人生を斜交いに生きた男 実話

朝焼け

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人生を斜交いに生きた男 実話 29

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一応は約束をしたのでダメ元で行ってみる事に。店内はホステス、カップルで8割位は埋まっていたが、目当ての女性は2人掛けの角の方にポツンと座っていた。
 (エッー、いるじゃん)
 遠目で誰か連れは居ないか?テーブルにはジュースだけなのでホッとした。達の悪い女なら色々と派手に注文していてもおかしくないが、それとも俺が来なかった時の計算が働いているのか⁈
 後ろの方から声を
 「へぇー居たんだ」
 彼女はホッとしたのか、顔がパッと明るくなった。
 「何か食べるか?」
 ナポリタン2つと、フルーツポンチ、ホットコーヒーを頼み、食べながら話を聞くと旦那と喧嘩して衝動的に家出をしたようだ。小さなバック1つの身軽さだ。食事も終わり、歩くと20分位掛かるが。
 「良いよブラブラ歩きたいし、本当に誰も居ないよね」
 念を押しながら腕を組んできたので、今日はやれんやと思うだけで勃起してきた。
 「大丈夫だし」
 1階建てで縦長の作りで真ん中に廊下があり両サイドに格5つの部屋にトイレは共同で風呂無しで近所に銭湯はあるが12時迄なのでこの夜は流しで身体を拭いて布団に入ると当然のように様にセックスへと没頭して
 「中に出しても大丈夫なのか?」
 「平気よピル飲んでいるから」
 若いから3回程頑張ったが、その分寝不足に、別に盗られる物が無いので合鍵を渡し
 「戸締りだけはよろしく」
 いつもの仕事へ昼と夜のダブルワークに。
 結局、彼女は5日には居なくなり 書き置きが =主人の子供を妊娠してるので、これで家に帰ります。今迄ありがとう 晶子=
 へぇー妊娠してたのか、だから生だしもOKだったんだ。ところがきっちりとお土産を置いていったのだ。6日目辺りから下半身の毛が痒くなり、何やろう⁉️余りにも治らないので保険証も無かったので薬局に行って事情を話すと
 「多分毛ジラミでは!最近エッチした?」
 50代のおばさんがニャつきながら使用方法教えてくれた。急いで家に帰り下半身を綺麗に拭き石鹸で泡立てタオルを蒸らして毛に当ててカミソリで剃り落としてから水銀軟膏を擦り込んだら、これが見事に一発で治ったのだ。後にも先にも初めての経験だった。
 当時は抗生物質がまだ薬局では無かったのか⁈兎に角これぐらいで済んで、性悪女でなくてホッとした。 続く
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