118 / 120
第五章
第十三話 君臨
しおりを挟む
「ぐっ…は、ぁ…⁉︎」
サリーの顔に苦痛と驚愕が広がった。腹を指し貫かれた痛みと、有り得ない事が起こった現状を信じきれない心がそのまま映し出されたようだった。
「れ、レイ、様…?」
「な、何を…血迷ったのか、デズモンド!」
「くっ…あははははっ」
レイは血振をするように剣を振り払い、サリーの体をエレナたちの下に思い切り投げつけた。
「あ、が…」
「サリー、しっかりしろ!」
「お姉ちゃん! 大丈夫、すぐ治るからね!」
エレナは全力で治癒と加護の魔法をかけた。腹を貫通するほどの怪我であれば、並大抵の魔法では対処できない事はわかり切っていたが、それでもエレナは全力で姉の怪我を治そうとした。
「美しい姉妹愛だな、感動するぜ。心配しなくても、殺した後に生き返らせて、俺の側室の一人くらいにはしてやるってのに」
「貴様…まさか、洗脳でもされたというのか⁉︎」
「レイ様、目を覚ましてください!」
「俺はまともさ。エレナ、サリー、大佐…ただ俺は気付いただけさ。俺が本当に欲しいものは、この俺に従属し崇めるもの。俺が本当に消し去ってしまいたいもの…この世界に存在する、俺に傅かしずかない全ての物だよ」
レイ・デズモンドが発するもの、それはこの世の全てを塗りつぶさんとする闇。これまでの彼女らが知るものではなかった。
口元にはその残酷さを反映したような笑みを浮かべ、その体からは強大な魔力の奔流が感じられた。圧倒的な力で全てをねじ伏せようとするというのは、今までのレイでは考えられないことだった。
「…どうやら話が通じそうもないな」
マリアは腰のサーベルを抜き、切っ先をレイに向けた。
「手荒な真似もせねばならん…覚悟してもらおうか!」
そのまま地面を蹴り、マリアはレイに切り掛かった。コンマ1秒で10メートル以上の距離を一気に詰め、常人ならば攻撃を受けることを感知する前に串刺しになっている所である。しかしその先端部を、レイは指先だけで受け止めた。物ともしないといった表情で、レイは見下したような笑みを浮かべた。
「大佐も冗談が過ぎる。貴女程度の実力で、本当に俺が止められるとお思いですか?」
「くっ…貴様っ!」
レイは思い切りマリアの腹部にボディを喰らわせた。マリアの体はくの字に曲がり、その場に膝を着いた。
「がっ…はっ…!」
呼吸さえもままならない様子で、マリアはその場に倒れ込んだ。
「この野郎…調子こいてんじゃねぇぞ!」
サリーはよろめきながらも立ちあがり、敵意に満ちた眼でレイを見据えた。
「お姉ちゃん、無茶だよ! 傷が完璧に塞がってないのに‼︎」
「平気だよ、エレナ…あの野郎、ちょっと熱で頭が沸いてんだ。私が鎮めてやらないとな」
そういうとサリーは、全身に炎の魔力を纏い始めた。両手に浮かんだ術式の周りには、眼に映る全てを灰になるまで燃やし尽くさんとするような、灼熱の炎が渦巻いていた。
「お前は私たちの知ってるレイじゃない…偽物は消えな!」
その超高温の炎をレイに投げつけ、その身体は飲み込まれた。通常の人間であれば、このまま骨の髄までもが焼き尽くされ、全ては灰になり消えていくだけのはずだった。
しかしレイは無傷だった。その服の裾さえも焦げてはいなかった。その口元には残虐さをそのまま湛えたような笑みを浮かべながら、その目は鋭くサリーたちを見据えていた。
「クックック…こんな緩さじゃケーキも焼けそうにないな」
「マジかよ、力は本物ってか…」
とその時、レイの足首を掴むものがあった。
「…捕まえたぞ!」
先ほどまで足元に転がっていたマリアが、地面を這いながらレイの足元に縋り付くように近付いていた。
「ゼロ距離ならば、貴様といえどタダでは済むまい!」
その両手の甲に氷魔法の術式を浮かべた。しかし魔力の発現範囲は、掌の中。つまりレイの体内である。体の外側から鑑賞したのでは、膨大な魔力で防がれてしまうし、何より食らったところで魔法に対する耐久力が尋常ではないのだ。ならばレイの体の内側から魔法を発現させ、その防護を透過した所から直接人体にダメージを与える作戦だった。
「骨髄まで凍れ!」
マリアは死の全力を振り絞り、絶対零度の魔力を展開した。その効果は甚大であり、部屋中の地面に霜が降りるほどであった。徐々にレイの体は凍結されていき、やがて液体窒素を振りかけられたように氷漬けとなった。
「はぁ、はぁ、はぁ…」
マリアはその場で崩れ落ち、肩で息をした。文字通りの全力だったのだろう、相当に消耗していることが見受けられた。
ピシリ、と何かがひび割れるような音が響いた。
氷漬けになったレイの体には徐々に亀裂が走り、またその氷結部分も徐々に溶けつつあった。やがて亀裂は徐々に広がっていき、最後には音を立ててレイの体の周りの氷は砕け散った。
「なるほど、俺もこれには少々堪えましたよ。だが、俺を倒すには至らないようですね」
「ぐっ…」
「さて、遊びは終わりにしようか…本当の俺の、神の威光を見せてやるよ」
そうしてレイは、力なく地面に横たわるマリアの肩口に、思い切り剣の切っ先を叩きつけた。
「ぐああああっ!」
「て、てめぇ‼︎」
サリーが叫んだ瞬間に、その眼前にはレイの体躯があった。その猛スピードに、サリーの意識の方がついていかなかった。
「なっ…!」
「腹に穴が空いているというのに、よく吠えるな。その気概だけは認めてやるよ。だがな…」
レイはサリーの爪先を踏みつけ、その場から離れられないようにした。
「俺に抗うなど、傲慢極まりない。女など、ただ俺を敬い、股を開いておけばいいだけだ」
まだ傷が癒えていないサリーの腹部の傷に、レイは躊躇うことなく親指を突き立てた。そこから治りかけた傷がさらに裂け、ドス黒い血が溢れ出した。
「あ、ぎゃああああっ‼︎」
サリーは激痛にもがき、レイの手を掴んで距離を取ろうとした。しかし足先に全体重を乗せられ、思うように身動きを取ることすら困難だった。
踏みつけていた足をレイが退けると、サリーは後ろに倒れ込んでのたうち回った。
「ぐ、ぎいいいっ‼︎」
「お姉ちゃん!」
エレナは叫んだ。
「…あとはお前か、エレナ」
その指先に血を滴らせながら、レイはゆっくりとエレナの方へ近付いた。コツコツと足音を響かせ、エレナの眼前までレイは詰め寄ったが、エレナはただ毅然としてレイを睨み返した。
「なんだよ、その目は。お前は俺を愛しているんじゃなかったのかよ?」
「…貴方は、私が愛したレイ様なんかじゃない。一体貴方は誰なの?」
「はぁ…全く、何故こうも皆物分かりが悪いのかね」
溜息をついて、レイは頭を抱えた。
「俺は洗脳されたわけでも、誰かに体を乗っ取られているわけじゃない。俺は単純に目覚めただけだよ、エレナ。俺は現人神として、この世界に君臨する権利があるのさ。大衆だってそれを望んでる…リチャード王があれだけ支持を集めた事が何よりの証拠だろうが?
俺たちがどれだけ正論を言ったところで、争いは止まらない。人は差別し異端分子を排除する、遺伝子の奥深くに刻まれた、生物としての本能だよ…だからこそ、俺は常に人間社会で見下され、搾取され、蔑まれてきた。エレナも知ってるだろ? だからこそ俺がこの世界に君臨し、世界をこの手に納める資格がある。皆は俺に首を垂れていればいい…俺は神の力を持つ者なんだからな」
「…私の知ってるレイ様は、絶対そんなこと口走ったりしない」
「くくく…そうか」
レイは血のこびりついた右手で、エレナの顔を乱暴に掴んだ。
「…いつの日もお前は、お前だけは…俺のものにならないんだな」
「?」
「お前は俺が吸収しようとしても、頑なに拒んだ…だからこそ、その魂は常にこの世界で生まれ変わり、俺と出会った。
俺はそれぞれの時代で神として、英雄譚が語り継がれるほどの存在になったよ。そんな俺でも、お前は常に俺を拒んだ…何度生まれ変わっても、な」
「生まれ変わった? 私が?」
「お前も元はただの人間。神への供物として、そこの醜い肉塊と同化する運命だったのさ。それでも俺を拒否し、肉体が死に絶えた後、魂は俺から逃げ続けた…どこまでも、腹の立つ女だ」
怒りに満ちた眼差しで、レイはエレナを睨み付けた。それはエレナがかつて見たことのない表情だった。
サリーの顔に苦痛と驚愕が広がった。腹を指し貫かれた痛みと、有り得ない事が起こった現状を信じきれない心がそのまま映し出されたようだった。
「れ、レイ、様…?」
「な、何を…血迷ったのか、デズモンド!」
「くっ…あははははっ」
レイは血振をするように剣を振り払い、サリーの体をエレナたちの下に思い切り投げつけた。
「あ、が…」
「サリー、しっかりしろ!」
「お姉ちゃん! 大丈夫、すぐ治るからね!」
エレナは全力で治癒と加護の魔法をかけた。腹を貫通するほどの怪我であれば、並大抵の魔法では対処できない事はわかり切っていたが、それでもエレナは全力で姉の怪我を治そうとした。
「美しい姉妹愛だな、感動するぜ。心配しなくても、殺した後に生き返らせて、俺の側室の一人くらいにはしてやるってのに」
「貴様…まさか、洗脳でもされたというのか⁉︎」
「レイ様、目を覚ましてください!」
「俺はまともさ。エレナ、サリー、大佐…ただ俺は気付いただけさ。俺が本当に欲しいものは、この俺に従属し崇めるもの。俺が本当に消し去ってしまいたいもの…この世界に存在する、俺に傅かしずかない全ての物だよ」
レイ・デズモンドが発するもの、それはこの世の全てを塗りつぶさんとする闇。これまでの彼女らが知るものではなかった。
口元にはその残酷さを反映したような笑みを浮かべ、その体からは強大な魔力の奔流が感じられた。圧倒的な力で全てをねじ伏せようとするというのは、今までのレイでは考えられないことだった。
「…どうやら話が通じそうもないな」
マリアは腰のサーベルを抜き、切っ先をレイに向けた。
「手荒な真似もせねばならん…覚悟してもらおうか!」
そのまま地面を蹴り、マリアはレイに切り掛かった。コンマ1秒で10メートル以上の距離を一気に詰め、常人ならば攻撃を受けることを感知する前に串刺しになっている所である。しかしその先端部を、レイは指先だけで受け止めた。物ともしないといった表情で、レイは見下したような笑みを浮かべた。
「大佐も冗談が過ぎる。貴女程度の実力で、本当に俺が止められるとお思いですか?」
「くっ…貴様っ!」
レイは思い切りマリアの腹部にボディを喰らわせた。マリアの体はくの字に曲がり、その場に膝を着いた。
「がっ…はっ…!」
呼吸さえもままならない様子で、マリアはその場に倒れ込んだ。
「この野郎…調子こいてんじゃねぇぞ!」
サリーはよろめきながらも立ちあがり、敵意に満ちた眼でレイを見据えた。
「お姉ちゃん、無茶だよ! 傷が完璧に塞がってないのに‼︎」
「平気だよ、エレナ…あの野郎、ちょっと熱で頭が沸いてんだ。私が鎮めてやらないとな」
そういうとサリーは、全身に炎の魔力を纏い始めた。両手に浮かんだ術式の周りには、眼に映る全てを灰になるまで燃やし尽くさんとするような、灼熱の炎が渦巻いていた。
「お前は私たちの知ってるレイじゃない…偽物は消えな!」
その超高温の炎をレイに投げつけ、その身体は飲み込まれた。通常の人間であれば、このまま骨の髄までもが焼き尽くされ、全ては灰になり消えていくだけのはずだった。
しかしレイは無傷だった。その服の裾さえも焦げてはいなかった。その口元には残虐さをそのまま湛えたような笑みを浮かべながら、その目は鋭くサリーたちを見据えていた。
「クックック…こんな緩さじゃケーキも焼けそうにないな」
「マジかよ、力は本物ってか…」
とその時、レイの足首を掴むものがあった。
「…捕まえたぞ!」
先ほどまで足元に転がっていたマリアが、地面を這いながらレイの足元に縋り付くように近付いていた。
「ゼロ距離ならば、貴様といえどタダでは済むまい!」
その両手の甲に氷魔法の術式を浮かべた。しかし魔力の発現範囲は、掌の中。つまりレイの体内である。体の外側から鑑賞したのでは、膨大な魔力で防がれてしまうし、何より食らったところで魔法に対する耐久力が尋常ではないのだ。ならばレイの体の内側から魔法を発現させ、その防護を透過した所から直接人体にダメージを与える作戦だった。
「骨髄まで凍れ!」
マリアは死の全力を振り絞り、絶対零度の魔力を展開した。その効果は甚大であり、部屋中の地面に霜が降りるほどであった。徐々にレイの体は凍結されていき、やがて液体窒素を振りかけられたように氷漬けとなった。
「はぁ、はぁ、はぁ…」
マリアはその場で崩れ落ち、肩で息をした。文字通りの全力だったのだろう、相当に消耗していることが見受けられた。
ピシリ、と何かがひび割れるような音が響いた。
氷漬けになったレイの体には徐々に亀裂が走り、またその氷結部分も徐々に溶けつつあった。やがて亀裂は徐々に広がっていき、最後には音を立ててレイの体の周りの氷は砕け散った。
「なるほど、俺もこれには少々堪えましたよ。だが、俺を倒すには至らないようですね」
「ぐっ…」
「さて、遊びは終わりにしようか…本当の俺の、神の威光を見せてやるよ」
そうしてレイは、力なく地面に横たわるマリアの肩口に、思い切り剣の切っ先を叩きつけた。
「ぐああああっ!」
「て、てめぇ‼︎」
サリーが叫んだ瞬間に、その眼前にはレイの体躯があった。その猛スピードに、サリーの意識の方がついていかなかった。
「なっ…!」
「腹に穴が空いているというのに、よく吠えるな。その気概だけは認めてやるよ。だがな…」
レイはサリーの爪先を踏みつけ、その場から離れられないようにした。
「俺に抗うなど、傲慢極まりない。女など、ただ俺を敬い、股を開いておけばいいだけだ」
まだ傷が癒えていないサリーの腹部の傷に、レイは躊躇うことなく親指を突き立てた。そこから治りかけた傷がさらに裂け、ドス黒い血が溢れ出した。
「あ、ぎゃああああっ‼︎」
サリーは激痛にもがき、レイの手を掴んで距離を取ろうとした。しかし足先に全体重を乗せられ、思うように身動きを取ることすら困難だった。
踏みつけていた足をレイが退けると、サリーは後ろに倒れ込んでのたうち回った。
「ぐ、ぎいいいっ‼︎」
「お姉ちゃん!」
エレナは叫んだ。
「…あとはお前か、エレナ」
その指先に血を滴らせながら、レイはゆっくりとエレナの方へ近付いた。コツコツと足音を響かせ、エレナの眼前までレイは詰め寄ったが、エレナはただ毅然としてレイを睨み返した。
「なんだよ、その目は。お前は俺を愛しているんじゃなかったのかよ?」
「…貴方は、私が愛したレイ様なんかじゃない。一体貴方は誰なの?」
「はぁ…全く、何故こうも皆物分かりが悪いのかね」
溜息をついて、レイは頭を抱えた。
「俺は洗脳されたわけでも、誰かに体を乗っ取られているわけじゃない。俺は単純に目覚めただけだよ、エレナ。俺は現人神として、この世界に君臨する権利があるのさ。大衆だってそれを望んでる…リチャード王があれだけ支持を集めた事が何よりの証拠だろうが?
