第三勢力のレオ

篠崎流

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アルゼンタルート

アルとHした事でアルも俺を慕ってくれた剣術を教えて、闘技場でも活躍出来る様になって結局闘士として過ごす。稼ぎも結構な事に成るのに時間は掛からなかった

恋人に成ったのもあって、積極的に体を交わす様になったしアルは凄くエロ可愛い「コイツと生きていくのも悪くないな」と思ってた頃である,
丁度アルと出会って一年

「あはは‥ボク出来ちゃったみたい‥」と告げられる

まあ、それも悪くない。と思い金も結構あったので、レオは戦いながら魔物狩りも始めて稼ぎ捲くった、魔物の侵攻もあったが、最前線で更に俺は強くなり何時の間にか、対魔冒険者としてどこの国からも求めれた

アルは双子を生んだ、女の子と男の子子育ては実はとっても楽らしい、何しろ、生まれて五日後には赤ん坊はハイハイし始め一ヶ月には「まんまー」とか喋ってた、魔物の混ざりてのは最初から凄く強いらしい

勿論差別されるので北国での生活は難しい、その為、実家に戻ってアルと一緒になる、結婚は出来ないが別にいい、親父も母も仰天したが、同時に喜んだ

更に数年後にはアルも復帰し何時の間にか二人で戦う様になり、王国からも求められ対魔スペシャリストとして二人共雇われる

勿論、レオもアルもこの時点で超強い、王国に侵攻して来る魔物も二人の主導で撃滅しまた「英雄」に祭り上げられる

魔物の侵攻は進み、西大陸でも人間の国は少しずつ減り続けたが俺の故郷、本国だけは元々軍隊が強い事もあり勝ち続け、最終的には侵攻すらそこで終った

もう、レオとアルの居る所には誰も手を出せないくらいの守護者となっていた

こうして最終的には魔物側もクルーデ王国と同盟の近辺には手は出さなくなり,人間の生存領域は西大陸も三割は残り、主将としてレオも二十五歳の頃には大将と出世してた

更に限定的な平和の中、レオとアルの二世も育って王国の軍に入り両親に劣らずガンガン強くなっていく

「何れ僕らが人間の領土を取り返していくから!」

と頼もしい事を言ってたが、まあ、息子達なら不可能じゃないだろう

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鬼っ子ルート
秋とタイマンやって勝った後俺は望まなかったが、秋は結局俺とラブラブに成った後「オレのダンナにする」と高らかに宣言した

暫く、鬼の拠点、旧首都でラブラブのまま過ごしたが二人の間であっさり子供が出来る

周囲の鬼っ娘らも結局レオにハァハァしながら迫り、これらの子らも数年の間に子供を産む

「鬼と人間の間の子は奨励される」

と言った通り、レオと秋の子はスクスク育ち半端無い強さに成った、勿論、周囲の高種メスとの間の子らもだ、これで秋の集団は魔物本国も無視出来なくなりレオもこれを利用して、魔物側の本国と交渉する

