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一章 リアーデ編
14 明かした経緯
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人に歴史ありか……俺なんか異世界に来ただけで、大したことないのかもな。
こんな話聞いたら、どう答えたらいいのか……。
「クリスパさんも、いろいろあったんですね。街に戻って来たら、すぐにココット亭に来なかったんですか?」
「どんな顔して会ったらいいか分からなくてね。そんなときに、カズさんがココット亭に泊まってるって言ったから、勇気を出して今日来たの。利用したみたいでごめんなさい」
「元気で戻って来ただけで、あたし達は十分だよ。またここに住んでも良いんだよ」
「ありがとう義母さん。でも大丈夫よ。今はギルドで仕事もあるし、それに同じ街に住んでるんだから、いつでも会えるわ」
「それもそうだ。クリスパももう大人だし、一人でも生きて行けるくらいに、強くもなったんだね。それでも寂しければ、いつ戻って来ても良いんだよ。家族なんだから」
ぐぅ~すやすや
「フフっ。キッシュ寝ちゃったね」
「久しぶりに会えて、嬉しかったんだな」
「さてあたしはキッシュを寝かせて来るけど、クリスパは泊まってくだろ。キッシュの部屋で良いかい?」
「うん! 寝るとき勝手に行くわ。ありがとう」
「じゃあ今日はおひらき……」
「何を言っているの? 本来はカズさんの話を聞かせてもらう約束でしょ!」
「ですよねぇ……覚えてましたか。でもこんな話を聞かされて、しかも感動の再会の後で、俺の話なんか……」
「義母さん、さっきの残ったお酒持ってくね。さぁここじゃ何だから、カズさんの部屋行きましょうか! もちろん、嫌なんて言わないわよね」
「……はい」
夜に女性と部屋で二人っきりでドッキドキ! じゃな~い、退路を絶たれた。
なんで『はい』って返事してんのさ俺。
……お酒飲んで、寝落ちしてくれないかな。
「あ、私お酒は弱くはないので、すぐには寝ませんよ」
「う……(考えてることバレバレか!)」
そのままクリスパと部屋に行き、残りすくない酒を飲みながら、カズは話をする羽目になった。
「さてカズさん、話してもらいましょうか」
「う……その前に、なんで会って数日しか経ってない俺に、あんな話をしたんですか? そんな信用されるようなことを、した覚えはないんですが」
「う~ん。何でかな? 私の勘! それに義母さんやキッシュと話をしているの見て、カズさん悪い人には見えなかったから」
「そんなことくらいで?」
「それにギルドでも敬語ばっか使ってるから。冒険者なんて、特に実力があると、態度が大きくなる連中ばかりし、実力がなくても態度だけ大きい人もいるけどね」
「そんなもんですか」
「そんなもんです! 最初に見たときは、変わった人が来たと思ったけど。見たことない服装だったし、キョロキョロしてたから」
目立たないようにしてたつもりなんだけど、逆に目立ってたのか。
「それに眼鏡で見ても、なんともなかったから、大丈夫と思ったんです」
「眼鏡? そう言えば、今日はかけてないですね」
「あの眼鏡はギルド所有の魔道具で、ギルド内で何か騒動を起こそうとしてる人が居たら、魔力の流れに変化が出るから、それを色で感知できる道具なの。付けてる本人は、少しずつ魔力を使うし、必ずしも当てになるわけじゃないけどね。経験かな」
ステータスのある世界だからと言って、数値だけ上げれば言いわけじゃないのか。
帰る方法探すためには、色んなことをして、経験を積まないとな。
「それじゃあ、あと……」
「もう良いですね。そろそろ話を聞かせてくれないと怒りますよ! なんなら朝まででも、付き合いましょうか!」
「本当のこと言っても、信じてもらえないと思いますが……」
「いいから話して!」
もう駄目か……仕方ない、なるようになれだ!
「単刀直入に言います……俺、この世界の人間じゃないんです」
「からかってるの? 怒りこるよ! 殴ぐるよ!」
「だから言ったんですよ。それに、クリスパさん口調変わってませんか」
「ギルドでの私は仕事の顔なの。私のことをあれだけ話したんだから、カズさん相手に、もう遠慮なんかしません!」
「是非とも遠慮して、いつもの口調に戻ってくれて、構わないんですけど」
「私のことはどうでもいいから、とっとと本当のことを話しなさい!」
どうするか……ステータス見せれば信じてくれるか? 他の人に見せることできるのかな? 試して見るか。
ステータス確認
カズの正面に、ステータス画面が出てきた。
「クリスパさん、これ見えますか?」
「何? なんにもないじゃないのよ!
