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人生を斜交いに生きた男 実話 25
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面接さえこぎつけばチャンスは広がるのだが、後々で一寸した会社には面接のチャンスさえ貰えない不公平感を思い知るのだが、、、
元来貧乏性というか、天涯孤独なので仕事が決まらないと落ち着かない。頼れる人、甘える人もなく自分しかいないので兎に角収入源を確保の為に水商売へと。初めての経験なので後に支配人曰く。
「小田は変な癖も無く、見た目もスッキリしてたし」
即決したと。他に2人いたが、チンピラ崩れで見た目もきついので不採用にしたと。当時はキャバレー、ピンサロが全盛期。仕事は夕方5時半から12時半位迄で。先ずはお店の掃除、その後支配人の朝礼があり色々と訓示をするが特に印象に残ったのが
「ホステスはお店の商品なので絶対に手を出すな!発見した時点で即首にするからな」
後は業務上の当たり前の話がダラダラと。
ホステスにもランクがあり低い人程早く出勤させられ上位程ゆっくりで同伴出勤なら9時までに入れば良いのだ。
毎日ホステスの待機室《着替え》を通るのだが換気の為にドアは開けているので、ホステス同士で掴み合いの喧嘩を、下着状態で派手にやっている。
「私の客と寝て横取りしゃがって」
「○○に色目を使ったやろう」
裏の女の戦いを目の当たりにすると百年の恋も冷めてくるが!一旦お店に出ると天使の顔をしてシラッと男どもを操るのが怖い。ホステスの登録は約200名位いるが、常時出勤しているのは150名前後だ。病気、生理日、揉め事、ズル休み、喪中等々。
繁忙タイムは9時から11時が戦争に。当時は現役のヤクザが大きな顔してのさばっていた時代。着流しにドスを差し堂々と歩いていたのだ。自分の女をホステスとして送り込み世間知らずの甘ちゃんに美人局をして小遣いを稼いだりしていた。余りにも悪質な場合は店の信用に関わるので辞めさせたり。又他店での不祥事の手配書を交換しあったりで支配人もチェックしていたが、それでもうまく潜り込んで悪さをする輩もいるのだ。
私もある程度慣れると余裕を持って仕事が出来るようになると色々と周りが見えて来る。ホステスからモーションを掛けられていたのだが22歳で未だ童貞だったので女性の扱いに慣れてなく疎くて、、、クリスチャン系の施設で育ったので聖書の教えで飲酒、煙草、不貞行為は一切罪だと洗脳されていたのだ。 続く
元来貧乏性というか、天涯孤独なので仕事が決まらないと落ち着かない。頼れる人、甘える人もなく自分しかいないので兎に角収入源を確保の為に水商売へと。初めての経験なので後に支配人曰く。
「小田は変な癖も無く、見た目もスッキリしてたし」
即決したと。他に2人いたが、チンピラ崩れで見た目もきついので不採用にしたと。当時はキャバレー、ピンサロが全盛期。仕事は夕方5時半から12時半位迄で。先ずはお店の掃除、その後支配人の朝礼があり色々と訓示をするが特に印象に残ったのが
「ホステスはお店の商品なので絶対に手を出すな!発見した時点で即首にするからな」
後は業務上の当たり前の話がダラダラと。
ホステスにもランクがあり低い人程早く出勤させられ上位程ゆっくりで同伴出勤なら9時までに入れば良いのだ。
毎日ホステスの待機室《着替え》を通るのだが換気の為にドアは開けているので、ホステス同士で掴み合いの喧嘩を、下着状態で派手にやっている。
「私の客と寝て横取りしゃがって」
「○○に色目を使ったやろう」
裏の女の戦いを目の当たりにすると百年の恋も冷めてくるが!一旦お店に出ると天使の顔をしてシラッと男どもを操るのが怖い。ホステスの登録は約200名位いるが、常時出勤しているのは150名前後だ。病気、生理日、揉め事、ズル休み、喪中等々。
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