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三章 王都オリーブ編2 周辺地域道中
165 難易度Aランクモンスターとの戦闘
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ラスラは再度〈アイスブレット〉でロックバードを攻撃して挑発する。
数発の氷がロックバードに当たると、今度は急降下せずに、少しずつ高度を下げ、地上から5m程の高さを、ゆっくりと飛んで来る。
アイガーとラスラが攻撃をしようと動き出そうとした時、先に攻撃したのはロックバードだった。
二人から10m以上離れた位置から、翼を大きく動かし風の刃を飛ばす。
「アイガーさんエアースラッシュが来ます!」
「先手を取られたか!」
「〈プラントウォール〉!」
アイガーは風の刃を身を低くしながら避け、ラスラは魔法で絡み合った蔓の壁を作り防いぐ。
ロックバードは一旦距離をとり、旋回して再び二人の方へと迫ってくる。
「仕方ねぇ。同時攻撃は諦めて、ラスラが先に攻撃してくれ。その間にオレが接近して攻撃する」
「迫ってくるロックバードだけじゃなくて、上空に居る二体のロックバードの警戒も忘れないで!」
「ああ、分かってるさ」
再びロックバードが、二人から10m程の所にまで近付いて来た。
今度はラスラが先に攻撃を仕掛けた。
「〈ウッドジャベリン〉〈アイスジャベリン〉」
ラスラが木の槍と氷の槍を作り出し、ロックバードに向けて放った。
ロックバードは即座に翼を大きく動かし、木の槍と氷の槍をエアーバーストで吹き飛ばそうとする。
しかし先端が鋭くとがった槍は、エアーバーストで生み出された風を物ともせず突き進みロックバードに迫る。
それを即座に感知したロックバードは、高い鳴き声を上げた。
すると木の槍はメキメキと音を立て失速し地面に落ち砕け、氷の槍は細かい亀裂が入り、ロックバードに届く前に粉々なった。
ラスラの攻撃と同時に、接近しようとしていたアイガーだったが、その様子を見て一時足を止めた。
「おいおいマジかよ! アイツは鳴き声で、攻撃出来ないんじゃなかったか!?」
「今になって急にスキルを会得したのかしら?」
「それだけ追い詰められたって事か? そうは見えないがな」
「何はともあれ、あの攻撃は厄介ね。木の槍と氷の槍を同時に破壊するなんて(これは少し不味いかしら)」
ラスラの攻撃を防いだロックバードは、今度は二人から距離を取り、20m程離れた所から、木の槍と氷の槍を破壊した鳴き声と、風魔法で攻撃してくる。
アイガーは攻撃を回避しながら移動して、木の影に隠れた。
ラスラは〈プラントウォール〉で、再度蔓の壁を作り防いでいる。
防戦一方の二人が攻撃手段を考えている時、上空から攻撃してくるロックバードに、4m程の太く長い物が飛んでいった。
アイガーとラスラを攻撃していたロックバードは気付くのが遅く、飛んできた4m程の太く長い物の直撃を受け、体制を崩し高度が下がる。
そこで透かさずアイガーが、隠れていた木々の間から飛び出す。
「なんだか知らんがチャンスだ! 《ブースト》」
飛び出したアイガーは加速し、降下して来るロックバードに接近し攻撃を繰り出す。
飛び立てないように、再度翼を狙う。
攻撃は命中するものの、ギリギリのところでロックバードは体制を立て直した為に、アイガーの攻撃は浅く入っただけだった。
体制を立て直したロックバードが、上空に飛び立とうとしたその時、植物の蔓が何本もロックバードを絡めとろと伸びる。
「ラスラか?」
「ええ。もう上空には行かせません」
「そのまま続けてくれ。オレが一気に仕留め…」
ラスラの魔法でロックバードを拘束しようとするが、先程よりも大きく『キュヒュゥーー!』と鳴いたロックバードは、自らに絡み付く蔓を、その鳴き声で引き裂いていった。
アイガーが鳴き声の影響で近付けないでいると、ロックバードの後方から飛び付く人影がいた。
次の瞬間に、ロックバードの体に何本もの鎖が絡み付いていく。
そして姿を現したのは、バンブースネークを討伐しに離れたカズだった。
「大丈夫ですか?」
「ああ。これ(ロックバードに絡み付く鎖)は、カズがやったのか?」
「ええまぁ。俺は気付かれてなかったので」
