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◆3杯目
~くつろぎの一杯~
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八十島商店街。
主要ターミナル駅から私鉄で三駅ほどの場所にあり、駅前にはオフィスビルが立ち並ぶ区画の側のアーケードで覆われた場所に八十島商店街はあった。
駅正面に位置する場所には銀行や大手のファーストフード店があり、それに連なる様に地域ローカルのスーパーや薬局が店を並べている。空き店舗は少なく営業している個人商店も多いせいか、シャッター街となった商店街が多い中、八十島商店街では行きかう人も多く活気にあふれていた。
そんな商店街の中ほどに当たる場所に茶房「茶螺々(さらら)」はある。
元々、お茶屋だった建物を榛名が買い取り、古民家の外観や柱といったものはそのままに中をリフォームしたものであった。
「会長、何か考え事?」
座敷席でコーヒーを飲みながらぼんやりとしていた黒松修吾に、榛名が声をかける。
――榛名が黒松の事を会長と呼んだのは、さららがある八十島商店街会長を黒松が務めていたからであった。
「…ん、いやね、来月、最近うちの商店街でも外人さんをよく見かける様になっただろ? 言葉が通じなくてお互い困った事になっていないか心配でねぇ」
それを聞いた榛名は「あぁ」といった顔になる。
「確かに明らかに日本人じゃない人たちを最近よく見掛けますね。うちに来る外国人と言えばカレー屋のムハンマド君くらいだけど――まあ、彼はある程度日本語が話せるから、うちで特に問題が起きた事はないけどね」
片言でもお互いの言葉が話せれば、単語とジェスチャーでコミュニケーションは取れるものの、そうでない場合、黒松が言うようにお互いが困るといった事態はありうる話であった。
「あれ? 彼ここに来てるの? お茶なら自分の店でも飲めるだろうに…」
意外な事を聞いたといった様子の黒松で呟く。
「彼の店だと、紅茶にスパイスを入れたチャイ、ラッシー、コーヒーに…あとビール類ぐらいですかね? うちはいろんなお茶を取り揃えているし、最近の彼のお気に入りはお抹茶でよく飲みに来ますよ」
「へぇ…あんな苦い飲み物を外人さんが気に入る事があるんだ」
「それを言うなら会長だって苦いコーヒーが好きじゃないですか」と榛名は笑った。
「いや…まあ、そう言われればそうなんだけど、コーヒーの苦みより抹茶の方がすごく苦いじゃない」
そう言いながら黒松はカップに半分ほど残っているコーヒーを口にする。その様子を見ながら榛名が口を開いた。
「コーヒーの苦みはコーヒー豆そのものの苦みと言うより焙煎する事によって出来た焦げの苦みなんで、焙煎度合によって同じ豆でも苦みが大きく変わるんです。それに対して抹茶の苦みや渋みはタンニンで、適正な温度で入れれば旨味成分のテアニンが引き立って甘く感じるんで、会長が言う程、実はそんなに抹茶って苦くないんです」
「え? 抹茶が甘い?」
驚く黒松に榛名は「甘いと言っても、砂糖甘い訳じゃない」と苦笑する。
「旨味が強いと人間の舌ってまろやかさを感じるんで、それを甘いとお茶の世界では表現するんですよ」
「そんなもんなの?」
疑わしいといった黒松に榛名は「全部飲まなくていいんで、試してみますか?」と訊いた。
「…まあ、一口ぐらいなら」
抹茶は苦いものであるという先入観からか、黒松は渋い顔をしながら頷く。
「じゃ、ちょっと待ってて下さい」
そう言うと榛名はカウンターの中に入り、抹茶を入れる準備を始めた。その様子を見ながら「抹茶ってそんな簡単に飲めるものなのかい?」と疑問を口にする。
「普通にお茶感覚で抹茶を飲む事も出来ますよ」
「そうなのか。抹茶って聞くと和服を着て茶室でいろいろ難しいルールを守って飲まなきゃいけないもんだとばかり思ってたよ」
それを聞いた榛名は苦笑いする。
「日本には茶道があるのでそう思うのは無理はありませんが、抹茶もお茶の一種ですからね――世界中に様々なお茶を飲む文化を見ていれば、美味しいお茶を入れる方法は守った方がいいとは思いますが、その飲むスタイル自体は気にする必要は僕はないと思っているんです」
お茶を飲んで一息ついたり、気分転換したりしてリラックス出来ればそれでいいのではないかと榛名は言う。
「中国なんかでのお茶の起源は皇帝の健康を維持する為の薬だったそうですよ。煎じ薬の様にネギや生姜、ナツメ、陳皮(みかんの皮)、ハッカなんかと茶葉を煮だして塩などの調味料で味付けして飲んでいたらしいですから」
「塩で味付け? それってお茶と言うよりスープって感じだな」
味を想像したのか黒松がそう言うと、「確かに薬膳スープって感じかもしれませんね」と言いながら、榛名は抹茶の入った茶碗を持ってカウンターから出てきた。
自分の前に置かれた茶椀の中に入った抹茶を見ながら黒松が「抹茶の泡ってカプチーノみたいだよな」と笑う。
「泡が浮かんでいるという意味では一緒ですが、カプチーノの場合、泡立てたミルクをコーヒーの上に加えているもので、抹茶の泡は抹茶とお湯を茶筅で溶く事によって出来る抹茶そのものの泡ですからね――泡立てる事によって抹茶の渋みを抑える事が出来るんです」
「渋みを抑えるって言っても、そんなに変わらないんじゃないの?」
そう言いながら黒松は茶碗を手に取り、一口抹茶をすすった。
「……あれ?」
しばしの沈黙の後、黒松の表情が怪訝なものに変わる。
「ね、そんなに苦くないでしょ?」
「…ホントだ」
信じられないといった様子で黒松はもう一口抹茶を口に含む。
「苦みはあるんだけど…まろやかって言えばいいのかな? 角が無いし…なんか出汁っぽい味がする様に感じるんだけど…どういう事?」
今まで口にしてきた抹茶とは全く違う風味に、黒松は戸惑いを隠せない様であった。
「おそらく会長が今まで抹茶だと思って口にしていたのは、モガ茶か秋碾だったんだと思います」
「?」
訳が分からないといった黒松に榛名はその違いについて解説する。
「抹茶は茶葉の収穫前2~3週間は葦簀などで直射日光を遮って、苦み成分であるタンニンの精製を抑えて、うまみ成分であるテアニンを増やしたものなんです。それに対してモガ茶は抹茶を作る時に必要な高価な碾茶炉を使わず、安価な煎茶炉で作った揉み込みが少ないお茶がモガ茶。そのモガ茶は秋に新芽が出なくなった後、翌年の為に枝を刈込したの時に出た茶葉で作った安い秋番茶で作られている秋碾と言われてものなんで、本物の抹茶とは風味が全く違うんです」
秋番茶の方は葉が固く、抹茶のように収穫前の新芽をひと月近く日光を遮るような処理はされていないので苦みが強い。
「秋碾は安価なので、本物の抹茶と混ぜ合わせたり、そのままで食品加工用の抹茶原料として流通しているんですが、商品として販売されると「加工用」という文字が取れて「抹茶」として販売されるんです。
「——と、いう事は、私が抹茶だと思っていたのは…」
「本物の抹茶ではなく、加工用の抹茶もどきですね」
「そうだったんだ…」
軽い衝撃を受けたのか、黒松は手にしている茶碗の底に残った抹茶をしげしげと見詰める。
「まあ、本物の抹茶を使っていてもお湯の温度が高いと苦み成分が前面に出てしまうので、コーヒーや紅茶を入れる温度の熱湯で抹茶を点てると、旨味を感じない苦い抹茶になる事がありますがね」
そう言って榛名が苦笑いしていると、店に浅黒い肌の青年がふらりと入って来た。
「ムハンマド君、今日も抹茶?」
榛名の問いかけにカウンター席に腰かけた青年——カレー屋のムハンマドは白い歯を見せながら笑顔で頷く。
「了解。ちょっと待ってて」
榛名はそう言うとカウンターの中へ戻り、新たな抹茶を入れる準備を始めた。
「休憩かい?」
黒松が声をかけると、「そうです会長さん」とムハンマドは頷いて日本語で返事をする。
「ランチ終わった。夜までちょっと休憩」
たどたどしい日本語ではあるがムハンマドはそう言うと、黒松の前に置かれた茶碗に視線を移す。
「会長さんも抹茶すき?」
「…あ…ああ、おいしいね」
思わぬ質問に黒松が戸惑いながら答えると、ムハンマドは白い歯を見せながら笑顔になった。
「ムハンマド君も抹茶が好きみたいだね」
「はい。抹茶おいしい。私、大好き」
それを聞いた黒松の目が丸くなる。
その会話を聞きながら、榛名は点てたばかりの抹茶が入った茶碗とお茶菓子を置いた。
「…いただきます」
礼儀正しくムハンマドは小さく頭を下げると、茶碗を手に取り抹茶を口にする。
「…抹茶おいしい。ほっとします」
茶碗を持ったまま息をついたムハンマドの言葉に榛名が微笑む。
「お茶がくつろぎの一杯なのは万国共通——夜の仕事までゆっくりしていけばいいよ」
「ありがとうございます」
ムハンマドは礼を口にすると、もう一口抹茶を飲んで息をつく。その顔はとても穏やかなものであった。
主要ターミナル駅から私鉄で三駅ほどの場所にあり、駅前にはオフィスビルが立ち並ぶ区画の側のアーケードで覆われた場所に八十島商店街はあった。
駅正面に位置する場所には銀行や大手のファーストフード店があり、それに連なる様に地域ローカルのスーパーや薬局が店を並べている。空き店舗は少なく営業している個人商店も多いせいか、シャッター街となった商店街が多い中、八十島商店街では行きかう人も多く活気にあふれていた。
そんな商店街の中ほどに当たる場所に茶房「茶螺々(さらら)」はある。
元々、お茶屋だった建物を榛名が買い取り、古民家の外観や柱といったものはそのままに中をリフォームしたものであった。
「会長、何か考え事?」
座敷席でコーヒーを飲みながらぼんやりとしていた黒松修吾に、榛名が声をかける。
――榛名が黒松の事を会長と呼んだのは、さららがある八十島商店街会長を黒松が務めていたからであった。
「…ん、いやね、来月、最近うちの商店街でも外人さんをよく見かける様になっただろ? 言葉が通じなくてお互い困った事になっていないか心配でねぇ」
それを聞いた榛名は「あぁ」といった顔になる。
「確かに明らかに日本人じゃない人たちを最近よく見掛けますね。うちに来る外国人と言えばカレー屋のムハンマド君くらいだけど――まあ、彼はある程度日本語が話せるから、うちで特に問題が起きた事はないけどね」
片言でもお互いの言葉が話せれば、単語とジェスチャーでコミュニケーションは取れるものの、そうでない場合、黒松が言うようにお互いが困るといった事態はありうる話であった。
「あれ? 彼ここに来てるの? お茶なら自分の店でも飲めるだろうに…」
意外な事を聞いたといった様子の黒松で呟く。
「彼の店だと、紅茶にスパイスを入れたチャイ、ラッシー、コーヒーに…あとビール類ぐらいですかね? うちはいろんなお茶を取り揃えているし、最近の彼のお気に入りはお抹茶でよく飲みに来ますよ」
「へぇ…あんな苦い飲み物を外人さんが気に入る事があるんだ」
「それを言うなら会長だって苦いコーヒーが好きじゃないですか」と榛名は笑った。
「いや…まあ、そう言われればそうなんだけど、コーヒーの苦みより抹茶の方がすごく苦いじゃない」
そう言いながら黒松はカップに半分ほど残っているコーヒーを口にする。その様子を見ながら榛名が口を開いた。
「コーヒーの苦みはコーヒー豆そのものの苦みと言うより焙煎する事によって出来た焦げの苦みなんで、焙煎度合によって同じ豆でも苦みが大きく変わるんです。それに対して抹茶の苦みや渋みはタンニンで、適正な温度で入れれば旨味成分のテアニンが引き立って甘く感じるんで、会長が言う程、実はそんなに抹茶って苦くないんです」
「え? 抹茶が甘い?」
驚く黒松に榛名は「甘いと言っても、砂糖甘い訳じゃない」と苦笑する。
「旨味が強いと人間の舌ってまろやかさを感じるんで、それを甘いとお茶の世界では表現するんですよ」
「そんなもんなの?」
疑わしいといった黒松に榛名は「全部飲まなくていいんで、試してみますか?」と訊いた。
「…まあ、一口ぐらいなら」
抹茶は苦いものであるという先入観からか、黒松は渋い顔をしながら頷く。
「じゃ、ちょっと待ってて下さい」
そう言うと榛名はカウンターの中に入り、抹茶を入れる準備を始めた。その様子を見ながら「抹茶ってそんな簡単に飲めるものなのかい?」と疑問を口にする。
「普通にお茶感覚で抹茶を飲む事も出来ますよ」
「そうなのか。抹茶って聞くと和服を着て茶室でいろいろ難しいルールを守って飲まなきゃいけないもんだとばかり思ってたよ」
それを聞いた榛名は苦笑いする。
「日本には茶道があるのでそう思うのは無理はありませんが、抹茶もお茶の一種ですからね――世界中に様々なお茶を飲む文化を見ていれば、美味しいお茶を入れる方法は守った方がいいとは思いますが、その飲むスタイル自体は気にする必要は僕はないと思っているんです」
お茶を飲んで一息ついたり、気分転換したりしてリラックス出来ればそれでいいのではないかと榛名は言う。
「中国なんかでのお茶の起源は皇帝の健康を維持する為の薬だったそうですよ。煎じ薬の様にネギや生姜、ナツメ、陳皮(みかんの皮)、ハッカなんかと茶葉を煮だして塩などの調味料で味付けして飲んでいたらしいですから」
「塩で味付け? それってお茶と言うよりスープって感じだな」
味を想像したのか黒松がそう言うと、「確かに薬膳スープって感じかもしれませんね」と言いながら、榛名は抹茶の入った茶碗を持ってカウンターから出てきた。
自分の前に置かれた茶椀の中に入った抹茶を見ながら黒松が「抹茶の泡ってカプチーノみたいだよな」と笑う。
「泡が浮かんでいるという意味では一緒ですが、カプチーノの場合、泡立てたミルクをコーヒーの上に加えているもので、抹茶の泡は抹茶とお湯を茶筅で溶く事によって出来る抹茶そのものの泡ですからね――泡立てる事によって抹茶の渋みを抑える事が出来るんです」
「渋みを抑えるって言っても、そんなに変わらないんじゃないの?」
そう言いながら黒松は茶碗を手に取り、一口抹茶をすすった。
「……あれ?」
しばしの沈黙の後、黒松の表情が怪訝なものに変わる。
「ね、そんなに苦くないでしょ?」
「…ホントだ」
信じられないといった様子で黒松はもう一口抹茶を口に含む。
「苦みはあるんだけど…まろやかって言えばいいのかな? 角が無いし…なんか出汁っぽい味がする様に感じるんだけど…どういう事?」
今まで口にしてきた抹茶とは全く違う風味に、黒松は戸惑いを隠せない様であった。
「おそらく会長が今まで抹茶だと思って口にしていたのは、モガ茶か秋碾だったんだと思います」
「?」
訳が分からないといった黒松に榛名はその違いについて解説する。
「抹茶は茶葉の収穫前2~3週間は葦簀などで直射日光を遮って、苦み成分であるタンニンの精製を抑えて、うまみ成分であるテアニンを増やしたものなんです。それに対してモガ茶は抹茶を作る時に必要な高価な碾茶炉を使わず、安価な煎茶炉で作った揉み込みが少ないお茶がモガ茶。そのモガ茶は秋に新芽が出なくなった後、翌年の為に枝を刈込したの時に出た茶葉で作った安い秋番茶で作られている秋碾と言われてものなんで、本物の抹茶とは風味が全く違うんです」
秋番茶の方は葉が固く、抹茶のように収穫前の新芽をひと月近く日光を遮るような処理はされていないので苦みが強い。
「秋碾は安価なので、本物の抹茶と混ぜ合わせたり、そのままで食品加工用の抹茶原料として流通しているんですが、商品として販売されると「加工用」という文字が取れて「抹茶」として販売されるんです。
「——と、いう事は、私が抹茶だと思っていたのは…」
「本物の抹茶ではなく、加工用の抹茶もどきですね」
「そうだったんだ…」
軽い衝撃を受けたのか、黒松は手にしている茶碗の底に残った抹茶をしげしげと見詰める。
「まあ、本物の抹茶を使っていてもお湯の温度が高いと苦み成分が前面に出てしまうので、コーヒーや紅茶を入れる温度の熱湯で抹茶を点てると、旨味を感じない苦い抹茶になる事がありますがね」
そう言って榛名が苦笑いしていると、店に浅黒い肌の青年がふらりと入って来た。
「ムハンマド君、今日も抹茶?」
榛名の問いかけにカウンター席に腰かけた青年——カレー屋のムハンマドは白い歯を見せながら笑顔で頷く。
「了解。ちょっと待ってて」
榛名はそう言うとカウンターの中へ戻り、新たな抹茶を入れる準備を始めた。
「休憩かい?」
黒松が声をかけると、「そうです会長さん」とムハンマドは頷いて日本語で返事をする。
「ランチ終わった。夜までちょっと休憩」
たどたどしい日本語ではあるがムハンマドはそう言うと、黒松の前に置かれた茶碗に視線を移す。
「会長さんも抹茶すき?」
「…あ…ああ、おいしいね」
思わぬ質問に黒松が戸惑いながら答えると、ムハンマドは白い歯を見せながら笑顔になった。
「ムハンマド君も抹茶が好きみたいだね」
「はい。抹茶おいしい。私、大好き」
それを聞いた黒松の目が丸くなる。
その会話を聞きながら、榛名は点てたばかりの抹茶が入った茶碗とお茶菓子を置いた。
「…いただきます」
礼儀正しくムハンマドは小さく頭を下げると、茶碗を手に取り抹茶を口にする。
「…抹茶おいしい。ほっとします」
茶碗を持ったまま息をついたムハンマドの言葉に榛名が微笑む。
「お茶がくつろぎの一杯なのは万国共通——夜の仕事までゆっくりしていけばいいよ」
「ありがとうございます」
ムハンマドは礼を口にすると、もう一口抹茶を飲んで息をつく。その顔はとても穏やかなものであった。
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