誰もいない学校の放課後で

霧乃ふー  短編

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「じゃあ、俺帰るから~、またね、せんせ♡」

「は、ぃ……♡」

 数分前までセックスをしていた余韻で体をまだ震わせている男性教師を残して俺は教室を出た。
 かわいい顔をしていて生徒に手を出す淫乱教師とかほんといい。次はどこでエッチしようかな。そんなことを歩きながら俺は考えていた。

ーーその姿を見つめる瞳があることを、俺は気づいていなかった。


◇◇◇◇◇◇

 次の日の放課後、靴を履き帰ろうとしていると、

「佐々木君」

 声をかけられて振り替えると

「伊藤、なんか用か?」

 同じクラスの伊藤がいた。あまり話したことはなく、だが別に仲が悪いわけでもないただのクラスメイトだ。
 伊藤は近づいてくると、俺の顔の前にスマホの画面を見せてきた。
 その画面には動画が流れていて、

『あんっ♡ささきっ、いいよぉ♡あっあっ、ああっ♡』

 この間の教師とのセックス中の動画が流れていた。

「ついてきて」

 伊藤はそういうと、俺の腕を掴み歩きだした。


◇◇◇◇◇◇


 伊藤は保健室の鍵を開けると、中に入るように促した。俺が中に入ると、伊藤はがちゃりと鍵をかけた。放課後だからか、人の気配は俺達だけだ。
 鍵をかけてから、なかなか話を切り出さない伊藤に焦れて俺は、
 
「……で?他人のセックスなんか撮って、なにが目的?」

 金でもせびられるのかなあ。
 別に、もしせびられた無視しよう。バレても対して問題なんかないでしょ。
 でも、伊藤がそんなことするなんて意外だな。結構いいやつっぽいと思ってたんだけどな。

 そんなことを俺が考えていると、伊藤はゴクリと喉を鳴らすと俺に近付いてきてぽすんと俺の胸に抱きついてきた。

 ーーん?

「先生との関係、バラされたくなかったら僕のことを、……その、……抱いてほしい…………」

 ーーんん?

 これは、えと、なんだろう?
 俺に抱きついている伊藤のさらさらとした髪を撫でながら、一応考えてみる。
 今は見えない伊藤の顔を思い出すと、結構可愛いことは可愛い。てゆうか、全然いける。
 
 伊藤の背中を軽く手で撫でると、

「んんっ♡」

 と甘ったるい声が漏れた。
 これは、あれかな?ご褒美かな?別にご褒美を貰えることなんて全くしてないけど。

「顔みせて?」

 俺がそういうと、顔をあげて見つめてくる。潤んだ瞳で物欲しそうにしているようにしか見えない。
 あー。なんかよくわからないけど、据え膳は食べた方がよくない?

 吸い寄せられるように美味しそうな唇にキスをした。くちゅ、くちゅとゆっくりしたキスをして伊藤の唇を味わった。
 
「ふぁっ♡ちゅっ♡くふっ♡ちゅっ♡んっ♡」

 伊藤はあんまりキスに慣れていないみたい。でも、物覚えはいいみたいで、キスし続けていると慣れてきたみたいだ。
 くちゅりと舌をいれて、ぐちゅぐちゅとエロいキスに変えると、

「はうっ♡くちゅっ♡あ、あっ♡くちゅっ♡んあっ♡」

 たまにぴくんと体を震わせて感じてくれているようだ。
 これは、もしかしていいものと出会ったのかもしれないな。俺は心の中で笑みを作った。

「……服脱いで、ベットいこうか?♡」

「……う、ん♡」

 伊藤が服を脱ぎ、ベットに転がった。潤んで発情した瞳で俺を見つめる美味しそうな伊藤に興奮した俺はゴクリと喉が鳴る。

 ピンク色をした伊藤の乳首をふにっと指で軽く押し潰してみる。

「んっあっ♡」

「伊藤の乳首、ピンク色とかやばいね♡舐めていい?♡」

「う、、ん♡♡」

 乳首に口を近づけて、舌を尖らせてくるりと円を書くように舐めて最後に舌で固くなっている乳首を押し潰す。

「伊藤の勃起乳首、おいひいよ♡」

「佐々木くんっ♡はうっ♡あっああっ♡ひぅっ♡」

 散々かわいい乳首を苛めたあと、体をずらすと伊藤の勃起した性器が見える。持っていたローションを手の平にだし、その下にあるアナルに指を伸ばすとずぷりと指が中に簡単に入っていった。
 
「ひぃん♡んぁっ♡はあっ♡んんっ♡」

「おまんこ、もうぐすぐすじゃんか♡あー、たまんない♡はやく、ぶちこみたいな♡」

「あっんあっ♡……僕もっ♡佐々木くんのほしいよぉっ♡」

「……だよな♡」

 指を抜いてひくひくとちんぽをいまかいまかと待っているアナルに

ぐち、ぶちゅん!!!♡♡♡♡♡

「ひぃああっ♡♡♡あっ♡あっ♡あっ♡んあっ、ひっ♡すごぃぃっよぉっ♡♡あひっ♡♡」

「伊藤の中っ、さいこー♡気持ちいいねっ♡」

「佐々木くんっのきもちいいよぉっ♡あんっ♡いいっ♡んあっ♡ああぁんっ♡」

 放課後に脅されてクラスメイトとエッチするとあ、やばいね。たまんない。
 喘ぎまくる伊藤の腰を両手で掴んで、アナルにぱこぱこちんぽを出し入れしているとか信じられない。

「伊藤がこんなにちんぽ好きとは思わなかったな♡もっと早く誘ってくれたらいつでもエッチしたのに♡おらっ!♡」

ぐちゅん!!ぐちゅん!!♡♡♡

「あぁんっ♡ち、ちがっ♡佐々木くんのことが好きだからっ♡一度でいいから抱かれたかったのぉっ♡♡あっ、あっああっ♡ひぃああああっ♡♡」

「やらあっ♡だめぇっ♡はげしくっしないでぇっ♡ひゃ、ああああっ♡」

 かわいいことをいう伊藤をゆさゆさと揺さぶり、アナルを出し入れしていく。
 保健室の中には、いやらしいぐちゅぐちゅとした淫音と伊藤の喘ぎ声で溢れている。

 腰を揺らしながら、伊藤の性器を指で優しく擦ってやると、

「やあっ♡まだ、イきたくないぃ♡やらっ♡ひぃあああ、あああああ♡っあああ♡♡♡♡」

「はぅっ♡ひくっ♡んあっ♡」

 伊藤はびくびくと体を震わせて性器から白濁をこぼしていた。はあっはあっ、と荒い呼吸音をなんとか整えると、ぽそりと、

「佐々木くんと、一緒にイきたかったのに……♡」 

 ……。
 あー。
 やばいかも。これはいいかも。

 じっと伊藤を無言で見つめていると、

「……佐々木、くん?♡……えっ、あっ♡んんっ♡ひぃあああ、あああっ♡ひゃあっ♡」

 がつがつとアナルを抉っていく。
 さっきより激しい律動でも伊藤は気持ちいいのか体をびくんびくんと震わせて、いきすぎた快楽に耐えようとしているみたいだ。

「ねえ、伊藤♡俺のものに、ならない?♡俺のになっていっぱいエッチしよう?♡」

「はあっんっ♡そんなの、だめぇっ♡一度だけ抱いてもらってそれで佐々木くんのこと諦めるつもりだったからっ♡だからぁっ♡」

 えー♡
 諦めなくていいのに♡

「一度だけで我慢出来るの?♡伊藤のここ、離したくないよぉって締め付けてくるよ?♡おらっ♡おらっ♡」

パンパンパン!!!♡♡♡♡

「ああっ、ああんっ♡はげしっ♡しゅごいよぉっ♡きもちいいっ、きもちいいよぉっ♡」

「ねえ♡伊藤は俺のものだよねっ♡ほらっ、うんっていえば、いいだけだからっ♡おらっ♡」

ぐぱん!!ぐちゅん!!♡♡♡♡♡

「あひぃっ♡佐々木くんっ♡♡ぼくを佐々木のものにしてぇっ♡すきぃ♡だいすきっ♡♡♡♡」

「ああっ♡はげしいよぉっ♡ああっ♡もう、イクっ♡佐々木くんっ♡♡♡」

「はっ……くっっ♡」

「ああぁあああっ~~~!!!♡♡♡♡はああああああんっ♡♡♡♡♡♡」

 どぷとぷと伊藤の奥に射精していく。
 伊藤は幸せそう顔をしながら沢山出されたお腹を撫でている。その姿をじっと眺めていると、伊藤が甘く俺に囁いた。

「佐々木君、あの、キスして?♡♡」

 お願いされた通りに、甘いキスを贈った。
 

 

 
 
 




  





 



 











 













 

 



  
 
 
 
 
 
 

 

 


 

 





 
 


  

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