24 / 807
一章 リアーデ編
22 依頼をこなしてランクを上げよう 8 ギルマスと訓練 2
しおりを挟む
やっぱりこうなったか。
大丈夫だろうか……?
「おお! すごい威力だな。今のが、加減せずに放った魔法か。Bランクの魔法使いと、同等の威力はあるだろう」
……Bランクと同等。
「それでだ、カズ君は自分ステータスを表示できるんだろ。魔力がどの程度減ったか、確かめて見るんだ」
「魔力ですか。分かりました(ステータス確認。魔力)」
【魔力】: 4492/4500
「8消費してます」
「8! あんな威力の魔法を放って、それだけしか減ってないのか!」
「通常だと、どの程度減るんですか?」
「職業や種族それにスキルなんかで違いはあるが、あの威力だと少なくとも40から、多ければ60以上は魔力を使うな」
「随分と違いますね」
「しかもカズ君は、魔法を3つも使ってるから、更におかしいと言える」
「……おかしい」
「そう気にするな。威力だって、加減して使えるように、数撃って慣れれば良いだろう」
「慣れですか」
「取りあえずは、常に威力を最小限にして、使用する訓練だ。そうしないと、とっさのときに使ったら、加減ができず……ああなる」
ブレンデッドは、ライトニングボルドを放って空いた大きな穴を指差しそう言った。
「まずは百発ぐらい撃ってみよう! 地面の穴は、気にせずやってれ!」
言われたとおり、加減の練習をするために、カズはライトニングボルドを撃ちまくった。
途中からは両手を前に出して、交互に撃ちまくる。
半分を過ぎた辺りから、舌が縺れてきたので、想像して連続で同時に撃てるか試してみた。
すると面白いように、両手から止まることなく、ライトニングボルドを撃ち続けることができた。
「ふぅー。こんなもんですかね」
「カズ君……君が今何をしたか分かってるか?」
「え? 魔法を使ってただけですが。何度か、加減できなかったことですか?」
「気が付いてないのか『同時に連続発動』この意味わかるかい?」
「いいえ。何か変ですか?」
「……クリスパが頭を抱える訳だ。君が今やったのは、とても高度な技術なんだよ」
「な!」
「同時、連続。どちらか一つを使うだけでも、魔力の消費が激しいのに、それをどちらも使うとは……どうやったらそうしようと結論を出したんだ?」
「いやぁ、あのぅ……百回も唱え続けるのが大変だったもんで、できるかなーと、何となく」
「簡単に言ってくれるな。この分じゃあ、複数の魔法を同時に使うことも、できちまいそうだな」
「そんなことは……」
「しかも最後の方なんか、魔法名を唱えてもいなかったろ」
「そういえば……(言葉に出さなくても、魔法を使えてたな。加減もできてたし)」
「ハァー。君はいったいなんなんだ」
「なんだと言われましても」
「今ある魔法は、殆んどが魔法名だけの『省略詠唱』なんて呼ばれているが、カズ君のは、言葉に出さなくて使う完全な『無詠唱』じゃないか」
「……省略詠唱に? 無詠唱?」
「それで、自分で使ってみた感じはどうだ?」
「言葉に出さない魔法の方が、威力を加減できて、良いと思いました」
「うむ。魔法は言葉に出さないと、発動しないのが、この世界の理(ことわり)だ。だか君は、それに当てはまらない。威力をおさえることができたのは、そのせいもあるだろう」
「そうなんですか」
「まったく、魔法は『想像し創造する』ことだと言うが、君を見てると、どんな事でもできそうだな」
「さすがにそこまでは無理ですよ」
「そうだと良いんだかな。今日は常に魔力消費を確認しながら、訓練した方が良いだろう。そうすれば、感覚で残りの魔力量も分かるようになるさ」
「はい(ステータス確認。魔力数値)」
【魔力】: 4257/4500
ライトニングボルド百発程で、235消費か。
さて、他の魔法も試してみたいが……あれだけライトニングボルドを撃った訳だから、ああなるよな。
訓練場の地面は、大小さまざまな穴が空いて、ぼこぼこになっている。
「地面があんなになってしまったんですが、良かったんですか?」
「なぁに、あの程度のことは、高ランクの冒険者同士が訓練すればああなるから、大したことじゃない。幾らでもやってくれ。それでカズ君は、魔法以外には何かあるか?」
「う~ん。あ! 武器を買ったんですが、その練習をしようかと」
「武器か、どんな物を買ったんだ? 自分に合った物を選べたか? 見せてくれたまえ」
「これです」
