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ギリシャ神話編
エーテルバチュラー
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ヘラの見立てでは、ペルセウスは鍛えればエーテルバチュラー程度の実力を持つ事ができると思われた。
エーテルバチュラー、それはマスターになりきれないエーテルを制御する者。
エーテルマスターになるには、エーテル体系を学ばねばならないのは当然の事としても、ペルセウスの場合は、それに加えて万物の真理学も基礎から始めなければならない。
世の中の現象を統べる法則を知る事はエーテルを制御するために必須なのだ。
彼はすでに32歳。これから万物の真理学を納めるには少々歳を取りすぎている。
しかし彼は既に不完全とは言えエーテルビリーブに到達している。
重さと言うプロパティの存在を理解しており質量プロパティのパラメータを変更することで物体の重さを軽くする事を誰に教わるでもなく習得していたのだ。
ヘラはそこに賭けて見る事にした。
エーテルバチュラーでも、魔人に対してなら十分対抗できるだろう。
ヘラの言う万物の真理学とは、現代の地球で言えば、科学あるいは物理学に相当する物なのであろう。
ペルセウスにはこの辺りの造詣が皆無であった。
孤児として育った身では仕方ない事だが。
「あなたには才能があるわ。どう? 私に魔法を教わって見ない?」
「んだども、ヘシオドスと一緒にワイン運ばなきゃなんねえし。」ペルセウスはヘラと一緒に居られるので心が傾きはしたのだが、長年つるんで来たヘシオドスとは別れ難い。
「そう言うと思って、これを持ってきたの。」
ヘラは何処からか手のひらに乘る大きさのモニュメントを取り出した。
紫色の炎を象っている。
「これは、ポータル。私たちがよく使う魔法の道具よ。」
ヘシオドス達に詳細を伝えても意味を理解できないだろうから、そう説明した。
「これを使うと、あなた達が旅の途中でも、いつでも私と会えるようになるの。」
「そんな魔法みたいな事ができるんですか?」とヘシオドス。
「魔法ですもの」とヘラ。
「口で説明しても分からないだろうから、実際にやって見ましょう。私は隣の部屋に行きますから、この像に向かって私の名を呼んでちょうだい。」
ヘラは言うが早いか、すっくと立ち上がり隣の部屋に向かって歩き出した。
「ちょっ、ちょっと待ってくだせい。」
ペルセウスが慌ててドアの前に立ちふさがる。
「散らかっていても、気にしないわよ。恥ずかしがる必要はないわ。」
ヘラは意に介さずペルセウスを押しのけて部屋に入った。
特に散らかっているわけではない。
シングルベットが2つ並び水差しが置かれた小さなテーブルがそれぞれのベッドサイドにある。
『何を、嫌がったのかしら?』ヘラは不思議に思った。
ふと、右側のベッドのさらにその奥に何やら絵画のキャンバスの様な物が立てかけられているのが目に止まった。
あまり大きくはない、絵はがき程度の大きさか。
歩みよって手に取ろうとすると。
「それはダメです。見ないでくだせい」
ペルセウスが大慌てでその小さなキャンバスを掴み取り後ろ手に隠す。
「あなたは、それを私に見せなさい」ヘラが呪文めいた表現でペルセウスに命じる。
ペルセウスは自分の意に反して手が勝手にそのキャンバスをヘラに手渡しているのを人ごとの様に見ていた。
「これは・・・ 私ね?」
その絵は、顔の輪郭から髪の毛の一本一本まで精緻に再現されており、ペルセウスの技量がありきたりな宮廷画家などよりも格段に上であることを物語っていた。
「あなた、こんな特技もあったのね。とっても上手。素晴らしいわ。」
なぜ、ヘラの似顔絵なのかは敢えて問わない。
「ペルセウスはボルドー近くの川沿いの散歩道で似顔絵描きの商売もしてるんでさ、結構金になるんで、俺も助かってます。」とヘシオドスが説明する。
見た物の姿形を正確に頭の中で再現できる。
エーテルマスター、否バチュラーとしての才能をまた一つ見つけた。
アビゲイルは『ペルセウスは万物の真理など知らなくても、エーテルマスターに匹敵する能力を持てるかもしれない。』と考えた。
「この絵はどうするの?」
「どうするのって。 別に・・・」
「私にプレゼントしてくれるとか?」
「あっ、あっ。 貰ってくれるんならそんな嬉しいことはありゃしません。!」
「そうね、でも、もっといい方法があるわ。」
「ヘシオドス、隣の部屋に置いてきたポータルをこちらに持ってきて頂戴。」
ヘラは、ペルセウスの似顔絵とポータルモニュメントをテーブルに並べて置いた。
目を瞑り、手のひらを広げて斜め下に向ける。
このポーズはアビゲイルがエーテルコントロールに集中する時にするポーズだ。
ポータルが青白く輝き、やがてその光が流れる様にヘシオドスの似顔絵に向かう。
まるで粘菌が捕食物を覆い尽くす様に青白い光が似顔絵にまとわりついた。
数十秒後、「よし、できたわ。これでこの似顔絵は私と繋がった。持ってきたポータルモニュメントはもう必要ないわ。」
「ペルセウス、よかったらこの似顔絵をずっと持っていてくれない?」
「俺が持ってても良いんですかぃ?」
「もちろんよ、あなたが描いた絵ですもの。」
そう言ってヘラは右手をペルセウスの左の頬に当て、顔を彼の左の耳に近づけて囁くように言う。
「なんなら、肌身離さず持っていても良いのよ。」
途端にペルセウスの顔が真っ赤に沸騰し、ガチガチに固まってしまう。
「ふふふ、可愛い子」
『よかったな、ペルセウス。恋人にはなれないかもしれないが、かなり気に入ってもらえてるぞ。っと、その方が辛いか?』
ヘシオドスは祝福とも憐憫ともつかない考えを漏らした。
「さて、さっきの続きよ。ヘシオドス、この絵を隣のポータルがあったところに立てかけて頂戴。ペルセウスもあちらの部屋に移動して、その絵に向って私の名を呼んでみて。」
ヘシオドスとペルセウスは言われた通りにした。
すると、ヘラの似顔絵が青白く輝き、その中のヘラが瞬きした。
「どう? お二人さん。この絵は私につながっているので、呼べば私と直接話をする事が出来るわ。こんな風にね。そして・・・」
立てかけていた絵の後ろで青白い光が現れ、徐々に人の形に変わって行く。
そして、ヘラ自身がそこに現れた。
「この絵がある場所が分かれば、私は直接そこに跳ぶ事が出来るの。」
エーテルバチュラー、それはマスターになりきれないエーテルを制御する者。
エーテルマスターになるには、エーテル体系を学ばねばならないのは当然の事としても、ペルセウスの場合は、それに加えて万物の真理学も基礎から始めなければならない。
世の中の現象を統べる法則を知る事はエーテルを制御するために必須なのだ。
彼はすでに32歳。これから万物の真理学を納めるには少々歳を取りすぎている。
しかし彼は既に不完全とは言えエーテルビリーブに到達している。
重さと言うプロパティの存在を理解しており質量プロパティのパラメータを変更することで物体の重さを軽くする事を誰に教わるでもなく習得していたのだ。
ヘラはそこに賭けて見る事にした。
エーテルバチュラーでも、魔人に対してなら十分対抗できるだろう。
ヘラの言う万物の真理学とは、現代の地球で言えば、科学あるいは物理学に相当する物なのであろう。
ペルセウスにはこの辺りの造詣が皆無であった。
孤児として育った身では仕方ない事だが。
「あなたには才能があるわ。どう? 私に魔法を教わって見ない?」
「んだども、ヘシオドスと一緒にワイン運ばなきゃなんねえし。」ペルセウスはヘラと一緒に居られるので心が傾きはしたのだが、長年つるんで来たヘシオドスとは別れ難い。
「そう言うと思って、これを持ってきたの。」
ヘラは何処からか手のひらに乘る大きさのモニュメントを取り出した。
紫色の炎を象っている。
「これは、ポータル。私たちがよく使う魔法の道具よ。」
ヘシオドス達に詳細を伝えても意味を理解できないだろうから、そう説明した。
「これを使うと、あなた達が旅の途中でも、いつでも私と会えるようになるの。」
「そんな魔法みたいな事ができるんですか?」とヘシオドス。
「魔法ですもの」とヘラ。
「口で説明しても分からないだろうから、実際にやって見ましょう。私は隣の部屋に行きますから、この像に向かって私の名を呼んでちょうだい。」
ヘラは言うが早いか、すっくと立ち上がり隣の部屋に向かって歩き出した。
「ちょっ、ちょっと待ってくだせい。」
ペルセウスが慌ててドアの前に立ちふさがる。
「散らかっていても、気にしないわよ。恥ずかしがる必要はないわ。」
ヘラは意に介さずペルセウスを押しのけて部屋に入った。
特に散らかっているわけではない。
シングルベットが2つ並び水差しが置かれた小さなテーブルがそれぞれのベッドサイドにある。
『何を、嫌がったのかしら?』ヘラは不思議に思った。
ふと、右側のベッドのさらにその奥に何やら絵画のキャンバスの様な物が立てかけられているのが目に止まった。
あまり大きくはない、絵はがき程度の大きさか。
歩みよって手に取ろうとすると。
「それはダメです。見ないでくだせい」
ペルセウスが大慌てでその小さなキャンバスを掴み取り後ろ手に隠す。
「あなたは、それを私に見せなさい」ヘラが呪文めいた表現でペルセウスに命じる。
ペルセウスは自分の意に反して手が勝手にそのキャンバスをヘラに手渡しているのを人ごとの様に見ていた。
「これは・・・ 私ね?」
その絵は、顔の輪郭から髪の毛の一本一本まで精緻に再現されており、ペルセウスの技量がありきたりな宮廷画家などよりも格段に上であることを物語っていた。
「あなた、こんな特技もあったのね。とっても上手。素晴らしいわ。」
なぜ、ヘラの似顔絵なのかは敢えて問わない。
「ペルセウスはボルドー近くの川沿いの散歩道で似顔絵描きの商売もしてるんでさ、結構金になるんで、俺も助かってます。」とヘシオドスが説明する。
見た物の姿形を正確に頭の中で再現できる。
エーテルマスター、否バチュラーとしての才能をまた一つ見つけた。
アビゲイルは『ペルセウスは万物の真理など知らなくても、エーテルマスターに匹敵する能力を持てるかもしれない。』と考えた。
「この絵はどうするの?」
「どうするのって。 別に・・・」
「私にプレゼントしてくれるとか?」
「あっ、あっ。 貰ってくれるんならそんな嬉しいことはありゃしません。!」
「そうね、でも、もっといい方法があるわ。」
「ヘシオドス、隣の部屋に置いてきたポータルをこちらに持ってきて頂戴。」
ヘラは、ペルセウスの似顔絵とポータルモニュメントをテーブルに並べて置いた。
目を瞑り、手のひらを広げて斜め下に向ける。
このポーズはアビゲイルがエーテルコントロールに集中する時にするポーズだ。
ポータルが青白く輝き、やがてその光が流れる様にヘシオドスの似顔絵に向かう。
まるで粘菌が捕食物を覆い尽くす様に青白い光が似顔絵にまとわりついた。
数十秒後、「よし、できたわ。これでこの似顔絵は私と繋がった。持ってきたポータルモニュメントはもう必要ないわ。」
「ペルセウス、よかったらこの似顔絵をずっと持っていてくれない?」
「俺が持ってても良いんですかぃ?」
「もちろんよ、あなたが描いた絵ですもの。」
そう言ってヘラは右手をペルセウスの左の頬に当て、顔を彼の左の耳に近づけて囁くように言う。
「なんなら、肌身離さず持っていても良いのよ。」
途端にペルセウスの顔が真っ赤に沸騰し、ガチガチに固まってしまう。
「ふふふ、可愛い子」
『よかったな、ペルセウス。恋人にはなれないかもしれないが、かなり気に入ってもらえてるぞ。っと、その方が辛いか?』
ヘシオドスは祝福とも憐憫ともつかない考えを漏らした。
「さて、さっきの続きよ。ヘシオドス、この絵を隣のポータルがあったところに立てかけて頂戴。ペルセウスもあちらの部屋に移動して、その絵に向って私の名を呼んでみて。」
ヘシオドスとペルセウスは言われた通りにした。
すると、ヘラの似顔絵が青白く輝き、その中のヘラが瞬きした。
「どう? お二人さん。この絵は私につながっているので、呼べば私と直接話をする事が出来るわ。こんな風にね。そして・・・」
立てかけていた絵の後ろで青白い光が現れ、徐々に人の形に変わって行く。
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