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プロローグ
0 異世界転移の放置プレイ!?
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ハァハァ…… 今、俺はイノシシのような生き物に追われている。
いくら運動不足とはいえ、こんなに疲れるか? 今朝より体は重いようだし、さらに足場も悪い、それに後ろからは、イノシシのようなのが…… まだ追っかけ来てるよ! どうしよう。
俺、栓山 一万(クギヤマ カズマ)がこんな状況になったかたと言うと…………
いつも休みの日は、ほぼ家で漫画やアニメ観賞だし、出かけてもトレカショップめぐり(いわゆるオタクだ)もういい歳なのに、こんなことしていて良いのだろうか!?
そぉ思い奮起一転、今回の休みは1人で旅行でもしてみようかなと思った。
そうだそうしよう! 自分を変えていこう。
そうと決まれば善は急げ、身支度を整えて出発だ!
今日から5連休もあったので、生まれて初めての一人旅へ。
自宅の玄関を一歩出たら、見知らぬ森の中……!?
うしろを振り返ってみるが、今出てきた玄関は無し…… ここは何処?
そう思っていたら、なぜか右手には1枚の紙……?
開いて見ると手紙らしく読んでみた。
ーーーーーーーーーーーーーーー
初めまして、僕がこの世界の【管理神】(神様)で~す。
僕のうっかりミスで、君…『栓山一万(クギヤマ カズマ)』君の家の玄関に、こちらの世界に繋がる扉を、開いてしまったようなのです。
あ! 『カズマ君』て呼ぶね。
すぐに気が付いて繋がりを絶ったのだけど、その、一瞬の間にカズマ君が出てきちゃって、こちらの世界に来てしまったと言う訳で ……ごめんちゃいテヘッペロッ!
とりあえずスキルを幾つか付与しとから、それでどこか僕(神様だよ)を祀ってある所(村や町など)を探して、お祈りをして僕を呼んでね。
予想以上に力を使い過ぎて、直接話せたりできないんだ。
ちなみに、カズマ君のステータスは平均値より低いので、スキルを使って死なないように、なんとかたどり着いてね。
今回は特別に最初のステータス設定を、カズマ君自身が、好きに割り振ったり出来るようにしとくらか。
あとレベルが上がりやすいように、経験値が多く入るスキルもサービスで付けとくからさ。
カズマ君弱っちーから。(ぷっ!アハハハッ)
ステータス見たい時は『ステータス確認』と思い浮かべるだけで、いつでもステータスを見ることができるから。
見終えたいときも、思うだけで消えるし簡単でしょ。
以上が僕からのお手紙でした。
なおこの手紙は、自動的に…… 消滅する。
ーーーーーーーーーーーーーーー
「!! うぉ!」
手紙は煙となって手元から消えた。
……読み終わった直後に消滅って、いつの時代のネタだよ! 『……』って最後に意味深な書き方して、爆発するかと思ったよ!
それに手紙に『ごめんちゃいテヘッペロッ』姿か見えるわけないし、ミスっておきながら軽い!
39歳のおっさんが見知らぬ森の中で、どないせいっちゅーのさ。
もう少しまともなスキルなかったんかい! 異世界と言えば、お決まりのアイテムボックスも無いし、能力値が平均以下なら、身体強化とかあってもいいんじゃないの……しかも弱っちーて。
それに能力値が平均値以下だからって、自分の好きなように調整していいって……。
「ほぼ丸投げかよっ!」
魔法&スキル習得ってあるけど、これじゃあ、魔法もスキルも、覚える前に死んじゃうよ。
しかもどうやったら、魔法とかスキルって覚えられるのさ?
全く、あの軽い感じじゃあ……(ステータス設定したのカズマ君自身だし、スキルもあげたのに、死んじゃっても仕方ないよねー、僕関係ないし)とか言ってるんじゃないのか? きっとそうに違いない!
「ふざけんなっ!!」
「本当に神様なのか……?」
体の力が抜け、一万(カズマ)は項垂れた。
俺はふと我に返り、右手で額を押さえ、あまりの理不尽さに思わずツッコンでしまった。(俺は森の中で何してんだろ)
俺……異世界来るフラグ立てたか?
いくら運動不足とはいえ、こんなに疲れるか? 今朝より体は重いようだし、さらに足場も悪い、それに後ろからは、イノシシのようなのが…… まだ追っかけ来てるよ! どうしよう。
俺、栓山 一万(クギヤマ カズマ)がこんな状況になったかたと言うと…………
いつも休みの日は、ほぼ家で漫画やアニメ観賞だし、出かけてもトレカショップめぐり(いわゆるオタクだ)もういい歳なのに、こんなことしていて良いのだろうか!?
そぉ思い奮起一転、今回の休みは1人で旅行でもしてみようかなと思った。
そうだそうしよう! 自分を変えていこう。
そうと決まれば善は急げ、身支度を整えて出発だ!
今日から5連休もあったので、生まれて初めての一人旅へ。
自宅の玄関を一歩出たら、見知らぬ森の中……!?
うしろを振り返ってみるが、今出てきた玄関は無し…… ここは何処?
そう思っていたら、なぜか右手には1枚の紙……?
開いて見ると手紙らしく読んでみた。
ーーーーーーーーーーーーーーー
初めまして、僕がこの世界の【管理神】(神様)で~す。
僕のうっかりミスで、君…『栓山一万(クギヤマ カズマ)』君の家の玄関に、こちらの世界に繋がる扉を、開いてしまったようなのです。
あ! 『カズマ君』て呼ぶね。
すぐに気が付いて繋がりを絶ったのだけど、その、一瞬の間にカズマ君が出てきちゃって、こちらの世界に来てしまったと言う訳で ……ごめんちゃいテヘッペロッ!
とりあえずスキルを幾つか付与しとから、それでどこか僕(神様だよ)を祀ってある所(村や町など)を探して、お祈りをして僕を呼んでね。
予想以上に力を使い過ぎて、直接話せたりできないんだ。
ちなみに、カズマ君のステータスは平均値より低いので、スキルを使って死なないように、なんとかたどり着いてね。
今回は特別に最初のステータス設定を、カズマ君自身が、好きに割り振ったり出来るようにしとくらか。
あとレベルが上がりやすいように、経験値が多く入るスキルもサービスで付けとくからさ。
カズマ君弱っちーから。(ぷっ!アハハハッ)
ステータス見たい時は『ステータス確認』と思い浮かべるだけで、いつでもステータスを見ることができるから。
見終えたいときも、思うだけで消えるし簡単でしょ。
以上が僕からのお手紙でした。
なおこの手紙は、自動的に…… 消滅する。
ーーーーーーーーーーーーーーー
「!! うぉ!」
手紙は煙となって手元から消えた。
……読み終わった直後に消滅って、いつの時代のネタだよ! 『……』って最後に意味深な書き方して、爆発するかと思ったよ!
それに手紙に『ごめんちゃいテヘッペロッ』姿か見えるわけないし、ミスっておきながら軽い!
39歳のおっさんが見知らぬ森の中で、どないせいっちゅーのさ。
もう少しまともなスキルなかったんかい! 異世界と言えば、お決まりのアイテムボックスも無いし、能力値が平均以下なら、身体強化とかあってもいいんじゃないの……しかも弱っちーて。
それに能力値が平均値以下だからって、自分の好きなように調整していいって……。
「ほぼ丸投げかよっ!」
魔法&スキル習得ってあるけど、これじゃあ、魔法もスキルも、覚える前に死んじゃうよ。
しかもどうやったら、魔法とかスキルって覚えられるのさ?
全く、あの軽い感じじゃあ……(ステータス設定したのカズマ君自身だし、スキルもあげたのに、死んじゃっても仕方ないよねー、僕関係ないし)とか言ってるんじゃないのか? きっとそうに違いない!
「ふざけんなっ!!」
「本当に神様なのか……?」
体の力が抜け、一万(カズマ)は項垂れた。
俺はふと我に返り、右手で額を押さえ、あまりの理不尽さに思わずツッコンでしまった。(俺は森の中で何してんだろ)
俺……異世界来るフラグ立てたか?
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