つまり「人間はある程度居た方が双方メリットあるよ」と口説き落とした

実際、事実だからしょうがない、秋の集団だけ急激に強く成った為手出し出来なくなったのも事実だ。結局、西大陸は

「秋と勇者に仕切らせるしかない」という事になり、西大陸は人間の生存領域と決められた、10年後にはこれに意を唱える者すら居なくなった。

何時しか人間の国の側でも鬼を信仰の対象とし崇める様になり、何者も侵略出来ない大陸として長く残る事になった

鬼っ子らも人間を嫌わず、Hの相手として、好いて擁護するようになり、結果的に、人類は限定範囲ながら生き残った

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竜ルート

ゼノを手に入れたレオは、ゼノの求めもあって結構な頻度でハメ倒す事になった

結果、二人の間に子供が出来る、一応、ゼノにも親父が居るので二人で挨拶に行ったが、最初は驚いていたが、赤ん坊抱いたゼノを叱れなかった

そもそも竜は数百年とか余裕で生きる割に生涯出生率は低く、二に届かない、だから子は宝なのである

「そうかそうか!」と親父である竜王も歓迎し、レオもゼノを乗りこなしてラブラブだったので、ゼノの専属の人間、つまり竜騎士という立場を与えられる

これは契約でもある。人間で言う伴侶に近いので双方の力が相乗されるためレオも結構長生きする事になる

打算も勿論ある、ゼノなんか強すぎ、怖すぎで、竜王でも命令出来ない、ゼノがダンナ作ってラブラブでレオもゼノを公私共に乗りこなす。なら、レオに完全に任せた方が楽だしトラブルも無い

こうして俺は、魔物の側でも強力な立ち位置を得る、というか畏怖だ。何しろ竜歴最強のドラゴンの姫の騎士であればもう、誰も敵しない、このまま天界にすら乗り込めるレベルだろう

だからレオは紆余曲折ながら、人間と魔物の間に立った、最強ドラゴンと勇者の竜騎士なんてどうしょうもない、人間側への侵攻を止めさせるなんて容易い

ついでに言えばだが、レオとゼノの間では結構子沢山になった。レオも長生きしたし、六人も子供作った、しかも何れも馬鹿強いという

そんなこんなで竜の一族最強一家として長く、権勢を振るう事になる

ゼノの親父も案外如才ない、これを活かして自身の立場を強化し、魔物内世界でも勝手に配慮され、何時の間にか魔軍会議でもトップに押し上げられた。沢山の孫に囲まれ、どの子も強いとなればそうもなる。

最初は驚いたが人間を認めて良かった、と感謝したくらいだった

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絶華ルート

絶は戦いが全てだった人生から、レオと出合った事でドンドン生甲斐が増えて行った、三年後にはレオの子を産み、翌年にも二人目も作る

「ああ、こんな幸せがあったんだな」

そう思いつつも、子供にもレオにもこの第三勢力にも情愛を尽くした、当然二人の娘も最初から強かった

絶はこれも厳しくも優しく育て、十才の頃にはもう、かなりの剣士になってた、愛する男と優秀で可愛い娘ら、人生の後半で彼と会った事で全部手に入れて幸せだった

更に5年には娘らも、王国に雇われる、魔物クォーターなので見た目も人間だし、剣の強さでも自分にも迫る。これを送り出し娘等も順調に出世していく

再びレオと二人になって「三人目も欲しいな~」とまた沢山愛して貰う日々が続いた、レオは中年に成っても全然精力は衰えなかったし渋く成ったダンナもとても好きだ

何時か別れは来るだろう、私の方が長生きだし、でも「生きている事は退屈しない」と彼が言った通り、そうなっても私はもう虚無には成らない、だってこんなに沢山「生甲斐」があるって知ったから

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ラムルート裏話

最近の妹は体調が優れない、問題は高種魔族同士の濃い血のせいだと星は言う、私は淫魔と吸血種のハーフだけど、そこまで餌を受け付けないなんて事はないけど、妹はダメらしい

以前はそこまででもなかったのだが、年齢を追う毎に酷くなる、初期は、そこらの人間でも何とかエネルギー補給に成った、確かに人間にも血や精の美味い不味いは我々にはあるけど

私は切羽詰っていた。魔族の王族の血統としてアスタは最高の資質を持っているが、反面、妹が死ぬ事に成れば、王座を狙う者も出るだろう

順序や血統で言えば姉である私が引き継ぐ事になるけど、それは困る、私はとても為政者向きじゃないし強くも無いし、皆をひれ伏させる特殊能力等無い

そんな時、西に派軍した大陸から妙な情報が入った
「勇者現る」此処で前線を任せたのは下っ端のゾル、それで十分だと思ったが、討伐されたらしい

どうせ下っ端だと思ってたし、勇者等早々現れないしもう百年は見て無い。その「馬鹿馬鹿しい」という感情が反転したのが更に、鬼種と人間の戦争で敗北した事だ

こんな良くない状況で更に訃報
だからこの時点で私は監視と調査を行った、自身も現場に行き、斥候も放ち全て調べた。そう、ゾルと相打ちに成った人間が取引して、後天的魔物ハーフになったと知った

しかもその人間は元々人間の中でもかなり強い、ゾル程度と混ざったと言ってもかなり能力が上乗せされる、そして、鬼を撃退し、秋にも勝ち、人間の国でも英雄になった

「この忙しい時に‥なんて邪魔な奴」と

事態が事態なので、やむなく妹にも報告したが、妹は希望だと言った。「希望?勇者の登場が?」とは思ったが妹の言う事はまず外れない

何が希望なのか、それは高い素材の人間と魔族のハーフだから、妹の摂食拒否は高×高の掛け合わせに寄るハイスペックな体のせい。だから妹の餌は、同等のスペックの個体の、それでいて純粋過ぎない血や精が必要らしい、だから魔王の最大の敵で同等レベルの力を持つ勇者。或いはそれに類する者、尚且つ、純血以外という事になる

そんな者は人間でも魔物でもそうは居ない、唯一、それに適合するのは、魔将で堕天使ハーフの絶華くらいだろう、でも女性体

そして私は監視、捜査を続けながらも妹の力の正しさも知った、勇者はその後も勝ち、ゼノまで与した一戦もせずにだ

勇者は嘗ての勇者とは違う魔物を敵とは思ってない、それどころか、次々味方にし、其々愛した、私も見ながら体が熱くなった

「ああ、あの秋やゼノがなんて嬉しそうに抱かれるのだろう」

私も淫魔だからそう思うのだろうか、いや、彼は本当に強いだけじゃない、生物としてオスとして優れて居る、人間なんて魔物を見ただけで殺しに来る

彼にはそれがない、そして同族でなくても皆同等に扱う、そんなに美味しいのだろうか、と熱くなった、私も味わってみたいと

彼の単純な強さでない強さに惹かれたのかもしれないそうして、妹も言った「我らを救える者だと」

私達は密かに計画を練り、彼を支援する事となった、それが唯一、今の立場と世界を変えない方法だった

人間は嫌いだが、同時に餌でもあるので滅ぼす思想には賛同出来ない、勇者は魔物を全滅させろ、とも思ってない、彼と交われば妹も助かる。選択は一つしかなかったが、同時に嬉しかった、彼と生死を掛けて戦わなくて済む事だ、敵しない事が

勇者は絶にすら勝ち、絶も沢山愛された、なんて羨ましい、でも、もう直ぐ、計画は完遂する。

そして、この状況に至って、魔物の将官会議でも「戦うのは無謀」という方向に誘導出来た、そうして、勇者と直接外交。きっと彼は断らないだろう、だって優しいから

案の定、唐突な話でも彼は受け入れ妹も助かった。最後の日、一対一のチャンスも作った聊かはしたないけど、彼が寝ている所を襲って

彼の濃い精を体に打ち込んだ、彼との二回戦もその後のたわいないベットでの話しもとても好ましい

便乗だけどこれからも月に一度は抱いて貰えるきっと、彼の子を産むだろう、そうしたらもっと幸せに違い無い

その後、勇者との協力関係を築いた私達姉妹は余計な苦労をしなくなった、内乱の可能性もそれとなく話したら

「ゼノなら気づかれずに砲撃できるぞ?」と言って

派遣し、魔王軍分断の前に全て三日で片付けた、彼が居る間は、何も不安を持たなくて良くなった、束の間の安定かもしれなけど、妹が魔王になってから始めて何も怖がらない時間を得た。

そう、どうしてもっと早く気づかなかったのだろう、と

勇者との共闘は長く続いた、私も数年後にはひっそりだが、妊娠した、勿論大ぴらには言えない事だがそれでもいい、始めて敬意を持ったオスとの間の子なんだから
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