やっぱり駄目なのかな? ……んっ! それなら。
「ステータス確認」
今度は俺は言葉に出してみた。
するとステータス画面が、少し濃くなったような気がした。
「クリスパさん、これ見えますか?」
「またなんな…の……? これステータス画面? さっきまで何にもなかったのに」
言葉に出すと、他の人に見せることができるんだ!
「見えるんですね。俺のステータスです」
クリスパは目を見開いて、ステータス画面をまじまじと見て目をこすり、見間違いではないことを確認していた。
「なんですかこれは? 何かの魔法かスキルで作りあげたステータスですか? それとも本当にカズさんのステータス……え…うそ…こんな……私酔ってるのかな?」
「もしも~し。クリスパさん大丈夫ですか? 今日はもう休んだ方がい…い……」
「何を言ってるの! これが本当なら……続きを……先程の話、続きを聞かせて! この世界の人間じゃないとか言ってた、つ・づ・き!! 早く!」
「は、はい。分かりましたから。落ち着いて、そんなに迫ってこなくても……」
ほろ酔い状態のクリスパに、押し攻め立てられ、カズは 壁際まで追い詰められた。
一旦落ち着いて、二人ともベットに座り話を始めた。
「じゃあ、俺がこちらの世界に来てからのことを、ざっと説明します」
そこで俺は、一部を変えて話した。
家を出たら森に居て、なぜか持っていた手紙を読み、ステータスを設定して初めてスライムとイノボアを倒し、レベルが異常に上がったこと。
偶然西の村に行くことができ、街の行き方を聞いてリアーデの街へ向かい、行商人と会ってから冒険者ギルドの存在へ。
そしてココット亭に来た経緯と、この数日間の出来事を話した。
管理神(チャラ神)のことは、会ったと言わず、夢に出てきたと。(何となく、会ったとは言いたくなかった)
「本当のことなんですよ…ね……」
「信じられないと思いますが……」
「信じられないけど、ウソだとは思わないわ」
「俺のことを知ったクリスパさんは、全てギルドに報告しますか?」
「分からないけど。私には荷が重すぎるわね。ギルマスに相談するか、暫く考えるわ」
「大事になるようであれば、俺は街を出ます。女将さんやキッシュ、それにクリスパさんにも、迷惑かかるでしょうし」
「ギルドへ勝手に報告なんてしないわ。ギルマスに言う前に……先にカズさんに聞く…わ……眠い」
「そうしてもらえればありがたいです」
「何よ。私の話なんか…より……よっぽ…ど……」
ぐぅ~すぅ~むにゃむにゃ
「寝ちゃったよ。お~い、クリスパさん」
無防備過ぎないかまったく……こうなったら仕方ないな。
クリスパをそのままベットに寝かせて、カズは部屋を出て、食堂の長椅子で横になり寝た。
◇◆◇◆◇
翌朝食堂の扉が開き、女将が入ってきて起こされた。
「おや! カズ、こんな所で寝てたのかい?」
俺は女将さんの声で起き、長椅子で寝ていることを忘れて、床に転がり落ちた。
「痛たたた。女将さんおはようございます」
「部屋で寝たんじゃなかったのかい?」
「クリスパさんが話してる途中で寝てしまったので、ベットに寝かせて、俺はここで寝てたんです」
「一緒のベットで寝ちまえば良かったじゃないか」
「な、何を言ってるんですか!」
「冗談だよ。あのベットに二人は狭いだろ」
何を言ってきてるんだか、未経験の俺には寝込みを、なんてハードルが高過ぎる。
「さて朝食の準備手伝いますか」
「いいよ。あんまり眠れなかったんだろ」
そのとき入口の扉が開き、キッシュが入ってきた。
「あ、カズさん。おはよう」
「キッシュおはよう」
「今日は早いですね。クリ姉は帰っちゃったの?」
「俺の部屋で寝てるよ」
「え! カズさんの部屋? クリ姉と一緒寝たんですか!?」
「違う違う。あの後部屋でクリスパさんと話をしてたら寝ちゃったから、クリスパさんをベットに寝かせて、俺は食堂に来て寝てたの」
「な~んだ、そうだったんだ。それじゃあ、クリ姉起こして来る」
こんな話聞いたら、どう答えたらいいのか……。
「クリスパさんも、いろいろあったんですね。街に戻って来たら、すぐにココット亭に来なかったんですか?」