「やっぱりさっきのは、カズさんだったのね」
「飛んで来たあれか?」
「ええあれよ」
ラスラが向いた方には、4m程のバンブースネークが転がっていた。
そこでアイガーは、さっき飛んで来た謎の物体が、バンブースネークだと分かった。
「カズがバンブースネークを飛ばしてきたのか?」
「筋力強化をして、ロックバード目掛けて投げたんです。気をそらせる事が出来れば良いと思ったんですが、まさか直撃するとは思いませんでした」
「あの鎖は、どっから出てきたんだ?」
「えっと、あれは…」
「話は後にしましょう。上空を飛んでた二体のロックバードが、降下してきたわよ」
「更に二体はキツ過ぎるぞ。しかも今戦ってた奴よりデカイな!」
鎖で拘束されたロックバードを見て、遥か上空を飛んでいた二体のロックバードが、少しずつ降下して三人に近付いて来る。
「どうします。一旦森に身を隠しますか?」
「それで村にでも行かれた大変よ。ここで迎え撃つしかないわ」
「だな。カズは自分の身を守る事を第一に考えろ。無茶をして死んだら意味ないからな」
「分かってます。でもここで引いたら、村に被害が出るんですよね? だったたらやれる事はやります」
「良い度胸だ! いざとなったら、オレが全力を出すさ。この姿より、元の姿の方が動きやすいからな」
「元の姿?」
「お喋りはそこまで。来るわ!」
降下してきたロックバードの内、一体が森の少し上辺りを飛び旋回し、もう一体が三人へと近付いて来る。
「一体は監視役か? 二体で同時に来られるよりはましか」
「分からないわよ。あの位置から攻撃して来るかも知れないわ」
「俺はあちら側に行って攻撃します(隠密スキルを使えば、気付かれずに近付けるからな)」
「おいおい無茶はするなと…」
「分かってます(《隠密》『ON』)」
「! カズの足音が消えた?」
「アイガーさん、よそ見しないで。来ますよ!」
「……スマン」
既に使用している隠蔽スキルで、魔力と気配を感知されにくくなっていたカズ。
そこに隠密スキルを使う事で、足音や物に触れた時の自分が発する音を減少させた。
するとカズの存在が薄くなり、一瞬消えた様に思える程だった。
それはAランクのアイガーさえも感じ取るのは難しかった。(この時アイガーは、少し寒気を感じた)
カズが回り込んでいると、近くまで接近してきたロックバードが、鳴き声を振動させて、アイガーとラスラを攻撃した。
アイガーとラスラは、目に見えない攻撃を避け、ロックバードに接近する。
「見えないからって、そう簡単は当たらねぇぜ! 《ブースト》」
「二人共、今から強い光を出すから、私の方を見ないで! 〈フラッシュ〉」
アイガーが《ブースト》を使い即座に接近をし、ラスラがロックバードの正面に強力な光を放ち、目眩ましをする。
ロックバードが怯んだ隙に、アイガーがスキルで強化した剣で攻撃を仕掛ける。
眩しくてあばれるロックバードの腹部に、アイガーの剣が命中する。
するとロックバードが怒り狂い、翼を大きく動かし、うっすらと視界に入ったアイガーとラスラを攻撃した。
ロックバードは〈エアースラッシュ〉と〈エアーバースト〉を同時に使い、効果範囲内にあるものを、無差別に切り裂く突風を起こした。
危険を察知したアイガーは急ぎ後退したが、ロックバードが放った魔法の範囲は広く、避ける事は出来なかった。
ラスラはとっさに〈プラントウォール〉で、自分とアイガーの前に蔓の壁を作ったが、ロックバードが作り出した風の刃でズタズタにされ、蔓の壁は崩壊寸前になっている。
そこに追い討ちをかけ、ロックバードが鳴き声を振動させて、蔓の壁に隠れて動けないでいる二人に攻撃をした。
ロックバードの追い討ち攻撃が直撃すると思えた瞬間、アイガーとラスラを囲むように、薄いガラスのような半球状の壁が出現した。
ロックバードが放った魔法と鳴き声を振動させた攻撃は、半球状の壁に阻まれアイガーとラスラには届かなった。
それを見て動揺しているロックバードの後方から、カズがスキルで強化した刀で翼を斬りつけた。
その直後、カズは刀に違和感を覚えた。
《スキル説明》
【ブースト】: 使用者の動きを一時的に速くする。
【隠密】: 使用を『ON・OFF』切り替える事ができ、常時発動可能。
・自ら発する音(足音・物に擦れる音等)を減少させる。
・同時に隠蔽スキルを使う事で、認識されずらくなる。(レベル差が大きい程、気付かれなくなる)
数発の氷がロックバードに当たると、今度は急降下せずに、少しずつ高度を下げ、地上から5m程の高さを、ゆっくりと飛んで来る。
アイガーとラスラが攻撃をしようと動き出そうとした時、先に攻撃したのはロックバードだった。
二人から10m以上離れた位置から、翼を大きく動かし風の刃を飛ばす。
「アイガーさんエアースラッシュが来ます!」
「先手を取られたか!」
「〈プラントウォール〉!」
アイガーは風の刃を身を低くしながら避け、ラスラは魔法で絡み合った蔓の壁を作り防いぐ。
ロックバードは一旦距離をとり、旋回して再び二人の方へと迫ってくる。
「仕方ねぇ。同時攻撃は諦めて、ラスラが先に攻撃してくれ。その間にオレが接近して攻撃する」
「迫ってくるロックバードだけじゃなくて、上空に居る二体のロックバードの警戒も忘れないで!」
「ああ、分かってるさ」
再びロックバードが、二人から10m程の所にまで近付いて来た。
今度はラスラが先に攻撃を仕掛けた。
「〈ウッドジャベリン〉〈アイスジャベリン〉」
ラスラが木の槍と氷の槍を作り出し、ロックバードに向けて放った。
ロックバードは即座に翼を大きく動かし、木の槍と氷の槍をエアーバーストで吹き飛ばそうとする。
しかし先端が鋭くとがった槍は、エアーバーストで生み出された風を物ともせず突き進みロックバードに迫る。
それを即座に感知したロックバードは、高い鳴き声を上げた。
すると木の槍はメキメキと音を立て失速し地面に落ち砕け、氷の槍は細かい亀裂が入り、ロックバードに届く前に粉々なった。
ラスラの攻撃と同時に、接近しようとしていたアイガーだったが、その様子を見て一時足を止めた。
「おいおいマジかよ! アイツは鳴き声で、攻撃出来ないんじゃなかったか!?」
「今になって急にスキルを会得したのかしら?」
「それだけ追い詰められたって事か? そうは見えないがな」
「何はともあれ、あの攻撃は厄介ね。木の槍と氷の槍を同時に破壊するなんて(これは少し不味いかしら)」
ラスラの攻撃を防いだロックバードは、今度は二人から距離を取り、20m程離れた所から、木の槍と氷の槍を破壊した鳴き声と、風魔法で攻撃してくる。
アイガーは攻撃を回避しながら移動して、木の影に隠れた。
ラスラは〈プラントウォール〉で、再度蔓の壁を作り防いでいる。
防戦一方の二人が攻撃手段を考えている時、上空から攻撃してくるロックバードに、4m程の太く長い物が飛んでいった。
アイガーとラスラを攻撃していたロックバードは気付くのが遅く、飛んできた4m程の太く長い物の直撃を受け、体制を崩し高度が下がる。
そこで透かさずアイガーが、隠れていた木々の間から飛び出す。
「なんだか知らんがチャンスだ! 《ブースト》」
飛び出したアイガーは加速し、降下して来るロックバードに接近し攻撃を繰り出す。
飛び立てないように、再度翼を狙う。
攻撃は命中するものの、ギリギリのところでロックバードは体制を立て直した為に、アイガーの攻撃は浅く入っただけだった。
体制を立て直したロックバードが、上空に飛び立とうとしたその時、植物の蔓が何本もロックバードを絡めとろと伸びる。
「ラスラか?」
「ええ。もう上空には行かせません」
「そのまま続けてくれ。オレが一気に仕留め…」
ラスラの魔法でロックバードを拘束しようとするが、先程よりも大きく『キュヒュゥーー!』と鳴いたロックバードは、自らに絡み付く蔓を、その鳴き声で引き裂いていった。
アイガーが鳴き声の影響で近付けないでいると、ロックバードの後方から飛び付く人影がいた。
次の瞬間に、ロックバードの体に何本もの鎖が絡み付いていく。
そして姿を現したのは、バンブースネークを討伐しに離れたカズだった。
「大丈夫ですか?」
「ああ。これ(ロックバードに絡み付く鎖)は、カズがやったのか?」
「ええまぁ。俺は気付かれてなかったので」
「やっぱりさっきのは、カズさんだったのね」
「飛んで来たあれか?」
「ええあれよ」
ラスラが向いた方には、4m程のバンブースネークが転がっていた。
そこでアイガーは、さっき飛んで来た謎の物体が、バンブースネークだと分かった。
「カズがバンブースネークを飛ばしてきたのか?」
「筋力強化をして、ロックバード目掛けて投げたんです。気をそらせる事が出来れば良いと思ったんですが、まさか直撃するとは思いませんでした」
「あの鎖は、どっから出てきたんだ?」
「えっと、あれは…」
「話は後にしましょう。上空を飛んでた二体のロックバードが、降下してきたわよ」
「更に二体はキツ過ぎるぞ。しかも今戦ってた奴よりデカイな!」
鎖で拘束されたロックバードを見て、遥か上空を飛んでいた二体のロックバードが、少しずつ降下して三人に近付いて来る。
「どうします。一旦森に身を隠しますか?」
「それで村にでも行かれた大変よ。ここで迎え撃つしかないわ」
「だな。カズは自分の身を守る事を第一に考えろ。無茶をして死んだら意味ないからな」
「分かってます。でもここで引いたら、村に被害が出るんですよね? だったたらやれる事はやります」
「良い度胸だ! いざとなったら、オレが全力を出すさ。この姿より、元の姿の方が動きやすいからな」
「元の姿?」
「お喋りはそこまで。来るわ!」
降下してきたロックバードの内、一体が森の少し上辺りを飛び旋回し、もう一体が三人へと近付いて来る。
「一体は監視役か? 二体で同時に来られるよりはましか」
「分からないわよ。あの位置から攻撃して来るかも知れないわ」
「俺はあちら側に行って攻撃します(隠密スキルを使えば、気付かれずに近付けるからな)」
「おいおい無茶はするなと…」
「分かってます(《隠密》『ON』)」
「! カズの足音が消えた?」
「アイガーさん、よそ見しないで。来ますよ!」
「……スマン」
既に使用している隠蔽スキルで、魔力と気配を感知されにくくなっていたカズ。
そこに隠密スキルを使う事で、足音や物に触れた時の自分が発する音を減少させた。
するとカズの存在が薄くなり、一瞬消えた様に思える程だった。
それはAランクのアイガーさえも感じ取るのは難しかった。(この時アイガーは、少し寒気を感じた)
カズが回り込んでいると、近くまで接近してきたロックバードが、鳴き声を振動させて、アイガーとラスラを攻撃した。
アイガーとラスラは、目に見えない攻撃を避け、ロックバードに接近する。
「見えないからって、そう簡単は当たらねぇぜ! 《ブースト》」
「二人共、今から強い光を出すから、私の方を見ないで! 〈フラッシュ〉」
アイガーが《ブースト》を使い即座に接近をし、ラスラがロックバードの正面に強力な光を放ち、目眩ましをする。
ロックバードが怯んだ隙に、アイガーがスキルで強化した剣で攻撃を仕掛ける。
眩しくてあばれるロックバードの腹部に、アイガーの剣が命中する。
するとロックバードが怒り狂い、翼を大きく動かし、うっすらと視界に入ったアイガーとラスラを攻撃した。
ロックバードは〈エアースラッシュ〉と〈エアーバースト〉を同時に使い、効果範囲内にあるものを、無差別に切り裂く突風を起こした。
危険を察知したアイガーは急ぎ後退したが、ロックバードが放った魔法の範囲は広く、避ける事は出来なかった。
ラスラはとっさに〈プラントウォール〉で、自分とアイガーの前に蔓の壁を作ったが、ロックバードが作り出した風の刃でズタズタにされ、蔓の壁は崩壊寸前になっている。
そこに追い討ちをかけ、ロックバードが鳴き声を振動させて、蔓の壁に隠れて動けないでいる二人に攻撃をした。
ロックバードの追い討ち攻撃が直撃すると思えた瞬間、アイガーとラスラを囲むように、薄いガラスのような半球状の壁が出現した。
ロックバードが放った魔法と鳴き声を振動させた攻撃は、半球状の壁に阻まれアイガーとラスラには届かなった。
それを見て動揺しているロックバードの後方から、カズがスキルで強化した刀で翼を斬りつけた。
その直後、カズは刀に違和感を覚えた。
《スキル説明》
【ブースト】: 使用者の動きを一時的に速くする。
【隠密】: 使用を『ON・OFF』切り替える事ができ、常時発動可能。
・自ら発する音(足音・物に擦れる音等)を減少させる。
・同時に隠蔽スキルを使う事で、認識されずらくなる。(レベル差が大きい程、気付かれなくなる)
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