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1節[第一章]
第八話『ハーベスト家VSウィンター家!?』
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とりあえずできるだけの支度をしてハーベスト家の皆様が待っている部屋へ急いだ。
「お待たせ致しましたハーベスト家の皆様。今日はどのような…っっ!?」
お辞儀をし終え顔をあげようとしたその時、椅子に座っていたうちの一人が勢いよく立ち上がり、私の胸ぐらを掴んだ。
私女の子だよ!?胸ぐら掴むってどういう恨み!?しかも浮かせられてるから苦しい…。
「ちょっノイン!?何やってるの女性相手に!!」
「こいつが弟をさらったんやろ!!やったらこいつを俺は許さへん!」
「まだ決まったわけじゃないし、そうだったとしても女性に対してそういう行動はしちゃいけない!」
「うっ…やけど…。」
掴まれて浮かされてるからあんまり分からないけど、おそらく話してるのは次男のエース・ハーベスト様と三男のノイン・ハーベスト様だ!
現在私を掴んでいるのはノイン様。綺麗な茶髪と黄色の瞳、太陽のような笑顔が特徴的な人気キャラ!
けど今はものすごい剣幕!殺意剥き出し!!私にだけ!!
「あっ…あの…。私何か粗相をしてしまいましたか?」
何かした覚えはないし、弟さんさらったの私のじゃないし!
「あ“ぁ!?女やからって調子乗んなよ!お前が“シオン”をさらったんはわかってんねん!」
だからさらってないし調子にも乗ってない!!
反論しようとしたけど、掴んでいた手が首に当てられ締め付けられてしまい言葉が発せなくなる。息苦しさから涙が溢れてくる。
苦しい…。
「何してるんやノイン!!」
その言葉が聞こえた瞬間私を掴んでいた手は離れ肺に酸素が送られる。急に取り込んだせいかむせ返ってしまう。
「ゴホッ…ゴホッ!!」
「レイン!!大丈夫!?」
「はぁ…はぁ…スベお兄ちゃん??」
少し落ち着いてきてから周りを見るとノイン様の首をヤヌア様が掴んでいる状態だった。私は目眩を無視して急いで二人の元に走った。
だって推し通しがガチ喧嘩とか見たくないじゃん!!
私はヤヌア様の服を引っ張り止めに入る。
「ヤヌアお兄様!落ち着いて下さい!私は大丈夫ですから!」
「妹の首絞めた男が無罪放免なんておかしいやろ!レインがどれだけ苦しかったか思い知ってもらわな…。」
「ヤッくん。レインが止めて欲しいみたいだよ?妹がせっかく頼んでるんだし、今回は許してあげたら?」
スベイス様ナイス!超ナイス!!
「スベイス兄さん…わかった。今回は許してやる。次はない。」
そういってヤヌア様はノイン様を話スベイス様の方へ戻って行った。
「大丈夫ですか?」
私はノイン様に手を差し伸べたがノイン様は手を払い除け椅子に再び座った。
「レイン?本当に大丈夫かい?」
「大丈夫だよ!心配してくれてありがとう!スベお兄ちゃん!」
ほんとにスベイス様が止めてくれなかったらヤヌア様がノイン様をガチで殴ってたかもしれない。危ない危ない。
てかなんでシオン君をさらったのが私になってんの?たしかにシオン君を買ったのは私が入る前のレインだけど…。
「ごめんねスベちゃん…。ノインが君の妹に酷いことをした。謝っても許されないだろうけど、最近ハーベスト家は気が立ってるんだ。今回だけ許してあげてくれないか?」
エース様が頭を下げてる。そんな事しなくてもいいのに…。下げられた頭には普段被っている白い帽子はなく美しい黒髪が輝いている。
「今回のことはレインの慈悲で許してあげるよ。それにエーちゃんとは昔からの仲やからね。そんな頭下げられたらなんも言われへんよ。」
その言葉に顔を上げたエース様の瞳は漆黒というに値するほど真っ黒で吸い込まれそうな美しさだった。
「本当にありがとう。レインさんも、弟がごめんね…。」
「あっいえ!謝らないでください!私がなにかしてしまったのかもしれませんし…。」
「君は優しいね。兄さんが言っていた通り、噂なんて当てにならないな。」
噂?兄さんってまさか…。
「遅れてしまいすみません!ってえ?何かあったんですか?」
そう言って入ってきたのはハーベスト家長男のジィーブ様だった。
「やぁジィーブさん。久しぶりやね。」
「スベイスさんお久しぶりですね。今日は突然来てしまって申し訳ないですね。」
「いやいや、大丈夫ですよ。フィブア兄さんは仕事でいませんが、我々で良ければ。」
推しと推しが話してるよ??神かな??
