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ヒロインになりたいのに10
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そして翌日、目が覚めるとそこには誰もいなかった。
(あれっ?どこ行ったのかしら……?)
不思議に思いながらもベッドから起き上がると、机の上に手紙が置いてあった。
(何かしら?読んでみようかしら?)
私は手紙を手に取り、内容を確認した。
(えっ!?これってどういうことなの……?レオンが攫われたって書いてあるわ……!もしかして……?私が動揺していると、突然部屋がノックされた……!えっ!?誰か来たみたい……!どうしよう……とりあえずドアを開けようかしら……?)
私が迷っていると、扉越しに声が聞こえてきた。
「真菜様、お目覚めでしょうか?」
(え?この声ってもしかして……)
私は恐る恐る返事をした。
「はい!起きてます!」
(やっぱりレオンの護衛の人だわ!助かったわ……!)
私は安堵のため息をついた。
すると扉が開き彼女が入ってきた。
「おはようございます」(
あっ!おはよう……じゃなくて!今はそれどころじゃないわ!早くレオンを助けに行かなくちゃ……!)
私は慌てて立ち上がると、彼女は微笑んだ。
「真菜様、落ち着いてください」
(えっ?どうして止めるのかしら……?)
私が首を傾げていると、彼女は続けて言った。
「まずは朝食を召し上がってください」
(そ、そうね……お腹も空いてるし……先に食事を済ませましょうか……)
私は素直に従うことにした。
その後、朝食を食べ終えた私は彼女に向かって尋ねた。
「あの~レオンは今どこにいるのでしょうか?」
彼女は少し考えた後、答えてくれた。
「わかりません」
(えっ?そんなはずないと思うんだけど……)
私はさらに質問を続けた。
「レオンを助けに行かないといけませんよね?」
(お願い!答えて!)
私が祈るような気持ちで返事を待っていると、彼女は口を開いた。
「今は危険です」
(えっ!?どういうことなの……?まさかレオンの身が危ないってことじゃないわよね……?)
私が不安な表情を浮かべていると、彼女は優しく微笑んだ。
「真菜様、どうかご安心ください」
「あ、はい……わかりましたわ……」
私は戸惑いながらも返事をした。
「真菜様、ご案内いたします」
(えっ?どこに連れていくつもりなのかしら……?)
私が戸惑っていると、彼女は私に手を差し伸べた。
「参りましょう」
(うーん……行くしかないみたいね……)
私は仕方なく彼女の手を取り歩き出した。
(あれっ?なんかこの道見たことあるような……?)
私が首を傾げていると、彼女が口を開いた。
「真菜様、着きましたよ」
(あっ!やっぱりそうだわ!ここは……)
私が驚いていると、彼女は続けた。
「真菜様、あの扉の奥です」
(えっ?うそっ!?まさかあの奥って……)
私は驚きながらも覚悟を決めて扉を開けた……!
そこはレオンの寝室だった……!
(やっぱり……!ここはレオンの部屋だわ……!もしかして彼がここにいるのかしら……?でもそれならどうして攫われたなんて書かれていたのかしら?なぜここに連れてこられたのかしら……?)
私が頭を悩ませていると、彼女が言った。
「真菜様、お入りください」
「あ、はい……わかりましたわ……」
私は恐る恐る部屋の中へと足を踏み入れた。
(ここがレオンの寝室なのよね……?でもどうしてこんなところに来たのかしら……?)
私が疑問に思っていると、彼女は優しく微笑んで言った。
「レオン様にお逢いになりますか?」
(えっ?レオンに会えるの!?)
良くわからないけど状況を確かめないと。
「はい!お願いします!」すると、彼女は私を部屋の奥へと案内した。
そこには大きなベッドがあり、そこに彼はいた……。
(あれっ?どうしてベッドの上で寝ているのかしら……?もしかしてまだ体調が悪いのかしら……?)
私は心配になり彼に近づくと声をかけた……。
「レオン様……?」彼はゆっくりと目を開けた……。
「真菜……?」彼の顔色は悪く、声にも力がなかった……。
(ちょっと!どうしたの!?何かあったのかしら?)
私は慌てて彼に声をかけた……!
「レオン様大丈夫ですか!?」
(えっ!?どうしちゃったの……?もしかして病気とかだったらどうしよう……?)
私が戸惑っていると、彼は優しく微笑んで言った。
「大丈夫だよ……」
(本当に大丈夫かしら……?なんか心配だわ……)
私がオロオロしていると、彼女は私に向かって口を開いた。
「真菜様、こちらへどうぞ」
「あ、はい……わかりましたわ……」
私は彼女に連れられて再び部屋の奥へと戻った。
(あれっ?ここって……?)
私が不思議に思っていると、彼女は笑顔で言った。
「レオン様との面会が終了しましたので学園へ向かう準備をしましょう」
「えっ!?ちょっと待ってよ!まだ終わってないわ……!というかレオンはどうするのよ??」
私が戸惑っていると、彼女は続けて言った。
「真菜様、こちらのドレスに着替えて頂けますか?」
「あ、はい……わかりましたわ……」
(なんで急にそんな話になったのかしら……?もしかして私が邪魔だから追い出そうとしているの……?)
私は疑問に思いながらもドレスを受け取った。
(あれっ?これってどこかで見たことあるような……?)
私が考え込んでいると、彼女は私に言った。
「お着替えが済みましたら朝食を召し上がってください」
(えっ?もうそんな時間なのかしら?でもまだレオンの様子も気になるし……)
私が迷っていると、彼女は優しく微笑んだ。
「真菜様、どうぞお食事をなさってください」
私は仕方なく従うことにした……。
(仕方がないわね……後でレオンに尋ねましょう)
朝食を食べ終えた私は学園へ出発する準備を終わらせた。
すると突然扉が開き護衛の人たちが入ってきた……!
(えっ!?何事なの……?)
私が戸惑っていると、彼らは言った。
「真菜様、出発のお時間です」
(えっ?もうそんな時間なのかしら?でもまだレオンが心配だわ……)
「あの~レオンは大丈夫なんですか?」
私が尋ねると、彼女は頷いて答えた。
「問題ありません」
(えっ!?本当かしら……?)
私は不思議に思いながらも従うことにした……。
(あれっ?どこ行ったのかしら……?)
不思議に思いながらもベッドから起き上がると、机の上に手紙が置いてあった。
(何かしら?読んでみようかしら?)
私は手紙を手に取り、内容を確認した。
(えっ!?これってどういうことなの……?レオンが攫われたって書いてあるわ……!もしかして……?私が動揺していると、突然部屋がノックされた……!えっ!?誰か来たみたい……!どうしよう……とりあえずドアを開けようかしら……?)
私が迷っていると、扉越しに声が聞こえてきた。
「真菜様、お目覚めでしょうか?」
(え?この声ってもしかして……)
私は恐る恐る返事をした。
「はい!起きてます!」
(やっぱりレオンの護衛の人だわ!助かったわ……!)
私は安堵のため息をついた。
すると扉が開き彼女が入ってきた。
「おはようございます」(
あっ!おはよう……じゃなくて!今はそれどころじゃないわ!早くレオンを助けに行かなくちゃ……!)
私は慌てて立ち上がると、彼女は微笑んだ。
「真菜様、落ち着いてください」
(えっ?どうして止めるのかしら……?)
私が首を傾げていると、彼女は続けて言った。
「まずは朝食を召し上がってください」
(そ、そうね……お腹も空いてるし……先に食事を済ませましょうか……)
私は素直に従うことにした。
その後、朝食を食べ終えた私は彼女に向かって尋ねた。
「あの~レオンは今どこにいるのでしょうか?」
彼女は少し考えた後、答えてくれた。
「わかりません」
(えっ?そんなはずないと思うんだけど……)
私はさらに質問を続けた。
「レオンを助けに行かないといけませんよね?」
(お願い!答えて!)
私が祈るような気持ちで返事を待っていると、彼女は口を開いた。
「今は危険です」
(えっ!?どういうことなの……?まさかレオンの身が危ないってことじゃないわよね……?)
私が不安な表情を浮かべていると、彼女は優しく微笑んだ。
「真菜様、どうかご安心ください」
「あ、はい……わかりましたわ……」
私は戸惑いながらも返事をした。
「真菜様、ご案内いたします」
(えっ?どこに連れていくつもりなのかしら……?)
私が戸惑っていると、彼女は私に手を差し伸べた。
「参りましょう」
(うーん……行くしかないみたいね……)
私は仕方なく彼女の手を取り歩き出した。
(あれっ?なんかこの道見たことあるような……?)
私が首を傾げていると、彼女が口を開いた。
「真菜様、着きましたよ」
(あっ!やっぱりそうだわ!ここは……)
私が驚いていると、彼女は続けた。
「真菜様、あの扉の奥です」
(えっ?うそっ!?まさかあの奥って……)
私は驚きながらも覚悟を決めて扉を開けた……!
そこはレオンの寝室だった……!
(やっぱり……!ここはレオンの部屋だわ……!もしかして彼がここにいるのかしら……?でもそれならどうして攫われたなんて書かれていたのかしら?なぜここに連れてこられたのかしら……?)
私が頭を悩ませていると、彼女が言った。
「真菜様、お入りください」
「あ、はい……わかりましたわ……」
私は恐る恐る部屋の中へと足を踏み入れた。
(ここがレオンの寝室なのよね……?でもどうしてこんなところに来たのかしら……?)
私が疑問に思っていると、彼女は優しく微笑んで言った。
「レオン様にお逢いになりますか?」
(えっ?レオンに会えるの!?)
良くわからないけど状況を確かめないと。
「はい!お願いします!」すると、彼女は私を部屋の奥へと案内した。
そこには大きなベッドがあり、そこに彼はいた……。
(あれっ?どうしてベッドの上で寝ているのかしら……?もしかしてまだ体調が悪いのかしら……?)
私は心配になり彼に近づくと声をかけた……。
「レオン様……?」彼はゆっくりと目を開けた……。
「真菜……?」彼の顔色は悪く、声にも力がなかった……。
(ちょっと!どうしたの!?何かあったのかしら?)
私は慌てて彼に声をかけた……!
「レオン様大丈夫ですか!?」
(えっ!?どうしちゃったの……?もしかして病気とかだったらどうしよう……?)
私が戸惑っていると、彼は優しく微笑んで言った。
「大丈夫だよ……」
(本当に大丈夫かしら……?なんか心配だわ……)
私がオロオロしていると、彼女は私に向かって口を開いた。
「真菜様、こちらへどうぞ」
「あ、はい……わかりましたわ……」
私は彼女に連れられて再び部屋の奥へと戻った。
(あれっ?ここって……?)
私が不思議に思っていると、彼女は笑顔で言った。
「レオン様との面会が終了しましたので学園へ向かう準備をしましょう」
「えっ!?ちょっと待ってよ!まだ終わってないわ……!というかレオンはどうするのよ??」
私が戸惑っていると、彼女は続けて言った。
「真菜様、こちらのドレスに着替えて頂けますか?」
「あ、はい……わかりましたわ……」
(なんで急にそんな話になったのかしら……?もしかして私が邪魔だから追い出そうとしているの……?)
私は疑問に思いながらもドレスを受け取った。
(あれっ?これってどこかで見たことあるような……?)
私が考え込んでいると、彼女は私に言った。
「お着替えが済みましたら朝食を召し上がってください」
(えっ?もうそんな時間なのかしら?でもまだレオンの様子も気になるし……)
私が迷っていると、彼女は優しく微笑んだ。
「真菜様、どうぞお食事をなさってください」
私は仕方なく従うことにした……。
(仕方がないわね……後でレオンに尋ねましょう)
朝食を食べ終えた私は学園へ出発する準備を終わらせた。
すると突然扉が開き護衛の人たちが入ってきた……!
(えっ!?何事なの……?)
私が戸惑っていると、彼らは言った。
「真菜様、出発のお時間です」
(えっ?もうそんな時間なのかしら?でもまだレオンが心配だわ……)
「あの~レオンは大丈夫なんですか?」
私が尋ねると、彼女は頷いて答えた。
「問題ありません」
(えっ!?本当かしら……?)
私は不思議に思いながらも従うことにした……。
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