44 / 60
第四章 本当の悪女は誰?
それでも側に 4
しおりを挟む
「シルフィ、今夜は僕に付き合って」
いつものおねだりポーズでロディに可愛く頼まれたら、言うことを聞かないわけにはいかない。ただでさえ「次」と言われていたから、これが最後だ。
私は明日から、女官見習いに戻るはず。だからせめて今夜は、思い出に残る時間にしたい――
第一王子と婚約中の公爵令嬢の屋敷は、王都の中でも緑の多い広大な敷地に建っていた。
その公爵家で開かれる夜会に、私はローランド王子のパートナーとして出席している。磨き上げられた木の床と彫刻の施された柱は繊細で、シャンデリアが目に眩しい。部屋の隅には贅を尽くした食事が並び、豪華な衣装の紳士淑女が、話やダンスに興じている。
私は銀色の髪を編み、後ろをゆるく結い上げていた。ラベンダー色の肩を出したデザインのドレスは、袖と裾の白いフリルが華やかだ。踵の高い銀色の靴を合わせているが、それでもロディの方が背が高かった。
ロディは髪の色と同じ紺の上着で、金の刺繍が目にも鮮やか。シャツとトラウザーズは白く、クラバットは水色。黒いブーツを合わせているため、惚れ惚れするほどかっこいい。大広間にいる令嬢達も、彼を見てはうっとりとため息をついている。
ロディ本人は周りを気にせず、腰に回した手を強め、私を自分に引き寄せた。私の耳元に唇を寄せると、楽しそうに囁く。
「シルヴィエラ、可愛い人。マティウス侯爵には紹介したかな?」
隙間なくくっつく私達を見て、たった今名前を呼ばれた青年侯爵の方が頬を赤らめている。ロディったら、いくらなんでもここまではやり過ぎよ!
けれど今は演技中なので、私は努めて冷静な声を出すことにした。
「いいえ。初めまして、お目にかかれて光栄ですわ」
「俺も感激です。これほど美しい方だとは!」
美しいというのは社交辞令なので、気にしないでいい。ロディと彼は、一緒に留学していたそうだ。私はやんわり笑みを浮かべ、侯爵に手を差し出した。
彼が私の手を取ろうとした瞬間、ロディがふいに向きを変える。
「行こうか。他にも紹介しなければいけないからね」
ちょっと! 挨拶がまだ途中なんだけど。ロディったら、失礼な子に育てた覚えはないわよ!
私が振り向くと、やれやれというように肩を竦める侯爵の姿が見えた。マティウス侯爵は、それほど気にしてないみたい。強引なロディに慣れているのかな?
でも、今夜のロディはなんだか変だ。私を自分の相手だと、親しい貴族に紹介して回っている。
――好きな人が現れた後、訂正するのが大変なのに。ロディったらどういうつもり?
おかげで招待客の注意はケンカ中の第一王子と公爵令嬢から逸れ、私達に集まっていた。「第二王子の相手はどこの誰だろう?」と囁く声まで聞こえてくる。
まあ、そりゃあね?
今まで修道院にいた私は、社交界デビューもしていない。男爵家は貴族の中でも身分が低く、本来なら彼の隣に立つことさえ許されない存在だ。けれどロディは全く気にせず、私を片時も離さない。そのくせ、自分が引き合わせた相手と私が握手をしようとすると、邪魔をするのだ。
――本物の恋人なら、嫉妬と考えるけど……まさか、そこまで細かい演技が要求されてるの!?
「シルフィ。挨拶は済んだから、そろそろ踊ろうか?」
「ええ。でも……」
「僕らはまだ、一度も踊ったことがなかったね」
確かにロディの言う通り。
だけどここで、さらに目立って良いのだろうか? これ以上彼の側にいたら、もっとつらくなる。
私が迷っていると、ロディが金色の瞳でまっすぐ見つめた。
「小さなシルフィは、王子様とお姫様の出てくる絵本がお気に入りだったね。眠れない夜、僕の横で繰り返し読んでくれて。だから僕は、元気になったら君と踊ってみたかった。その前に城に戻され、結局夢は叶わなかったけど」
「ロディ……」
「いや。シルフィは、お姫様より黒スグリのジャムに夢中だったかな?」
「まあ!」
ロディの言葉に私は噴き出す。
彼も遠い日を、懐かしんでいたようだ。
今日で最後なら――
本物の恋人気分を味わってもいいのでは?
あの頃のように……いえ、あの頃とは違って凜々しく成長した彼の側で、幸せな気分に浸ってみたい。
微笑むロディが私に向かい、白い手袋に包まれた手を差し出した。
「シルヴィエラ嬢、踊っていただけますか?」
「ええ、喜んで」
苦しい想いは胸に秘め、私はロディの手に自分の手を重ね、大広間の中央へと足を進めた。
いつものおねだりポーズでロディに可愛く頼まれたら、言うことを聞かないわけにはいかない。ただでさえ「次」と言われていたから、これが最後だ。
私は明日から、女官見習いに戻るはず。だからせめて今夜は、思い出に残る時間にしたい――
第一王子と婚約中の公爵令嬢の屋敷は、王都の中でも緑の多い広大な敷地に建っていた。
その公爵家で開かれる夜会に、私はローランド王子のパートナーとして出席している。磨き上げられた木の床と彫刻の施された柱は繊細で、シャンデリアが目に眩しい。部屋の隅には贅を尽くした食事が並び、豪華な衣装の紳士淑女が、話やダンスに興じている。
私は銀色の髪を編み、後ろをゆるく結い上げていた。ラベンダー色の肩を出したデザインのドレスは、袖と裾の白いフリルが華やかだ。踵の高い銀色の靴を合わせているが、それでもロディの方が背が高かった。
ロディは髪の色と同じ紺の上着で、金の刺繍が目にも鮮やか。シャツとトラウザーズは白く、クラバットは水色。黒いブーツを合わせているため、惚れ惚れするほどかっこいい。大広間にいる令嬢達も、彼を見てはうっとりとため息をついている。
ロディ本人は周りを気にせず、腰に回した手を強め、私を自分に引き寄せた。私の耳元に唇を寄せると、楽しそうに囁く。
「シルヴィエラ、可愛い人。マティウス侯爵には紹介したかな?」
隙間なくくっつく私達を見て、たった今名前を呼ばれた青年侯爵の方が頬を赤らめている。ロディったら、いくらなんでもここまではやり過ぎよ!
けれど今は演技中なので、私は努めて冷静な声を出すことにした。
「いいえ。初めまして、お目にかかれて光栄ですわ」
「俺も感激です。これほど美しい方だとは!」
美しいというのは社交辞令なので、気にしないでいい。ロディと彼は、一緒に留学していたそうだ。私はやんわり笑みを浮かべ、侯爵に手を差し出した。
彼が私の手を取ろうとした瞬間、ロディがふいに向きを変える。
「行こうか。他にも紹介しなければいけないからね」
ちょっと! 挨拶がまだ途中なんだけど。ロディったら、失礼な子に育てた覚えはないわよ!
私が振り向くと、やれやれというように肩を竦める侯爵の姿が見えた。マティウス侯爵は、それほど気にしてないみたい。強引なロディに慣れているのかな?
でも、今夜のロディはなんだか変だ。私を自分の相手だと、親しい貴族に紹介して回っている。
――好きな人が現れた後、訂正するのが大変なのに。ロディったらどういうつもり?
おかげで招待客の注意はケンカ中の第一王子と公爵令嬢から逸れ、私達に集まっていた。「第二王子の相手はどこの誰だろう?」と囁く声まで聞こえてくる。
まあ、そりゃあね?
今まで修道院にいた私は、社交界デビューもしていない。男爵家は貴族の中でも身分が低く、本来なら彼の隣に立つことさえ許されない存在だ。けれどロディは全く気にせず、私を片時も離さない。そのくせ、自分が引き合わせた相手と私が握手をしようとすると、邪魔をするのだ。
――本物の恋人なら、嫉妬と考えるけど……まさか、そこまで細かい演技が要求されてるの!?
「シルフィ。挨拶は済んだから、そろそろ踊ろうか?」
「ええ。でも……」
「僕らはまだ、一度も踊ったことがなかったね」
確かにロディの言う通り。
だけどここで、さらに目立って良いのだろうか? これ以上彼の側にいたら、もっとつらくなる。
私が迷っていると、ロディが金色の瞳でまっすぐ見つめた。
「小さなシルフィは、王子様とお姫様の出てくる絵本がお気に入りだったね。眠れない夜、僕の横で繰り返し読んでくれて。だから僕は、元気になったら君と踊ってみたかった。その前に城に戻され、結局夢は叶わなかったけど」
「ロディ……」
「いや。シルフィは、お姫様より黒スグリのジャムに夢中だったかな?」
「まあ!」
ロディの言葉に私は噴き出す。
彼も遠い日を、懐かしんでいたようだ。
今日で最後なら――
本物の恋人気分を味わってもいいのでは?
あの頃のように……いえ、あの頃とは違って凜々しく成長した彼の側で、幸せな気分に浸ってみたい。
微笑むロディが私に向かい、白い手袋に包まれた手を差し出した。
「シルヴィエラ嬢、踊っていただけますか?」
「ええ、喜んで」
苦しい想いは胸に秘め、私はロディの手に自分の手を重ね、大広間の中央へと足を進めた。
0
『お妃選びは正直しんどい』発売中です♪(*´꒳`*)アルファポリス発行レジーナブックスより。
お気に入りに追加
929
あなたにおすすめの小説

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
悪役令嬢、追放先の貧乏診療所をおばあちゃんの知恵で立て直したら大聖女にジョブチェン?! 〜『医者の嫁』ライフ満喫計画がまったく進捗しない件〜
華梨ふらわー
恋愛
第二王子との婚約を破棄されてしまった主人公・グレイス。しかし婚約破棄された瞬間、自分が乙女ゲーム『どきどきプリンセスッ!2』の世界に悪役令嬢として転生したことに気付く。婚約破棄に怒り狂った父親に絶縁され、貧乏診療所の医師との結婚させられることに。
日本では主婦のヒエラルキーにおいて上位に位置する『医者の嫁』。意外に悪くない追放先……と思いきや、貧乏すぎて患者より先に診療所が倒れそう。現代医学の知識でチートするのが王道だが、前世も現世でも医療知識は皆無。仕方ないので前世、大好きだったおばあちゃんが教えてくれた知恵で診療所を立て直す!次第に周囲から尊敬され、悪役令嬢から大聖女として崇められるように。
しかし婚約者の医者はなぜか結婚を頑なに拒む。診療所は立て直せそうですが、『医者の嫁』ハッピーセレブライフ計画は全く進捗しないんですが…。
続編『悪役令嬢、モフモフ温泉をおばあちゃんの知恵で立て直したら王妃にジョブチェン?! 〜やっぱり『医者の嫁』ライフ満喫計画がまったく進捗しない件~』を6月15日から連載スタートしました。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/500576978/161276574
完結しているのですが、【キースのメモ】を追記しております。
おばあちゃんの知恵やレシピをまとめたものになります。
合わせてお楽しみいただければと思います。

聖女召喚に巻き込まれた挙句、ハズレの方と蔑まれていた私が隣国の過保護な王子に溺愛されている件
バナナマヨネーズ
恋愛
聖女召喚に巻き込まれた志乃は、召喚に巻き込まれたハズレの方と言われ、酷い扱いを受けることになる。
そんな中、隣国の第三王子であるジークリンデが志乃を保護することに。
志乃を保護したジークリンデは、地面が泥濘んでいると言っては、志乃を抱き上げ、用意した食事が熱ければ火傷をしないようにと息を吹きかけて冷ましてくれるほど過保護だった。
そんな過保護すぎるジークリンデの行動に志乃は戸惑うばかり。
「私は子供じゃないからそんなことしなくてもいいから!」
「いや、シノはこんなに小さいじゃないか。だから、俺は君を命を懸けて守るから」
「お…重い……」
「ん?ああ、ごめんな。その荷物は俺が持とう」
「これくらい大丈夫だし、重いってそういうことじゃ……。はぁ……」
過保護にされたくない志乃と過保護にしたいジークリンデ。
二人は共に過ごすうちに知ることになる。その人がお互いの運命の人なのだと。
全31話

氷の騎士は、還れなかったモブのリスを何度でも手中に落とす
みん
恋愛
【モブ】シリーズ③(本編完結済み)
R4.9.25☆お礼の気持ちを込めて、子達の話を投稿しています。4話程になると思います。良ければ、覗いてみて下さい。
“巻き込まれ召喚のモブの私だけが還れなかった件について”
“モブで薬師な魔法使いと、氷の騎士の物語”
に続く続編となります。
色々あって、無事にエディオルと結婚して幸せな日々をに送っていたハル。しかし、トラブル体質?なハルは健在だったようで──。
ハルだけではなく、パルヴァンや某国も絡んだトラブルに巻き込まれていく。
そして、そこで知った真実とは?
