知らない人が多い、他のギルドに行く気はしませんよ。そういえばアイガーさんは、ラスラさんの事をギルマスと聞いても、驚いてませんでしたね。知ってたんですか?」
「いや。今回の戦闘を見ていて、なんとなくな。人なのに、エルフお得意の植物を使った魔法を何度も使用してたし、それにラスラなんて名前の、腕の立つ冒険者が第2ギルドに居ると聞いた事がなかったからな。最初はサブマスのイキシアかと思ったが、性格が明らかに違ったからな」
「見た目では分からないと思ったけど、良く気付いたわね。さすがAランクだけの事はあるわ」
「『ハイエルフ』である、第2ギルドのギルマスに誉めてもらって嬉しいよ。それに気付いたのは、前にオレの所属しているギルド(第1)のギルマスに、魔法で姿とステータスを変えるギルマスがいるって聞いた事あってな、冗談だと聞き流してたが、それを思い出したんだ」
「まぁそれは不味いわね。この事は内緒にしておいて」
「分かってるよ。その代わり王都に戻るまでは、パーティーを組んでるラスラって事で、気楽に話させてもらうぜ」
「ええ構わないわ。それじゃあ依頼も終えた事ですし、そろそろ王都に戻りましょうか。もう半月(15日)もイキシアに、ギルドの仕事を任せっきりにしてるから」
「そうだな。今回の依頼はスゲェ疲れた」
「急いでおるなら、我が近くまで運んでやろう」
「さすがにそれは…な…」
「気持ちだけ受け取っておくわ。ありがとう」
「そうか。ならカズの転移魔法で戻れば良かろう。我が運ぶより早いぞ」
「あっ! (コイツまた余計な事を!)」
「転移魔法! カズそんな魔法も使えるのか! 個人で使える奴なんて、殆ど居ないのによ」
「……」
「カズさん使えるの?」
「……は、はい。行った事のある所だけですが『おい白真! お前もう喋るな!』」
「『ん! 念話か。良いではないか、二人にカズの凄さを見せてやれば』」
「『そんなのいいから、俺の事はこれ以上何も言うな。それ食ったら早く山に戻れ』」
「『分かったから、念話で怒鳴らんでくれ』」
「カズ……おいカズ」
「は、はい。なんですか?」
「その転移魔法を見てみたいから、使って王都に戻ろう。ラスラも良いだろ」
「ええ、私も見てみたいわ。これだけ離れた距離を、個人一人で本当に出来るなら」
「……分かりました(はぁ~、ここまで話すつもりはなかったのに)」
「じゃあ一度、村の借りた家に戻って、少し休憩してから王都に帰るか」
「その前に倒したロックバードと、バンブースネークをなんとかしないと、私達が居なくなったら、他の獣やモンスターが食べに集まってしまうわ」
「素材として持って行きたいが、さすがにこの数はなぁ。魔核(魔石)だけ抜き取って、残りはフロストドラゴンに食ってもらうか?」
「アイガーさんが苦労して倒したんですし、俺が全部持って行きます」
「真っ二つになってるとはいえ、あんな巨体がアイテムボックスに入るのか?」
「あれくらいなら大丈夫です(ステータス見せたのに、アイテムボックスの容量が無限だと気付いてないみたいだな。まぁ別に言わなくても良いか)」
カズは倒した二体のロックバードと、投げ飛ばしたバンブースネークを回収して【アイテムボックス】に入れた。
その後カズは、辺りに散乱したモンスターの血を、水魔法で洗い流した。
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