拾い物には福がある！

3‥再会！

ウルフが消えてから３日たった。

オレはゲッソリしていた。
食欲がない。
飯が喉を通らない。
ウルフがお腹をすかしていないか？
どこかでケガをしていないか？
可愛いから誘拐されたんじゃないか？
オレのウルフどこ行ったんだよ？

ウルフとよく遊んだ河原に座り泣いていた。

「ウルフ・・」

「ただいまソラ」

誰？
オレの前にコスプレしたゴツイ外国人がいた。
銀の短髪頭に犬耳を付け尻に尻尾までつけている。
青い瞳でオレを見ていた。

ヤバイやつかな？
いやいや見かけで判断は良くない。日本語が分かるみたいだし単なるアニメオタクかも知れない。うんきっとそうだ。
オレはこの考えが甘かったと後から後悔した。
泣いていたのを見られ恥ずかしかったが涙を拭きながら立ち上がった。デカイ。
コスプレ野郎はオレより頭一つは

デカイ


「こんにちはどちら様ですか？」


「俺が分からないのか！」


肩を掴まれ悲しそうな顔をされた。

「ウルフだよ」

「‥はっぁ」


言ってる意味が分からなかった。
そのままコスプレ野郎にキスされていた。

唇を舐められ舌を入れられていた。
逃げようとしたが腰と頭を押えられていて動けない上に息ができない。

うっぐっああっ

苦しいもうダメだと思ったとき唇が離れた。

はっああはっはっ

 
「時間がない急がないと」

「ひっ」

オレはコスプレ野郎に抱き上げられた。

「すまない。許してくれ」

そのまま視界がブラックアウトした。



・・・・・・・

・・・・・

・・・

・



「姫様ですか？」

「ああ向かえに行って来た」

「なんて可愛らし方」

「俺の大事な伴侶だ」２日ほど部屋に籠る下がれ」

「では失礼しますウルフ殿下クッククッ」







ハッハッアアア

ハッハッハッハッ

ぐっぐっぐう

グチャペロペロ

グチャ

グチャ



下半身に違和感を感じ目を覚ました。
あれオレ服着てない。

「ウルフ！」

ウルフがオレの横で寝ていた。

「ウルフどこ行ってたんだよ」

オレはウルフに抱き付いた。
ウルフは目を開け笑った。
そして信じられないことが起こった。
ウルフの身体が光りながら貌を変え銀髪のコスプレ野郎になった。


「ウソ」

オレはナニが起こったのか分からなかったし認めたくなかった。
このゴツイ野郎がオレのウルフ・・・


「ソラ愛してる。黙っていてゴメンな」

「ウルフなの？」

「ああそうだよ」

そのまま抱き締められていた。
ウルフはオレの尻をナゼながら…


「すまない。がまん出来なかった。後ろ痛くないか？」

「へっ」

ままっまさか。この痛みと違和感はオレの顔から血の気がひいていった。身体が震えだした。



「「「ウルフのバカー」」」


思い切り叫んだ。






・・・・・・・

・・・・・

・・・

・








「尻が痛い(怒)」