やっぱり、書き切れなかった話が書きたくてウズウズしたので、続編始めました。すみません。
相変わらずのゆるふわ設定なので、また、温かい目で見ていただけたら幸いです。
宜しくお願いします。
悪女は愛より老後を望む
きゃる
恋愛
――悪女の夢は、縁側でひなたぼっこをしながらお茶をすすること!
もう何度目だろう? いろんな国や時代に転生を繰り返す私は、今は伯爵令嬢のミレディアとして生きている。でも、どの世界にいてもいつも若いうちに亡くなってしまって、老後がおくれない。その理由は、一番初めの人生のせいだ。貧乏だった私は、言葉巧みに何人もの男性を騙していた。たぶんその中の一人……もしくは全員の恨みを買ったため、転生を続けているんだと思う。生まれ変わっても心からの愛を告げられると、その夜に心臓が止まってしまうのがお約束。
だから私は今度こそ、恋愛とは縁のない生活をしようと心に決めていた。行き遅れまであと一年! 領地の片隅で、隠居生活をするのもいいわね?
そう考えて屋敷に引きこもっていたのに、ある日双子の王子の誕生を祝う舞踏会の招待状が届く。参加が義務付けられているけれど、地味な姿で壁に貼り付いているから……大丈夫よね?
*小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
このたび聖女様の契約母となりましたが、堅物毒舌宰相閣下の溺愛はお断りいたします! と思っていたはずなのに
澤谷弥(さわたに わたる)
ファンタジー
マーベル子爵とサブル侯爵の手から逃げていたイリヤは、なぜか悪女とか毒婦とか呼ばれるようになっていた。そのため、なかなか仕事も決まらない。運よく見つけた求人は家庭教師であるが、仕事先は王城である。
嬉々として王城を訪れると、本当の仕事は聖女の母親役とのこと。一か月前に聖女召喚の儀で召喚された聖女は、生後半年の赤ん坊であり、宰相クライブの養女となっていた。
イリヤは聖女マリアンヌの母親になるためクライブと(契約)結婚をしたが、結婚したその日の夜、彼はイリヤの身体を求めてきて――。
娘の聖女マリアンヌを立派な淑女に育てあげる使命に燃えている契約母イリヤと、そんな彼女が気になっている毒舌宰相クライブのちょっとずれている(契約)結婚、そして聖女マリアンヌの成長の物語。
虐げられ聖女の力を奪われた令嬢はチート能力【錬成】で無自覚元気に逆襲する~婚約破棄されましたがパパや竜王陛下に溺愛されて幸せです~
てんてんどんどん
恋愛
『あなたは可愛いデイジアちゃんの為に生贄になるの。
貴方はいらないのよ。ソフィア』
少女ソフィアは母の手によって【セスナの炎】という呪術で身を焼かれた。
婚約した幼馴染は姉デイジアに奪われ、闇の魔術で聖女の力をも奪われたソフィア。
酷い火傷を負ったソフィアは神殿の小さな小屋に隔離されてしまう。
そんな中、竜人の王ルヴァイスがリザイア家の中から結婚相手を選ぶと訪れて――
誰もが聖女の力をもつ姉デイジアを選ぶと思っていたのに、竜王陛下に選ばれたのは 全身火傷のひどい跡があり、喋れることも出来ないソフィアだった。
竜王陛下に「愛してるよソフィア」と溺愛されて!?
これは聖女の力を奪われた少女のシンデレラストーリー
聖女の力を奪われても元気いっぱい世界のために頑張る少女と、その頑張りのせいで、存在意義をなくしどん底に落とされ無自覚に逆襲される姉と母の物語
※よくある姉妹格差逆転もの
※虐げられてからのみんなに溺愛されて聖女より強い力を手に入れて私tueeeのよくあるテンプレ
※超ご都合主義深く考えたらきっと負け
※全部で11万文字 完結まで書けています

やさしい・悪役令嬢
きぬがやあきら
恋愛
「そのようなところに立っていると、ずぶ濡れになりますわよ」
と、親切に忠告してあげただけだった。
それなのに、ずぶ濡れになったマリアナに”嫌がらせを指示した張本人はオデットだ”と、誤解を受ける。
友人もなく、気の毒な転入生を気にかけただけなのに。
あろうことか、オデットの婚約者ルシアンにまで言いつけられる始末だ。
美貌に、教養、権力、果ては将来の王太子妃の座まで持ち、何不自由なく育った箱入り娘のオデットと、庶民上がりのたくましい子爵令嬢マリアナの、静かな戦いの火蓋が切って落とされた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる