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序章
1-5 尋問会という名の公開処刑
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ホールへ向かうと、すぐに小部屋へ通された。舞台の方からは、王の声が聞こえる。
「この度、私の息子のルートヴィヒが話をすることになった。」
横にいた貴族が首を縦に振り、わたし達に舞台に行くように命じる。わたしも進んだ。
舞台にはすでにルートヴィヒがいて、後ろにハインリーケやその他第二王子派を従えている。
「この度、王族の評判を貶め多くの貴族を虐めたパウリーネと婚約破棄する事になった。助け合う存在であるはずの婚約者なのに、助けにもならないからだ。ここで今回、その処分を皆に決めていただきたい。多数決方式で行う。」
、、、うわぁ。
第二王子派の方が第一王子派より数が多いので、こういった多数決では第一王子派は不利だ。国への貢献度という意味ではどうだか知らないけど。まあ、だから王子は国外追放とかをすでに決まっているふうに言っていたんだろう。
すぐに机と椅子が組み直され、上座に王が、反対側に王子一派がいる様になった。兄様もわたしの右にいる。陽子だった頃に見た裁判のようだ。王が裁判官で王子が原告だろう。
王子が手に持った書類を読み上げる。
「私、ルートヴィヒ・アウレリウス・イェルン・ローマン・ゾーン・リューベックは正義の神レディトイリェに真の事を述べ、偽証を行わないことを誓います」
するといきなり、王子の手に持っていた書類が金色の炎を上げて燃えた。やがて炎がおさまると、そこには青色、黄色、白色、金色、黒色、水色、茶色のグラデーションの宝石のようなものが残っていた。
、、、わお。初めて見たよ。
それから、アイベンシュッツ侯爵→ハインリーケ→イステル伯爵→アイメルト伯爵→レーヴェニヒ子爵→その令嬢の順番で今と同じ、名前を仮につけるなら誓いの儀式を行った。そして、わたしと兄様の番が来た。
茶色の紙には、すでに読める人がいなくなった古ヴェンツィス文字で何かが書いてあった。
「わたくし、パウリーネ・オリーヴィア・ニコラ・カトリン・ヘルツォ・トータ・エルレンマイヤー・リューベックは正義の神レディトゥイリェに真のことを述べ、偽証を行わないことを誓います」
そう言うと、わたしの持っていた紙も金色の炎を上げて燃え始めた。炎が上がっているけれど、全く熱くない。魔力でできた炎だからだろう。
そして、炎が止んだ。
炎が止んで、そこにあったのは虹色の宝石だった。
炎属性の赤、水属性の青、風属性の白、土属性の黄、光属性の金、闇属性の黒、氷属性の水色。そして、時属性の茶色。それは習った。けれどわたしの宝石には、その全ての属性の色があった。見間違いではない。
、、、うーん、王子の場合には炎属性が無いってこと?
反対側、よくよく見るとハインリーケの宝石は炎属性を示す赤と風属性を示す白、それから光属性を示す金色と氷属性の水色の四色だった。アイベンシュッツ侯爵は水属性の青、土属性の黄、光属性の金、闇属性の黒、時属性の茶色の五色。
が、周囲の人は全く動じない。ポーカーフェイスなのかはたまた普通なのかは分からないけど、キョロキョロしているのはわたしだけだ。
、、、落ち着け、自分。例え初めて見たものでも落ち着くの。
そうこうしているうちに、アルフレートのは終わってしまったらしい。やはり、と思ったがその机に置かれている宝石はわたしと同じ八色である。
、、、この違いは何?
もう少し多くの人のが必要だけれど、それさえあれば絶対に分かる。そんな場合じゃないでしょ、と突っ込んでくれて良い。
「この被告人パウリーネは、私への態度が婚約したときからおかしかったのです」
そこからは、全部そのまま熨斗をつけてお返ししましょうと言ってやりたいくらいの悪口のオンパレードだった。
「聖ローマン殉教の日の祭りでも、パウリーネは私の隣に座りさえしませんでした。ハインリーケが代わりに座ることになっていました。」
「わたくしはそのとき、とても混乱しました。なにせ、伯爵令嬢風情がこのような大役を務めなければいけなくなり、しかも初めてのことだったのです。そればかりか、わたくしにいじめを繰り返してきました。噴水の中に落としたり、ドレスを引き裂いたり、家の使用人に虐めさせたり。様々なことを繰り返してきたのです。パウリーネ様、少しでいいから謝罪してくださいませ。そうすればわたくしも元の通りお友達として接することができます。」
ハインリーケがそう言うが、謝罪してほしいのはむしろこっちだ。何をほざいているのか。全くだ。
隣からひんやりとした空気が漂ってくる。そっちを見ると、アルフレートが口だけを動かしてこっちにメッセージを伝えようとしていたのが分かった。
『あれ、本当か?』
『そんな訳ありません。むしろそのまま熨斗をつけてお返しして差し上げたいですわ。』
『熨斗って?』
『、、、それは良いのです。取り敢えず、そのままどころか倍にして返してあげたいです。』
『ああ。例のニホンとか言う国の言葉か。まあいい。それなら、誓いのときの紙は偽物だ。あれが本当なら、すでに二人は死んでいる。』
『死、ですか?物騒な、、、』
『ああ。神に誓っているのを破っているわけだからな。』
ひとしきり悪口を言ったようで、あっち側が話すのをやめた。
「ではこちらからも言わせていただきますね。ではそれらの証拠はどこにあるのでしょうか、殿下?」
「決まっているだろう。ハインリーケを始めとした私の友人や側近、仲間だ。」
「では、それらの方の名前を全員言っていってくださいませ」
「ふん。アイベンシュッツ侯爵、シュレディンガー侯爵、ベーデガー伯爵、アイメルト伯爵、イステル伯爵、ヘルターレンク伯爵、ポンマーレンケ伯爵、ヴィルターハルター伯爵、シーレ伯爵、ヘルリッヒ伯爵と彼ら全員の家族だ。子爵以下は大勢いるので割愛するが。勿論他にも伯爵家でそのような情報を提供してくれた家もあったぞ。」
いや、それ全員が全員怪しいことをしているとか第二王子派だから。自派閥の人がこういっていただけじゃ証拠になんてなってないから。
アルフレートも、呆れて空を見ている。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇■□■□■□■□■□
長くなったので一旦ここでカット。次回は明日または明後日です。読んで下さる方々に感謝を。
次回、次次回でこの国を脱出して貰う予定です。兄様も活躍してほしいな。
また名前を借りさせていただいている欧羅巴人名録様、それからドイツ語の辞書を持っていない作者の辞書となってくださるGoogle翻訳様に感謝致します。
「この度、私の息子のルートヴィヒが話をすることになった。」
横にいた貴族が首を縦に振り、わたし達に舞台に行くように命じる。わたしも進んだ。
舞台にはすでにルートヴィヒがいて、後ろにハインリーケやその他第二王子派を従えている。
「この度、王族の評判を貶め多くの貴族を虐めたパウリーネと婚約破棄する事になった。助け合う存在であるはずの婚約者なのに、助けにもならないからだ。ここで今回、その処分を皆に決めていただきたい。多数決方式で行う。」
、、、うわぁ。
第二王子派の方が第一王子派より数が多いので、こういった多数決では第一王子派は不利だ。国への貢献度という意味ではどうだか知らないけど。まあ、だから王子は国外追放とかをすでに決まっているふうに言っていたんだろう。
すぐに机と椅子が組み直され、上座に王が、反対側に王子一派がいる様になった。兄様もわたしの右にいる。陽子だった頃に見た裁判のようだ。王が裁判官で王子が原告だろう。
王子が手に持った書類を読み上げる。
「私、ルートヴィヒ・アウレリウス・イェルン・ローマン・ゾーン・リューベックは正義の神レディトイリェに真の事を述べ、偽証を行わないことを誓います」
するといきなり、王子の手に持っていた書類が金色の炎を上げて燃えた。やがて炎がおさまると、そこには青色、黄色、白色、金色、黒色、水色、茶色のグラデーションの宝石のようなものが残っていた。
、、、わお。初めて見たよ。
それから、アイベンシュッツ侯爵→ハインリーケ→イステル伯爵→アイメルト伯爵→レーヴェニヒ子爵→その令嬢の順番で今と同じ、名前を仮につけるなら誓いの儀式を行った。そして、わたしと兄様の番が来た。
茶色の紙には、すでに読める人がいなくなった古ヴェンツィス文字で何かが書いてあった。
「わたくし、パウリーネ・オリーヴィア・ニコラ・カトリン・ヘルツォ・トータ・エルレンマイヤー・リューベックは正義の神レディトゥイリェに真のことを述べ、偽証を行わないことを誓います」
そう言うと、わたしの持っていた紙も金色の炎を上げて燃え始めた。炎が上がっているけれど、全く熱くない。魔力でできた炎だからだろう。
そして、炎が止んだ。
炎が止んで、そこにあったのは虹色の宝石だった。
炎属性の赤、水属性の青、風属性の白、土属性の黄、光属性の金、闇属性の黒、氷属性の水色。そして、時属性の茶色。それは習った。けれどわたしの宝石には、その全ての属性の色があった。見間違いではない。
、、、うーん、王子の場合には炎属性が無いってこと?
反対側、よくよく見るとハインリーケの宝石は炎属性を示す赤と風属性を示す白、それから光属性を示す金色と氷属性の水色の四色だった。アイベンシュッツ侯爵は水属性の青、土属性の黄、光属性の金、闇属性の黒、時属性の茶色の五色。
が、周囲の人は全く動じない。ポーカーフェイスなのかはたまた普通なのかは分からないけど、キョロキョロしているのはわたしだけだ。
、、、落ち着け、自分。例え初めて見たものでも落ち着くの。
そうこうしているうちに、アルフレートのは終わってしまったらしい。やはり、と思ったがその机に置かれている宝石はわたしと同じ八色である。
、、、この違いは何?
もう少し多くの人のが必要だけれど、それさえあれば絶対に分かる。そんな場合じゃないでしょ、と突っ込んでくれて良い。
「この被告人パウリーネは、私への態度が婚約したときからおかしかったのです」
そこからは、全部そのまま熨斗をつけてお返ししましょうと言ってやりたいくらいの悪口のオンパレードだった。
「聖ローマン殉教の日の祭りでも、パウリーネは私の隣に座りさえしませんでした。ハインリーケが代わりに座ることになっていました。」
「わたくしはそのとき、とても混乱しました。なにせ、伯爵令嬢風情がこのような大役を務めなければいけなくなり、しかも初めてのことだったのです。そればかりか、わたくしにいじめを繰り返してきました。噴水の中に落としたり、ドレスを引き裂いたり、家の使用人に虐めさせたり。様々なことを繰り返してきたのです。パウリーネ様、少しでいいから謝罪してくださいませ。そうすればわたくしも元の通りお友達として接することができます。」
ハインリーケがそう言うが、謝罪してほしいのはむしろこっちだ。何をほざいているのか。全くだ。
隣からひんやりとした空気が漂ってくる。そっちを見ると、アルフレートが口だけを動かしてこっちにメッセージを伝えようとしていたのが分かった。
『あれ、本当か?』
『そんな訳ありません。むしろそのまま熨斗をつけてお返しして差し上げたいですわ。』
『熨斗って?』
『、、、それは良いのです。取り敢えず、そのままどころか倍にして返してあげたいです。』
『ああ。例のニホンとか言う国の言葉か。まあいい。それなら、誓いのときの紙は偽物だ。あれが本当なら、すでに二人は死んでいる。』
『死、ですか?物騒な、、、』
『ああ。神に誓っているのを破っているわけだからな。』
ひとしきり悪口を言ったようで、あっち側が話すのをやめた。
「ではこちらからも言わせていただきますね。ではそれらの証拠はどこにあるのでしょうか、殿下?」
「決まっているだろう。ハインリーケを始めとした私の友人や側近、仲間だ。」
「では、それらの方の名前を全員言っていってくださいませ」
「ふん。アイベンシュッツ侯爵、シュレディンガー侯爵、ベーデガー伯爵、アイメルト伯爵、イステル伯爵、ヘルターレンク伯爵、ポンマーレンケ伯爵、ヴィルターハルター伯爵、シーレ伯爵、ヘルリッヒ伯爵と彼ら全員の家族だ。子爵以下は大勢いるので割愛するが。勿論他にも伯爵家でそのような情報を提供してくれた家もあったぞ。」
いや、それ全員が全員怪しいことをしているとか第二王子派だから。自派閥の人がこういっていただけじゃ証拠になんてなってないから。
アルフレートも、呆れて空を見ている。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇■□■□■□■□■□
長くなったので一旦ここでカット。次回は明日または明後日です。読んで下さる方々に感謝を。
次回、次次回でこの国を脱出して貰う予定です。兄様も活躍してほしいな。
また名前を借りさせていただいている欧羅巴人名録様、それからドイツ語の辞書を持っていない作者の辞書となってくださるGoogle翻訳様に感謝致します。
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