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14話 マシーン作成中
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「身体だるおも……」
医薬品のCMみたいな台詞が自然と口から出てしまった。
それだけ昨日の焼肉屋の仕事は大変で……あれ今日もあるんだよなぁ。
変な事聞いてくる客もいたし、ちょい憂鬱かも。
「がぁ……」
「おう、おはようさん」
ランチタイムは店に出なくていいから、その分コボルト【RR】を狩って肉を捌く練習をしろってのが店長からの業務命令。
といっても、魔石集めとか色々やりたい事もあるし通常の探索と日替わりでいいらしいけど。
「とにかく肉のストックが不安だから今日はこっちにするか」
「がぁ……」
「お前、何か雰囲気変わったな」
「がぁ?」
コボルトの湧く場所に入ると、コボルト【RR】が7匹正座、そして俺の声に反応するこいつ。
昨日まではあんなに怯えてたのに、今は堂々と俺の横に立って腕を組んでいる。
頭にある冠はレベルが上がった証拠ではあるけど、ここまで変わるもんかね。
しかもこいつ俺の言葉分かるっぽいぞ。
「今からコボルト【RR】の肉を収穫する」
「……っぐ」
俺の言葉に昨日からいるコボルト【RR】は喉を鳴らして反応した。
汗は滝の様に流れ、毛は逆立っている。
きっと『食われる』って思ってるんだろうな。
「お前には仕事がある。それを全うしてくれている間は食べはしない」
「がぁっ!」
やっぱり俺の言葉を理解している。
さっきまで死にかけていた顔が信じられないくらいにこやかで……ちょっとキモいな。
「そんでこれはお前が命令させてるのか?」
「がぁっ!」
正座をしているコボルト【RR】を指差すと、こくこくと首を縦に振る。
俺に対する誠意を表してるつもりなのかな。
コボルトのくせに頭が回るな。
「よくやった。これからも暴れないようにコボルト【RR】を献上してくれ。ってかこれが出来るなら……」
「がぁ?」
「そもそも俺はお前みたいなコボルト【RR】以上の肉を自動で手に入れたいんだよ。今日はもう大量の肉が必要だからこいつら殺しちゃうけど……お前にはこれから食い殺し調整係兼、育成係を命ずるっ!」
「が、がぁ?」
「お前は装置から発生したコボルトをコボルト【RR】に食わせて、成長させる。そんでもって俺が来るまでにまたこの状態にさせておく。それと、装置から発生したコボルトを数匹育成して欲しい。店が忙もっとしくなれば、今の肉量じゃ間に合わないかもしれないからな。ちょっと長くなったが理解出来たか?」
「がぉっ!」
元気だけは立派だけど、本当に理解してんのかな?
俺に媚びてるだけ――
「がっ!」
俺の反応が微妙だと思い焦ったのか、昨日からいるコボルト……面倒くさいから、『コボ』でいいや。
コボは、慌てながら地面に何か書き始めた。
こいつ、器用な上に文字まで出来やがる。
『ok(^o^ゞ』
しかも、絵文字使ってきたわ。
なんかちょっとだけ腹立つんだけど。
◇
「それじゃメインイベントといくか!」
「が、がぁ……」
俺は絵文字なんか使ってきたコボを適当にあしらって、本日のメインに差し掛かる事にした。
右手で弾けない様にそおっとそおっと……。
「「が――」」
俺が正座で一列に並んでいるコボルト【RR】達の、1番右端にいた奴を拳1つで即死させると、他のコボルト【RR】達は口を大きく開き、声にならない叫びを発した。
この反応がぞわぞわするのは俺がSだからかな?
それにそれにこの一発で仕留めたとき……ひょぉおおおたまんねえっ!
バタ、バタバタ、バタバタバタバタ。
「――もう終わっちまった」
緩衝材のプチプチを潰した時に似たあの快感を感じながら、俺はあっという間にコボルト【RR】達を倒した。
……一気に殺すのは勿体無かったかもっていうサイコパスな感情が湧いてくる。
はぁ、今日はこれで終わりかぁ。仕方ない、こっからは店長に言われた通りに肉を捌く練習でもしようかな。
「まず血抜きして……おい、手伝ってもらってもいいか?」
「がぁっ」
俺はコボを呼ぶと血抜きの手伝いをさせる。
といってもコボルト【RR】の死体を支えさせるだけだけど。
「――がぁ……」
――血抜きを始めると、もっとビビるかと思ったけど、コボはまじまじと俺の手元を見てきた。
しかも地面にメモみたいなものまで書いて……
もしかしてこいつ、興味あるのか?
「どっこいしょ。次を処理する……前に、コボ。お前にこれを渡しておく。まぁ使えるか分かんないけど」
俺はメモ帳とペンをアイテム欄から取り出すと、コボに手渡した。
なんでかは知らないけど、学ぼうとしてる姿勢があるなら助力するってのが大人ってもんよ。
「がぁっ!」
嬉しそうにメモ帳を開くコボ。
そしてさらさらさらとペンを使って早速何か書き出した。
『コボルトの捌き方。①血抜き:コボルトの身体を支え……』
どこで言葉の意味を覚えたのかは知らないが、めちゃくちゃ分かりやすくまとめだしたぞこいつ。
「急に頭良くなりすぎ出し……お前、達筆過ぎるだろっ!もう器用って言葉だけじゃ済まな――」
俺は言いかけて止まった。
器用、頭良い、血抜きに興味。
……こいつにコボルトの捌きを完璧に教え込めば、俺の負担めっちゃ減るのでは?
「コボ、お前には新しく役を与える事にした」
「がぁ?」
「俺の代わりに肉の捌きのプロになれ! まずは俺とこの動画っ! しっかりメモしておくようにっ! いいなっ!」
「がぁっ!」
どれぐらいかかるかは分からないけど、俺は自動肉捌きマシーンまで手に入れてしまったのかも……。
医薬品のCMみたいな台詞が自然と口から出てしまった。
それだけ昨日の焼肉屋の仕事は大変で……あれ今日もあるんだよなぁ。
変な事聞いてくる客もいたし、ちょい憂鬱かも。
「がぁ……」
「おう、おはようさん」
ランチタイムは店に出なくていいから、その分コボルト【RR】を狩って肉を捌く練習をしろってのが店長からの業務命令。
といっても、魔石集めとか色々やりたい事もあるし通常の探索と日替わりでいいらしいけど。
「とにかく肉のストックが不安だから今日はこっちにするか」
「がぁ……」
「お前、何か雰囲気変わったな」
「がぁ?」
コボルトの湧く場所に入ると、コボルト【RR】が7匹正座、そして俺の声に反応するこいつ。
昨日まではあんなに怯えてたのに、今は堂々と俺の横に立って腕を組んでいる。
頭にある冠はレベルが上がった証拠ではあるけど、ここまで変わるもんかね。
しかもこいつ俺の言葉分かるっぽいぞ。
「今からコボルト【RR】の肉を収穫する」
「……っぐ」
俺の言葉に昨日からいるコボルト【RR】は喉を鳴らして反応した。
汗は滝の様に流れ、毛は逆立っている。
きっと『食われる』って思ってるんだろうな。
「お前には仕事がある。それを全うしてくれている間は食べはしない」
「がぁっ!」
やっぱり俺の言葉を理解している。
さっきまで死にかけていた顔が信じられないくらいにこやかで……ちょっとキモいな。
「そんでこれはお前が命令させてるのか?」
「がぁっ!」
正座をしているコボルト【RR】を指差すと、こくこくと首を縦に振る。
俺に対する誠意を表してるつもりなのかな。
コボルトのくせに頭が回るな。
「よくやった。これからも暴れないようにコボルト【RR】を献上してくれ。ってかこれが出来るなら……」
「がぁ?」
「そもそも俺はお前みたいなコボルト【RR】以上の肉を自動で手に入れたいんだよ。今日はもう大量の肉が必要だからこいつら殺しちゃうけど……お前にはこれから食い殺し調整係兼、育成係を命ずるっ!」
「が、がぁ?」
「お前は装置から発生したコボルトをコボルト【RR】に食わせて、成長させる。そんでもって俺が来るまでにまたこの状態にさせておく。それと、装置から発生したコボルトを数匹育成して欲しい。店が忙もっとしくなれば、今の肉量じゃ間に合わないかもしれないからな。ちょっと長くなったが理解出来たか?」
「がぉっ!」
元気だけは立派だけど、本当に理解してんのかな?
俺に媚びてるだけ――
「がっ!」
俺の反応が微妙だと思い焦ったのか、昨日からいるコボルト……面倒くさいから、『コボ』でいいや。
コボは、慌てながら地面に何か書き始めた。
こいつ、器用な上に文字まで出来やがる。
『ok(^o^ゞ』
しかも、絵文字使ってきたわ。
なんかちょっとだけ腹立つんだけど。
◇
「それじゃメインイベントといくか!」
「が、がぁ……」
俺は絵文字なんか使ってきたコボを適当にあしらって、本日のメインに差し掛かる事にした。
右手で弾けない様にそおっとそおっと……。
「「が――」」
俺が正座で一列に並んでいるコボルト【RR】達の、1番右端にいた奴を拳1つで即死させると、他のコボルト【RR】達は口を大きく開き、声にならない叫びを発した。
この反応がぞわぞわするのは俺がSだからかな?
それにそれにこの一発で仕留めたとき……ひょぉおおおたまんねえっ!
バタ、バタバタ、バタバタバタバタ。
「――もう終わっちまった」
緩衝材のプチプチを潰した時に似たあの快感を感じながら、俺はあっという間にコボルト【RR】達を倒した。
……一気に殺すのは勿体無かったかもっていうサイコパスな感情が湧いてくる。
はぁ、今日はこれで終わりかぁ。仕方ない、こっからは店長に言われた通りに肉を捌く練習でもしようかな。
「まず血抜きして……おい、手伝ってもらってもいいか?」
「がぁっ」
俺はコボを呼ぶと血抜きの手伝いをさせる。
といってもコボルト【RR】の死体を支えさせるだけだけど。
「――がぁ……」
――血抜きを始めると、もっとビビるかと思ったけど、コボはまじまじと俺の手元を見てきた。
しかも地面にメモみたいなものまで書いて……
もしかしてこいつ、興味あるのか?
「どっこいしょ。次を処理する……前に、コボ。お前にこれを渡しておく。まぁ使えるか分かんないけど」
俺はメモ帳とペンをアイテム欄から取り出すと、コボに手渡した。
なんでかは知らないけど、学ぼうとしてる姿勢があるなら助力するってのが大人ってもんよ。
「がぁっ!」
嬉しそうにメモ帳を開くコボ。
そしてさらさらさらとペンを使って早速何か書き出した。
『コボルトの捌き方。①血抜き:コボルトの身体を支え……』
どこで言葉の意味を覚えたのかは知らないが、めちゃくちゃ分かりやすくまとめだしたぞこいつ。
「急に頭良くなりすぎ出し……お前、達筆過ぎるだろっ!もう器用って言葉だけじゃ済まな――」
俺は言いかけて止まった。
器用、頭良い、血抜きに興味。
……こいつにコボルトの捌きを完璧に教え込めば、俺の負担めっちゃ減るのでは?
「コボ、お前には新しく役を与える事にした」
「がぁ?」
「俺の代わりに肉の捌きのプロになれ! まずは俺とこの動画っ! しっかりメモしておくようにっ! いいなっ!」
「がぁっ!」
どれぐらいかかるかは分からないけど、俺は自動肉捌きマシーンまで手に入れてしまったのかも……。
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