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朔
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どうしたらいいのだろうか。
今自分の部屋には不釣り合いな美しい獣がいる。狭い部屋に閉じ込めているようでなんだが心苦しい。
だけど、仕方ないのだ。
この美しい獣の安全を考えるとこの狭い部屋にいて貰うしかない。
ちゃんとしたご主人様が見つかるまでは僕が面倒をみることにしたのだから。
◇◇◇◇◇◇
夜に自宅に向かって歩いていると道端に座り込む人がいたので気になり声をかけてみると、その人は自分の方に倒れこみながら気を失った。
「おい!!しっかりしろ!……ん?……あれ?この人しっぽがある。この人、愛玩ペットか」
しっぽと耳の形から見てこの人は、愛玩ペットのようだ。
愛玩ペットをこの辺で見るのは珍しい。比較的財布に余裕のある人が飼っていることが多い愛玩ペットがどうしてこの辺にいるのだろう。
気になることは沢山あるが、まずは医者に連れていかなくては。
なんとか医者に連れていくと風邪だとわかった。僕はほっと胸を撫で下ろした。
薬を処方してもらい自宅に連れて帰ることができた。とりあえず、ベットに寝かして今日は寝ることにしよう。
それからは、愛玩ペットが狼であることを知ったり、簡易的に朔と名前を付けたり、朔に帰る家がないことを聞いたりで、新しい飼い主が見つかるまで僕が面倒をみることにした。
◇◇◇◇◇◇
「司郎~、おはよ、朝だよ」
朝、目覚ましがなる直前に朔が僕の名前を呼び朝の挨拶をしてくる。
ちゅっ、ちゅっ、とキスの雨を顔に受けて起こされるのが最近の朝の日課になっていた。
キスだけならまだいいのだけれど、
「わ、わわっ、だめだ!んくっ、服の中に手をいれないでくれっ!」
朔は最初は戸惑っていたみたいだけど、数日たった頃から、妙にスキンシップをとるようになってきた。
「めっ!だめだってば!やめなさい!」
「……ふんっ」
朔は僕から退くと部屋から出ていった。僕はどぎまぎしながら乱された服を整えた。
怯えられたり噛まれたりするよりはいいのかもしれないけど愛玩ペットとは言え、美形な朔に過度なスキンシップをされると、やっぱり戸惑ってしまう。ううむ、狼の愛玩ペットの習性なのかな。わからない。
とりあえず、朝ご飯を二人分つくりテーブルに置く。いつものように、テレビをつけるとある芸能人の普段の生活の特集がされていた。芸能人の隣に、可愛い男の子が座っていた。
「へえ、この人愛玩ペット飼ってるんだ。真っ白いウサギの愛玩ペットかあ。可愛いなあ」
『可愛い子ですね~。昼は癒してくれて、夜はエッチな恋人になってくれるなんて羨ましいなあ~』
『いいでしょ?ホントに癒されますよ~』
「ぶぶっ!は?……えっ?エッチな、恋人?」
テレビから衝撃的な発言が聞こえた。
もしかして、愛玩ペットって一緒に日常を過ごす存在としてだけではなくて、そういうエロい用途でも飼われているのだろうか。
テレビの会話を聞くに間違いないらしい。
朔に目を向けると、パクパクとご飯を食べている。テレビには興味ないらしい。
改めてよく朔をみると、ほんとに綺麗だと思う。さらさらとした黒髪に青い瞳。すらりとしたしなやかな肢体。そんな朔に朝、僕は。
僕はかあっと体が熱くなるのがわかった。これは、まずいかも。急いでご飯を食べ終えて、お風呂場に向かった。シャワーでも浴びて、熱を沈めよう。
シャワーを浴びつつ、ぼんやりとしているとガチャリとお風呂場のドアが開く音がした。入ってきたのは、裸体をさらした朔だった。
朔は僕の体に腕を絡ませ、顔を近付けて唇にキスをした。
「ちゅっ♡……司郎♡くちゅ♡」
恋人にするような甘いキスに頭がくらくらしてきた。唇に触れる自分じゃない人の体温が心地いい。キスの雨を心地よくて受け入れていたが、ふと思う。
やっぱり、こんなのだめだ。いつものようにやめさせようと後ろにさがり体を離す。
「……こらっ!めっ!朔、こういうことは、その、なんだ、、」
「なんで駄目なんだ?司郎発情してるのに。俺のここも司郎の発情のせいで、こんなになっちゃったよ?」
朔はそういうと自分の性器に僕の手をあてがった。朔の性器は勃起していて手のひらから熱い体温が伝わってくる。
「……朔。ごくり」
「はあ♡司郎の手、気持ちいい♡もっと、気持ちよくして?♡」
朔は僕の手の上に、手を重ねて性器を擦り始めた。手の中でびくびくと熱い性器が震えるのがわかる。
「んっ♡ああっ♡いいっ♡♡」
「朔……、気持ちいいの?」
「気持ちいいっ♡気持ちいいよっ♡」
気持ち良さそうにする朔にきゅんと胸がなる。はあはあと喘ぐ朔の唇に自分からキスがしたくなり、ふらふらと吸い寄せられるようにキスをした。
「ん♡」
くちゅくちゅとお互いを求めあうようにキスを繰り返す。キスしながらも性器を擦っていると、
「はっ♡んくっ!♡♡はあはあ♡♡」
朔の性器からぼたぼたと精液がこぼれてきた。指からとろとろとこぼれ落ちて、ぽたぽたと落ちていく。朔は呼吸を整えると切なそうな顔をして、
「もう、だめとかいわないで♡……司郎が欲しいよ♡」
朔はそういうと僕を押し倒し、アナルに指をくちゅりと入れ、かき混ぜるように何度も出し入れをしてきた。
朔の指が僕の気持ちいい所をぐりぐりと攻め立ててくる。
「あ、あっ♡♡んあっっ♡♡♡」
指だけでこんなにいいのに朔に入れられたどうなるんだろう。僕がちらりと朔の性器をみると大きく勃起していてごくりと喉を鳴らすと、クスリと笑う声がする。
「俺の可愛い、欲しがりなご主人様♡俺でいっぱいにしてあげるね?♡」
朔はアナルに性器を宛がうと、ゆっくりと沈み込ませていった。少しずつ入ってくるのがむず痒いような、満たされていくような感覚でたまらなくなる。
「んあっ♡ん、んんっ♡ひゃあっ♡は、はあっ♡」
「ん♡俺のちんぽ、全部はいったあ♡」
「あぅ♡朔の、僕の中でびくびくしてるよぉ♡はうっ♡や、やらあっ!♡ま、まって!♡ゆさゆさしないでぇっ♡あんっ♡ひゃあっ♡」
多幸感でふわふわしていた僕はお腹を擦っていると、ゆさゆさと緩く律動を始められあられもない喘ぎ声が漏れ始めた。
「あー♡司郎の中、たまんない♡ずっとこの中にいたいよ♡」
「ご主人様のエッチな欲求、これからは全部俺が満たしてあげる♡ほらっ♡」
「いっぱいあんあん喘いで俺だけのものになって♡」
「俺だけのご主人様♡♡」
さっきから朔が話しかけてるみたいだけど自分の喘ぎ声でうまく聞き取れない。びりびりと体中を駆け巡る快楽に頭がバカになりそう。
がくがくと快楽で震える体を我が物顔で朔に占領される。
「あひぃっ♡あああぁあああんっ♡やらあっ♡きもちいいの、こわいよぉっ♡ひ、ひゃあっ♡はひっ♡あ、あっ、ああっ♡♡♡」
こんなつもりじゃなかったのに。
朔にはちゃんとした飼い主を探してやるつもりだったのに。
でも、朔が僕を主と呼ぶなら。
「ああっ♡…朔っ♡ずっと、いっしょにいよ♡僕の可愛いペット♡あんっ♡」
「うん♡っ、うんっ♡」
朔は感極まったような表情をすると、僕の顔にちゅちゅとキスを落としていく。これじゃあ、狼というよりも犬みたいだな。僕は内心そう思い、可愛い朔を撫でる為に手を伸ばす。
「司郎っ♡司郎っ♡はっ♡はっ♡」
激しい律動にもう体が耐えられない。
快楽が激しくびりびりと体を攻め立てる。
「はあっ♡もう、だめっ♡イくっ♡イくイくイくぅ♡♡♡んああああぁあ~~~~!!!♡♡♡♡はっ♡ああんっ♡♡♡」
朔から与えられる快楽で多幸感に溢れかえった心と体は満たされて白く塗りつぶされた。びくんびくんと震える体が止まらなくてわけがわからなくなっている。
快楽でトンでなかなか戻ってこれない僕をぎゅっと朔は抱き締めて甘い甘いキスをしたことを僕は知らない。
今自分の部屋には不釣り合いな美しい獣がいる。狭い部屋に閉じ込めているようでなんだが心苦しい。
だけど、仕方ないのだ。
この美しい獣の安全を考えるとこの狭い部屋にいて貰うしかない。
ちゃんとしたご主人様が見つかるまでは僕が面倒をみることにしたのだから。
◇◇◇◇◇◇
夜に自宅に向かって歩いていると道端に座り込む人がいたので気になり声をかけてみると、その人は自分の方に倒れこみながら気を失った。
「おい!!しっかりしろ!……ん?……あれ?この人しっぽがある。この人、愛玩ペットか」
しっぽと耳の形から見てこの人は、愛玩ペットのようだ。
愛玩ペットをこの辺で見るのは珍しい。比較的財布に余裕のある人が飼っていることが多い愛玩ペットがどうしてこの辺にいるのだろう。
気になることは沢山あるが、まずは医者に連れていかなくては。
なんとか医者に連れていくと風邪だとわかった。僕はほっと胸を撫で下ろした。
薬を処方してもらい自宅に連れて帰ることができた。とりあえず、ベットに寝かして今日は寝ることにしよう。
それからは、愛玩ペットが狼であることを知ったり、簡易的に朔と名前を付けたり、朔に帰る家がないことを聞いたりで、新しい飼い主が見つかるまで僕が面倒をみることにした。
◇◇◇◇◇◇
「司郎~、おはよ、朝だよ」
朝、目覚ましがなる直前に朔が僕の名前を呼び朝の挨拶をしてくる。
ちゅっ、ちゅっ、とキスの雨を顔に受けて起こされるのが最近の朝の日課になっていた。
キスだけならまだいいのだけれど、
「わ、わわっ、だめだ!んくっ、服の中に手をいれないでくれっ!」
朔は最初は戸惑っていたみたいだけど、数日たった頃から、妙にスキンシップをとるようになってきた。
「めっ!だめだってば!やめなさい!」
「……ふんっ」
朔は僕から退くと部屋から出ていった。僕はどぎまぎしながら乱された服を整えた。
怯えられたり噛まれたりするよりはいいのかもしれないけど愛玩ペットとは言え、美形な朔に過度なスキンシップをされると、やっぱり戸惑ってしまう。ううむ、狼の愛玩ペットの習性なのかな。わからない。
とりあえず、朝ご飯を二人分つくりテーブルに置く。いつものように、テレビをつけるとある芸能人の普段の生活の特集がされていた。芸能人の隣に、可愛い男の子が座っていた。
「へえ、この人愛玩ペット飼ってるんだ。真っ白いウサギの愛玩ペットかあ。可愛いなあ」
『可愛い子ですね~。昼は癒してくれて、夜はエッチな恋人になってくれるなんて羨ましいなあ~』
『いいでしょ?ホントに癒されますよ~』
「ぶぶっ!は?……えっ?エッチな、恋人?」
テレビから衝撃的な発言が聞こえた。
もしかして、愛玩ペットって一緒に日常を過ごす存在としてだけではなくて、そういうエロい用途でも飼われているのだろうか。
テレビの会話を聞くに間違いないらしい。
朔に目を向けると、パクパクとご飯を食べている。テレビには興味ないらしい。
改めてよく朔をみると、ほんとに綺麗だと思う。さらさらとした黒髪に青い瞳。すらりとしたしなやかな肢体。そんな朔に朝、僕は。
僕はかあっと体が熱くなるのがわかった。これは、まずいかも。急いでご飯を食べ終えて、お風呂場に向かった。シャワーでも浴びて、熱を沈めよう。
シャワーを浴びつつ、ぼんやりとしているとガチャリとお風呂場のドアが開く音がした。入ってきたのは、裸体をさらした朔だった。
朔は僕の体に腕を絡ませ、顔を近付けて唇にキスをした。
「ちゅっ♡……司郎♡くちゅ♡」
恋人にするような甘いキスに頭がくらくらしてきた。唇に触れる自分じゃない人の体温が心地いい。キスの雨を心地よくて受け入れていたが、ふと思う。
やっぱり、こんなのだめだ。いつものようにやめさせようと後ろにさがり体を離す。
「……こらっ!めっ!朔、こういうことは、その、なんだ、、」
「なんで駄目なんだ?司郎発情してるのに。俺のここも司郎の発情のせいで、こんなになっちゃったよ?」
朔はそういうと自分の性器に僕の手をあてがった。朔の性器は勃起していて手のひらから熱い体温が伝わってくる。
「……朔。ごくり」
「はあ♡司郎の手、気持ちいい♡もっと、気持ちよくして?♡」
朔は僕の手の上に、手を重ねて性器を擦り始めた。手の中でびくびくと熱い性器が震えるのがわかる。
「んっ♡ああっ♡いいっ♡♡」
「朔……、気持ちいいの?」
「気持ちいいっ♡気持ちいいよっ♡」
気持ち良さそうにする朔にきゅんと胸がなる。はあはあと喘ぐ朔の唇に自分からキスがしたくなり、ふらふらと吸い寄せられるようにキスをした。
「ん♡」
くちゅくちゅとお互いを求めあうようにキスを繰り返す。キスしながらも性器を擦っていると、
「はっ♡んくっ!♡♡はあはあ♡♡」
朔の性器からぼたぼたと精液がこぼれてきた。指からとろとろとこぼれ落ちて、ぽたぽたと落ちていく。朔は呼吸を整えると切なそうな顔をして、
「もう、だめとかいわないで♡……司郎が欲しいよ♡」
朔はそういうと僕を押し倒し、アナルに指をくちゅりと入れ、かき混ぜるように何度も出し入れをしてきた。
朔の指が僕の気持ちいい所をぐりぐりと攻め立ててくる。
「あ、あっ♡♡んあっっ♡♡♡」
指だけでこんなにいいのに朔に入れられたどうなるんだろう。僕がちらりと朔の性器をみると大きく勃起していてごくりと喉を鳴らすと、クスリと笑う声がする。
「俺の可愛い、欲しがりなご主人様♡俺でいっぱいにしてあげるね?♡」
朔はアナルに性器を宛がうと、ゆっくりと沈み込ませていった。少しずつ入ってくるのがむず痒いような、満たされていくような感覚でたまらなくなる。
「んあっ♡ん、んんっ♡ひゃあっ♡は、はあっ♡」
「ん♡俺のちんぽ、全部はいったあ♡」
「あぅ♡朔の、僕の中でびくびくしてるよぉ♡はうっ♡や、やらあっ!♡ま、まって!♡ゆさゆさしないでぇっ♡あんっ♡ひゃあっ♡」
多幸感でふわふわしていた僕はお腹を擦っていると、ゆさゆさと緩く律動を始められあられもない喘ぎ声が漏れ始めた。
「あー♡司郎の中、たまんない♡ずっとこの中にいたいよ♡」
「ご主人様のエッチな欲求、これからは全部俺が満たしてあげる♡ほらっ♡」
「いっぱいあんあん喘いで俺だけのものになって♡」
「俺だけのご主人様♡♡」
さっきから朔が話しかけてるみたいだけど自分の喘ぎ声でうまく聞き取れない。びりびりと体中を駆け巡る快楽に頭がバカになりそう。
がくがくと快楽で震える体を我が物顔で朔に占領される。
「あひぃっ♡あああぁあああんっ♡やらあっ♡きもちいいの、こわいよぉっ♡ひ、ひゃあっ♡はひっ♡あ、あっ、ああっ♡♡♡」
こんなつもりじゃなかったのに。
朔にはちゃんとした飼い主を探してやるつもりだったのに。
でも、朔が僕を主と呼ぶなら。
「ああっ♡…朔っ♡ずっと、いっしょにいよ♡僕の可愛いペット♡あんっ♡」
「うん♡っ、うんっ♡」
朔は感極まったような表情をすると、僕の顔にちゅちゅとキスを落としていく。これじゃあ、狼というよりも犬みたいだな。僕は内心そう思い、可愛い朔を撫でる為に手を伸ばす。
「司郎っ♡司郎っ♡はっ♡はっ♡」
激しい律動にもう体が耐えられない。
快楽が激しくびりびりと体を攻め立てる。
「はあっ♡もう、だめっ♡イくっ♡イくイくイくぅ♡♡♡んああああぁあ~~~~!!!♡♡♡♡はっ♡ああんっ♡♡♡」
朔から与えられる快楽で多幸感に溢れかえった心と体は満たされて白く塗りつぶされた。びくんびくんと震える体が止まらなくてわけがわからなくなっている。
快楽でトンでなかなか戻ってこれない僕をぎゅっと朔は抱き締めて甘い甘いキスをしたことを僕は知らない。
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