俺たちがどれだけ正論を言ったところで、争いは止まらない。人は差別し異端分子を排除する、遺伝子の奥深くに刻まれた、生物としての本能だよ…だからこそ、俺は常に人間社会で見下され、搾取され、蔑まれてきた。エレナも知ってるだろ? だからこそ俺がこの世界に君臨し、世界をこの手に納める資格がある。皆は俺に首を垂れていればいい…俺は神の力を持つ者なんだからな」
「…私の知ってるレイ様は、絶対そんなこと口走ったりしない」
「くくく…そうか」
レイは血のこびりついた右手で、エレナの顔を乱暴に掴んだ。
「…いつの日もお前は、お前だけは…俺のものにならないんだな」
「?」
「お前は俺が吸収しようとしても、頑なに拒んだ…だからこそ、その魂は常にこの世界で生まれ変わり、俺と出会った。
俺はそれぞれの時代で神として、英雄譚が語り継がれるほどの存在になったよ。そんな俺でも、お前は常に俺を拒んだ…何度生まれ変わっても、な」
「生まれ変わった? 私が?」
「お前も元はただの人間。神への供物として、そこの醜い肉塊と同化する運命だったのさ。それでも俺を拒否し、肉体が死に絶えた後、魂は俺から逃げ続けた…どこまでも、腹の立つ女だ」
怒りに満ちた眼差しで、レイはエレナを睨み付けた。それはエレナがかつて見たことのない表情だった。
0
お気に入りに追加
60
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。
スキル運で、運がいい俺を追放したギルドは倒産したけど、俺の庭にダンジョン出来て億稼いでます。~ラッキー~
暁 とと
ファンタジー
スキル運のおかげでドロップ率や宝箱のアイテムに対する運が良く、確率の低いアイテムをドロップしたり、激レアな武器を宝箱から出したりすることが出来る佐藤はギルドを辞めさられた。
しかし、佐藤の庭にダンジョンが出来たので億を稼ぐことが出来ます。
もう、戻ってきてと言われても無駄です。こっちは、億稼いでいるので。
女神に同情されて異世界へと飛ばされたアラフォーおっさん、特S級モンスター相手に無双した結果、実力がバレて世界に見つかってしまう
サイダーボウイ
ファンタジー
「ちょっと冬馬君。このプレゼン資料ぜんぜんダメ。一から作り直してくれない?」
万年ヒラ社員の冬馬弦人(39歳)は、今日も上司にこき使われていた。
地方の中堅大学を卒業後、都内の中小家電メーカーに就職。
これまで文句も言わず、コツコツと地道に勤め上げてきた。
彼女なしの独身に平凡な年収。
これといって自慢できるものはなにひとつないが、当の本人はあまり気にしていない。
2匹の猫と穏やかに暮らし、仕事終わりに缶ビールが1本飲めれば、それだけで幸せだったのだが・・・。
「おめでとう♪ たった今、あなたには異世界へ旅立つ権利が生まれたわ」
誕生日を迎えた夜。
突如、目の前に現れた女神によって、弦人の人生は大きく変わることになる。
「40歳まで童貞だったなんて・・・これまで惨めで辛かったでしょ? でももう大丈夫! これからは異世界で楽しく遊んで暮らせるんだから♪」
女神に同情される形で異世界へと旅立つことになった弦人。
しかし、降り立って彼はすぐに気づく。
女神のとんでもないしくじりによって、ハードモードから異世界生活をスタートさせなければならないという現実に。
これは、これまで日の目を見なかったアラフォーおっさんが、異世界で無双しながら成り上がり、その実力がバレて世界に見つかってしまうという人生逆転の物語である。
女神様から同情された結果こうなった
回復師
ファンタジー
どうやら女神の大ミスで学園ごと異世界に召喚されたらしい。本来は勇者になる人物を一人召喚するはずだったのを女神がミスったのだ。しかも召喚した場所がオークの巣の近く、年頃の少女が目の前にいきなり大量に現れ色めき立つオーク達。俺は妹を守る為に、女神様から貰ったスキルで生き残るべく思考した。
神様との賭けに勝ったので、スキルを沢山貰えた件。
猫丸
ファンタジー
ある日の放課後。突然足元に魔法陣が現れると、気付けば目の前には神を名乗る存在が居た。
そこで神は異世界に送るからスキルを1つ選べと言ってくる。
あれ?これもしかして頑張ったらもっと貰えるパターンでは?
そこで彼は思った――もっと欲しい!
欲をかいた少年は神様に賭けをしないかと提案した。
神様とゲームをすることになった悠斗はその結果――
※過去に投稿していたものを大きく加筆修正したものになります。
異世界でいきなり経験値2億ポイント手に入れました
雪華慧太
ファンタジー
会社が倒産し無職になった俺は再就職が決まりかけたその日、あっけなく昇天した。
女神の手違いで死亡した俺は、無理やり異世界に飛ばされる。
強引な女神の加護に包まれて凄まじい勢いで異世界に飛ばされた結果、俺はとある王国を滅ぼしかけていた凶悪な邪竜に激突しそれを倒した。
くっころ系姫騎士、少し天然な聖女、ツンデレ魔法使い! アニメ顔負けの世界の中で、無職のままカンストした俺は思わぬ最強スキルを手にすることになったのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる