わたしのパーティーが全員ラスボスなんだけどっ!?
「え? なんで? なんで推しのラスボスが、全員いるの!?」
下っ端神官の『はるか』が召喚したのは、この世界に迷い込む前に遊んだRPG(ロールプレイングゲーム)のラスボスだった。召喚には対価が必要で、残りの寿命が半分になるらしい。「四人もってことは、半分の半分の半分の半分。わたしの余命、もってあと5年!?」
命を削って召喚したラスボスたちだが、言うことをちっとも聞いてくれなくて。「え? 望みを訊くなら触らせろ? 無理無理無理だからぁぁぁ!」推しが近くて爆発寸前。なのに彼らはお構いなし。「わたしの心臓保つかしら?」
推しに囲まれ奮闘する、元女子高生の運命は!?
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推しに囲まれ奮闘する、元女子高生の運命は!?
プロローグ
第一章 ラスボスは気難しい
第二章 ラスボスが勇者?
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