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そのパーティーは盛大に2
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会場内には多くの貴族たちが押し寄せていて、城内は広いのにも関わらず人で溢れかえっていた。
「結婚式でもないのに、こんなに人を呼ぶなんて、君の妹はよっぽど祝われたいのかな?」
レインが訝しげにそう言った。
確かに、婚約パーティーの規模ではない気がする。
本当は結婚式なのではないかと錯覚してしまうほど、豪華に会場は飾り付けられていた。
あれ、そういえば。
「ユリア。どうしたの?」
辺りをきょろきょろ見回す私に、レインが不思議そうに聞いた。
「エリザ達が見当たらないの。どこに行ったのかしら。」
レインが一緒に辺りを見回してくれているが、どうやら私より背の高いレインが見ても妖精たちは近くにはいないらしい。
「すっかりはぐれてしまったね。こんなに人がいるんじゃ、今見つけるのは難しそうだ。」
レインの言う通りだ。
この大勢の中からあの小さな3人を見つけ出すのは至難の業だ。
「まあ、妖精たちなら大丈夫だ。また人が引いてきたタイミングで探してみよう。
今はとにかく、ローラに会わないと。」
レインにそう言われて、ハッとする。
確かに、それもそうだ。
私は私で、きちんと目的を果たさなくては。
「・・・あ。」
思わず口からそんな声が出てしまった。
なぜならローラを探すために辺りを見回していると、ちょうど視界にローラの家族たちの姿が映ったからだ。
もちろんそれは、元々ユリアの家族でもあったわけだが。
父と兄と母の3人が、どうやら娘の晴れ姿を見に来たようだ。
「どうしたの?ユリア。」
レインが私の様子に気が付いたらしく、心配そうな表情を浮かべた。
「・・・いいえ、何でもないの。行きましょう。」
もう、私には関係のない人たちなのよね。
今の私にはレインがいる。
だからあの人達を見ても、前ほど傷ついていない自分がいた。
レイン、ありがとう。
そう思った時、突然会場の前方が騒がしくなった。
目を向けると、ローラとローラをエスコートしているテオが階段から降りてくるところだった。
今日の主役が登場したから、盛り上がったのね。
さすが皇族になるだけあって、ローラは品位がありつつも豪華なドレスに身を包んでいた。
そして、多くの貴族に囲まれる中、一人一人に挨拶しているようだ。
これでは、そう簡単に近づけそうにもない。
悩んでいる私に、レインが囁いた。
「必ず一人になるタイミングがあるはずだ。それまで注意深く見ていよう。」
レインの言う通り、パーティーを楽しむふりをしつつ、私はローラから目を離さずにいた。
その甲斐あって、ついにその時がやって来た。
ローラが少し疲れたのか、テオから離れ、一人で会場を出て城の奥へ入っていくのを目にしたのだ。
レインもそれに気が付いたようで、私たち二人でローラの後を追いかけた。
「ローラ!待って!」
叫んだ私の声が届いたのか、少し先を歩いていたローラが立ち止まった。
「あら、お姉様とフォールスト公爵様。ごきげんよう。」
ローラが、まるで数日前の事はすっかり忘れたかのようににこやかに挨拶をした。
しかし、それは無視して私はローラに詰め寄った。
「ローラ、貴女に私、たくさん聞きたいことがあるのよ。
今日こそ、私と向き合ってもらうわ。」
私がそう言うと、ローラの顔から笑顔が消えた。
「ふーん。なら、二人きりならいいわよ。ちょうど私の部屋がすぐそこにあるし。
フォールスト公爵様が席を外してくれるなら。」
ローラはちらりとレインを見た。
「それは無理なお願いだな。君がユリアに何かするかもしれないし。」
あっさりとローラの提案を却下するレイン。
「なら、交渉決裂ね。お姉様の聞きたいことには答えてあげられないわ。」
ローラはそう言い捨てると、再び私たちに背を向けて歩き出そうとした。
いけない、このままでは、せっかくの機会が無駄になってしまう!
そう思った私は、レインの方に向き直った。
「レイン、お願い。私は大丈夫だから。ローラ、2人きりで話しましょう。」
私の言葉を聞いて、ローラがこちらに振り返る。
「ユリア、だめだ。君を一人になんかさせられない。」
レインが必死に私に呼び掛けるが、私はそれを無視するしかなかった。
レインもレインで、言う事を聞かない私を無理やり止めようと腕を掴んできた。
「公爵様、しつこい男は嫌われてしまいますよ。」
ローラが突然歌い、近くにいた数人がレインを抑えた。
どうやらローラに操られているようだ。
ローラが操る人たちによって、レインは私から引きはがされてしまった。
「離せ!僕にこんな事をしてもいいのか!?」
「あら、公爵様。何を仰っているの?私は次期皇后になる女よ。
さ、お姉様。部屋に入りましょう。」
「レイン、ごめんなさい。すぐに戻るから。」
取り押さえられているレインに急いで謝り、ローラとともにローラの部屋へ私は入った。
「ユリア、待ってくれ!2人きりになんかなっちゃだめだ!」
レインが悲痛な声を上げるので、胸が少し痛んだ。
ごめんね、レイン。
でもローラと話し終わったら、本当にすぐに戻るから。
部屋の扉が閉まり、ローラはどこからか南京錠を持ってきた。
「万が一公爵様が無理やり入ってくるといけないから、念のためね。」
そう言って、ローラはその扉に南京錠をぶら下げた鎖をかけた。
これで完全に、私の退路は断たれたわけだ。
何かあったとしても、助けは呼べそうにない。
「それで、私に聞きたいことって何?」
冷たい声で、ローラは私にそう聞いた。
「結婚式でもないのに、こんなに人を呼ぶなんて、君の妹はよっぽど祝われたいのかな?」
レインが訝しげにそう言った。
確かに、婚約パーティーの規模ではない気がする。
本当は結婚式なのではないかと錯覚してしまうほど、豪華に会場は飾り付けられていた。
あれ、そういえば。
「ユリア。どうしたの?」
辺りをきょろきょろ見回す私に、レインが不思議そうに聞いた。
「エリザ達が見当たらないの。どこに行ったのかしら。」
レインが一緒に辺りを見回してくれているが、どうやら私より背の高いレインが見ても妖精たちは近くにはいないらしい。
「すっかりはぐれてしまったね。こんなに人がいるんじゃ、今見つけるのは難しそうだ。」
レインの言う通りだ。
この大勢の中からあの小さな3人を見つけ出すのは至難の業だ。
「まあ、妖精たちなら大丈夫だ。また人が引いてきたタイミングで探してみよう。
今はとにかく、ローラに会わないと。」
レインにそう言われて、ハッとする。
確かに、それもそうだ。
私は私で、きちんと目的を果たさなくては。
「・・・あ。」
思わず口からそんな声が出てしまった。
なぜならローラを探すために辺りを見回していると、ちょうど視界にローラの家族たちの姿が映ったからだ。
もちろんそれは、元々ユリアの家族でもあったわけだが。
父と兄と母の3人が、どうやら娘の晴れ姿を見に来たようだ。
「どうしたの?ユリア。」
レインが私の様子に気が付いたらしく、心配そうな表情を浮かべた。
「・・・いいえ、何でもないの。行きましょう。」
もう、私には関係のない人たちなのよね。
今の私にはレインがいる。
だからあの人達を見ても、前ほど傷ついていない自分がいた。
レイン、ありがとう。
そう思った時、突然会場の前方が騒がしくなった。
目を向けると、ローラとローラをエスコートしているテオが階段から降りてくるところだった。
今日の主役が登場したから、盛り上がったのね。
さすが皇族になるだけあって、ローラは品位がありつつも豪華なドレスに身を包んでいた。
そして、多くの貴族に囲まれる中、一人一人に挨拶しているようだ。
これでは、そう簡単に近づけそうにもない。
悩んでいる私に、レインが囁いた。
「必ず一人になるタイミングがあるはずだ。それまで注意深く見ていよう。」
レインの言う通り、パーティーを楽しむふりをしつつ、私はローラから目を離さずにいた。
その甲斐あって、ついにその時がやって来た。
ローラが少し疲れたのか、テオから離れ、一人で会場を出て城の奥へ入っていくのを目にしたのだ。
レインもそれに気が付いたようで、私たち二人でローラの後を追いかけた。
「ローラ!待って!」
叫んだ私の声が届いたのか、少し先を歩いていたローラが立ち止まった。
「あら、お姉様とフォールスト公爵様。ごきげんよう。」
ローラが、まるで数日前の事はすっかり忘れたかのようににこやかに挨拶をした。
しかし、それは無視して私はローラに詰め寄った。
「ローラ、貴女に私、たくさん聞きたいことがあるのよ。
今日こそ、私と向き合ってもらうわ。」
私がそう言うと、ローラの顔から笑顔が消えた。
「ふーん。なら、二人きりならいいわよ。ちょうど私の部屋がすぐそこにあるし。
フォールスト公爵様が席を外してくれるなら。」
ローラはちらりとレインを見た。
「それは無理なお願いだな。君がユリアに何かするかもしれないし。」
あっさりとローラの提案を却下するレイン。
「なら、交渉決裂ね。お姉様の聞きたいことには答えてあげられないわ。」
ローラはそう言い捨てると、再び私たちに背を向けて歩き出そうとした。
いけない、このままでは、せっかくの機会が無駄になってしまう!
そう思った私は、レインの方に向き直った。
「レイン、お願い。私は大丈夫だから。ローラ、2人きりで話しましょう。」
私の言葉を聞いて、ローラがこちらに振り返る。
「ユリア、だめだ。君を一人になんかさせられない。」
レインが必死に私に呼び掛けるが、私はそれを無視するしかなかった。
レインもレインで、言う事を聞かない私を無理やり止めようと腕を掴んできた。
「公爵様、しつこい男は嫌われてしまいますよ。」
ローラが突然歌い、近くにいた数人がレインを抑えた。
どうやらローラに操られているようだ。
ローラが操る人たちによって、レインは私から引きはがされてしまった。
「離せ!僕にこんな事をしてもいいのか!?」
「あら、公爵様。何を仰っているの?私は次期皇后になる女よ。
さ、お姉様。部屋に入りましょう。」
「レイン、ごめんなさい。すぐに戻るから。」
取り押さえられているレインに急いで謝り、ローラとともにローラの部屋へ私は入った。
「ユリア、待ってくれ!2人きりになんかなっちゃだめだ!」
レインが悲痛な声を上げるので、胸が少し痛んだ。
ごめんね、レイン。
でもローラと話し終わったら、本当にすぐに戻るから。
部屋の扉が閉まり、ローラはどこからか南京錠を持ってきた。
「万が一公爵様が無理やり入ってくるといけないから、念のためね。」
そう言って、ローラはその扉に南京錠をぶら下げた鎖をかけた。
これで完全に、私の退路は断たれたわけだ。
何かあったとしても、助けは呼べそうにない。
「それで、私に聞きたいことって何?」
冷たい声で、ローラは私にそう聞いた。
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