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二章 アヴァランチェ編
56 報告 と 評価 と 怒り と 反省
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祭りか……そう言えば少し前に、収穫祭がどうのとかギルマスが言ってたなぁ。
さて……今日から住む場所をどうしたものか……
取りあえずお腹が空いたから、何か食べ物を買いにいって、お店の人にでも聞いてみることにするか。
この後に、パン屋に肉屋、それに食堂や雑貨屋なんかにも行って聞いてみたが、やはりどこの宿屋も、観光客を泊める方が稼ぎが良いので、空いてないと言うことらしい。
実際に通りかかった宿屋にも聞いたが、空いていたとしても、かなり割高になっていて、長く泊まるのは厳しい感じだ。
こうして宿屋の情報収集をしている内に、昼頃になってきたので、ギルドに向かうことにした。
ギルドに着くと受付で、ポピー達三人は既に来ていて、二階の部屋に居るとスカレッタに教えてもらったので、そこの部屋に向かう。
ノックをし部屋に入ると、三人の他にギルマスのロウカスクと、サブマスのアレナリアも居た。
「三人共すでに来てたんだ。遅れてごめん」
「私達も、さっき来たばかりですから」
「カズ君、今回の依頼はご苦労だったな。おもりは大変だったろ」
おもりって、三人の前でそれを言うか。
「待っている間に、三人から色々と話を聞かせてもらった。カズ君は、また後で話を聞かせてくれ」
「はい」
「じゃあとりあえず、依頼の成果を見させてもらおうか。カズ君が水晶を運んで来たんだろ」
「ええ。それぞれ採掘した水晶を、預かってますよ」
俺は【アイテムボックス】から、水晶が入った布袋を各自に返した。
そして、最初にみんなで拾い集めた水晶は、テーブルの上に出した。
「テーブルに出したのが、みんなで集めた水晶で、各自が持っている布袋に入っているのが、各々採掘した水晶です」
「では一通り見せてもらおうか。アレナリアも手伝ってくれよ」
「分かってるわよ。それならポピーとカズの分は私が見るわ」
「ならオレは、ボルタとワットの分だな」
一人一人が布袋の中身を出し、状態などを確認してもらった。
「うん。なかなか良い水晶を採ってきたな。依頼はこれで完了だ!」
ポピー、ボルタ、ワットの三人は依頼を達成出来て喜んでいた。
「あとは報酬だか、最初の取り決めどうり、採掘した水晶の一部にするか、それを買い取った金額にするかだが、決まっているか?」
三人共買い取ってもらうことに、決めていたらしい。
水晶をもらっても、今は使い道がないので、貨幣でもらい装備などにあてると言う。
俺は少し考えるので、待ってもらった。
その間にギルマスが、三人分の報酬を取りに、一度部屋を出ていき、五分程で戻ってきた。
「ご苦労だったな。これが各自の報酬だ。それと渡した地図は置いて行くこと!」
ポピーが報酬と引き替えに、出発時に渡された洞窟までの地図を、ギルマスに返した。
「オイラ早速防具を買いに行くぞ!」
「なら一緒に行きます。ボクはソーサリーカードを補充したいので。ポピーはどうします?」
「あ、うん……私も行くから入口で待ってて」
その言葉を聞いて、ボルタとワットは部屋を出てギルドの入口へと向かった。
「あのカズさん、今回は色々とありがとうございました。カズさんが一緒じゃなかったら、私達生きてここに居なかったです」
「そんな、パーティーを組んでいたんだから、気にすることないよ。それにいい経験になったってことでさ」
「ありがとうございます」
「あっ! そうだ。三人が倒したスノーウルフはどうする?」
「そう言えば、カズさんが回収してくれてたんでしたっけ!?」
「ああ。三人が協力して倒したんだから、持って帰ってきたよ」
「スノーウルフを三人が倒した話なら聞いてる。持って来たならギルドで買い取とるぞ」
「はい。ボルタとワットには、私から言っておきますので、お願いします」
「ああ分かった。じゃあカズ君、あとでスノーウルフを出してくれ。三人には次ギルドに来た時に、その代金を渡そう」
「はい分かりました。それじゃあカズさんお願いします。それと、この二日間ほんと~に、ありがとうございました!」
ポピーは深々と頭を下げて、何度もお礼を言ってきた。
「それとアレナリアさん、特訓のことお願いします」
「そうね、考えておくわ」
アレナリアに特訓のお願いをしていたらしく、それを言うとポピーは、ボルタとワットが待つギルドの入口に行く為に部屋を出ていった。
「さてと、じゃあ今度は、カズ君の話を聞かせてもらおうか」
「ポピー達に一通り話を聞いたんですよね? 俺には何が聞きたいんですか?」
「そうだな、三人の状況判断はどうだったに、道中や洞窟の中に入ってからの行動、あとはスノーウルフとの戦闘なんかだな」
う~ん。ここで変に三人の評価を上げても、話が食い違ってしまうかも知れないし、冒険者としてやっていくなら、厳しく判断した方がいいだろう。
そう思った俺は、依頼に出ていた二日間のことを話した。
まず一日目は、洞窟に行くまでの体力の無さに、雪が残る山なのに、場所を考えてない準備の甘さ。(防寒対策)
山での日が暮れる早さを知らないせいで、先の状況が不明なのに暗い中を進もうとする危険な判断。
その為に野営する場所を明るい内に決めなかったことに、寒い場所での食事や防寒の大事さ。
一度寝たら起きずに、見張りをしなかったこと。
そして二日目は、洞窟を塞いでいた岩を破壊することになったが、威力が低く三人に任せていたら、それだけで一日を費やすことになった可能性。
洞窟内では壁が崩れる危険性を考えていなく、目的の水晶を見付けたら、目に見えて分かるように、欲が出てしまっていること。
さらに洞窟内で空気の薄さ知らなかった甘さが生んだ、窒息の危険性。
そしてスノーウルフの鳴き声が聞こえるまで、気が付かなかった未熟さ。
戦闘においては、同数以上での戦い方の知らなさ、つまり経験不足ってこと。
「カズ君さ、冷静に判断してくれるのは良いが、ちょっと厳しく過ぎないか? あの三人には経験積ませる為に、無謀な依頼を受けさせたんだがな」
「無謀な依頼と言いましたか! もしかして、スノーウルフが居るのも知ってたんじゃないですか?」
「え~と、その、なんだ……生きて帰って来れたから良かったじゃないか」
「やっぱり! そんなことだと思いました!」
「スノーウルフが群れで襲ってくるのは、予想外だったぞ」
「もともと三人には、無理な依頼を受けさせたって事ですよね! しかも群れじゃなければ襲われると」
「まあ、二匹か三匹ぐらいとは戦闘になるかと思ったんだかな。それぐらいなら、あの三人でも、なんとか対処出来ると思ってな」
「それだけの事を黙って起きながら、俺が評価したことが厳しいと、よく言いますね。それに厳しく言ったのは、三人が冒険者としてやっていくことを、思って言ったんです。それに無茶な依頼を受けさせる方も、悪いと思いますが!」
「カズ君が居るから大丈夫かなってさ。それに、誰かを守りながら戦う訓練にはなったろ」
「そうですが、最初っから何で言わなかったんですか!」
「三人のステータスは、確認するようにって言っといたろ」
「分かりにくいですよ! そう言えばアレナリアも言われたっけな。知ってたんでしょ!」
「ロウカスクが、いい経験になると言われて……ごめんなさい」
「なんとか無事だっから良かったものの、もし死人が出たら、どうしたんですか!」
「悪かった。カズ君を信用してのこと、悪気はないんだよ」
「ギルマスは、反省してください!」
「お、おう。すまなかったな」
「まったくこれからは、騙す様なことは、しないでくださいよ」
「分かったって」
「それと俺の水晶も、買い取りでお願いします。騙した対価として、少しだけ水晶を持っていきますから。いいですねギルマス!」
「まあ、仕方ないな」
珍しくギルマスは反省している。
それに引き換えアレナリアは、しょんぼりとして黙ったまま下を向いている。
「……アレナリアごめん。ちょっと強く言い過ぎたよ。サブマスの立場もあっただろうし、俺に言わなかったのは、ロウカスクさんの指示だったんだもんな」
「おいおいカズ君、それじゃあ、オレが全部悪いみたいじゃないか?」
「そうでしょう! 違いますか? それに反省してるんでしょ」
「うっ! はっきり言うな」
「あっそうだ! アレナリアに頼みがあるんだった!」
「……何?」
「ちょっと言いずらいことだから、また後で話すよ。いい?」
「……分かったわ」
「じゃあ俺は用事があるから。それが済んだらまた来るから機嫌直してよ」
