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熱い楔
しおりを挟むブラッドの熱い舌がぐちゅぐちゅとルーシェの耳の縁をなぞったり、甘噛みしたり深く穴に突き入れたりとねっとり蹂躙していく。
「あっ!耳だめ、おかしくなりそうっ」
そう言われると余計に苛めたくなる。
ハインツは興奮で息が上がる。
「ハァッ、ハァッ。耳が気持ちいいのか?ん?」
吐息混じりに耳元で囁くと、カァッとルーシェの肌が熱を持って赤く染まった。
「ハァッ、じゅぷっ、どうなんだ?ん?」
「あっ、あんっ♡み、み、…き、気持ち良いです…♡…はぁ、あ!!…んっ♡」
「フフッ。可愛い…。もっと声を聞かせてくれ!!」
腰に回していた手は徐々にルーシェの背中を撫でながら、下に下に降りていく。
ルーシェの脚の間に自身の脚を挟んで脚を開かせ、バスローブの裾を手で引き上げて双丘の間にその手を差し込んだ。
今朝入れたアナルプラグが指に当たる。
敏感になっているルーシェの身体がピクリ、と反応した。脚の間に挟んでいるブラッドの脚をギュッと挟んで、縋りついてきているようで愛しく感じた。
更に脚を深く差し込むとクチュ、と濡れた感触があった。もしやと思いアナルプラグの上をなぞる指を更に奥に差し込んでみると、ルーシェの膣口から愛液が溢れていた。
………ハハッ。
思わず笑みがこぼれてしまう。
このまま、ここも奪ってしまおうか。
……いや、まだだ。
折角の純潔を勢いに任せて散らせるのはもったいない。もっと味わってから…。
首筋や耳を舐め回しながら、ゆっくりとアナルプラグを抜いていく。
「ああ…んっ」
プラグを抜かれた衝撃でルーシェの身体がビクビクと震える。引き抜いた穴からどろりとスライムが流れ出した。
液状だったそれは、全て流れ出るとプルプルと揺れながら球状に変化した。
ブラッドは起き上がり、ルーシェの両脚を大きく開かせると朝に用意したテーブルの上に置いておいた瓶でスライムを回収して再びテーブルに置いた。
「やっ、恥ずかしい…っ」
ルーシェのペニスは硬く上を向いて鈴口と女性器から涎を垂らし、さっきまでプラグを咥え込んでいた尻孔は僅かに開いてヒクヒクと動いていた。
「ああ…ルーシェ、なんていやらしいんだ。こんなに欲しがって…。昨日まで男を知らなかったというのに…。」
ブラッドがわざと卑猥な言葉で責め立てると、ルーシェはより身体を赤く染めて恥ずかしくて顔を両手で隠した。羞恥のあまり、頭がおかしくなりそうだった。
「…や、やめて。見ないでください…」
泣きそうな声でルーシェが呟いて、ブラッドの欲望はそれだけで爆発してしまいそうになる。
ブラッドは急いで服を脱ぎ捨て、硬くなった自身の肉棒の先にルーシェの膣口から溢れる愛液と自分の肉棒から溢れる液を絡ませて、もの欲しそうにヒクヒクと動く蕾に塗りつけた。
グリグリと先を押し付けているうちにプラグで解されたルーシェの尻孔はゆっくりと肉棒を咥え込んでいく。
「あっ、……アッ、ああああっ!!」
熱い楔を奥まで打ち込まれて、強い衝撃と圧迫感でルーシェの身体は仰け反った。雷に撃たれたようなあの感覚が蘇ってくる。
「ハァッ、ハァッ、……ああ、気持ちいい!!ナカがギュウギュウと締まって吸い付いてくるぞ!!」
「んっ♡ん……ぅっ♡」
ルーシェはこれからくる快楽の波に備えて、自分の両脚を支えているブラッドの手を震える手でギュッと握った。
しかしブラッドは肉棒を挿し込んだまましばらく動かず、ゆっくりと呼吸を整えていた。
圧迫感に少しずつ慣れてきて、動かないブラッドにどうしたんだろう?と、ふと思った瞬間。
「……まだだ……。」
ブラッドが静かに呟いた。
「…え?」
ググッと更に奥に肉棒が侵入してきた。
「~~~~ッッッ!!!!」
声にならない声をあげてルーシェは激しく仰け反った。
まともな頭で初めて感じるルーシェのお腹の奥のさらに奥。
内臓が押し上げられ、ルーシェは肉棒が身体の入ってはいけない所まで侵入してきているのを本能で感じた。
「ゔゔっ!!…ああ゛っ!!」
呻き声を上げて、衝撃と痛みに必死に耐える。息が上手く出来ない。目がチカチカして気が狂いそうだった。
「お前はここが好きだろう!!」
ブラッドはルーシェのナカを味わうかのように、その場所を何度も何度も犯し続けた。
挿入される度に昨日教え込まれた前立腺と共にグリグリと擦られ、何度も繰り返されるうちにその痛みがルーシェの中で、いつしか強い快感だと刷り込まれていった。
「ほぅら、雄の子宮でしゃぶるチンポの味はどうだ?!」
「あ゛っ!!あ゛っ!!…あゔっ!!」
呻きに近い喘ぎ声と共にルーシェの鈴口から透明の熱い液体がチョロチョロと溢れる。
閉じきれない口から唾液がダラダラと溢れ、握っていたはずの両手はいつの間にか力なくベッドに落ちていて、初めての強い快楽にルーシェは殆ど正気を失っていた。
それでもルーシェのナカはブラッドの肉棒に吸い付いてきていた。
「ハァッ、ハァッ!……ハハッ!!こんなに簡単に潮を吹いて…っ!まだおねだりしてくるとは…!なんていやらしくて可愛いんだ!」
ブラッドはそう言ってグッタリしたルーシェを抱き締めながら口から溢れている涎を美味しそうに啜って飲み干し、ルーシェの最奥に大量の欲望を流し込んだ。
その行為は夜明けまで繰り返された。
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