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二章 アヴァランチェ編
31 酔っ払い と 訳あり子供 と 乗り掛かった船
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声のする方向を見ると、酔っ払いの男が、男女の子供二人に絡んでいた。
周辺には誰もいなく、というか居ても出て来て助けもせずにいる。
男の子が盾になって、酔っ払いから女の子をかばっていた。
面倒事は嫌だか、子供相手に殴りかかろうとしていた為に、さすがにこれは見逃したらダメだろうと思い、絡んでる男を、常時発動にしている【万物ノ眼】で、相手のステータスと状態を見ながら止めに入る。
酔っ払いは、Dランクの冒険者で、叫んでいる内容を聞いていると、依頼に失敗した後、酒を飲んで歩いていた時に、子供達の方が、ぶつかってきたと言って怒っているようだ。
「やめて! お兄ちゃんを叩かないで! 誰か助けて!」
「いい大人が、子供相手に、何をやっているんですか!」
「なんだテメェは! 引っ込んでろ!」
「ハイハイそうですか」
振り上げた腕を掴み、後ろにひねり人のいない方向へ軽く押し出すと、酔っ払いの男は足が縺れて転倒した。
その隙に子供達に声をかけて、路地裏へと走り、その場を離れる。
「君たち大丈夫か?」
「俺はこのぐらい平気だ」
「あ、あの。ありがとうございます」
「いったいどうしたの?(何となく予想は付くが)」
「さっきの酔っ払いが、店から急に出てきた時に、妹にぶつかったから、俺が謝れって言ったら、いきなり怒り出して、妹が悪いって言って、殴りかかってきたんだ」
ああやっぱり、そんなことだろうと思った。
「君たち兄妹か」
「ああ、そうだけど」
「一つ教えとく。大人相手に、正しいと意見を言うのは勇気があって良いが、時には耐えることも必要だぞ」
「でもあの酔っ払いが妹に……」
「お兄ちゃんを悪く言わないで!」
「別に君が悪いとは言っていない。ただ時には正しくても、耐え忍び、逃げることも必要だと、覚えておいた方が良い」
「あんたに何が分かるのさ!」
「そうだな、分からないかも知れない。だが、君の行動が、妹を危険に去らしたんだぞ」
「じゃあ、どうすれば良かったんだよ。俺がさっきの奴に勝てる程強くもないし……それに」
「強くなれば良いさ。だが今は子供なんだから無理することはない。恥ずかしいこともないから、誰か助けを呼べばいいさ」
「誰も来やしないさ」
「少なくとも、俺は来たぞ」
「あんたが変わってるだけさ」
……ここでもいきなり変わり者か扱いか。
「お兄ちゃん、この人なら」
「バカ、黙ってろ」
「でも……助けてくれたし」
「優しくして、騙してるかも知れないじゃないか……アイツらみたいに」
「二人共、怪しいなら、俺はもう行くよ。だから早く帰りな」
「ちょっと待てよ。あんた外から来たんだろ。今日泊まる所あるのか?」
「特に決まってないが」
「じゃあ、ついて来いよ」
「どこに?」
「俺達の家だよ。小さいが宿だからさ」
「そうか。それは助かる」
「お兄ちゃん……」
どうも様子が変なので、ついていってみることにする。
裏路地を二十分程歩いたら、住宅が建ち並ぶ場所に来た。
すると、一軒の建物を指差し、話しかけてきた。
「あそこの家だ。話して来るから待っててくれ」
子供達が家の中に入って行き、少ししたら戻ってきた。
「部屋空いてるから良いってさ」
「じゃあ、一泊頼む」
宿の入ると、奥の部屋から一人の男が、ニヤニヤしながら出てきた。
「いやー、なんでも子供達が危ない所を助けてもらったみたいで。まったく、こんな時間まで外に出ているから、危ない目に会うと言っただろ!」
「ごめんなさい」
「ご、ごめんなさい」
「これは失礼しました。私はこの宿の主人でして、それで泊まる所を探していると」
「ええ。宿屋を探している時に、お子さん達に会いまして、こちらに連れて来てもらったんです」
「そうでしたか。どうぞ泊まってください」
「料金はどのくらいなんですか?」
「一泊で6,500GLです。食事は無いですが、今日はサービスで、こちらの酒を付けますので、飲んでゆっくり休んでください」
「わかりました。それで、子供たち……」
「アイツらなら、自分の部屋にいますが何か?」
「いえ別に」
料金を支払い部屋へと案内された。
部屋には小さなベッドが一つあるだけの狭い部屋で、窓はあるが、隣の建物で外は見えず、昼間でも暗そうだ。
窓枠や部屋の隅には、ほこりが溜まっている。
部屋に来てから一時間程した頃、渡された酒を窓から外へ捨て、容器を床に転がしておく。
そのままベッドに横になり、寝たふりをする。
暫くすると、部屋に誰かが入ってきた。
「こんな夜更けに何か用かな」
「チッ、薬が効かなかったか。めんどくさい、大人しく持っている物を全部出しな」
【マップ】で確認すると、この建物な中にあと一人、子供の近くにいる。
「断ったら」
「じゃあ死ねや!」
男がナイフを持って斬りかかってきたが、ナイフを避け、その腕を持って手から〈ライトニングショット〉と言葉に出さずに最小限で放つ。
襲い掛かってきた男が、悲鳴をあげることもなく痺れて倒れた。
置いてあった縄を使い縛り上げ、気休めではあるが、適当な布で口を覆い縛る。
【マップ】で子供達ともう一人のいる場所を確認して、静かに部屋に近付き、扉の隙間から中を覗くと、さっきの主人と言った男が、酒を飲んで椅子に座っている。
子供達は部屋の隅に、二人くっついて床に座っている。
【万物ノ眼】で部屋の中に何か危険な物がないが調べるが、男に近くに剣が一本あるだけで、他は無い。
扉を開けこちらを向く前に〈ライトニングショット〉を最小限で放つ。
男は一瞬痺れて、意識を失い倒れる。
それに驚いていた子供達に、落ち着くよう言って話しかける。
「二人共、平気か?」
「あんたどうして」
「二人の様子が、変だったからな。コイツら盗賊か」
「ああそうだ」
「なんで外に出ているときに、逃げなかったんだ?」
「父ちゃんと母ちゃんがコイツらに捕まって、俺達が言うこと聞かないと、もう会えないって。それで適当な人を、連れて来いって。薬で眠らせている内に、持ってる物を、奪うからその手伝いをしろって」
「君達の親は、どこに連れていかれたか、知っているのか?」
「コイツらのアジトに居ると思う」
「なんでわかるんだ?」
「俺達が、そこから父ちゃんと母ちゃんから離されて、連れて来られたんだ」
「う~ん、捕まっているのは、君達二人で、親はどこか同じように、働かされてる可能性もあるな」
「そうなのか!」
「多分な。でだ、どうする? 衛兵の所に行くか?」
「ダメだ! アイツらが、どこかで見張ってるから。だから俺達も、助けを呼びに行けないんだ」
「盗賊は何人居るか分かるか?」
「おそらくアジトに五人は居ると思う」
だとすると、倍の十人は居るとして、ここの盗賊を調べた感じでは、何とかなるだろう。
まったく厄介な事に関わっちゃったな。
かと言って見捨てる訳にもいかないし、やるだけやってみるか!
「なら坊主、そのアジトまで案内してくれ。近くにまででいいから」
「あんた何するつもりだよ」
「助けに行くんだけど」
「アジトに居る連中はコイツらよりも強いし、しかも何人もいるんだぞ!」
「何とかなるさ。それにこのままで良いのか?」
「……」
「お兄ちゃん、この人に頼もうよ。私、お父さんとお母さんに会いたいよ」
「本当に出来るのか? 助けてくれるのか!」
「そのつもりで来たんだが」
「お父さんとお母さんを、助けて下さい。お願いします」
「たす…け…て……父ちゃんと母ちゃんを、俺達を助けてくれよ」
二人共泣きながら助けを求めてきた。
「ああ、助けてやるさ。行こう」
倒れている男も縛り上げ、部屋で襲ってきた男と同じ部屋に突っ込んでおいた。
【マップ】を半径200m程に広げて、アジトに向かい移動する。
入り組んだ住宅区を移動すること三十分、子供達が一軒の廃屋を示した。
「あそこが奴らのアジトだ」
【マップ】で確認すると、建物の中に数人程固まっている人達と、動いているのが八人。
……他にも同じ様な目にあって、捕まっている人達がいるのか、中に入って見てみるしかないか。
子供達に近くに隠れるさせて、一人で廃屋に入って行く。
周辺には誰もいなく、というか居ても出て来て助けもせずにいる。
男の子が盾になって、酔っ払いから女の子をかばっていた。
面倒事は嫌だか、子供相手に殴りかかろうとしていた為に、さすがにこれは見逃したらダメだろうと思い、絡んでる男を、常時発動にしている【万物ノ眼】で、相手のステータスと状態を見ながら止めに入る。
酔っ払いは、Dランクの冒険者で、叫んでいる内容を聞いていると、依頼に失敗した後、酒を飲んで歩いていた時に、子供達の方が、ぶつかってきたと言って怒っているようだ。
「やめて! お兄ちゃんを叩かないで! 誰か助けて!」
「いい大人が、子供相手に、何をやっているんですか!」
「なんだテメェは! 引っ込んでろ!」
「ハイハイそうですか」
振り上げた腕を掴み、後ろにひねり人のいない方向へ軽く押し出すと、酔っ払いの男は足が縺れて転倒した。
その隙に子供達に声をかけて、路地裏へと走り、その場を離れる。
「君たち大丈夫か?」
「俺はこのぐらい平気だ」
「あ、あの。ありがとうございます」
「いったいどうしたの?(何となく予想は付くが)」
「さっきの酔っ払いが、店から急に出てきた時に、妹にぶつかったから、俺が謝れって言ったら、いきなり怒り出して、妹が悪いって言って、殴りかかってきたんだ」
ああやっぱり、そんなことだろうと思った。
「君たち兄妹か」
「ああ、そうだけど」
「一つ教えとく。大人相手に、正しいと意見を言うのは勇気があって良いが、時には耐えることも必要だぞ」
「でもあの酔っ払いが妹に……」
「お兄ちゃんを悪く言わないで!」
「別に君が悪いとは言っていない。ただ時には正しくても、耐え忍び、逃げることも必要だと、覚えておいた方が良い」
「あんたに何が分かるのさ!」
「そうだな、分からないかも知れない。だが、君の行動が、妹を危険に去らしたんだぞ」
「じゃあ、どうすれば良かったんだよ。俺がさっきの奴に勝てる程強くもないし……それに」
「強くなれば良いさ。だが今は子供なんだから無理することはない。恥ずかしいこともないから、誰か助けを呼べばいいさ」
「誰も来やしないさ」
「少なくとも、俺は来たぞ」
「あんたが変わってるだけさ」
……ここでもいきなり変わり者か扱いか。
「お兄ちゃん、この人なら」
「バカ、黙ってろ」
「でも……助けてくれたし」
「優しくして、騙してるかも知れないじゃないか……アイツらみたいに」
「二人共、怪しいなら、俺はもう行くよ。だから早く帰りな」
「ちょっと待てよ。あんた外から来たんだろ。今日泊まる所あるのか?」
「特に決まってないが」
「じゃあ、ついて来いよ」
「どこに?」
「俺達の家だよ。小さいが宿だからさ」
「そうか。それは助かる」
「お兄ちゃん……」
どうも様子が変なので、ついていってみることにする。
裏路地を二十分程歩いたら、住宅が建ち並ぶ場所に来た。
すると、一軒の建物を指差し、話しかけてきた。
「あそこの家だ。話して来るから待っててくれ」
子供達が家の中に入って行き、少ししたら戻ってきた。
「部屋空いてるから良いってさ」
「じゃあ、一泊頼む」
宿の入ると、奥の部屋から一人の男が、ニヤニヤしながら出てきた。
「いやー、なんでも子供達が危ない所を助けてもらったみたいで。まったく、こんな時間まで外に出ているから、危ない目に会うと言っただろ!」
「ごめんなさい」
「ご、ごめんなさい」
