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1-5.何でそうなった?
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BLランキング1位を獲得!まさか、まさかの1位ですごく嬉しいです。
ありがとうございます。最後まで楽しんでいただけるよう頑張りますので、よろしくお願いします。
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「大丈夫か、エリス?」
「な、何とか・・」
王子に支えながら何とか立ち上げったエリスは姉上が放った底知れぬ殺気に恐怖したらしい。
「何なの!何なのよ、さっきのはっ!」
姉上の視線が真直ぐに突き刺さって周りの空気が凍るよな気配がして心臓を掴まれたような錯覚を起こしたようだ。
あれは―――『殺気』
「私を殺気で殺すつもりだったんだわ!」
「アリア!貴様エリスに何という仕打ち!許せんっ!」
腰に剣があれば間違いなく姉上に襲い掛かってただろう。まあ、返り討ちにされるだろうが……。
なぜなら姉上は女でありながらこの国では一番の剣士だからだ。
まともに剣を振るうこともできない王子など敵ではない。
「あら、王子。私はエリス様に指一本触れてはいませんよ」
バカにしたような態度に王子は顔を真赤にするが、姉上は知らんぷりだ。
「キー――っ!」
悔しそうに金切り声を上げるエリスは自分に主導権を戻そうと、さっきの話を掘り返す。
「こんなことでさっきの話を誤魔化そうとするなんて許さないんだから」
エリスの言葉で王子も思い出したようで話を合わせていく。
「そうだ、アリア。エリスの言う通りだ。」
「階段から突き落としたこと、謝ってよっ!謝ったら許してあげるわよっ!」
勝ち誇ったかのように笑みを浮かべるエリスにオレは頭を抱えた。何てバカな真似をしたんだ。
チラッと姉上の方を見れば何か考えているようだった。
「姉上……?」
「ねえ、あなたが階段から突き落とされたっていうのはいつのことなのかしら?」
「な、何を言ってるのよ」
「いいから教えなさいっ!」
命令するような口調にビビったのかエリスが答えた声は小さかった。
「…………前よ」
「聞こえないわ!」
「5日前って言ってんのよっ!」
今度は声を張り上げて答えたが、目が泳いでいる。
「怪しい…」
「何がよっ!」
「それって、本当に姉上の仕業なのか?」
疑問に思ったことを正直に聞いただけなのに、なぜか王子がエリスを庇うように立ちふさがった。
「貴様、エリスのいうことがウソだとでも言うのか?」
ここで『そうです』と答えればこの人は納得するのだろうか?
何の確認もせず、姉上に婚約破棄を言い渡しエリスを階段から突き落とされたなんてウソを。
「そうね、私は身に覚えがないわ。」
「貴様っ!」
「それに、半年前から隣国に留学していて昨日戻ったばかりの私にそんなことをするのは不可能だわ」
「―――え?」
と―――王子が驚く中意地の悪い笑みで反撃したのだった。
ありがとうございます。最後まで楽しんでいただけるよう頑張りますので、よろしくお願いします。
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「大丈夫か、エリス?」
「な、何とか・・」
王子に支えながら何とか立ち上げったエリスは姉上が放った底知れぬ殺気に恐怖したらしい。
「何なの!何なのよ、さっきのはっ!」
姉上の視線が真直ぐに突き刺さって周りの空気が凍るよな気配がして心臓を掴まれたような錯覚を起こしたようだ。
あれは―――『殺気』
「私を殺気で殺すつもりだったんだわ!」
「アリア!貴様エリスに何という仕打ち!許せんっ!」
腰に剣があれば間違いなく姉上に襲い掛かってただろう。まあ、返り討ちにされるだろうが……。
なぜなら姉上は女でありながらこの国では一番の剣士だからだ。
まともに剣を振るうこともできない王子など敵ではない。
「あら、王子。私はエリス様に指一本触れてはいませんよ」
バカにしたような態度に王子は顔を真赤にするが、姉上は知らんぷりだ。
「キー――っ!」
悔しそうに金切り声を上げるエリスは自分に主導権を戻そうと、さっきの話を掘り返す。
「こんなことでさっきの話を誤魔化そうとするなんて許さないんだから」
エリスの言葉で王子も思い出したようで話を合わせていく。
「そうだ、アリア。エリスの言う通りだ。」
「階段から突き落としたこと、謝ってよっ!謝ったら許してあげるわよっ!」
勝ち誇ったかのように笑みを浮かべるエリスにオレは頭を抱えた。何てバカな真似をしたんだ。
チラッと姉上の方を見れば何か考えているようだった。
「姉上……?」
「ねえ、あなたが階段から突き落とされたっていうのはいつのことなのかしら?」
「な、何を言ってるのよ」
「いいから教えなさいっ!」
命令するような口調にビビったのかエリスが答えた声は小さかった。
「…………前よ」
「聞こえないわ!」
「5日前って言ってんのよっ!」
今度は声を張り上げて答えたが、目が泳いでいる。
「怪しい…」
「何がよっ!」
「それって、本当に姉上の仕業なのか?」
疑問に思ったことを正直に聞いただけなのに、なぜか王子がエリスを庇うように立ちふさがった。
「貴様、エリスのいうことがウソだとでも言うのか?」
ここで『そうです』と答えればこの人は納得するのだろうか?
何の確認もせず、姉上に婚約破棄を言い渡しエリスを階段から突き落とされたなんてウソを。
「そうね、私は身に覚えがないわ。」
「貴様っ!」
「それに、半年前から隣国に留学していて昨日戻ったばかりの私にそんなことをするのは不可能だわ」
「―――え?」
と―――王子が驚く中意地の悪い笑みで反撃したのだった。
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