てかヤヌア様??ずっと抱きついて下さるのは私はありがたいんですがキャパがですね。もたないんですよ。
「しかしヤヌア君は本当に妹さんが大好きですね。」(ニコッ
「妹ですから大事にするのは当然です。」
えっ?ツンデレ??抱きつきながらそのセリフはツンデレよ??
「ジィーブ兄さん。少しいいかな?」
「どうしたのエース?」
「ノインがレインさんに手をあげてね。どういう処罰をするか…兄さんに決めて欲しいんだ。」
しょっ処罰!?なっなんで!そんな事しなくていいって!私生きてるし!
「ノイン?何をしたの?」
「…。」
「ノイン。」
「…そこのヤヌアの妹が俺達の弟をさらったって聞いたから、俺許されへんくて…勢いで首を締めたんや」
「首を??」
ギッギスギスしだした!!怖い怖い!!雰囲気が怖い!!これは止めないといけないやつ!でもヤヌア様が離してくれそうにない!でもジィーブ様止まらなさそうだし…。
えぇい!かくなるうえは!!
「ヤヌアお兄様…ごめんなさい!」
「えっ!レイン!!」
私はヤヌア様の手を振り払いノイン様の前に立つ。
「レインさん?」
「なっなんやねん急に…。」
これは嫌われる覚悟の上でやるんだ!勇気を出せ私!!
私はノイン様の方を向きキュッと口を結んだ。
パァン
「へっ…」
私はノイン様の左頬を叩いた。いわゆるビンタだ。これでノイン様への処罰はOKでしょ!頼むからこれでチャラにしてあげて!
「レインさん…いったい。」
「これでノイン様は処罰を受けました!だから、これ以上は止めてあげてください!」
私はポカンとしているノイン様とジィーブ様の間に腕を広げ前に立つ。
「へっ?お前何言ってんだ??」
「ふふふっ、大丈夫ですよレインさん。処罰と言ってもそんな酷いものじゃないですよ?私のお説教を二時間するくらいですから。」
二時間のお説教はキツくない??十分な処罰だよそれ…。
「しかしいいビンタだったね~。俺びっくりしちゃったよ。」
笑い事じゃないですよエース様?
「さすが僕の妹!」
「もっとしていいと思う。」
お兄様方??面白がってるよね??
「俺…叩かれたんか?」
あっヤバっ!!
「ごっごめんなさいノイン様!痛かったですか?あっ跡残ったらどうしよう…。」
そんなことになったらもう人生終わりだよ!
「なんで?お前は俺に首締められてんねんで?それやのに俺を心配するん?」
そんなの…
「あなたが好きだからに決まってるじゃないですか。」
「「「「「!?!?」」」」」
あっ…
「お待たせ致しましたハーベスト家の皆様。今日はどのような…っっ!?」
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現在私を掴んでいるのはノイン様。綺麗な茶髪と黄色の瞳、太陽のような笑顔が特徴的な人気キャラ!
けど今はものすごい剣幕!殺意剥き出し!!私にだけ!!
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何かした覚えはないし、弟さんさらったの私のじゃないし!
「あ“ぁ!?女やからって調子乗んなよ!お前が“シオン”をさらったんはわかってんねん!」
だからさらってないし調子にも乗ってない!!
反論しようとしたけど、掴んでいた手が首に当てられ締め付けられてしまい言葉が発せなくなる。息苦しさから涙が溢れてくる。
苦しい…。
「何してるんやノイン!!」
その言葉が聞こえた瞬間私を掴んでいた手は離れ肺に酸素が送られる。急に取り込んだせいかむせ返ってしまう。
「ゴホッ…ゴホッ!!」
「レイン!!大丈夫!?」
「はぁ…はぁ…スベお兄ちゃん??」
少し落ち着いてきてから周りを見るとノイン様の首をヤヌア様が掴んでいる状態だった。私は目眩を無視して急いで二人の元に走った。
だって推し通しがガチ喧嘩とか見たくないじゃん!!
私はヤヌア様の服を引っ張り止めに入る。
「ヤヌアお兄様!落ち着いて下さい!私は大丈夫ですから!」
「妹の首絞めた男が無罪放免なんておかしいやろ!レインがどれだけ苦しかったか思い知ってもらわな…。」
「ヤッくん。レインが止めて欲しいみたいだよ?妹がせっかく頼んでるんだし、今回は許してあげたら?」
スベイス様ナイス!超ナイス!!
「スベイス兄さん…わかった。今回は許してやる。次はない。」
そういってヤヌア様はノイン様を話スベイス様の方へ戻って行った。
「大丈夫ですか?」
私はノイン様に手を差し伸べたがノイン様は手を払い除け椅子に再び座った。
「レイン?本当に大丈夫かい?」
「大丈夫だよ!心配してくれてありがとう!スベお兄ちゃん!」
ほんとにスベイス様が止めてくれなかったらヤヌア様がノイン様をガチで殴ってたかもしれない。危ない危ない。
てかなんでシオン君をさらったのが私になってんの?たしかにシオン君を買ったのは私が入る前のレインだけど…。
「ごめんねスベちゃん…。ノインが君の妹に酷いことをした。謝っても許されないだろうけど、最近ハーベスト家は気が立ってるんだ。今回だけ許してあげてくれないか?」
エース様が頭を下げてる。そんな事しなくてもいいのに…。下げられた頭には普段被っている白い帽子はなく美しい黒髪が輝いている。
「今回のことはレインの慈悲で許してあげるよ。それにエーちゃんとは昔からの仲やからね。そんな頭下げられたらなんも言われへんよ。」
その言葉に顔を上げたエース様の瞳は漆黒というに値するほど真っ黒で吸い込まれそうな美しさだった。
「本当にありがとう。レインさんも、弟がごめんね…。」
「あっいえ!謝らないでください!私がなにかしてしまったのかもしれませんし…。」
「君は優しいね。兄さんが言っていた通り、噂なんて当てにならないな。」
噂?兄さんってまさか…。
「遅れてしまいすみません!ってえ?何かあったんですか?」
そう言って入ってきたのはハーベスト家長男のジィーブ様だった。
「やぁジィーブさん。久しぶりやね。」
「スベイスさんお久しぶりですね。今日は突然来てしまって申し訳ないですね。」
「いやいや、大丈夫ですよ。フィブア兄さんは仕事でいませんが、我々で良ければ。」
推しと推しが話してるよ??神かな??
てかヤヌア様??ずっと抱きついて下さるのは私はありがたいんですがキャパがですね。もたないんですよ。
「しかしヤヌア君は本当に妹さんが大好きですね。」(ニコッ
「妹ですから大事にするのは当然です。」
えっ?ツンデレ??抱きつきながらそのセリフはツンデレよ??
「ジィーブ兄さん。少しいいかな?」
「どうしたのエース?」
「ノインがレインさんに手をあげてね。どういう処罰をするか…兄さんに決めて欲しいんだ。」
しょっ処罰!?なっなんで!そんな事しなくていいって!私生きてるし!
「ノイン?何をしたの?」
「…。」
「ノイン。」
「…そこのヤヌアの妹が俺達の弟をさらったって聞いたから、俺許されへんくて…勢いで首を締めたんや」
「首を??」
ギッギスギスしだした!!怖い怖い!!雰囲気が怖い!!これは止めないといけないやつ!でもヤヌア様が離してくれそうにない!でもジィーブ様止まらなさそうだし…。
えぇい!かくなるうえは!!
「ヤヌアお兄様…ごめんなさい!」
「えっ!レイン!!」
私はヤヌア様の手を振り払いノイン様の前に立つ。
「レインさん?」
「なっなんやねん急に…。」
これは嫌われる覚悟の上でやるんだ!勇気を出せ私!!
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パァン
「へっ…」
私はノイン様の左頬を叩いた。いわゆるビンタだ。これでノイン様への処罰はOKでしょ!頼むからこれでチャラにしてあげて!
「レインさん…いったい。」
「これでノイン様は処罰を受けました!だから、これ以上は止めてあげてください!」
私はポカンとしているノイン様とジィーブ様の間に腕を広げ前に立つ。
「へっ?お前何言ってんだ??」
「ふふふっ、大丈夫ですよレインさん。処罰と言ってもそんな酷いものじゃないですよ?私のお説教を二時間するくらいですから。」
二時間のお説教はキツくない??十分な処罰だよそれ…。
「しかしいいビンタだったね~。俺びっくりしちゃったよ。」
笑い事じゃないですよエース様?
「さすが僕の妹!」
「もっとしていいと思う。」
お兄様方??面白がってるよね??
「俺…叩かれたんか?」
あっヤバっ!!
「ごっごめんなさいノイン様!痛かったですか?あっ跡残ったらどうしよう…。」
そんなことになったらもう人生終わりだよ!
「なんで?お前は俺に首締められてんねんで?それやのに俺を心配するん?」
そんなの…
「あなたが好きだからに決まってるじゃないですか。」
「「「「「!?!?」」」」」
あっ…
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