「……ええ、分かった待ってるわ」
ギルマスに文句を言うのを終えて、アレナリアの機嫌を直すように言ってから、俺はギルドを出て行く。
さて……今日から住む場所をどうしたものか……
取りあえずお腹が空いたから、何か食べ物を買いにいって、お店の人にでも聞いてみることにするか。
この後に、パン屋に肉屋、それに食堂や雑貨屋なんかにも行って聞いてみたが、やはりどこの宿屋も、観光客を泊める方が稼ぎが良いので、空いてないと言うことらしい。
実際に通りかかった宿屋にも聞いたが、空いていたとしても、かなり割高になっていて、長く泊まるのは厳しい感じだ。
こうして宿屋の情報収集をしている内に、昼頃になってきたので、ギルドに向かうことにした。
ギルドに着くと受付で、ポピー達三人は既に来ていて、二階の部屋に居るとスカレッタに教えてもらったので、そこの部屋に向かう。
ノックをし部屋に入ると、三人の他にギルマスのロウカスクと、サブマスのアレナリアも居た。
「三人共すでに来てたんだ。遅れてごめん」
「私達も、さっき来たばかりですから」
「カズ君、今回の依頼はご苦労だったな。おもりは大変だったろ」
おもりって、三人の前でそれを言うか。
「待っている間に、三人から色々と話を聞かせてもらった。カズ君は、また後で話を聞かせてくれ」
「はい」
「じゃあとりあえず、依頼の成果を見させてもらおうか。カズ君が水晶を運んで来たんだろ」
「ええ。それぞれ採掘した水晶を、預かってますよ」
俺は【アイテムボックス】から、水晶が入った布袋を各自に返した。
そして、最初にみんなで拾い集めた水晶は、テーブルの上に出した。
「テーブルに出したのが、みんなで集めた水晶で、各自が持っている布袋に入っているのが、各々採掘した水晶です」
「では一通り見せてもらおうか。アレナリアも手伝ってくれよ」
「分かってるわよ。それならポピーとカズの分は私が見るわ」
「ならオレは、ボルタとワットの分だな」
一人一人が布袋の中身を出し、状態などを確認してもらった。
「うん。なかなか良い水晶を採ってきたな。依頼はこれで完了だ!」
ポピー、ボルタ、ワットの三人は依頼を達成出来て喜んでいた。
「あとは報酬だか、最初の取り決めどうり、採掘した水晶の一部にするか、それを買い取った金額にするかだが、決まっているか?」
三人共買い取ってもらうことに、決めていたらしい。
水晶をもらっても、今は使い道がないので、貨幣でもらい装備などにあてると言う。
俺は少し考えるので、待ってもらった。
その間にギルマスが、三人分の報酬を取りに、一度部屋を出ていき、五分程で戻ってきた。
「ご苦労だったな。これが各自の報酬だ。それと渡した地図は置いて行くこと!」
ポピーが報酬と引き替えに、出発時に渡された洞窟までの地図を、ギルマスに返した。
「オイラ早速防具を買いに行くぞ!」
「なら一緒に行きます。ボクはソーサリーカードを補充したいので。ポピーはどうします?」
「あ、うん……私も行くから入口で待ってて」
その言葉を聞いて、ボルタとワットは部屋を出てギルドの入口へと向かった。
「あのカズさん、今回は色々とありがとうございました。カズさんが一緒じゃなかったら、私達生きてここに居なかったです」
「そんな、パーティーを組んでいたんだから、気にすることないよ。それにいい経験になったってことでさ」
「ありがとうございます」
「あっ! そうだ。三人が倒したスノーウルフはどうする?」
「そう言えば、カズさんが回収してくれてたんでしたっけ!?」
「ああ。三人が協力して倒したんだから、持って帰ってきたよ」
「スノーウルフを三人が倒した話なら聞いてる。持って来たならギルドで買い取とるぞ」
「はい。ボルタとワットには、私から言っておきますので、お願いします」
「ああ分かった。じゃあカズ君、あとでスノーウルフを出してくれ。三人には次ギルドに来た時に、その代金を渡そう」
「はい分かりました。それじゃあカズさんお願いします。それと、この二日間ほんと~に、ありがとうございました!」
ポピーは深々と頭を下げて、何度もお礼を言ってきた。
「それとアレナリアさん、特訓のことお願いします」
「そうね、考えておくわ」
アレナリアに特訓のお願いをしていたらしく、それを言うとポピーは、ボルタとワットが待つギルドの入口に行く為に部屋を出ていった。
「さてと、じゃあ今度は、カズ君の話を聞かせてもらおうか」
「ポピー達に一通り話を聞いたんですよね? 俺には何が聞きたいんですか?」
「そうだな、三人の状況判断はどうだったに、道中や洞窟の中に入ってからの行動、あとはスノーウルフとの戦闘なんかだな」
う~ん。ここで変に三人の評価を上げても、話が食い違ってしまうかも知れないし、冒険者としてやっていくなら、厳しく判断した方がいいだろう。
そう思った俺は、依頼に出ていた二日間のことを話した。
まず一日目は、洞窟に行くまでの体力の無さに、雪が残る山なのに、場所を考えてない準備の甘さ。(防寒対策)
山での日が暮れる早さを知らないせいで、先の状況が不明なのに暗い中を進もうとする危険な判断。
その為に野営する場所を明るい内に決めなかったことに、寒い場所での食事や防寒の大事さ。
一度寝たら起きずに、見張りをしなかったこと。
そして二日目は、洞窟を塞いでいた岩を破壊することになったが、威力が低く三人に任せていたら、それだけで一日を費やすことになった可能性。
洞窟内では壁が崩れる危険性を考えていなく、目的の水晶を見付けたら、目に見えて分かるように、欲が出てしまっていること。
さらに洞窟内で空気の薄さ知らなかった甘さが生んだ、窒息の危険性。
そしてスノーウルフの鳴き声が聞こえるまで、気が付かなかった未熟さ。
戦闘においては、同数以上での戦い方の知らなさ、つまり経験不足ってこと。
「カズ君さ、冷静に判断してくれるのは良いが、ちょっと厳しく過ぎないか? あの三人には経験積ませる為に、無謀な依頼を受けさせたんだがな」
「無謀な依頼と言いましたか! もしかして、スノーウルフが居るのも知ってたんじゃないですか?」
「え~と、その、なんだ……生きて帰って来れたから良かったじゃないか」
「やっぱり! そんなことだと思いました!」
「スノーウルフが群れで襲ってくるのは、予想外だったぞ」
「もともと三人には、無理な依頼を受けさせたって事ですよね! しかも群れじゃなければ襲われると」
「まあ、二匹か三匹ぐらいとは戦闘になるかと思ったんだかな。それぐらいなら、あの三人でも、なんとか対処出来ると思ってな」
「それだけの事を黙って起きながら、俺が評価したことが厳しいと、よく言いますね。それに厳しく言ったのは、三人が冒険者としてやっていくことを、思って言ったんです。それに無茶な依頼を受けさせる方も、悪いと思いますが!」
「カズ君が居るから大丈夫かなってさ。それに、誰かを守りながら戦う訓練にはなったろ」
「そうですが、最初っから何で言わなかったんですか!」
「三人のステータスは、確認するようにって言っといたろ」
「分かりにくいですよ! そう言えばアレナリアも言われたっけな。知ってたんでしょ!」
「ロウカスクが、いい経験になると言われて……ごめんなさい」
「なんとか無事だっから良かったものの、もし死人が出たら、どうしたんですか!」
「悪かった。カズ君を信用してのこと、悪気はないんだよ」
「ギルマスは、反省してください!」
「お、おう。すまなかったな」
「まったくこれからは、騙す様なことは、しないでくださいよ」
「分かったって」
「それと俺の水晶も、買い取りでお願いします。騙した対価として、少しだけ水晶を持っていきますから。いいですねギルマス!」
「まあ、仕方ないな」
珍しくギルマスは反省している。
それに引き換えアレナリアは、しょんぼりとして黙ったまま下を向いている。
「……アレナリアごめん。ちょっと強く言い過ぎたよ。サブマスの立場もあっただろうし、俺に言わなかったのは、ロウカスクさんの指示だったんだもんな」
「おいおいカズ君、それじゃあ、オレが全部悪いみたいじゃないか?」
「そうでしょう! 違いますか? それに反省してるんでしょ」
「うっ! はっきり言うな」
「あっそうだ! アレナリアに頼みがあるんだった!」
「……何?」
「ちょっと言いずらいことだから、また後で話すよ。いい?」
「……分かったわ」
「じゃあ俺は用事があるから。それが済んだらまた来るから機嫌直してよ」
「……ええ、分かった待ってるわ」
ギルマスに文句を言うのを終えて、アレナリアの機嫌を直すように言ってから、俺はギルドを出て行く。
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