欲望を求める騎士

小沢アキラ

文字の大きさ
上 下
32 / 43
第五章 鎧騎士として

第三十二話

しおりを挟む
 北条歩ほうじょうあゆむは悟った。
 新たに現れた悪鬼は、自分とは次元じげんが違う存在だと。
 鎧騎士アーマーナイトに変身する子供が、三個の駒を使って変身した悪鬼は、そう思わざるを得ないほどの気迫と殺気を放っていた。
「マジでヤベェな……コイツは」
 悪鬼なら味方、という浅はかな考えは、最初からない。
 明らかな敵意を、こちらに向けてきているからだ。
「ツミビトハ、コロス」
 酷く不明瞭で掠れた声でそう言うと、姿を消した。
 瞬間──
 北条が、背後から貫かれる。
「ガハッ⁉︎」
 何が起きたのか全く分からず、北条はただ呆然と自らを貫く手刀を見下ろす。
 刺々としたアーマーで覆われた右手は、アンタレスの甲殻を無視する勢いで貫き、再生した心臓を的確に刺し貫いてきた。
「なんだ、今の──⁉︎」
 言い終わるよりも早く手刀を抜き、すかさずアンタレスの首をねる。
 背後へ回り、心臓を貫き、首を刎ねる。それまでに掛かった時間は、わずか三秒。
 流れ作業のような動きに、愕然とする間もなく倒された北条は、首を失った体を眺めながら地面に転がっていく。
 悪鬼は転がる北条の頭を掴むと、高く掲げた。
「ま、待てよおい。お前……なにを」
 言い終わるより早く、それは行われた。
 掴む手に呪力が集まり、赤い稲妻が北条を襲い、一瞬で消し炭にする。
 既に再生限度を迎えていたアンタレスは頭部を完全に失った事で、活動を停止するように膝から崩れ落ちる。
 呆気ない最後に、ユニは黙って息を呑むことしか出来なかった。
 必要な動きをスピーディーに行い、無駄な動きは一切しない。効率的に標的を仕留める姿が、ユニには殺戮兵器さつりくへいきのように見えた。
「悠斗、くん……?」
 不意に、依代よりしろの名を呼ぶ。
 悪鬼の動きは、悠斗とは思えないほど淡々としていた。ただ無感情で機械的な動きからは理性を感じられなかった。
「悠斗くんなんだよね? まだ、そこにいるよね?」
 おそるおそる訊ねるも、悪鬼は黙っている。
 伊澤拓実いざわたくみから手に入れたデータには、悪鬼に関するデータが入っていた。
 悪鬼は欲望を満たす為の手段であり、満たした瞬間に独立化する。
 冬馬は『悠斗の想いを聞けた』ことで欲望を満たし、独立化した悪鬼に体を乗っ取られてしまい、魂が召されて目覚ぬ人になった。
 悠斗の欲望は、『ユニを救う』『北条を殺す』の二つ。
 既に片方は満たされている。残された方も満たされてしまったら、悠斗の体は悪鬼に乗っ取られてしまい、行き場のない魂は無に帰る。
 ──それだけは嫌だ。
 悠斗が私を大切に思ってくれるのは嬉しい。だけど、それ以上に私は悠斗を失いたくない。
 記憶もない、家族もいない私を受け入れる人はいなかった。
 体を対価に数日泊める人はいたが、リスクを恐れてすぐに追い出され、また新しい家を探す日々。
 暴力を振るわれ、罵声を浴びせられ、嫌悪の眼差しを向けられる生活。そんな日々の中で、悠斗だけが全てを知った上で私を受け入れてくれた。大切に思ってくれた。
 彼だけは失いたくない。だって私は、彼のことを──
「悠斗くん! 帰ってきて!」
 長いようで一瞬の逡巡を経て、ユニは依代に向けて叫んだ。
「このままじゃ死んじゃうんだよ⁉︎ 死んじゃったらラーメンも食べられないし、学校にも行けなくなっちゃう! それでもいいの⁉︎」
 悠斗が反応しそうな単語を出すも、悪鬼は一切反応を示さずに、淡々とアンタレスの体を壊している。
 それでもユニは諦めずに続けた。
「私だけじゃない! 滝口さんに沙耶香さん、沢山の仲間があなたの帰りを待ってる!」
「……」
「帰ろうよ、悠斗くん! 私にそんな事を言う権利はないけど……」
「…………」
「私は、悠斗くんとずっと一緒にいたいんだよ!」
 衝撃的な告白を聞いた悪鬼は、動きを止め、ユニに顔を向けた。
 無言でユニを見つめると、歪な口が動く。
「……ユニ、チャ……ン?」
 不明瞭だが、確かに悪鬼は呼んだ。
 好機と見たユニは、畳み掛けた。
「あなたが私を大切に思う気持ち以上に、私はあなたの事が好き! 言うこと聞かないし、ラーメンばっかり食べるし、無茶ばっかりするけど、そういった所も含めて大好きなの!」
 ここまで来たら、もはや羞恥心はない。思いの丈を全て吐き出してでも、悠斗の心を取り戻す。
「だからお願い! そんな所にいないで、私の側に来て、抱きしめてよ! そうしないと、違う男の所に行っちゃうよ!」
「……ユ、ユニ、チャン」
 突然、悪鬼は頭を抱えて苦しみ出した。
「コロス。オカス、ユニヲ……イヤ、オレハ……ユニガ、オカ……」
 支離滅裂しりめつれつな言葉を繰り返す悪鬼。
 きっと、呪力から体を取り戻す為に抗っているんだ。
「オレハ……オレハオレハオレハオレハオレハ」
「思い出して! あなたは悪鬼なんかじゃない! 悪鬼から人々を守る鎧騎士アーマーナイトなんだよ!」
 腹の底から声を出し、必死に抗う悠斗を呼ぶと、悪鬼は一層激しく悶え出した。
「オレハ、アーマーナイト……チガウ、チガワナイ、チガウ、チガワナイ、チガウチガワナイチガウチガワナイ──」
「早く目を覚まして、悠斗!」
 想いを告げた事で、今まで無意識につけていた「くん」が抜けてしまったが、ユニは後悔しなかった。
 やっと、少しだけ自分の気持ちに正直になれた。欲望を……満たすことができた。
「ヤメロ、ウケイレロ……クルシミカラカイホウサレル」
 悠斗を支配する呪力の声が外に漏れだしたが、漏れているのは呪力だけではなかった。
「嫌だ……オレは、ユニと一緒に……生きたい!」
 間違いない。悠斗の意識が戻りかけている。彼は今、必死に呪力の侵食に抗っているんだ。頭を抱え、尋常じゃない苦しみ方をする悠斗に駆けよろうとした寸前──。
「俺は、お前の……」
 酷く掠れているが、確かな声が聞こえた。
「道具じゃ、ない!!」
 右手を大きく振り、天に向けて叫ぶ。
 途端、悪鬼の全身から赤い蒸気が噴き出す。
「悠斗くん⁉︎」
 今すぐにでも向かいたいが、右肩の痛みと噴き出す蒸気で視界が遮られてしまい、彼の下へ辿り着けそうにない。
 何もできない歯痒はがゆさに心締め付けられていると、蒸気の噴出が収まる。
 噴き出た蒸気は瞬く間に消散しょうさんすると、悪鬼から人間に戻った悠斗が倒れていた。
 一目散いちもくさに駆け寄り、首筋に指を、胸に耳を当てる。
 脈拍、心拍数に異常はない。体温も平均、呼吸も正常。傷も悪鬼から戻る際に治ったから目立った外傷はない。外見だけ見れば悠斗だ。
 しかし、安心はできない。
 如何に外見が良くても結局は中身だ。もし悠斗の魂が召され、悪鬼に乗っ取られていたら意味がない。
 この瞬間だけ痛みを忘れ、許されるギリギリの力で悠斗を揺さぶる。
「悠斗くん……早く起きてよ。ねぇったら!」
 懇願するような呼びかけに応じてなのか、長い睫毛が震え、少しずつ、ゆっくりと瞼が上がっていき、明るい瞳が見開かれた。
 そして──彼は言った。
「ユニ……ちゃん?」
 何度も聞いた声が鼓膜に届いた瞬間、ユニは悠斗に抱きついていた。
「良かった……」
 すすり泣き、精一杯絞り出した言葉はシンプルなものだったが、その一言に込められた思いはとても強い。
 大胆な行動で一気に目が覚めた悠斗だったが、ユニが発した言葉の真意を察し、耳元で囁いた。
「ごめん」
 言い慣れ、聞き飽きた言葉なのに、今まで以上に心に響く理由を、二人は知っている。
 互いの両眼を見つめ合う。
 永遠とわに感じるほど見つめ合う中、先に動いたのはユニだった。
「教えて、悠斗くん。どうして戻ってこれたの?」
 悠斗が戻ってきたのは何よりも嬉しい。しかし、だからこそ解せない。
「正直、賭けだった」
 真剣な顔で答えられ、首を傾げるユニ。
「今朝話したけど、今はロットが呪力を操作してくれてる。で、呪力を操作できるって事は、外部からの侵食も防げると踏んだんだ」
「……いや、操作できると侵食を止めるは別だと思うけど」
「だから賭けなんだって」
 無意識に握りしめていた右手を解き、じっと見下ろす。
「悪鬼になってる時、ぼんやりとだが意識は残ってた。それでさ、呪力を喰い止めるロットの姿が見えたんだ」
 ロットとは、悠斗が愛用する騎士ナイトの駒に宿る呪力だ。睡眠時に夢の中で彼に語りかける悪鬼であり、他のに比べて温和だと悠斗自身が語っている。
「ロットが意識だけを保護してくれたが、アイツでもそれが関の山で、体の大部分は呪力に侵されるって言ってた……」
 突然、悠斗は解いた右手の人差し指を左手全体で握り、第一関節から直角になるようにへし折った。
「ちょっ……⁉︎」
 何の前触れもなく奇行に走った事に驚くも、すぐに目を見張る事が起きる。
 折れた人差し指が勝手に動き、元の状態に戻ったのだ。
「見ての通り、俺はもう人間じゃない」
 どこか遠くを見つめながら、悠斗は言った。
「これが欲望の代償だ」
 悲しげな瞳を見据え、ユニは口を開いた。
 しかし、続く言葉が出てこない。
 悠斗が人間を辞めた理由は、私のせいだ。
 私が油断せずに警戒していれば拉致される事もなかった。
 私が悠斗くんに鎧騎士アーマーナイトの力を与えなければ。
 違う……。
 私が、悠斗くんと出会っていなければ、こんなっ……こんなことにはっ…………。
「それは違うよ、ユニちゃん」
 悠斗は、まるで心を読んだかのように言った。
「人間を辞めたのが君のせいなんて思っちゃいない。鎧騎士アーマーナイトになってから、いつかはこうなるって思ってたんだから、気にしないで」
 取り返しのつかない結果を平然と受け止める悠斗。
 ユニはその姿を見て、より一層心を痛めた。
 嘘だ。本当は辛いのに我慢している。
 いつもそうだ。私の前で苦しい顔を絶対に見せない。見せようとしない。
 どんなに辛くても、私の前では空元気を振る舞う。
 だからすぐに分かる。嘘をついているのが。
 ユニは、胸を締める罪悪感に苛まれながらも、勇気を振り絞って声を出した。
「強がらないでよ……」
「えっ」
 驚く悠斗に、ユニは更にたたみかける。
「私、今まで悠斗くんを怒ったこと、一度もなかったよね」
 いきなりなんだ? 疑問に思いながらも、悠斗は何も言わずに黙って聞いている。
「ずっとどうしたらいいか分からなかったの。悠斗くんのお陰で生きられてる私が、生意気に怒っていいのか。悠斗くんの無茶を怒らずに放置してていいのか……いや、それだけじゃない」
 スカートの裾を握り、悠斗の目をまっすぐ見つめる。
「両親を亡くした悠斗くんにどう接したらいいのか、どこまで踏み込んでいいのかずっと分からなくて、少しだけ距離を置いて過ごしてた」
「そっか……だから半年間ずっと、君付けだったんだね」
 ユニの話を受け流さずに、真摯に聞き入れる悠斗。
「想いを告げられた今がチャンスかもしれない。だから悠斗くん」
「なに?」
「今から、怒るね」
 我ながら何の宣言か疑いたくなるが、悠斗は一切笑わずに、私の言葉を待ってくれている。
 本当に優しい。だけど、その優しさに甘えて、弱いままの自分とはもう、お別れをしなければいけない。
「辛いのに大丈夫なんて言って、一人で抱え込まないでよ! あなたは無敵でもなんでもないただの学生なんだから、困ったら周りに助けを求めなさい!」
「……ッ‼︎」
 最近似たような事を言われたせいか、悠斗の表情が分かりやすく曇る。
「一人で出来る事なんてたかが知れてるから、人は支え合って生きてるんだよ? 誰にも助けを求めないようじゃ、助けを求める人の手を取れる訳がない」
 お人好しな所が悠斗らしいと言えるが、今は否定しなければいけない。心は痛むが、彼をからこそ、助けたいからこそ、彼の優しさを壊さねばならない。
「もっと自分に素直になりなよ。頼るのは弱さでもなんでもない。本当に弱い人は、誰にも助けを求めない人なんだから」
「頼るのは、弱さじゃない……?」
「今のあなたは優しいだけの弱い人間よ。そんなんじゃ誰も守れない。もちろん、大切な人もね」
 誰も守れない。その言葉が何よりも許せなかったのだろう。悠斗の表情が一層暗くなる。
「大切な人を失う辛さを知ってる。だからあなたは鎧騎士アーマーナイトになった。でも力だけあっても人は強くなれない。本当に強い人は、強がらずに周りを頼れる弱さを持ってる」
 自分の弱さに気付き、うつ伏せる悠斗を抱きしめる。
「だから悠斗くん。これからは大丈夫なんて言わないで、私たちを頼って。そうしなきゃ、また大切な人を亡くしちゃうよ?」
 悠斗は、自分を抱きしめる存在にすがるようにくっつき、すすり泣いた。
 しかし、すぐにいつも通りの声で言った。
「やっぱりには敵わないな」
 顔を上げた悠斗は、泣き顔を消し去るような笑顔を浮かべた。
「ありがとう、ユニ」
 何に対してお礼を言ったのか、ユニには分からなかった。
 だが、それを追求する気はない。
 悠斗は分かってくれた。私の胸で泣いているのが何よりの証拠。
 人前では決して泣かない悠斗が、今は私の目の前で泣いている。堂々とカッコ悪い姿を見せているが、私は笑ったりはしない。
 これが当たり前なんだ。鎧騎士アーマーナイトなんて力があっても、悠斗は私と同じ子供だ。人を辞めた重みに耐えきれず泣いたとしても、誰も責めたりはしない。
 いや、責めさせない。沢山の人を助けてきた悠斗を責めさせはしない。
 これからは、私も一緒に戦おう。
 悠斗が誰かの為に命を賭けて戦うならば、私は悠斗の為に命を賭けて戦う。
 ただ……欲を言えば、誰かじゃなく、私だけの為に戦ってもらいたい。
 そう願うのは強欲ごうよくかもしれない。 
 だから我慢しよう。彼の優しさは独占して良いものではない。
 だけど、これだけは譲りたくない。
 悠斗の両頬に両手を持っていき、ゆっくりと挟む。そっと顔を上げ、至近距離で見つめ合う。
「ユニ……?」
 私の名を呼ぶ悠斗は、今から自分がされる事を全く予想できていないだろう。
 微笑みかけ、顔を近づける。
 悠斗の唇に、自分の唇が近づく。たった数センチの距離が遠く感じる。
 ──あなたの優しさを、私だけに向けさせるつもりはない。
 でも、あなたは誰にも渡さない。私だけのものにする。
 悠斗とユニの唇が重なる。驚くほど柔らかい感触に胸が高鳴り、更にその先へと行く。
 腕を首にまわし、舌を差し込む。探し当てた舌を舌で絡める。
 冗談でする軽い接吻ではない。愛する者にしかしない大人の接吻は、悠斗を激しく混乱させた。
 突然のキスだけでも動揺するというのに、その上ディープにまで進めば誰でも混乱はする。ましてや性知識せいちしきに疎く、女性への免疫がお世辞にも高くない悠斗にとって、ディープキスなど禁忌に等しい行為だった。
 当然、ユニはそれを知った上でしている。半分は悠斗とのはじめてを忘れない為に、半分は悠斗を独占したいが為に。
 一分と満たないキスが終わり、唇が糸を引いて離れる。
 二人が無言で見つめ合う。互いに何を言えばいいのか分からずにいるのだ。
「あ、あの……ユニ、さん?」
 さっきまで呼び捨てだった悠斗は、顔を恥ずかしさで真っ赤に染めている。
 高校生とは思えないピュアな反応が、普段のギャップと相まって可愛らしい。もっと意地悪いじわるして反応を見たいが、それはもっと関係が進展してからでも遅くない。
 ユニは舌を小出しにし、はにかみながら言った。
「ごめんね、悠斗。でも凄く可愛かったよ」
 今ので更に照れてしまったのか、何も言わずに俯いてしまった。
 鎧騎士アーマーナイトでも、人間を辞めていても、根本的にはまだ子供だなぁ、と微笑みながら思う。
 やはり悠斗は今の姿が一番素敵だと、改めてそう思う。彼の普通を取り戻す為にも、これからは私が頑張れなければ。
 そう決意したと同時に。
 
 ユニの背中を、大振りの片刃剣が刺し貫いた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

入れ替わった恋人

廣瀬純一
ファンタジー
大学生の恋人同士の入れ替わりの話

ドマゾネスの掟 ~ドMな褐色少女は僕に責められたがっている~

ファンタジー
探検家の主人公は伝説の部族ドマゾネスを探すために密林の奥へ進むが道に迷ってしまう。 そんな彼をドマゾネスの少女カリナが発見してドマゾネスの村に連れていく。 そして、目覚めた彼はドマゾネスたちから歓迎され、子種を求められるのだった。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

性転のへきれき

廣瀬純一
ファンタジー
高校生の男女の入れ替わり

💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活

XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。

処理中です...