「どんな顔して会ったらいいか分からなくてね。そんなときに、カズさんがココット亭に泊まってるって言ったから、勇気を出して今日来たの。利用したみたいでごめんなさい」
「元気で戻って来ただけで、あたし達は十分だよ。またここに住んでも良いんだよ」
「ありがとう義母さん。でも大丈夫よ。今はギルドで仕事もあるし、それに同じ街に住んでるんだから、いつでも会えるわ」
「それもそうだ。クリスパももう大人だし、一人でも生きて行けるくらいに、強くもなったんだね。それでも寂しければ、いつ戻って来ても良いんだよ。家族なんだから」
ぐぅ~すやすや
「フフっ。キッシュ寝ちゃったね」
「久しぶりに会えて、嬉しかったんだな」
「さてあたしはキッシュを寝かせて来るけど、クリスパは泊まってくだろ。キッシュの部屋で良いかい?」
「うん! 寝るとき勝手に行くわ。ありがとう」
「じゃあ今日はおひらき……」
「何を言っているの? 本来はカズさんの話を聞かせてもらう約束でしょ!」
「ですよねぇ……覚えてましたか。でもこんな話を聞かされて、しかも感動の再会の後で、俺の話なんか……」
「義母さん、さっきの残ったお酒持ってくね。さぁここじゃ何だから、カズさんの部屋行きましょうか! もちろん、嫌なんて言わないわよね」
「……はい」
夜に女性と部屋で二人っきりでドッキドキ! じゃな~い、退路を絶たれた。
なんで『はい』って返事してんのさ俺。
……お酒飲んで、寝落ちしてくれないかな。
「あ、私お酒は弱くはないので、すぐには寝ませんよ」
「う……(考えてることバレバレか!)」
そのままクリスパと部屋に行き、残りすくない酒を飲みながら、カズは話をする羽目になった。
「さてカズさん、話してもらいましょうか」
「う……その前に、なんで会って数日しか経ってない俺に、あんな話をしたんですか? そんな信用されるようなことを、した覚えはないんですが」
「う~ん。何でかな? 私の勘! それに義母さんやキッシュと話をしているの見て、カズさん悪い人には見えなかったから」
「そんなことくらいで?」
「それにギルドでも敬語ばっか使ってるから。冒険者なんて、特に実力があると、態度が大きくなる連中ばかりし、実力がなくても態度だけ大きい人もいるけどね」
「そんなもんですか」
「そんなもんです! 最初に見たときは、変わった人が来たと思ったけど。見たことない服装だったし、キョロキョロしてたから」
目立たないようにしてたつもりなんだけど、逆に目立ってたのか。
「それに眼鏡で見ても、なんともなかったから、大丈夫と思ったんです」
「眼鏡? そう言えば、今日はかけてないですね」
「あの眼鏡はギルド所有の魔道具で、ギルド内で何か騒動を起こそうとしてる人が居たら、魔力の流れに変化が出るから、それを色で感知できる道具なの。付けてる本人は、少しずつ魔力を使うし、必ずしも当てになるわけじゃないけどね。経験かな」
ステータスのある世界だからと言って、数値だけ上げれば言いわけじゃないのか。
帰る方法探すためには、色んなことをして、経験を積まないとな。
「それじゃあ、あと……」
「もう良いですね。そろそろ話を聞かせてくれないと怒りますよ! なんなら朝まででも、付き合いましょうか!」
「本当のこと言っても、信じてもらえないと思いますが……」
「いいから話して!」
もう駄目か……仕方ない、なるようになれだ!
「単刀直入に言います……俺、この世界の人間じゃないんです」
「からかってるの? 怒りこるよ! 殴ぐるよ!」
「だから言ったんですよ。それに、クリスパさん口調変わってませんか」
「ギルドでの私は仕事の顔なの。私のことをあれだけ話したんだから、カズさん相手に、もう遠慮なんかしません!」
「是非とも遠慮して、いつもの口調に戻ってくれて、構わないんですけど」
「私のことはどうでもいいから、とっとと本当のことを話しなさい!」
どうするか……ステータス見せれば信じてくれるか? 他の人に見せることできるのかな? 試して見るか。
ステータス確認
カズの正面に、ステータス画面が出てきた。
「クリスパさん、これ見えますか?」
「何? なんにもないじゃないのよ!
やっぱり駄目なのかな? ……んっ! それなら。
「ステータス確認」
今度は俺は言葉に出してみた。
するとステータス画面が、少し濃くなったような気がした。
「クリスパさん、これ見えますか?」
「またなんな…の……? これステータス画面? さっきまで何にもなかったのに」
言葉に出すと、他の人に見せることができるんだ!
「見えるんですね。俺のステータスです」
クリスパは目を見開いて、ステータス画面をまじまじと見て目をこすり、見間違いではないことを確認していた。
「なんですかこれは? 何かの魔法かスキルで作りあげたステータスですか? それとも本当にカズさんのステータス……え…うそ…こんな……私酔ってるのかな?」
「もしも~し。クリスパさん大丈夫ですか? 今日はもう休んだ方がい…い……」
「何を言ってるの! これが本当なら……続きを……先程の話、続きを聞かせて! この世界の人間じゃないとか言ってた、つ・づ・き!! 早く!」
「は、はい。分かりましたから。落ち着いて、そんなに迫ってこなくても……」
ほろ酔い状態のクリスパに、押し攻め立てられ、カズは 壁際まで追い詰められた。
一旦落ち着いて、二人ともベットに座り話を始めた。
「じゃあ、俺がこちらの世界に来てからのことを、ざっと説明します」
そこで俺は、一部を変えて話した。
家を出たら森に居て、なぜか持っていた手紙を読み、ステータスを設定して初めてスライムとイノボアを倒し、レベルが異常に上がったこと。
偶然西の村に行くことができ、街の行き方を聞いてリアーデの街へ向かい、行商人と会ってから冒険者ギルドの存在へ。
そしてココット亭に来た経緯と、この数日間の出来事を話した。
管理神(チャラ神)のことは、会ったと言わず、夢に出てきたと。(何となく、会ったとは言いたくなかった)
「本当のことなんですよ…ね……」
「信じられないと思いますが……」
「信じられないけど、ウソだとは思わないわ」
「俺のことを知ったクリスパさんは、全てギルドに報告しますか?」
「分からないけど。私には荷が重すぎるわね。ギルマスに相談するか、暫く考えるわ」
「大事になるようであれば、俺は街を出ます。女将さんやキッシュ、それにクリスパさんにも、迷惑かかるでしょうし」
「ギルドへ勝手に報告なんてしないわ。ギルマスに言う前に……先にカズさんに聞く…わ……眠い」
「そうしてもらえればありがたいです」
「何よ。私の話なんか…より……よっぽ…ど……」
ぐぅ~すぅ~むにゃむにゃ
「寝ちゃったよ。お~い、クリスパさん」
無防備過ぎないかまったく……こうなったら仕方ないな。
クリスパをそのままベットに寝かせて、カズは部屋を出て、食堂の長椅子で横になり寝た。
◇◆◇◆◇
翌朝食堂の扉が開き、女将が入ってきて起こされた。
「おや! カズ、こんな所で寝てたのかい?」
俺は女将さんの声で起き、長椅子で寝ていることを忘れて、床に転がり落ちた。
「痛たたた。女将さんおはようございます」
「部屋で寝たんじゃなかったのかい?」
「クリスパさんが話してる途中で寝てしまったので、ベットに寝かせて、俺はここで寝てたんです」
「一緒のベットで寝ちまえば良かったじゃないか」
「な、何を言ってるんですか!」
「冗談だよ。あのベットに二人は狭いだろ」
何を言ってきてるんだか、未経験の俺には寝込みを、なんてハードルが高過ぎる。
「さて朝食の準備手伝いますか」
「いいよ。あんまり眠れなかったんだろ」
そのとき入口の扉が開き、キッシュが入ってきた。
「あ、カズさん。おはよう」
「キッシュおはよう」
「今日は早いですね。クリ姉は帰っちゃったの?」
「俺の部屋で寝てるよ」
「え! カズさんの部屋? クリ姉と一緒寝たんですか!?」
「違う違う。あの後部屋でクリスパさんと話をしてたら寝ちゃったから、クリスパさんをベットに寝かせて、俺は食堂に来て寝てたの」
「な~んだ、そうだったんだ。それじゃあ、クリ姉起こして来る」
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