43 / 69
人生を斜交いに生きた男 実話 44
しおりを挟む
その日彼女が帰宅1番
「店長メチャクチャびびっていたよ。私への言葉遣いもソフトになり、あんな凹んだ姿見た事が無いし」
「そうやろう、かなりびびらしたから」
然しコイツは腐っているで、散々貢がしといて、その傷に塩を塗りつけるか!!
この話は後日談があるのだ。
彼女と暮らす様になって暫くはゆっくりしていたが、根っからの貧乏性と、男としての プライドがあるので、自分の食いぶち位は稼ぎたいのと、彼女の 負担になりたくないので職探しをするが、中途半端なとこしか。何とか潜り込んだのが、日本道路公団の下請け会社で○●美装(株)会社に入れたのだ。
応募条件は免許所持者だが、面接の印象が良かったのか採用されたのだ。
面接はお互いに騙し合いの世界。
仕事内容は高速道路上での落下物の 撤去や、ゴミ拾い、トラブル解消の 対応とか。それと半年に一度のトンネル内の白パネルの 汚れ落としがある。これは結構危険な作業なのだ。
通常勤務は助手席に乗り、ゴミ拾い担当で黄色灯のランプ点灯で走行しながら、中央分離帯、側溝の 清掃、落下物の撤去と無線による現場直行(事故の処理)したりで。何もない時は往復で約200キロは走行するのだ。まぁ 、ありとあらゆる物が看板、木材、雑誌、ビニール、エロ本、入れ歯、タイヤ、ホイール、靴、畳、鞄等々。又、料金所の 側溝には使用済みのスキン、パンティ、ストッキング、ティッシュ、大便、小便の 汚物とか、たまにその中に現金が落ちている。料金所での支払いの 時に風に飛ばされて、、、少々の役得はあるが、余り綺麗な仕事ではない。
それと大事故発生時には、その撤去作業にもあたる。血や肉片の始末は大変だし食事も喉を通り難い。砂や水で流したりと
それに2ヶ月に1度、日曜日に余計な作業が道路公団の事務所の清掃と床のワックス掛けがあるが、事故を起こした会社、家庭からお詫びの品々が届くのだ。ビール、洋酒、日本酒、お米、洗剤、石鹸、商品券等々が片隅に山積みされているのでバレない程度にチョロまかすのだ。これ位の役得がないとやってられない。これは契約を取るのにサービスの 範疇にあるので休日出勤手当もなし。
それと半年に一度のペースで深夜勤務が回ってくるがこれが大変なのだ。
公団側は危険な作業なので昼勤と深夜勤務の 人間は絶対に入れ替える事になっているが、 続く
「店長メチャクチャびびっていたよ。私への言葉遣いもソフトになり、あんな凹んだ姿見た事が無いし」
「そうやろう、かなりびびらしたから」
然しコイツは腐っているで、散々貢がしといて、その傷に塩を塗りつけるか!!
この話は後日談があるのだ。
彼女と暮らす様になって暫くはゆっくりしていたが、根っからの貧乏性と、男としての プライドがあるので、自分の食いぶち位は稼ぎたいのと、彼女の 負担になりたくないので職探しをするが、中途半端なとこしか。何とか潜り込んだのが、日本道路公団の下請け会社で○●美装(株)会社に入れたのだ。
応募条件は免許所持者だが、面接の印象が良かったのか採用されたのだ。
面接はお互いに騙し合いの世界。
仕事内容は高速道路上での落下物の 撤去や、ゴミ拾い、トラブル解消の 対応とか。それと半年に一度のトンネル内の白パネルの 汚れ落としがある。これは結構危険な作業なのだ。
通常勤務は助手席に乗り、ゴミ拾い担当で黄色灯のランプ点灯で走行しながら、中央分離帯、側溝の 清掃、落下物の撤去と無線による現場直行(事故の処理)したりで。何もない時は往復で約200キロは走行するのだ。まぁ 、ありとあらゆる物が看板、木材、雑誌、ビニール、エロ本、入れ歯、タイヤ、ホイール、靴、畳、鞄等々。又、料金所の 側溝には使用済みのスキン、パンティ、ストッキング、ティッシュ、大便、小便の 汚物とか、たまにその中に現金が落ちている。料金所での支払いの 時に風に飛ばされて、、、少々の役得はあるが、余り綺麗な仕事ではない。
それと大事故発生時には、その撤去作業にもあたる。血や肉片の始末は大変だし食事も喉を通り難い。砂や水で流したりと
それに2ヶ月に1度、日曜日に余計な作業が道路公団の事務所の清掃と床のワックス掛けがあるが、事故を起こした会社、家庭からお詫びの品々が届くのだ。ビール、洋酒、日本酒、お米、洗剤、石鹸、商品券等々が片隅に山積みされているのでバレない程度にチョロまかすのだ。これ位の役得がないとやってられない。これは契約を取るのにサービスの 範疇にあるので休日出勤手当もなし。
それと半年に一度のペースで深夜勤務が回ってくるがこれが大変なのだ。
公団側は危険な作業なので昼勤と深夜勤務の 人間は絶対に入れ替える事になっているが、 続く
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説


リアル男子高校生の日常
しゅんきち
エッセイ・ノンフィクション
2024年高校に入学するしゅんの毎日の高校生活をのぞいてみるやつ。
ほぼ日記です!短いのもあればたまに長いのもだしてます。
2024年7月現在、軽いうつ状態です。
2024年4月8日からスタートします!
2027年3月31日完結予定です!
たまに、話の最後に写真を載せます。
挿入写真が400枚までですので、400枚を過ぎると、古い投稿の挿入写真から削除します。[話自体は消えません]
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。


うつ病WEBライターの徒然なる日記
ラモン
エッセイ・ノンフィクション
うつ病になったWEBライターの私の、日々感じたことやその日の様子を徒然なるままに書いた日記のようなものです。
今まで短編で書いていましたが、どうせだし日記風に続けて書いてみようと思ってはじめました。
うつ病になった奴がどんなことを考えて生きているのか、興味がある方はちょっと覗いてみてください。
少しでも投稿インセンティブでお金を稼げればいいな、なんてことも考えていたり。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる