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政変
時間切れ
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夜の抗菌薬の点滴が終わる──。
「ありがとう」
留置針にロック用の生理食塩水を流し、慣れた手つきで保護用の包帯を巻くカンナ。この数日間の見慣れた景色だった。
ノゾミは床に敷いた布団の上で眠っていて、家の中は静かなもの。
「もう明日だね」
「そうだね」
期限まで残り一日。相変わらず兄さん達が何をしているのか知らされていなかったが、僕の体は倦怠感も抜けて以前と変わらない。
この区域でしかまともに生きていけない、なんて信じられない──そう思えるほどだった。
ようやく調子が戻った体を得て、明日僕だけ強行突破……コウさんに会いに行く考えをカンナに伝えていた。残された時間がない今、彼女ももはや危険を省みず、協力すると言ってくれた。
今までと変わらない僕達の関係──そうしてくれる彼女に、今更ながら有り難みを痛感する。
「カンナ」
「なに?」
「ありがとう」
「しつこいよ、どうしたの?」
「ううん……もっと話がしたいと思って」
また目を丸くする。根本は変わらないけれど……少し変わったところもある。昔の彼女からは考えられない表情だった。無表情で、口調も淡々とし冷たいと言うか、怖い印象が強かった。でも本当はとてもころころと変わる……あまり表に出さないようにしていただけなのだと、最近になって気付いた。
「変なセンチ。ボス戦前で高ぶってるの?」
「そうかもしれない」
肩をすくめて笑う。彼女も小さく笑った。
──穏やかな時間だった。
「ねぇ、カンナ」
呼び掛けた彼女はベッドの端に座る。足元を見ながら、子供のように足をぱたぱたさせていた。彼女の青い長靴が揺れる。
「なにさ」
「怖がらずに、もっと早く話し掛ければ良かった」
「私のこと怖かったの?」
「そりゃ怖かったよ、カンナのこと。分かるでしょ」
「そりゃ、まぁ……ね」
口を尖らせるさまは不機嫌というより、バツが悪そうだった。
「ううん……でも僕が良くなかったんだ」
「センチは悪くないよ」
驚くほど早く、彼女はそう言った。今度は僕が目を丸める。カンナはちらりとこちらを見たけれど、すぐにまた足元に目を落とした。
「センチは……うん。私も、お姉ちゃん……とられてなんか意固地だったし……私も多分良くなかった……と、思う」
──嬉しかった。
寄り添えた気がした。
ずっと何処かで距離を感じていたけれど、やっと近付けた気がしたんだ。
「カンナ」
前のめりになって、ぐいと近付く。驚いたのか顔をあげ、彼女と視線が重なった。
「──また話そう」
「……うん」
「今日は遅いけど、また明日も……その次も」
「うん」
「だから──」
二人で、頷いた。力強く。
静かな夜だった──なのに。
「話が違うやろ!」
──下から響くミキの怒声。
「ミキさん……?」
一変して難しい顔になったカンナが立ち上がる。
下が騒がしいのが伝わってくる。
「どうしたんだろう」
「──まさか」
そのまま近付いてくるけたたましい足音。
そうして……乱雑に、勢いよく扉が開かれた。音に驚き、ノゾミのぐずる声が聞こえた。
現れたのは──軍服の男。
「お迎えにあがりました」
「おい! 話が違う! 約束は明日やろ!」
その後ろからは声を張り上げながらミキも現れる。男を制止しようとして伸びた手は、他の軍服に抑え込められた。
──何が、起きたのか。
再招集は明日の予定。
「バイタル、採血結果確認し、政府側で管理可能とのウミナリさんの判断です──さぁ」
他の人には目もくれず、近づいて男は僕の手首を鷲掴む。最悪の流れ。
──時間が早まったのだ。
検査結果まで逐一確認していたなんて、あの人はどこまで執着しているのだろう。そうまでして良質な検体を早く手に入れたいのか……所詮保存して飾っておくだけだろうに。
ノゾミの泣き声が部屋中に広がる。強い力で易々と体は引き上げられて、すぐに扉近くまで連行される。
「センチ!」
カンナも止めようと入るが及ばない……伸ばした手は届かない。せめて怪我をして欲しくないのに、男は思い切り払いのけた。床へ倒れこむ姿に名前を叫ばずにはいられない。
「なめくさりおって……! 全部テメー等の都合か!」
複数に抑制され、両腕を後ろ手に固定されてミキも身動きがとれない。
「俺も連れてけ!」
「貴方は予定通り、明日来ていただく手筈です」
「なしてセンチだけ……!」
「ウミナリさんの判断です」
「あんのクソアマ!」
仲間を差し置き、下の階へと引きずり降ろされる。
「センチの主治師は俺だ! 勝手な真似をするな!」
「どうしましたカズエさん。いつも従順な貴方まで」
一階では兄さんが抑えられている……声を荒らげているのを、あの時以来久しく聞いた。
「まだ──!」
──準備が整っていない。
二人の反応からも察する。離れたくないのに、手を伸ばしても……誰の手にも届かない。
コイツ等には何も関係ない、別段一日早まったところで何も変わりはない。そのまま僕は一人外へと引きずり出される。防護用なのかマスクをつけられ、最初の招集の時と同じように運搬用の箱へ押し込まれる。
あっという間のことで、頭の整理が追い付かない。そうこうしているうちに、すぐに箱は動き出す……あっという間の出来事。
「直に着くのでお静かに。症状を悪化させないためにも、早々に準備を進めるのでご安心を」
共に乗り込んだ一人が説明を後付ける。
──最悪だ。
先に自分一人が別行動を強いられるなんて。認識が甘かった。約束が守られる保証なんて確かにないのに。
焦り、心拍数があがる。耳の真横で心臓が脈打つ。口が渇く。渇いてしょうがない。マスクのせいで呼吸もしにくい。体調が悪くなったから戻れないかと情けない言い訳が浮かんでくる。
──いや、まだ時間はある。
箱が大きく動いて、体が揺れる。気分に相まって吐きそうになる。
急いても仕方ない、出来ることをやるしかないと教えてくれた人がいる。城について処置が施行されるまで時間はまだある。その間に何か。
──何が、出来るだろう。
「……すみません、取り乱して。皆に別れを言えなかったのが辛くて」
「政府へ貢献されることで、皆さんへ思いは伝わりましょう」
──ああ、本当に相容れない。
揺れる箱の中で立ち上がり、僕は……気持ちを固める。
政府に反抗する──謀反の決意を。
政変を。
皆から悲しみの連鎖を絶ち切るためなら、もう何も惜しくない──。
ドンと、大きな音。
それとともに、突然箱の動きが止まる。周囲が一瞬騒がしかったが、すぐに静まった。
動き始めてまだ数分。到着もまだ先だと言うのに──扉は外から、再度開かれた。
「熱発して死にそうと聞きましたが、無事ですか」
見下ろしてくる顔は、暗闇に覆われてあまり見えない……そもそも顔の半分以上を布で覆い隠している。
だけど、その布で分かった。
──赤いバンダナ。
片腕に巻かれた色違いの緑。緑色の瞳。
「ラン……さん……?」
眼帯で覆われていない片目が、すっと細くなる。
「おや」
どうやら驚かれたようだ。正体に気づいたことより──僕が軍服の男を殴って気絶させてしまったことに。
「思ったより元気そうですね」
暴れていたらいい所へ拳が入ってしまったようで、自分でも困惑していた。
だけど、勿論そんなことよりも……予想外の介入者の現れ。事態の変化への気持ちが大きかった。
「ありがとう」
留置針にロック用の生理食塩水を流し、慣れた手つきで保護用の包帯を巻くカンナ。この数日間の見慣れた景色だった。
ノゾミは床に敷いた布団の上で眠っていて、家の中は静かなもの。
「もう明日だね」
「そうだね」
期限まで残り一日。相変わらず兄さん達が何をしているのか知らされていなかったが、僕の体は倦怠感も抜けて以前と変わらない。
この区域でしかまともに生きていけない、なんて信じられない──そう思えるほどだった。
ようやく調子が戻った体を得て、明日僕だけ強行突破……コウさんに会いに行く考えをカンナに伝えていた。残された時間がない今、彼女ももはや危険を省みず、協力すると言ってくれた。
今までと変わらない僕達の関係──そうしてくれる彼女に、今更ながら有り難みを痛感する。
「カンナ」
「なに?」
「ありがとう」
「しつこいよ、どうしたの?」
「ううん……もっと話がしたいと思って」
また目を丸くする。根本は変わらないけれど……少し変わったところもある。昔の彼女からは考えられない表情だった。無表情で、口調も淡々とし冷たいと言うか、怖い印象が強かった。でも本当はとてもころころと変わる……あまり表に出さないようにしていただけなのだと、最近になって気付いた。
「変なセンチ。ボス戦前で高ぶってるの?」
「そうかもしれない」
肩をすくめて笑う。彼女も小さく笑った。
──穏やかな時間だった。
「ねぇ、カンナ」
呼び掛けた彼女はベッドの端に座る。足元を見ながら、子供のように足をぱたぱたさせていた。彼女の青い長靴が揺れる。
「なにさ」
「怖がらずに、もっと早く話し掛ければ良かった」
「私のこと怖かったの?」
「そりゃ怖かったよ、カンナのこと。分かるでしょ」
「そりゃ、まぁ……ね」
口を尖らせるさまは不機嫌というより、バツが悪そうだった。
「ううん……でも僕が良くなかったんだ」
「センチは悪くないよ」
驚くほど早く、彼女はそう言った。今度は僕が目を丸める。カンナはちらりとこちらを見たけれど、すぐにまた足元に目を落とした。
「センチは……うん。私も、お姉ちゃん……とられてなんか意固地だったし……私も多分良くなかった……と、思う」
──嬉しかった。
寄り添えた気がした。
ずっと何処かで距離を感じていたけれど、やっと近付けた気がしたんだ。
「カンナ」
前のめりになって、ぐいと近付く。驚いたのか顔をあげ、彼女と視線が重なった。
「──また話そう」
「……うん」
「今日は遅いけど、また明日も……その次も」
「うん」
「だから──」
二人で、頷いた。力強く。
静かな夜だった──なのに。
「話が違うやろ!」
──下から響くミキの怒声。
「ミキさん……?」
一変して難しい顔になったカンナが立ち上がる。
下が騒がしいのが伝わってくる。
「どうしたんだろう」
「──まさか」
そのまま近付いてくるけたたましい足音。
そうして……乱雑に、勢いよく扉が開かれた。音に驚き、ノゾミのぐずる声が聞こえた。
現れたのは──軍服の男。
「お迎えにあがりました」
「おい! 話が違う! 約束は明日やろ!」
その後ろからは声を張り上げながらミキも現れる。男を制止しようとして伸びた手は、他の軍服に抑え込められた。
──何が、起きたのか。
再招集は明日の予定。
「バイタル、採血結果確認し、政府側で管理可能とのウミナリさんの判断です──さぁ」
他の人には目もくれず、近づいて男は僕の手首を鷲掴む。最悪の流れ。
──時間が早まったのだ。
検査結果まで逐一確認していたなんて、あの人はどこまで執着しているのだろう。そうまでして良質な検体を早く手に入れたいのか……所詮保存して飾っておくだけだろうに。
ノゾミの泣き声が部屋中に広がる。強い力で易々と体は引き上げられて、すぐに扉近くまで連行される。
「センチ!」
カンナも止めようと入るが及ばない……伸ばした手は届かない。せめて怪我をして欲しくないのに、男は思い切り払いのけた。床へ倒れこむ姿に名前を叫ばずにはいられない。
「なめくさりおって……! 全部テメー等の都合か!」
複数に抑制され、両腕を後ろ手に固定されてミキも身動きがとれない。
「俺も連れてけ!」
「貴方は予定通り、明日来ていただく手筈です」
「なしてセンチだけ……!」
「ウミナリさんの判断です」
「あんのクソアマ!」
仲間を差し置き、下の階へと引きずり降ろされる。
「センチの主治師は俺だ! 勝手な真似をするな!」
「どうしましたカズエさん。いつも従順な貴方まで」
一階では兄さんが抑えられている……声を荒らげているのを、あの時以来久しく聞いた。
「まだ──!」
──準備が整っていない。
二人の反応からも察する。離れたくないのに、手を伸ばしても……誰の手にも届かない。
コイツ等には何も関係ない、別段一日早まったところで何も変わりはない。そのまま僕は一人外へと引きずり出される。防護用なのかマスクをつけられ、最初の招集の時と同じように運搬用の箱へ押し込まれる。
あっという間のことで、頭の整理が追い付かない。そうこうしているうちに、すぐに箱は動き出す……あっという間の出来事。
「直に着くのでお静かに。症状を悪化させないためにも、早々に準備を進めるのでご安心を」
共に乗り込んだ一人が説明を後付ける。
──最悪だ。
先に自分一人が別行動を強いられるなんて。認識が甘かった。約束が守られる保証なんて確かにないのに。
焦り、心拍数があがる。耳の真横で心臓が脈打つ。口が渇く。渇いてしょうがない。マスクのせいで呼吸もしにくい。体調が悪くなったから戻れないかと情けない言い訳が浮かんでくる。
──いや、まだ時間はある。
箱が大きく動いて、体が揺れる。気分に相まって吐きそうになる。
急いても仕方ない、出来ることをやるしかないと教えてくれた人がいる。城について処置が施行されるまで時間はまだある。その間に何か。
──何が、出来るだろう。
「……すみません、取り乱して。皆に別れを言えなかったのが辛くて」
「政府へ貢献されることで、皆さんへ思いは伝わりましょう」
──ああ、本当に相容れない。
揺れる箱の中で立ち上がり、僕は……気持ちを固める。
政府に反抗する──謀反の決意を。
政変を。
皆から悲しみの連鎖を絶ち切るためなら、もう何も惜しくない──。
ドンと、大きな音。
それとともに、突然箱の動きが止まる。周囲が一瞬騒がしかったが、すぐに静まった。
動き始めてまだ数分。到着もまだ先だと言うのに──扉は外から、再度開かれた。
「熱発して死にそうと聞きましたが、無事ですか」
見下ろしてくる顔は、暗闇に覆われてあまり見えない……そもそも顔の半分以上を布で覆い隠している。
だけど、その布で分かった。
──赤いバンダナ。
片腕に巻かれた色違いの緑。緑色の瞳。
「ラン……さん……?」
眼帯で覆われていない片目が、すっと細くなる。
「おや」
どうやら驚かれたようだ。正体に気づいたことより──僕が軍服の男を殴って気絶させてしまったことに。
「思ったより元気そうですね」
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