18 / 802
一章 リアーデ編
16 依頼をこなしてランクを上げよう 2 魔法 と イメージ
しおりを挟む
草を刈る魔法……風で切り裂けばいのか!
風で切り裂くから……ウィンドカッターかな? やってみるか。
まず【マップ】の範囲を広げてと、他に人は居ないようだから、魔法使っても見れることはそうだな。
草が切れるイメージで、右手を前に出し、ゲームで出てきた魔法名を唱える!
これで何も起こらなかったら、みっともねないな。
「ウィンドカッター……何も起きない(恥ずい。誰も居なくて良かった。ただの痛い人にだよ)」
失敗することを、考えてしまったからダメなのか!?
もっとしっかり想像して、イメージを固めて風の刃を出す。
魔力を押さえる、威力を押さえる……よし!
「〈ウィンドカッター〉」
カズが右手を前に出し、想像した魔法名を唱えると、三日月状のうっすらした白い物が真っ直ぐ飛び出した!
すると正面にある長い草が、一気に切り裂かれた。(約 幅1m 距離15m程)
成功だ! 威力に射程も、この程度なら問題ないだろう。
発音はさっぱりダメだろうけど。
あとは『術』みたいな『技』とかでも使えるかな?
無理か魔法じゃないし……でもやってみるか! いろいろ試さないと。
今度はアニメで見たのを、確かこんな風にやってたっけな。
右手の人差し指と中指だけを揃えて立てて、左から右に払う動作をして、技名を唱える。
「《風刃斬(ふうじんざん)》」
右手から放たれた風の刃は、先程のウィンドカッターとは違い、正面に見える草を扇状に大幅に切り裂いていた。(約 幅最大10m 距離25m程)
うぉ! なんだこれ!? 危ない…誰も居なくて良かったけど、そうじゃなかったら……。
しかしどうなってるんだ? 魔法と技で、こうも威力が変わるものなのか? それとも魔法は発音が悪いから低威力なのか? 『技』は動作付きでやったことで変わったのか?
これも調べる必要があるけど、どこで試すかだよな……。
切り裂かれた草原を見まわし、どうしたもんかと悩んでしまう。
考えてたら、腹がへった。
片寄った知識にある魔法を使えたのが分かったので、カズは少し休憩をすることにした。
出発する前に、街の露店で買っておいた焼き鳥を【アイテムボックス】から出し、食べてからジャンピングラビットを、探すことにした。
草が短くなって、多少は見やすいから、これでジャンピングラビットを探しやすくなったな。
【マップ】を見ると、近くに一つだけ黒い点があるので、その近くまで行って、様子を見る。
すると気付かれたのか、何かが飛び出してきた。
よく見ると、見た目はウサギに似てるが、後ろ足だけ異常に発達している。
「バッタかよ!(思わずツッコンでしまった)」
依頼書では、毛皮が必要だと書いてあったから、どう捕らえるか?
また石を投げて倒すか……いや、せっかくだから、魔法の練習がてらやってみるか。
ウィンドカッターだと切ってしまうからダメだし、電撃と出せないかな?
ライトニングボルトは威力が大きそうだからもっと弱い攻撃の……ライトニングショットでどうだ?
スタンガン程度の電撃と思えばいけるか。(スタンガン使ったことないけど)
威力を押さえて、風刃斬の二の舞にならないようにしてイメージ……目標定めて放つ!
「〈ライトニングショット〉」
右手から青白い電撃が出て、目標に直撃した。
ジャンピングラビットは、その場で痺れて動かなくなった。
「良い感じに成功じゃないか! ここの調子でどんどん行こう!」
【マップ】で見つけて近づけく。
そして飛び出てきたところを〈ライトニングショット〉で撃つ、うまくいってるぞ。
そうしている間に、八匹ものジャンピングラビットを倒したか。
中には一撃で倒せない個体もいたから、威力的には問題なさそうだな。
カズは倒したジャンピングラビットを、全てを【アイテムボックス】に入れた。
五匹で良かったんだっけ。
まぁいいかアイテムボックスに入れて置けば、邪魔にもならないしな。
最後にライトニングボルトも、最小限の威力で使ってみるか!
さっきまでと同じように、目標を定めて放つ。(最小限の威力で)
「〈ライトニングボルト〉」
放たれた魔法は、バリバリと音を立ててジャンピングラビットを貫通して、地面に深さ30㎝ほどの穴をあけた。
おいおい威力ありすぎたろ! ジャンピングラビットを貫通した所が、大きく焦げてるよ。
もしこれで『技名』で、電撃や雷撃なんて言ったら……今日はもう終了して帰ろう。
なかなか上手くいかないもんだないかんな。
一人だと、どうも独り言が出てしまう、最近はなかったんだけど、気を付けないとな。
あ、また言ってる。
カズは焦げたジャンピングラビットも【アイテムボックス】に入れて、街に戻ることにした。
ウサギすまん。
どうかこの痕跡が見つかっても、変に思われませんように。
クリスパさんには、伝わりませんように……は! 絶対ダメだ!
ここで祈っても、願いの先はあれ(チャラ神)だよ。
神様が存在するのに『神頼み』に、全然まったく期待できない。
カズはそそくさと逃げるように、その場を後にして街へ戻って行く。
幸いなことに、誰にも会うことはなかった。
街に近付き、さっきのことが気になって思い返す。
ジャンピングラビットは、なんでマップに黒く表示されたんだろう?
今夜寝る前に、ステータスを確認してみるかな。
西門から入り街へと戻ったが、まだ日が高いので、ギルドへは行かず買い物に行くことにした。
冒険者になったのに、なんにも装備してないんだよな。
何か武器ぐらいは持っていたい。
ドワーフの鍛冶屋に行ってみるか。
西門の近くだからすぐそこだし、武器置いてあるかな?
カズは昨日キッシュと来た鍛冶屋に着いたので、中に入る。
「ごめんください」
「誰じゃ謝ってるのは、何かしたのか?」
「いえ、そういう訳じゃなくて、お邪魔しますと」
「なんだ客かい。おや! あんた昨日、鍋持ってきた嬢ちゃんの連れじゃないか」
「あ、はい。昨日はどうも」
「で、今日はどうしたんじゃ? また何か修理するのか?」
「修理ではないんですけど、ここ鍛冶屋なので、何か武器は置いてあるかと」
「武器? 壊したか無くしたのか?」
「いえ、俺冒険者になったばかりなので、武器も装備品も持って無いので、そろそろ武器ぐらは持っておかないと、と思って来たんですが」
「それなら、街の装備屋に行けば良いじゃろ」
「この街にも来たばかりで、店も知らないので、鍛冶屋に来ればあるかと思いまして」
「店の場所なんか、その辺で聞けば良いじゃろ。まぁええ、ちょっと待っとれ」
店主のドワーフが店の奥に入って行き、幾つかの剣や槍などを持ってきた。
「ほれ。このならどれでも、金貨一枚(10,000GL)でええぞ」
「金貨一枚? やけに安くないですか?」
「わしが試しに作った物じゃから、もともと売り物ではないんじゃよ『見習い冒険者』にはちょうどええじゃろ」
「そうですね『見習い冒険者』には、ありがたいです。金銭的にもありがたいですよ」
「ガッハッハッハ正直な奴じゃ。そんなんで良ければ、いつでも来ればええさ」
ドワーフが持ってきた物をよく見て、確めてから選らぶことにする。
大きさ長さもまちまちで、大き過ぎても小さ過ぎても使いづらい、どうしようかな……あれ? これはまさか!
「お! あんたその剣を選んだのか」
「これも作ったんですか?」
「ああ。昔見た遺物(アーティファクト)を真似て作った物の一本さ」
「これにします。あと、このナイフも下さい」
「まいどあり。そのナイフは銀貨四枚(4,000GL)でええぞ」
「ありがとうございます」
カズは買った武器を【アイテムボックス】に入れ、鍛冶屋を出てギルドへと向かう。
ギルドに着き中へ入ると、カズは寒気を感じたので、受付のクリスパを見ると、笑顔でじっとカズを見る。
嫌な予感しかしない。
こんな時に限って、受付にはクリスパさん一人だけ。
行きたくないが、すでに見つかってるから行くしかないか。
「ど、どうも。依頼が終わったので報告を…」
「お疲れ様です。素材の採取でしたね。でしたら、あちらの部屋で素材を渡してください。その後で、依頼書を持って再度こちらへ来てください」
ギルドに入って右奥の階段の下にある扉には、素材受取場と書いてある。
「はい。分かりました」
あれ? さっきの寒気と視線は、気のせいだったのかな??
風で切り裂くから……ウィンドカッターかな? やってみるか。
まず【マップ】の範囲を広げてと、他に人は居ないようだから、魔法使っても見れることはそうだな。
草が切れるイメージで、右手を前に出し、ゲームで出てきた魔法名を唱える!
これで何も起こらなかったら、みっともねないな。
「ウィンドカッター……何も起きない(恥ずい。誰も居なくて良かった。ただの痛い人にだよ)」
失敗することを、考えてしまったからダメなのか!?
もっとしっかり想像して、イメージを固めて風の刃を出す。
魔力を押さえる、威力を押さえる……よし!
「〈ウィンドカッター〉」
カズが右手を前に出し、想像した魔法名を唱えると、三日月状のうっすらした白い物が真っ直ぐ飛び出した!
すると正面にある長い草が、一気に切り裂かれた。(約 幅1m 距離15m程)
成功だ! 威力に射程も、この程度なら問題ないだろう。
発音はさっぱりダメだろうけど。
あとは『術』みたいな『技』とかでも使えるかな?
無理か魔法じゃないし……でもやってみるか! いろいろ試さないと。
今度はアニメで見たのを、確かこんな風にやってたっけな。
右手の人差し指と中指だけを揃えて立てて、左から右に払う動作をして、技名を唱える。
「《風刃斬(ふうじんざん)》」
右手から放たれた風の刃は、先程のウィンドカッターとは違い、正面に見える草を扇状に大幅に切り裂いていた。(約 幅最大10m 距離25m程)
うぉ! なんだこれ!? 危ない…誰も居なくて良かったけど、そうじゃなかったら……。
しかしどうなってるんだ? 魔法と技で、こうも威力が変わるものなのか? それとも魔法は発音が悪いから低威力なのか? 『技』は動作付きでやったことで変わったのか?
これも調べる必要があるけど、どこで試すかだよな……。
切り裂かれた草原を見まわし、どうしたもんかと悩んでしまう。
考えてたら、腹がへった。
片寄った知識にある魔法を使えたのが分かったので、カズは少し休憩をすることにした。
出発する前に、街の露店で買っておいた焼き鳥を【アイテムボックス】から出し、食べてからジャンピングラビットを、探すことにした。
草が短くなって、多少は見やすいから、これでジャンピングラビットを探しやすくなったな。
【マップ】を見ると、近くに一つだけ黒い点があるので、その近くまで行って、様子を見る。
すると気付かれたのか、何かが飛び出してきた。
よく見ると、見た目はウサギに似てるが、後ろ足だけ異常に発達している。
「バッタかよ!(思わずツッコンでしまった)」
依頼書では、毛皮が必要だと書いてあったから、どう捕らえるか?
また石を投げて倒すか……いや、せっかくだから、魔法の練習がてらやってみるか。
ウィンドカッターだと切ってしまうからダメだし、電撃と出せないかな?
ライトニングボルトは威力が大きそうだからもっと弱い攻撃の……ライトニングショットでどうだ?
スタンガン程度の電撃と思えばいけるか。(スタンガン使ったことないけど)
威力を押さえて、風刃斬の二の舞にならないようにしてイメージ……目標定めて放つ!
「〈ライトニングショット〉」
右手から青白い電撃が出て、目標に直撃した。
ジャンピングラビットは、その場で痺れて動かなくなった。
「良い感じに成功じゃないか! ここの調子でどんどん行こう!」
【マップ】で見つけて近づけく。
そして飛び出てきたところを〈ライトニングショット〉で撃つ、うまくいってるぞ。
そうしている間に、八匹ものジャンピングラビットを倒したか。
中には一撃で倒せない個体もいたから、威力的には問題なさそうだな。
カズは倒したジャンピングラビットを、全てを【アイテムボックス】に入れた。
五匹で良かったんだっけ。
まぁいいかアイテムボックスに入れて置けば、邪魔にもならないしな。
最後にライトニングボルトも、最小限の威力で使ってみるか!
さっきまでと同じように、目標を定めて放つ。(最小限の威力で)
「〈ライトニングボルト〉」
放たれた魔法は、バリバリと音を立ててジャンピングラビットを貫通して、地面に深さ30㎝ほどの穴をあけた。
おいおい威力ありすぎたろ! ジャンピングラビットを貫通した所が、大きく焦げてるよ。
もしこれで『技名』で、電撃や雷撃なんて言ったら……今日はもう終了して帰ろう。
なかなか上手くいかないもんだないかんな。
一人だと、どうも独り言が出てしまう、最近はなかったんだけど、気を付けないとな。
あ、また言ってる。
カズは焦げたジャンピングラビットも【アイテムボックス】に入れて、街に戻ることにした。
ウサギすまん。
どうかこの痕跡が見つかっても、変に思われませんように。
クリスパさんには、伝わりませんように……は! 絶対ダメだ!
ここで祈っても、願いの先はあれ(チャラ神)だよ。
神様が存在するのに『神頼み』に、全然まったく期待できない。
カズはそそくさと逃げるように、その場を後にして街へ戻って行く。
幸いなことに、誰にも会うことはなかった。
街に近付き、さっきのことが気になって思い返す。
ジャンピングラビットは、なんでマップに黒く表示されたんだろう?
今夜寝る前に、ステータスを確認してみるかな。
西門から入り街へと戻ったが、まだ日が高いので、ギルドへは行かず買い物に行くことにした。
冒険者になったのに、なんにも装備してないんだよな。
何か武器ぐらいは持っていたい。
ドワーフの鍛冶屋に行ってみるか。
西門の近くだからすぐそこだし、武器置いてあるかな?
カズは昨日キッシュと来た鍛冶屋に着いたので、中に入る。
「ごめんください」
「誰じゃ謝ってるのは、何かしたのか?」
「いえ、そういう訳じゃなくて、お邪魔しますと」
「なんだ客かい。おや! あんた昨日、鍋持ってきた嬢ちゃんの連れじゃないか」
「あ、はい。昨日はどうも」
「で、今日はどうしたんじゃ? また何か修理するのか?」
「修理ではないんですけど、ここ鍛冶屋なので、何か武器は置いてあるかと」
「武器? 壊したか無くしたのか?」
「いえ、俺冒険者になったばかりなので、武器も装備品も持って無いので、そろそろ武器ぐらは持っておかないと、と思って来たんですが」
「それなら、街の装備屋に行けば良いじゃろ」
「この街にも来たばかりで、店も知らないので、鍛冶屋に来ればあるかと思いまして」
「店の場所なんか、その辺で聞けば良いじゃろ。まぁええ、ちょっと待っとれ」
店主のドワーフが店の奥に入って行き、幾つかの剣や槍などを持ってきた。
「ほれ。このならどれでも、金貨一枚(10,000GL)でええぞ」
「金貨一枚? やけに安くないですか?」
「わしが試しに作った物じゃから、もともと売り物ではないんじゃよ『見習い冒険者』にはちょうどええじゃろ」
「そうですね『見習い冒険者』には、ありがたいです。金銭的にもありがたいですよ」
「ガッハッハッハ正直な奴じゃ。そんなんで良ければ、いつでも来ればええさ」
ドワーフが持ってきた物をよく見て、確めてから選らぶことにする。
大きさ長さもまちまちで、大き過ぎても小さ過ぎても使いづらい、どうしようかな……あれ? これはまさか!
「お! あんたその剣を選んだのか」
「これも作ったんですか?」
「ああ。昔見た遺物(アーティファクト)を真似て作った物の一本さ」
「これにします。あと、このナイフも下さい」
「まいどあり。そのナイフは銀貨四枚(4,000GL)でええぞ」
「ありがとうございます」
カズは買った武器を【アイテムボックス】に入れ、鍛冶屋を出てギルドへと向かう。
ギルドに着き中へ入ると、カズは寒気を感じたので、受付のクリスパを見ると、笑顔でじっとカズを見る。
嫌な予感しかしない。
こんな時に限って、受付にはクリスパさん一人だけ。
行きたくないが、すでに見つかってるから行くしかないか。
「ど、どうも。依頼が終わったので報告を…」
「お疲れ様です。素材の採取でしたね。でしたら、あちらの部屋で素材を渡してください。その後で、依頼書を持って再度こちらへ来てください」
ギルドに入って右奥の階段の下にある扉には、素材受取場と書いてある。
「はい。分かりました」
あれ? さっきの寒気と視線は、気のせいだったのかな??
110
お気に入りに追加
681
あなたにおすすめの小説
努力しても平均的だった俺が異世界召喚された結果
ひむよ
ファンタジー
全てが平均的な少年、山田 涼太。
その少年は努力してもしなくても、何をしても平均的だった。そして少年は中学2年生の時に努力することをやめた。
そのまま成長していき、高校2年生になったとき、あることが起こり少年は全てが異常へと変わった。
それは───異世界召喚だ。
異世界に召喚されたことによって少年は、自分のステータスを確認できるようになった。すぐに確認してみるとその他の欄に平均的1と平均的2というものがあり、それは0歳の時に入手していた!
少年は名前からして自分が平均的なのはこれのせいだと確信した。
だが全てが平均的と言うのは、異世界ではチートだったのだ。
これは平均的で異常な少年が自由に異世界を楽しみ、無双する話である。
hotランキング1位にのりました!
ファンタジーランキングの24hポイントで1位にのりました!
人気ランキングの24hポイントで 3位にのりました!

幼馴染パーティーから追放された冒険者~所持していたユニークスキルは限界突破でした~レベル1から始まる成り上がりストーリー
すもも太郎
ファンタジー
この世界は個人ごとにレベルの上限が決まっていて、それが本人の資質として死ぬまで変えられません。(伝説の勇者でレベル65)
主人公テイジンは能力を封印されて生まれた。それはレベルキャップ1という特大のハンデだったが、それ故に幼馴染パーティーとの冒険によって莫大な経験値を積み上げる事が出来ていた。(ギャップボーナス最大化状態)
しかし、レベルは1から一切上がらないまま、免許の更新期限が過ぎてギルドを首になり絶望する。
命を投げ出す決意で訪れた死と再生の洞窟でテイジンの封印が解け、ユニークスキル”限界突破”を手にする。その後、自分の力を知らず知らずに発揮していき、周囲を驚かせながらも一人旅をつづけようとするが‥‥
※1話1500文字くらいで書いております
パーティを追い出されましたがむしろ好都合です!
八神 凪
ファンタジー
勇者パーティに属するルーナ(17)は悩んでいた。
補助魔法が使える前衛としてスカウトされたものの、勇者はドスケベ、取り巻く女の子達は勇者大好きという辟易するパーティだった。
しかも勇者はルーナにモーションをかけるため、パーティ内の女の子からは嫉妬の雨・・・。
そんな中「貴女は役に立たないから出て行け」と一方的に女の子達から追放を言い渡されたルーナはいい笑顔で答えるのだった。
「ホントに!? 今までお世話しました! それじゃあ!」
ルーナの旅は始まったばかり!
第11回ファンタジー大賞エントリーしてました!

称号は神を土下座させた男。
春志乃
ファンタジー
「真尋くん! その人、そんなんだけど一応神様だよ! 偉い人なんだよ!」
「知るか。俺は常識を持ち合わせないクズにかける慈悲を持ち合わせてない。それにどうやら俺は死んだらしいのだから、刑務所も警察も法も無い。今ここでこいつを殺そうが生かそうが俺の自由だ。あいつが居ないなら地獄に落ちても同じだ。なあ、そうだろう? ティーンクトゥス」
「す、す、す、す、す、すみませんでしたあぁあああああああ!」
これは、馬鹿だけど憎み切れない神様ティーンクトゥスの為に剣と魔法、そして魔獣たちの息づくアーテル王国でチートが過ぎる男子高校生・水無月真尋が無自覚チートの親友・鈴木一路と共に神様の為と言いながら好き勝手に生きていく物語。
主人公は一途に幼馴染(女性)を想い続けます。話はゆっくり進んでいきます。
※教会、神父、などが出てきますが実在するものとは一切関係ありません。
※対応できない可能性がありますので、誤字脱字報告は不要です。
※無断転載は厳に禁じます

異世界で家族と新たな生活?!〜ドラゴンの無敵執事も加わり、ニューライフを楽しみます〜
藤*鳳
ファンタジー
楽しく親子4人で生活していたある日、交通事故にあい命を落とした...はずなんだけど...??
神様の御好意により新たな世界で新たな人生を歩むことに!!!
冒険あり、魔法あり、魔物や獣人、エルフ、ドワーフなどの多種多様な人達がいる世界で親子4人とその親子を護り生活する世界最強のドラゴン達とのお話です。

異世界召喚失敗から始まるぶらり旅〜自由気ままにしてたら大変なことになった〜
ei_sainome
ファンタジー
クラスメイト全員が異世界に召喚されてしまった!
謁見の間に通され、王様たちから我が国を救って欲しい云々言われるお約束が…始まらない。
教室内が光ったと思えば、気づけば地下に閉じ込められていて、そこには誰もいなかった。
勝手に召喚されたあげく、誰も事情を知らない。未知の世界で、自分たちの力だけでどうやって生きていけというのか。
元の世界に帰るための方法を探し求めて各地を放浪する旅に出るが、似たように見えて全く異なる生態や人の価値観と文化の差に苦悩する。
力を持っていても順応できるかは話が別だった。
クラスメイトたちにはそれぞれ抱える内面や事情もあり…新たな世界で心身共に表面化していく。
※ご注意※
初投稿、試作、マイペース進行となります。
作品名は今後改題する可能性があります。
世界観だけプロットがあり、話の方向性はその場で決まります。
旅に出るまで(序章)がすごく長いです。
他サイトでも同作を投稿しています。
更新頻度は1〜3日程度を目標にしています。
異世界ソロ暮らし 田舎の家ごと山奥に転生したので、自由気ままなスローライフ始めました。
長尾 隆生
ファンタジー
【書籍情報】書籍3巻発売中ですのでよろしくお願いします。
女神様の手違いにより現世の輪廻転生から外され異世界に転生させられた田中拓海。
お詫びに貰った生産型スキル『緑の手』と『野菜の種』で異世界スローライフを目指したが、お腹が空いて、なにげなく食べた『種』の力によって女神様も予想しなかった力を知らずに手に入れてしまう。
のんびりスローライフを目指していた拓海だったが、『その地には居るはずがない魔物』に襲われた少女を助けた事でその計画の歯車は狂っていく。
ドワーフ、エルフ、獣人、人間族……そして竜族。
拓海は立ちはだかるその壁を拳一つでぶち壊し、理想のスローライフを目指すのだった。
中二心溢れる剣と魔法の世界で、徒手空拳のみで戦う男の成り上がりファンタジー開幕。
旧題:チートの種~知らない間に異世界最強になってスローライフ~

貴方の隣で私は異世界を謳歌する
紅子
ファンタジー
あれ?わたし、こんなに小さかった?ここどこ?わたしは誰?
あああああ、どうやらわたしはトラックに跳ねられて異世界に来てしまったみたい。なんて、テンプレ。なんで森の中なのよ。せめて、街の近くに送ってよ!こんな幼女じゃ、すぐ死んじゃうよ。言わんこっちゃない。
わたし、どうなるの?
不定期更新 00:00に更新します。
R15は、念のため。
自己満足の世界に付き、合わないと感じた方は読むのをお止めください。設定ゆるゆるの思い付き、ご都合主義で書いているため、深い内容ではありません。さらっと読みたい方向けです。矛盾点などあったらごめんなさい(>_<)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる