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ヒロインになりたいのに5

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そして私たちは協力してヒロインを応援している身でもあったのだ……。

それから数日間は平穏な日々が続いたのだが、ある日のこと……私は取り巻きAからある提案を持ちかけられたのだ。
「真菜様!実はお願いがあるんですけど……」
「何かしら?」
私が尋ねると彼女は少し恥ずかしそうにしながら言った。
「あの……もしよろしければ私と一緒にお出かけしませんか?」
「えっ!?嬉しい!もちろんいいわよ!」
私が快諾すると、彼女は嬉しそうに微笑んで言った。
「ありがとうございます!嬉しいです!」
(ふふっ……可愛いわね)私は思わず笑ってしまった。
すると彼女は恥ずかしそうな表情を浮かべて言った。
「実は行きたいところがあるんです……」
「なるほどね!どこかしら?」
私が尋ねると、彼女は答えた。
「それは秘密です……」
「そうなの?気になるわね……」
私が残念そうにしていると、彼女は申し訳なさそうに言った。
「すみません……でも楽しみにしていてくださいね……!」
(そうね……!わかったわ)
私が頷くと、ヒロインは微笑んだ。
(可愛いわね……!)私は心の中で呟いた。

それから数日後のこと……ついにその日がやってきた……!待ち合わせ場所に着くと既にヒロインの姿があった。「お待たせ!待ったかしら?」
私が話しかけると彼女は笑顔で答えた。
「いえ!私も来たばかりですよ!」
「そうなのね……じゃあ行きましょうか?」
私たちが歩き出すと、ヒロインが話しかけてきた。
「あの……手を繫いでもいいですか?」
「もちろんいいわよ!」
私が手を差し出すと彼女が握り返してきた。
その手は小さく温かかったが、同時にとても柔らかかった……。
(なんだかドキドキするわね……)私が照れていると、ヒロインが言った。
「さあ行きましょう!」
「ええ!」
私たちは歩き出すと、目的地に向かって歩き始めたのだった……。
しばらく歩いていると、突然取り巻きBが立ち止まったのだ。
「どうしたのかしら?」
私が不思議に思っていると、彼女はもじもじしながら言った。
「あの……キスしてもいいですか……?」
(えっ!?キス……?)私は動揺したが、すぐに冷静さを取り戻した。
(まさかね……!そんなわけないわよね!)
私は自分の考えを否定しようとしたのだが、ヒロインは真剣な表情でこちらを見つめていた……。
(どうしよう……断るべきかな……?)私が悩んでいると彼女は言った。「お願いします……!」
(うう……仕方ないわね……!)私は覚悟を決めると目を閉じた……。

すると突然唇に柔らかい感触を感じたのだ……!
(えっ!?まさか本当に!?)
私が驚いて目を開けると、そこには顔を赤らめているヒロインの姿があった……!
「真菜様……」(まさか本当にキスするだなんて……!びっくりだわ!)
私が驚いていると、彼女は恥ずかしそうに言った。
「す、すみません……私ったらつい……」
「いいのよ!気にしないで!」
私がフォローすると、彼女はホッとした表情を浮かべた。
「ありがとうございます!」
(ふふっ……可愛いわね)
私が微笑むと、彼女も微笑み返してくれた。

そして私たちは再び歩き始めたのだった……。
(それにしても驚いたわ……!まさかキスしてくるなんて……!どういうつもりなのかしら)
私はドキドキしながら歩いていたのだが、しばらくすると目的地に到着したようだ……。
「ここが目的地なの?」
私が尋ねると彼女は嬉しそうに言った。
「はい!ここです!」
「ここがお気に入りのお店なのね!」
私が店内に入ると、そこにはたくさんのお洋服が並んでいた……!
「わぁ……!可愛い……!」
(本当ね!)
私が目を輝かせていると、彼女は嬉しそうに言った。
「良かったです!気に入ってもらえて嬉しいです!」
「ありがとう!買ったら大切に着させてもらうわね!」
私はお礼を言うと、さっそく試着室へと向かったのだった……。
(わぁ……!どれも可愛くて迷っちゃうわ……!どれがいいかしら?)
私は鏡の前で悩んでいると、不意に扉が開いたのだ……!そこにはなんと取り巻きBの姿があったのだ……!
(えっ!?なんであなたがここにいるの……?)
私が驚いていると、彼女は少し恥ずかしそうな表情を浮かべて言った。
「その……真菜様の服を選ぶお手伝いをしたいと思いまして……」
「えっ!?いいの?」私が尋ねると、彼女は笑顔で答えてくれた。
「もちろんです!任せてください!」
「ふふっ……ありがとう!嬉しいわ!」私が礼を言うと、彼女は嬉しそうな表情を浮かべた。
そして二人で仲良く服を選んだのだった……。
「これでよしっと!」
私は満足気に微笑むと、試着室を後にした。
「お待たせ!終わったわよ!」
私が声をかけると、取り巻きBが近づいてきた。
「お疲れ様です!」
「ありがとう!」
私がお礼を言うと同時に、彼女は私の服装を見て言った。
「よく似合っています!」
「そうかしら?ありがとう!」
私が照れていると、彼女は笑顔で続けた。
「とっても素敵です!まるでお姫様みたいです!」
「ふふっ……大げさねぇ……!でも嬉しいわ!」
私が微笑むと、彼女も微笑み返してくれた。「さあ行きましょう!」
「ええ!」私たちは会計を済ませると、再び手を繋いで歩き出した……。
「楽しかったわ!本当にありがとうね!」
私がお礼を言うと、彼女は笑顔で言った。
「こちらこそ!楽しかったです!」
「ふふっ……私もよ!」私たちが笑い合っていると、突然後ろから声をかけられた。
振り返るとそこにはレオン王子の姿があった……!彼は取り巻きCを従えている……!
「君たちはここで何をしているんだ?」
(レオン様!?どうしてここに?)
私が驚いていると、取り巻きBが進み出て言った。
「私は真菜様の付き添いです!」
「ちょ、ちょっと……!」
私が戸惑っていると、レオン王子が言った。
「そうなのか?まあいい……君たちも一緒に行こうか」
「えっ!?どこに行くんですか?」
私が尋ねると彼はニヤリと笑って言った。
「私たちの別荘だよ……」

「えっ!?別荘があるんですか!知らなかったわ……」
私が驚いていると、レオン王子は続けた。
「もちろんあるさ!そこでゆっくりお茶でもしながら語り合おうじゃないか!」
「わ、わかりました……」
私が了承すると、取り巻きBが話しかけてきた。
「あの……私もご一緒してもいいんですか……?」
「ええ!もちろんよ!」
私が答えると、取り巻きBは嬉しそうな表情を浮かべた。
「ありがとうございます!」(ふふっ……可愛いわね)
私が微笑むと、彼女も微笑んでくれた。
(それにしても別荘か……!何か悪事の証拠が掴めないかしら楽しみね……!)
私はワクワクしながらレオン王子の後をついて行ったのだった……。
その後私たちはレオン王子の別荘に到着したのだが、そこで待っていたのは想像を超える光景であった……!
なんとそこには大きなプールがあるのだ!
「すごい……!こんな広いプールは初めてです!」
「ほんとね……!すごいわ!」
私は目を輝かせて言うと、取り巻きBは興奮気味に言った。
「早く入りましょう!」
「ええ!もちろんよ!」
私たちが水着に着替えると、レオン王子が言った。
「私もご一緒していいかな?」
「はい!もちろんですわ!」
私が答えると、レオン王子は微笑んで言った。
「ありがとう」
「どういたしまして♪」
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