カズは【アイテムボックス】から刀を出して、ブレンデッドに見せた。
「ほう。これは変わった剣だな」
「そうですね。変わった形の剣とでも思ってください。俺の居た世界の『刀』と言われている剣に、類似している物です」
「刀? どこで手に入れたんだ」
「西門の近くにある、ドワーフがやっている鍛冶屋です。武器の売っている店を知らなかったので、一度行ったことのある鍛冶屋にダメ元で聞いてみたんです」
「あぁ。あのオヤジか」
「ご存じですか」
「ちょっとな……まあそれはいい。それで、刀を使ったことあるのか?」
「知識としては若干ありますが、使ったことはないです」
「オレもそれの使い方は知らないから教えてやれんが、その知識を頼りに、使えるようになるんだな」
「やるだけやってみます」
「あとスキルは何を使えるんだ?」
「えーと『マップ気配察知 調査 探査 分析 鑑定』とかですね。あと『攻撃スキル』が一つあります」
「それだけ聞くと、Bランク以上の冒険者だ。そうだな、オレのステータスを確認できるか?」
「たぶん、大丈夫です(ステータス確認。対象ギルマス)」
名前 : ブレンデッド
称号 : リアーデ冒険者ギルド ギルドマスター
種族 : 人
年齢 : 41
性別 : 男
職業 : ギルドマスター、剣闘士(グラディエーター)
ランク: A
レベル: 75
力 : 1230
魔力 : 610
敏捷 : 654
運 : 35
スキル
『格闘術』『体術』『片手剣術』『盾術』『捕縛術』
魔法属性『火 土 無』
カズは見た内容を、ブレンデッドに伝える。
「スキルに、魔法属性まで見れたか。かなり強力なスキルを持ってるな」
「そうですか。魔法属性に『無』とありましたが、なんでかす? 魔法が使えない、という意味じゃないですよね」
「ああそれは属性の無い魔法。例えば、『身体強化』が当てはまるな。つまりは魔力操作だけの、魔法とでも言った方が良いかな」
「無属性の魔法ですか」
「魔法と言うよりも、効果的には、スキルのようなものが多いな」
「あれでも、使える魔法名までは、見えなかったな?」
「それはな、相手に情報を見られないようにする、魔道具を持っているからだ」
「妨害してたから、全部見えなかったんですか」
「高ランクの冒険者になれば、自らの情報を、相手に知られないようにするのは当然だ。常に魔法やスキル、それに魔道具を使っているだろう」
「ほうほう、そうですか」
「本来ならば、名前と職業が見れれば、良い方なんだがな。どこのアホが君に、そこまでの能力を与えたんだかな」
それは、あの(チャラ神)アホが、与えたもんです、とは言えないからな。
「本当ですね。俺のような初心者に……」
「オレはギルドで仕事があるから戻る。カズ君は、好きにここを使って訓練してくれ。帰りは、来たときと同じやり方で戻れるから」
「あ、はい。分かりました。ブレンデッドさん、ありがとうございます」
「おう。ただ、クリスパには感謝しろよ。結構悩んだみたいだぞ。ステータスは伝説級なのに、本人は無知だからどうしたもんなのかと」
「うぐ……クリスパさんには申し訳ないです。もっと感謝しないとけませんね」
「本人は泣き言は言わないからな。気軽に、酒でも飲み交わしてやればいいさ」
「そうします」
「訓練に励みたまえ」
ギルマスのブレンデッドが訓練場を去ってから、一人で刀の訓練を始めた。
以前テレビや本で見た動作や使い方を、いろいろと試す。
『攻撃スキル』の風刃斬も、何度か試してみたけど、やはり魔力は減っていない。
これは本当に、創造したらなんでも出来てしまいそうだな。(変身もできたりして! 無理か)
どこかの建物内にあるのか、外の様子が分からないために、日が暮れてきたことに気が付かず、ずっと訓練をしていたら、訓練場にクリスパがやって来た。
「カズさん、いつまで訓練してるんですか。もう暗くなってますよ」
「クリスパさん。もうそんな時間ですか。外の様子が分からなかったので、つい熱中して気が付きませんでした」
「やり過ぎもよくない……って、何ですかこの穴だらけは!」
「魔法の訓練をしていたら、こうなってしまって。ブレンデッドさんが、大した事ないから幾らでもやってくれと」
「そうですか。あの、脳筋師匠が……。分かりました。後の処理は、私がしておきますから、今日は、帰りましょうか」
「はい。そうします(うわぁー怒ってるな。俺しーらないっと)」
大丈夫だろうか……?
「おお! すごい威力だな。今のが、加減せずに放った魔法か。Bランクの魔法使いと、同等の威力はあるだろう」
……Bランクと同等。
「それでだ、カズ君は自分ステータスを表示できるんだろ。魔力がどの程度減ったか、確かめて見るんだ」
「魔力ですか。分かりました(ステータス確認。魔力)」
【魔力】: 4492/4500
「8消費してます」
「8! あんな威力の魔法を放って、それだけしか減ってないのか!」
「通常だと、どの程度減るんですか?」
「職業や種族それにスキルなんかで違いはあるが、あの威力だと少なくとも40から、多ければ60以上は魔力を使うな」
「随分と違いますね」
「しかもカズ君は、魔法を3つも使ってるから、更におかしいと言える」
「……おかしい」
「そう気にするな。威力だって、加減して使えるように、数撃って慣れれば良いだろう」
「慣れですか」
「取りあえずは、常に威力を最小限にして、使用する訓練だ。そうしないと、とっさのときに使ったら、加減ができず……ああなる」
ブレンデッドは、ライトニングボルドを放って空いた大きな穴を指差しそう言った。
「まずは百発ぐらい撃ってみよう! 地面の穴は、気にせずやってれ!」
言われたとおり、加減の練習をするために、カズはライトニングボルドを撃ちまくった。
途中からは両手を前に出して、交互に撃ちまくる。
半分を過ぎた辺りから、舌が縺れてきたので、想像して連続で同時に撃てるか試してみた。
すると面白いように、両手から止まることなく、ライトニングボルドを撃ち続けることができた。
「ふぅー。こんなもんですかね」
「カズ君……君が今何をしたか分かってるか?」
「え? 魔法を使ってただけですが。何度か、加減できなかったことですか?」
「気が付いてないのか『同時に連続発動』この意味わかるかい?」
「いいえ。何か変ですか?」
「……クリスパが頭を抱える訳だ。君が今やったのは、とても高度な技術なんだよ」
「な!」
「同時、連続。どちらか一つを使うだけでも、魔力の消費が激しいのに、それをどちらも使うとは……どうやったらそうしようと結論を出したんだ?」
「いやぁ、あのぅ……百回も唱え続けるのが大変だったもんで、できるかなーと、何となく」
「簡単に言ってくれるな。この分じゃあ、複数の魔法を同時に使うことも、できちまいそうだな」
「そんなことは……」
「しかも最後の方なんか、魔法名を唱えてもいなかったろ」
「そういえば……(言葉に出さなくても、魔法を使えてたな。加減もできてたし)」
「ハァー。君はいったいなんなんだ」
「なんだと言われましても」
「今ある魔法は、殆んどが魔法名だけの『省略詠唱』なんて呼ばれているが、カズ君のは、言葉に出さなくて使う完全な『無詠唱』じゃないか」
「……省略詠唱に? 無詠唱?」
「それで、自分で使ってみた感じはどうだ?」
「言葉に出さない魔法の方が、威力を加減できて、良いと思いました」
「うむ。魔法は言葉に出さないと、発動しないのが、この世界の理(ことわり)だ。だか君は、それに当てはまらない。威力をおさえることができたのは、そのせいもあるだろう」
「そうなんですか」
「まったく、魔法は『想像し創造する』ことだと言うが、君を見てると、どんな事でもできそうだな」
「さすがにそこまでは無理ですよ」
「そうだと良いんだかな。今日は常に魔力消費を確認しながら、訓練した方が良いだろう。そうすれば、感覚で残りの魔力量も分かるようになるさ」
「はい(ステータス確認。魔力数値)」
【魔力】: 4257/4500
ライトニングボルド百発程で、235消費か。
さて、他の魔法も試してみたいが……あれだけライトニングボルドを撃った訳だから、ああなるよな。
訓練場の地面は、大小さまざまな穴が空いて、ぼこぼこになっている。
「地面があんなになってしまったんですが、良かったんですか?」
「なぁに、あの程度のことは、高ランクの冒険者同士が訓練すればああなるから、大したことじゃない。幾らでもやってくれ。それでカズ君は、魔法以外には何かあるか?」
「う~ん。あ! 武器を買ったんですが、その練習をしようかと」
「武器か、どんな物を買ったんだ? 自分に合った物を選べたか? 見せてくれたまえ」
「これです」
カズは【アイテムボックス】から刀を出して、ブレンデッドに見せた。
「ほう。これは変わった剣だな」
「そうですね。変わった形の剣とでも思ってください。俺の居た世界の『刀』と言われている剣に、類似している物です」
「刀? どこで手に入れたんだ」
「西門の近くにある、ドワーフがやっている鍛冶屋です。武器の売っている店を知らなかったので、一度行ったことのある鍛冶屋にダメ元で聞いてみたんです」
「あぁ。あのオヤジか」
「ご存じですか」
「ちょっとな……まあそれはいい。それで、刀を使ったことあるのか?」
「知識としては若干ありますが、使ったことはないです」
「オレもそれの使い方は知らないから教えてやれんが、その知識を頼りに、使えるようになるんだな」
「やるだけやってみます」
「あとスキルは何を使えるんだ?」
「えーと『マップ気配察知 調査 探査 分析 鑑定』とかですね。あと『攻撃スキル』が一つあります」
「それだけ聞くと、Bランク以上の冒険者だ。そうだな、オレのステータスを確認できるか?」
「たぶん、大丈夫です(ステータス確認。対象ギルマス)」
名前 : ブレンデッド
称号 : リアーデ冒険者ギルド ギルドマスター
種族 : 人
年齢 : 41
性別 : 男
職業 : ギルドマスター、剣闘士(グラディエーター)
ランク: A
レベル: 75
力 : 1230
魔力 : 610
敏捷 : 654
運 : 35
スキル
『格闘術』『体術』『片手剣術』『盾術』『捕縛術』
魔法属性『火 土 無』
カズは見た内容を、ブレンデッドに伝える。
「スキルに、魔法属性まで見れたか。かなり強力なスキルを持ってるな」
「そうですか。魔法属性に『無』とありましたが、なんでかす? 魔法が使えない、という意味じゃないですよね」
「ああそれは属性の無い魔法。例えば、『身体強化』が当てはまるな。つまりは魔力操作だけの、魔法とでも言った方が良いかな」
「無属性の魔法ですか」
「魔法と言うよりも、効果的には、スキルのようなものが多いな」
「あれでも、使える魔法名までは、見えなかったな?」
「それはな、相手に情報を見られないようにする、魔道具を持っているからだ」
「妨害してたから、全部見えなかったんですか」
「高ランクの冒険者になれば、自らの情報を、相手に知られないようにするのは当然だ。常に魔法やスキル、それに魔道具を使っているだろう」
「ほうほう、そうですか」
「本来ならば、名前と職業が見れれば、良い方なんだがな。どこのアホが君に、そこまでの能力を与えたんだかな」
それは、あの(チャラ神)アホが、与えたもんです、とは言えないからな。
「本当ですね。俺のような初心者に……」
「オレはギルドで仕事があるから戻る。カズ君は、好きにここを使って訓練してくれ。帰りは、来たときと同じやり方で戻れるから」
「あ、はい。分かりました。ブレンデッドさん、ありがとうございます」
「おう。ただ、クリスパには感謝しろよ。結構悩んだみたいだぞ。ステータスは伝説級なのに、本人は無知だからどうしたもんなのかと」
「うぐ……クリスパさんには申し訳ないです。もっと感謝しないとけませんね」
「本人は泣き言は言わないからな。気軽に、酒でも飲み交わしてやればいいさ」
「そうします」
「訓練に励みたまえ」
ギルマスのブレンデッドが訓練場を去ってから、一人で刀の訓練を始めた。
以前テレビや本で見た動作や使い方を、いろいろと試す。
『攻撃スキル』の風刃斬も、何度か試してみたけど、やはり魔力は減っていない。
これは本当に、創造したらなんでも出来てしまいそうだな。(変身もできたりして! 無理か)
どこかの建物内にあるのか、外の様子が分からないために、日が暮れてきたことに気が付かず、ずっと訓練をしていたら、訓練場にクリスパがやって来た。
「カズさん、いつまで訓練してるんですか。もう暗くなってますよ」
「クリスパさん。もうそんな時間ですか。外の様子が分からなかったので、つい熱中して気が付きませんでした」
「やり過ぎもよくない……って、何ですかこの穴だらけは!」
「魔法の訓練をしていたら、こうなってしまって。ブレンデッドさんが、大した事ないから幾らでもやってくれと」
「そうですか。あの、脳筋師匠が……。分かりました。後の処理は、私がしておきますから、今日は、帰りましょうか」
「はい。そうします(うわぁー怒ってるな。俺しーらないっと)」
115
お気に入りに追加
692
あなたにおすすめの小説

器用貧乏の底辺冒険者~俺だけ使える『ステータスボード』で最強になる!~
夢・風魔
ファンタジー
*タイトル少し変更しました。
全ての能力が平均的で、これと言って突出したところもない主人公。
適正職も見つからず、未だに見習いから職業を決められずにいる。
パーティーでは荷物持ち兼、交代要員。
全ての見習い職業の「初期スキル」を使えるがそれだけ。
ある日、新しく発見されたダンジョンにパーティーメンバーと潜るとモンスターハウスに遭遇してパーティー決壊の危機に。
パーティーリーダーの裏切りによって囮にされたロイドは、仲間たちにも見捨てられひとりダンジョン内を必死に逃げ惑う。
突然地面が陥没し、そこでロイドは『ステータスボード』を手に入れた。
ロイドのステータスはオール25。
彼にはユニークスキルが備わっていた。
ステータスが強制的に平均化される、ユニークスキルが……。
ステータスボードを手に入れてからロイドの人生は一変する。
LVUPで付与されるポイントを使ってステータスUP、スキル獲得。
不器用大富豪と蔑まれてきたロイドは、ひとりで前衛後衛支援の全てをこなす
最強の冒険者として称えられるようになる・・・かも?
【過度なざまぁはありませんが、結果的にはそうなる・・みたいな?】

【完結】初級魔法しか使えない低ランク冒険者の少年は、今日も依頼を達成して家に帰る。
アノマロカリス
ファンタジー
少年テッドには、両親がいない。
両親は低ランク冒険者で、依頼の途中で魔物に殺されたのだ。
両親の少ない保険でやり繰りしていたが、もう金が尽きかけようとしていた。
テッドには、妹が3人いる。
両親から「妹達を頼む!」…と出掛ける前からいつも約束していた。
このままでは家族が離れ離れになると思ったテッドは、冒険者になって金を稼ぐ道を選んだ。
そんな少年テッドだが、パーティーには加入せずにソロ活動していた。
その理由は、パーティーに参加するとその日に家に帰れなくなるからだ。
両親は、小さいながらも持ち家を持っていてそこに住んでいる。
両親が生きている頃は、父親の部屋と母親の部屋、子供部屋には兄妹4人で暮らしていたが…
両親が死んでからは、父親の部屋はテッドが…
母親の部屋は、長女のリットが、子供部屋には、次女のルットと三女のロットになっている。
今日も依頼をこなして、家に帰るんだ!
この少年テッドは…いや、この先は本編で語ろう。
お楽しみくださいね!
HOTランキング20位になりました。
皆さん、有り難う御座います。

転生した体のスペックがチート
モカ・ナト
ファンタジー
とある高校生が不注意でトラックに轢かれ死んでしまう。
目覚めたら自称神様がいてどうやら異世界に転生させてくれるらしい
このサイトでは10話まで投稿しています。
続きは小説投稿サイト「小説家になろう」で連載していますので、是非見に来てください!

無能な勇者はいらないと辺境へ追放されたのでチートアイテム【ミストルティン】を使って辺境をゆるりと開拓しようと思います
長尾 隆生
ファンタジー
仕事帰りに怪しげな占い師に『この先不幸に見舞われるが、これを持っていれば幸せになれる』と、小枝を500円で押し売りされた直後、異世界へ召喚されてしまうリュウジ。
しかし勇者として召喚されたのに、彼にはチート能力も何もないことが鑑定によって判明する。
途端に手のひらを返され『無能勇者』というレッテルを貼られずさんな扱いを受けた上に、一方的にリュウジは凶悪な魔物が住む地へ追放されてしまう。
しかしリュウジは知る。あの胡散臭い占い師に押し売りされた小枝が【ミストルティン】という様々なアイテムを吸収し、その力を自由自在に振るうことが可能で、更に経験を積めばレベルアップしてさらなる強力な能力を手に入れることが出来るチートアイテムだったことに。
「ミストルティン。アブソープション!」
『了解しましたマスター。レベルアップして新しいスキルを覚えました』
「やった! これでまた便利になるな」
これはワンコインで押し売りされた小枝を手に異世界へ突然召喚され無能とレッテルを貼られた男が幸せを掴む物語。
~ワンコインで買った万能アイテムで幸せな人生を目指します~

【ヤベェ】異世界転移したった【助けてwww】
一樹
ファンタジー
色々あって、転移後追放されてしまった主人公。
追放後に、持ち物がチート化していることに気づく。
無事、元の世界と連絡をとる事に成功する。
そして、始まったのは、どこかで見た事のある、【あるある展開】のオンパレード!
異世界転移珍道中、掲示板実況始まり始まり。
【諸注意】
以前投稿した同名の短編の連載版になります。
連載は不定期。むしろ途中で止まる可能性、エタる可能性がとても高いです。
なんでも大丈夫な方向けです。
小説の形をしていないので、読む人を選びます。
以上の内容を踏まえた上で閲覧をお願いします。
disりに見えてしまう表現があります。
以上の点から気分を害されても責任は負えません。
閲覧は自己責任でお願いします。
小説家になろう、pixivでも投稿しています。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
スキルが【アイテムボックス】だけってどうなのよ?
山ノ内虎之助
ファンタジー
高校生宮原幸也は転生者である。
2度目の人生を目立たぬよう生きてきた幸也だが、ある日クラスメイト15人と一緒に異世界に転移されてしまう。
異世界で与えられたスキルは【アイテムボックス】のみ。
唯一のスキルを創意工夫しながら異世界を生き抜いていく。

異世界召喚失敗から始まるぶらり旅〜自由気ままにしてたら大変なことになった〜
ei_sainome
ファンタジー
クラスメイト全員が異世界に召喚されてしまった!
謁見の間に通され、王様たちから我が国を救って欲しい云々言われるお約束が…始まらない。
教室内が光ったと思えば、気づけば地下に閉じ込められていて、そこには誰もいなかった。
勝手に召喚されたあげく、誰も事情を知らない。未知の世界で、自分たちの力だけでどうやって生きていけというのか。
元の世界に帰るための方法を探し求めて各地を放浪する旅に出るが、似たように見えて全く異なる生態や人の価値観と文化の差に苦悩する。
力を持っていても順応できるかは話が別だった。
クラスメイトたちにはそれぞれ抱える内面や事情もあり…新たな世界で心身共に表面化していく。
※ご注意※
初投稿、試作、マイペース進行となります。
作品名は今後改題する可能性があります。
世界観だけプロットがあり、話の方向性はその場で決まります。
旅に出るまで(序章)がすごく長いです。
他サイトでも同作を投稿しています。
更新頻度は1〜3日程度を目標にしています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる