19 / 50
ライオネル編
ワイルドなお兄さんは好きですか?
しおりを挟む
私はブランカ、悪役令嬢!
12歳で編入試験に合格し、秋からいよいよ本格的に学園での生活が始まった。
編入した中等部のクラスは、何とマリエッタちゃんと一緒の『特進魔法科』! しかも、彼女の攻略者である同い年のライオネルまでいるという特典付き!
でも、ゲームでは魔法を使えず『普通科』だった悪役令嬢ブランカ。この世界でも小さな頃は魔力だけで魔法が使えず、そのために小児麻痺にまでなってしまった。
そんな私が、なんで魔法科なのかというと……
あったの。魔法!
まあ、マリエッタちゃんやイケメン攻略者達みたいにドバーッと派手なものでは無いけれど。しかも、普通は【地・水・火・風・光・闇】の6種類のほぼどれかの属性に当てはまるはずなのに、私のは無属性で使える魔法もたった一つだけ。
『魅了』
ゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさい。
魅力が無いくせに本当スミマセン。
ヒロインでも無いのに魅了って何? しかもどうせなら、転生前のOL時代に合コン限定で欲しかった。なのに、なぜ今ここで?
まあ、ヒロインに意地悪するため手下達に言う事きかせたり、パシリにされそうになった時に逆にその子に買いに行かせたり、宿題忘れた時に先生にチョロっと……なんて考えてもみたけれど、残念ながら『使用禁止』。
だからてっきり普通科に編入するのだと思っていたら、まさかの『魔法科』。まあ、愛らしいマリエッタちゃんや彼女に寄ってくる攻略者達を、結構良いポジションで見られる予定なのは良いんだけどね?
なのに、なぜかヒロインであるマリエッタに懐かれまくっている私。
「ブーラーンーカーさまぁ!!」
マリエッタちゃんが今日も元気に抱きついてくる。離れていた間に、なぜかずいぶん逞しくなってしまった彼女。ハキハキ喋ってズバっと自分の意見を言うようになってしまっていたから、学園で最初に会った時には驚いた。
引っ込み思案でおとなしかった小さな頃の面影が、今ではどこにも見られない。一体誰の真似をしたんだか……
「おい、いくら何でもいきなり抱きつくのはビックリするぞ。負担がかかるし止めてやれ」
「もう、ライオネルったら。じゃましないでよね!」
おお?!
二人は今日も言葉を交わしながら、じゃれあっているわ! 同い年だし同じクラスだし、雰囲気も何だかとっても良い感じ。
ふふふ、ブランカ姉さんはなんでもお見通しよ?
ライオネルは本当は、
「抱きつくならブランカじゃなく俺にしとけよ」
って言いたいんでしょう? そうでしょうそうでしょう?
大丈夫よ!
いくら彼女が可愛くても、ガールズラブはあり得ないから。私の『国外追放』もかかっている事だし、『プリマリ』のシナリオ通りにしなくちゃいけないから、マリエッタちゃんに手は出しません!
「邪魔って、お前の方が邪魔してるだろう? 身動きが取れないと、次の教室までの移動が間に合わないぞ」
そうだった。
急がなければ薬学の授業に間に合わなくなってしまう。それに『悪役令嬢』として頑張ると決めているから、いくら好きでもマリエッタと仲良くなっている場合では無かった。
「そうね、マリエッタ。あなた邪魔よ! 馴れ馴れしくて非常に不愉快だわ」
キツイ言い方してごめんよ~~。いじめたくっていじめているわけではないの。でも、こうでも言わないとマリエッタったら離れてくれないでしょう? 攻略者達から庇ってももらえないし……。これは後であなたが輝くためなの。偉そうにしているけれど、本当はとても大好きよ!
「えぇ~~。ブランカ様ったら、照れ屋さん! 女同士だし、抱き着いたぐらいで恥ずかしがることなんてないのに」
えぇっと、あれれ?
何で嫌味が通じないの?
以前のマリエッタだったら、こんな場面では俯いて泣きそうになっているはずなのに……
まあ、いいわ。
どちらにしろグズグズしている時間はないし。
マリエッタの腕を振り払うように身体をねじり、本を持ってカッコよく歩き出そうとした瞬間……こけた。
…と思ったら、すぐ近くにいたライオネルが咄嗟に腕を出して身体を支えてくれていた。
12歳で同い年だというのに、彼は日頃から鍛えているせいかひどくたくましい。腕一本で軽々と、転びそうになった私の身体を持ち上げてくれている。
そういえば、上半身はだけた格好で時々素振りをしているから、わざわざ見に来た女生徒達がきゃあきゃあ騒いでいるんだった。
私の捻り方が悪かったのか、それとも疲れが出て足がまた悪くなってしまったのか。マリエッタちゃんと攻略対象との仲を取り持つどころか、自分が女子に人気のライオネルの手を煩わせてしまった。
「ごめんなさい。私ったら、焦ってしまってみっともないわね? 助けてくれてありがとう。私は後からゆっくり移動するから、二人は先に次の教室に向かって」
せっかくだから、ライオネルとマリエッタが二人きりで行動する時間を増やしてあげないと。
悪役令嬢のブランカが邪魔をして二人の仲を裂こうとするのは、もう少しお互いの気持ちが盛り上がってからだったから。
そう言ってライオネルの胸を押し、彼の腕から逃れて床に足を着いた瞬間――
「痛っっ!」
王都に戻って以来ずっと忙しくて疲れていたこともあって、やっぱり左足首にガタがきていたようだ。何もない所でつまずいて転んでしまいそうになったのも、きっとそのせい。可憐なマリエッタちゃんに悪態を吐いてしまったから、周りからはバチが当たって挫いたように見えるかもしれないけどね?
仕方がない。
ここには執事もいないし、医務室の場所を聞いて足を引き摺りながらでも、ゆっくり向かうことにしますか。
「大丈夫か? ブランカ、無理をし過ぎたんじゃないのか? マリエッタ、先に教室に行って俺とブランカは医務室に向かうから遅刻すると伝えてくれ」
「わかったわ。ブランカ様、お大事にね? ライオネル、ブランカ様に何かあったら承知しないから!」
「ああ」
いやいやいや、違うでしょう。そこは、
「可愛いマリエッタを邪険にするからだ。ざまあみろ」とか「自業自得だ」
とか言って、私に冷たく接するところでしょう? しかもマリエッタってば、私ではなくライオネルに対して警告するってどういうこと?
そこは、潤んだ瞳で心配そうにライオネルを見上げて「ライオネル様、彼女には気を付けて」とか「私はあなたの方が心配ですわ」とか言って引き止めなくちゃ。んもう、ここはきちんと悪役令嬢として、正しく? 意地悪しておかなくちゃ。
「何を言っているのかしら? 私はもちろん一人でも大丈夫よ。あなた達、本当に邪魔だわ!」
なのに――
「無理すんなって……よっと」
そう言うと、掛け声と共にライオネルが私の身体を持ち上げた。それを見たマリエッタは、にっこり笑うと駆け出して行く。
こ、こ、これはいわゆる『お姫様抱っこ!?』
彼は成長著しく、鍛えているしクラスの中でも一番背が高いから、女性を横抱きにしても様になる。それなりに人気もあるから、お姫様抱っこをされてみたいと望む女生徒は同いっぱいいるはずだ。美少女のマリエッタならまだしも、それが何で、悪役令嬢の私なの?
「ライオネル……降ろして!!」
「嫌だね。俺がお前を落っことすと思っているんなら大間違いだ。トレーニングにもなるし、さっさと医務室に向かうぞ! ああ、俺の首に手を回してくれないと本当に落っことしてしまうかもな」
そう言ってニカっと笑うライオネルは、スチルのようにカッコ良かった。
ワイルドなお兄さんは好きですか?
私は好きかもしんない。
※一花八華様の豪華スチル付き。
無課金で良いそうです。ありがたや~~(≧∇≦)
12歳で編入試験に合格し、秋からいよいよ本格的に学園での生活が始まった。
編入した中等部のクラスは、何とマリエッタちゃんと一緒の『特進魔法科』! しかも、彼女の攻略者である同い年のライオネルまでいるという特典付き!
でも、ゲームでは魔法を使えず『普通科』だった悪役令嬢ブランカ。この世界でも小さな頃は魔力だけで魔法が使えず、そのために小児麻痺にまでなってしまった。
そんな私が、なんで魔法科なのかというと……
あったの。魔法!