「これは失礼しました。私はこの宿の主人でして、それで泊まる所を探していると」
「ええ。宿屋を探している時に、お子さん達に会いまして、こちらに連れて来てもらったんです」
「そうでしたか。どうぞ泊まってください」
「料金はどのくらいなんですか?」
「一泊で6,500GLです。食事は無いですが、今日はサービスで、こちらの酒を付けますので、飲んでゆっくり休んでください」
「わかりました。それで、子供たち……」
「アイツらなら、自分の部屋にいますが何か?」
「いえ別に」
料金を支払い部屋へと案内された。
部屋には小さなベッドが一つあるだけの狭い部屋で、窓はあるが、隣の建物で外は見えず、昼間でも暗そうだ。
窓枠や部屋の隅には、ほこりが溜まっている。
部屋に来てから一時間程した頃、渡された酒を窓から外へ捨て、容器を床に転がしておく。
そのままベッドに横になり、寝たふりをする。
暫くすると、部屋に誰かが入ってきた。
「こんな夜更けに何か用かな」
「チッ、薬が効かなかったか。めんどくさい、大人しく持っている物を全部出しな」
【マップ】で確認すると、この建物な中にあと一人、子供の近くにいる。
「断ったら」
「じゃあ死ねや!」
男がナイフを持って斬りかかってきたが、ナイフを避け、その腕を持って手から〈ライトニングショット〉と言葉に出さずに最小限で放つ。
襲い掛かってきた男が、悲鳴をあげることもなく痺れて倒れた。
置いてあった縄を使い縛り上げ、気休めではあるが、適当な布で口を覆い縛る。
【マップ】で子供達ともう一人のいる場所を確認して、静かに部屋に近付き、扉の隙間から中を覗くと、さっきの主人と言った男が、酒を飲んで椅子に座っている。
子供達は部屋の隅に、二人くっついて床に座っている。
【万物ノ眼】で部屋の中に何か危険な物がないが調べるが、男に近くに剣が一本あるだけで、他は無い。
扉を開けこちらを向く前に〈ライトニングショット〉を最小限で放つ。
男は一瞬痺れて、意識を失い倒れる。
それに驚いていた子供達に、落ち着くよう言って話しかける。
「二人共、平気か?」
「あんたどうして」
「二人の様子が、変だったからな。コイツら盗賊か」
「ああそうだ」
「なんで外に出ているときに、逃げなかったんだ?」
「父ちゃんと母ちゃんがコイツらに捕まって、俺達が言うこと聞かないと、もう会えないって。それで適当な人を、連れて来いって。薬で眠らせている内に、持ってる物を、奪うからその手伝いをしろって」
「君達の親は、どこに連れていかれたか、知っているのか?」
「コイツらのアジトに居ると思う」
「なんでわかるんだ?」
「俺達が、そこから父ちゃんと母ちゃんから離されて、連れて来られたんだ」
「う~ん、捕まっているのは、君達二人で、親はどこか同じように、働かされてる可能性もあるな」
「そうなのか!」
「多分な。でだ、どうする? 衛兵の所に行くか?」
「ダメだ! アイツらが、どこかで見張ってるから。だから俺達も、助けを呼びに行けないんだ」
「盗賊は何人居るか分かるか?」
「おそらくアジトに五人は居ると思う」
だとすると、倍の十人は居るとして、ここの盗賊を調べた感じでは、何とかなるだろう。
まったく厄介な事に関わっちゃったな。
かと言って見捨てる訳にもいかないし、やるだけやってみるか!
「なら坊主、そのアジトまで案内してくれ。近くにまででいいから」
「あんた何するつもりだよ」
「助けに行くんだけど」
「アジトに居る連中はコイツらよりも強いし、しかも何人もいるんだぞ!」
「何とかなるさ。それにこのままで良いのか?」
「……」
「お兄ちゃん、この人に頼もうよ。私、お父さんとお母さんに会いたいよ」
「本当に出来るのか? 助けてくれるのか!」
「そのつもりで来たんだが」
「お父さんとお母さんを、助けて下さい。お願いします」
「たす…け…て……父ちゃんと母ちゃんを、俺達を助けてくれよ」
二人共泣きながら助けを求めてきた。
「ああ、助けてやるさ。行こう」
倒れている男も縛り上げ、部屋で襲ってきた男と同じ部屋に突っ込んでおいた。
【マップ】を半径200m程に広げて、アジトに向かい移動する。
入り組んだ住宅区を移動すること三十分、子供達が一軒の廃屋を示した。
「あそこが奴らのアジトだ」
【マップ】で確認すると、建物の中に数人程固まっている人達と、動いているのが八人。
……他にも同じ様な目にあって、捕まっている人達がいるのか、中に入って見てみるしかないか。
子供達に近くに隠れるさせて、一人で廃屋に入って行く。
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