まあ、マリエッタちゃんやイケメン攻略者達みたいにドバーッと派手なものでは無いけれど。しかも、普通は【地・水・火・風・光・闇】の6種類のほぼどれかの属性に当てはまるはずなのに、私のは無属性で使える魔法もたった一つだけ。
『魅了』
ゴメンなさいゴメンなさいゴメンなさい。
魅力が無いくせに本当スミマセン。
ヒロインでも無いのに魅了って何? しかもどうせなら、転生前のOL時代に合コン限定で欲しかった。なのに、なぜ今ここで?
まあ、ヒロインに意地悪するため手下達に言う事きかせたり、パシリにされそうになった時に逆にその子に買いに行かせたり、宿題忘れた時に先生にチョロっと……なんて考えてもみたけれど、残念ながら『使用禁止』。
だからてっきり普通科に編入するのだと思っていたら、まさかの『魔法科』。まあ、愛らしいマリエッタちゃんや彼女に寄ってくる攻略者達を、結構良いポジションで見られる予定なのは良いんだけどね?
なのに、なぜかヒロインであるマリエッタに懐かれまくっている私。
「ブーラーンーカーさまぁ!!」
マリエッタちゃんが今日も元気に抱きついてくる。離れていた間に、なぜかずいぶん逞しくなってしまった彼女。ハキハキ喋ってズバっと自分の意見を言うようになってしまっていたから、学園で最初に会った時には驚いた。
引っ込み思案でおとなしかった小さな頃の面影が、今ではどこにも見られない。一体誰の真似をしたんだか……
「おい、いくら何でもいきなり抱きつくのはビックリするぞ。負担がかかるし止めてやれ」
「もう、ライオネルったら。じゃましないでよね!」
おお?!
二人は今日も言葉を交わしながら、じゃれあっているわ! 同い年だし同じクラスだし、雰囲気も何だかとっても良い感じ。
ふふふ、ブランカ姉さんはなんでもお見通しよ?
ライオネルは本当は、
「抱きつくならブランカじゃなく俺にしとけよ」
って言いたいんでしょう? そうでしょうそうでしょう?
大丈夫よ!
いくら彼女が可愛くても、ガールズラブはあり得ないから。私の『国外追放』もかかっている事だし、『プリマリ』のシナリオ通りにしなくちゃいけないから、マリエッタちゃんに手は出しません!
「邪魔って、お前の方が邪魔してるだろう? 身動きが取れないと、次の教室までの移動が間に合わないぞ」
そうだった。
急がなければ薬学の授業に間に合わなくなってしまう。それに『悪役令嬢』として頑張ると決めているから、いくら好きでもマリエッタと仲良くなっている場合では無かった。
「そうね、マリエッタ。あなた邪魔よ! 馴れ馴れしくて非常に不愉快だわ」
キツイ言い方してごめんよ~~。いじめたくっていじめているわけではないの。でも、こうでも言わないとマリエッタったら離れてくれないでしょう? 攻略者達から庇ってももらえないし……。これは後であなたが輝くためなの。偉そうにしているけれど、本当はとても大好きよ!
「えぇ~~。ブランカ様ったら、照れ屋さん! 女同士だし、抱き着いたぐらいで恥ずかしがることなんてないのに」
えぇっと、あれれ?
何で嫌味が通じないの?
以前のマリエッタだったら、こんな場面では俯いて泣きそうになっているはずなのに……
まあ、いいわ。
どちらにしろグズグズしている時間はないし。
マリエッタの腕を振り払うように身体をねじり、本を持ってカッコよく歩き出そうとした瞬間……こけた。
…と思ったら、すぐ近くにいたライオネルが咄嗟に腕を出して身体を支えてくれていた。
12歳で同い年だというのに、彼は日頃から鍛えているせいかひどくたくましい。腕一本で軽々と、転びそうになった私の身体を持ち上げてくれている。
そういえば、上半身はだけた格好で時々素振りをしているから、わざわざ見に来た女生徒達がきゃあきゃあ騒いでいるんだった。
私の捻り方が悪かったのか、それとも疲れが出て足がまた悪くなってしまったのか。マリエッタちゃんと攻略対象との仲を取り持つどころか、自分が女子に人気のライオネルの手を煩わせてしまった。
「ごめんなさい。私ったら、焦ってしまってみっともないわね? 助けてくれてありがとう。私は後からゆっくり移動するから、二人は先に次の教室に向かって」
せっかくだから、ライオネルとマリエッタが二人きりで行動する時間を増やしてあげないと。
悪役令嬢のブランカが邪魔をして二人の仲を裂こうとするのは、もう少しお互いの気持ちが盛り上がってからだったから。
そう言ってライオネルの胸を押し、彼の腕から逃れて床に足を着いた瞬間――
「痛っっ!」
王都に戻って以来ずっと忙しくて疲れていたこともあって、やっぱり左足首にガタがきていたようだ。何もない所でつまずいて転んでしまいそうになったのも、きっとそのせい。可憐なマリエッタちゃんに悪態を吐いてしまったから、周りからはバチが当たって挫いたように見えるかもしれないけどね?
仕方がない。
ここには執事もいないし、医務室の場所を聞いて足を引き摺りながらでも、ゆっくり向かうことにしますか。
「大丈夫か? ブランカ、無理をし過ぎたんじゃないのか? マリエッタ、先に教室に行って俺とブランカは医務室に向かうから遅刻すると伝えてくれ」
「わかったわ。ブランカ様、お大事にね? ライオネル、ブランカ様に何かあったら承知しないから!」
「ああ」
いやいやいや、違うでしょう。そこは、
「可愛いマリエッタを邪険にするからだ。ざまあみろ」とか「自業自得だ」
とか言って、私に冷たく接するところでしょう? しかもマリエッタってば、私ではなくライオネルに対して警告するってどういうこと?
そこは、潤んだ瞳で心配そうにライオネルを見上げて「ライオネル様、彼女には気を付けて」とか「私はあなたの方が心配ですわ」とか言って引き止めなくちゃ。んもう、ここはきちんと悪役令嬢として、正しく? 意地悪しておかなくちゃ。
「何を言っているのかしら? 私はもちろん一人でも大丈夫よ。あなた達、本当に邪魔だわ!」
なのに――
「無理すんなって……よっと」
そう言うと、掛け声と共にライオネルが私の身体を持ち上げた。それを見たマリエッタは、にっこり笑うと駆け出して行く。
こ、こ、これはいわゆる『お姫様抱っこ!?』
彼は成長著しく、鍛えているしクラスの中でも一番背が高いから、女性を横抱きにしても様になる。それなりに人気もあるから、お姫様抱っこをされてみたいと望む女生徒は同いっぱいいるはずだ。美少女のマリエッタならまだしも、それが何で、悪役令嬢の私なの?
「ライオネル……降ろして!!」
「嫌だね。俺がお前を落っことすと思っているんなら大間違いだ。トレーニングにもなるし、さっさと医務室に向かうぞ! ああ、俺の首に手を回してくれないと本当に落っことしてしまうかもな」
そう言ってニカっと笑うライオネルは、スチルのようにカッコ良かった。
ワイルドなお兄さんは好きですか?
私は好きかもしんない。
※一花八華様の豪華スチル付き。
無課金で良いそうです。ありがたや~~(≧∇≦)
0
お気に入りに追加
1,430
あなたにおすすめの小説
目が覚めたら夫と子供がいました
青井陸
恋愛
とある公爵家の若い公爵夫人、シャルロットが毒の入ったのお茶を飲んで倒れた。
1週間寝たきりのシャルロットが目を覚ましたとき、幼い可愛い男の子がいた。
「…お母様?よかった…誰か!お母様が!!!!」
「…あなた誰?」
16歳で政略結婚によって公爵家に嫁いだ、元伯爵令嬢のシャルロット。
シャルロットは一目惚れであったが、夫のハロルドは結婚前からシャルロットには冷たい。
そんな関係の二人が、シャルロットが毒によって記憶をなくしたことにより少しずつ変わっていく。
なろう様でも同時掲載しています。
元侯爵令嬢は冷遇を満喫する
cyaru
恋愛
第三王子の不貞による婚約解消で王様に拝み倒され、渋々嫁いだ侯爵令嬢のエレイン。
しかし教会で結婚式を挙げた後、夫の口から開口一番に出た言葉は
「王命だから君を娶っただけだ。愛してもらえるとは思わないでくれ」
夫となったパトリックの側には長年の恋人であるリリシア。
自分もだけど、向こうだってわたくしの事は見たくも無いはず!っと早々の別居宣言。
お互いで交わす契約書にほっとするパトリックとエレイン。ほくそ笑む愛人リリシア。
本宅からは屋根すら見えない別邸に引きこもりお1人様生活を満喫する予定が・・。
※専門用語は出来るだけ注釈をつけますが、作者が専門用語だと思ってない専門用語がある場合があります
※作者都合のご都合主義です。
※リアルで似たようなものが出てくると思いますが気のせいです。
※架空のお話です。現実世界の話ではありません。
※爵位や言葉使いなど現実世界、他の作者さんの作品とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
記憶がないので離縁します。今更謝られても困りますからね。
せいめ
恋愛
メイドにいじめられ、頭をぶつけた私は、前世の記憶を思い出す。前世では兄2人と取っ組み合いの喧嘩をするくらい気の強かった私が、メイドにいじめられているなんて…。どれ、やり返してやるか!まずは邸の使用人を教育しよう。その後は、顔も知らない旦那様と離婚して、平民として自由に生きていこう。
頭をぶつけて現世記憶を失ったけど、前世の記憶で逞しく生きて行く、侯爵夫人のお話。
ご都合主義です。誤字脱字お許しください。
私がいなくなった部屋を見て、あなた様はその心に何を思われるのでしょうね…?
新野乃花(大舟)
恋愛
貴族であるファーラ伯爵との婚約を結んでいたセイラ。しかし伯爵はセイラの事をほったらかしにして、幼馴染であるレリアの方にばかり愛情をかけていた。それは溺愛と呼んでもいいほどのもので、そんな行動の果てにファーラ伯爵は婚約破棄まで持ち出してしまう。しかしそれと時を同じくして、セイラはその姿を伯爵の前からこつぜんと消してしまう。弱気なセイラが自分に逆らう事など絶対に無いと思い上がっていた伯爵は、誰もいなくなってしまったセイラの部屋を見て…。
※カクヨム、小説家になろうにも投稿しています!
七年間の婚約は今日で終わりを迎えます
hana
恋愛
公爵令嬢エミリアが十歳の時、第三王子であるロイとの婚約が決まった。しかし婚約者としての生活に、エミリアは不満を覚える毎日を過ごしていた。そんな折、エミリアは夜会にて王子から婚約破棄を宣言される。
悪役令嬢予定でしたが、無言でいたら、ヒロインがいつの間にか居なくなっていました
toyjoy11
恋愛
題名通りの内容。
一応、TSですが、主人公は元から性的思考がありませんので、問題無いと思います。
主人公、リース・マグノイア公爵令嬢は前世から寡黙な人物だった。その為、初っぱなの王子との喧嘩イベントをスルー。たった、それだけしか彼女はしていないのだが、自他共に関連する乙女ゲームや18禁ゲームのフラグがボキボキ折れまくった話。
完結済。ハッピーエンドです。
8/2からは閑話を書けたときに追加します。
ランクインさせて頂き、本当にありがとうございます(*- -)(*_ _)ペコリ
お読み頂き本当にありがとうございます(*- -)(*_ _)ペコリ
応援、アドバイス、感想、お気に入り、しおり登録等とても有り難いです。
12/9の9時の投稿で一応完結と致します。
更新、お待たせして申し訳ありません。後は、落ち着いたら投稿します。
ありがとうございました!
使えないと言われ続けた悪役令嬢のその後
有木珠乃
恋愛
アベリア・ハイドフェルド公爵令嬢は「使えない」悪役令嬢である。
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したのに、最低限の義務である、王子の婚約者にすらなれなったほどの。
だから簡単に、ヒロインは王子の婚約者の座を得る。
それを見た父、ハイドフェルド公爵は怒り心頭でアベリアを修道院へ行くように命じる。
王子の婚約者にもなれず、断罪やざまぁもされていないのに、修道院!?
けれど、そこには……。
※この作品は小説家になろう、カクヨム、エブリスタにも投稿しています。
【完結】婚約破棄されたので、引き継ぎをいたしましょうか?
碧桜 汐香
恋愛
第一王子に婚約破棄された公爵令嬢は、事前に引き継ぎの準備を進めていた。
まっすぐ領地に帰るために、その場で引き継ぎを始めることに。
様々な調査結果を暴露され、婚約破棄に関わった人たちは阿鼻叫喚へ。
第二王子?いりませんわ。
第一王子?もっといりませんわ。
第一王子を慕っていたのに婚約破棄された少女を演じる、彼女の本音は?
彼女の存在意義とは?
別サイト様にも掲載しております
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる