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30.解呪薬を作ったよ〜!
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ブランに手伝って欲しかったんだけどな。まあ、いいや。
先に今日採取してきた薬草をテーブルの上にドドンと出す。凄い沢山採取できた。これで当分は大丈夫。先ずはクリーン。
久しぶりに大きな錬金釜を出す。釜を錬金術で作った純水で満たすと、種類毎に分けて薬草を入れる。
「バシャバシャバシャ~、洗って洗って洗って~♪」
僕はつい口から僕作のヘンテコな歌が出てしまう。何故か、癖なんだよね。ついつい歌っちゃう。
魔法で釜の中の純水を渦巻きみたいに動かして洗う。洗濯機みたいだよね。
「洗って洗って~、また洗って~♪」
はい、次の薬草ね。
「またまた洗って~バシャバシャバシャ~♪」
何度か釜の純水を換えて薬草を全部洗いドライで水分をとばす。クリーンだけで大丈夫なんだけど、僕は純水でも洗うんだ。その方が魔力の浸透が良い様な気がするんだ。なんとなくね。なんとなくだよ。
「さて、これからだね~」
釜を出したテーブルとは別の机に薬草を種類毎に移動して、パチンと指を鳴らして1本のスクロールを出す。
「スクロールstart up……術式展開」
スクロールが空中でスルスルと広がる。
「分解……抽出して」
僕がスクロールに手を伸ばして魔力を通し、予め登録してあった術式を発動させ薬草から有効成分だけを抽出していく。
抽出した成分をそのままガラス瓶に入れる。不純物が混じるといけないからね、直ぐに蓋をする。はい、オッケー。これで、1種類完成だ。
同じ事を繰り返して必要な薬草の成分を抽出していく。
「さて、やっぱ先ずは解呪薬だよね」
必要な薬草の成分を机に出す。
「ん~、量が必要だから錬金釜で作っちゃおう」
また最初のテーブルに戻り、錬金窯に向かう。
「ドライ……クリーン」
よし。これで釜の準備はオッケー。
「さてさて。とりあえず~純水を入れてぇ~♪」
なんでだろう? 錬金釜を使い出すと歌っちゃう。
「薬草成分を入れて~ジャポ~ン♪」
ふへへへ。ちょっと楽しくなってきた。
「魔力をとおしながらぁ~混ぜて~混ぜて~混ぜ混ぜ混ぜて~♪」
絶好調だ。
「まだまだ混ぜて~色が変わるまで~ちょびっと光るまで~混ぜて~混ぜて~ま~ぜ混ぜ~♪」
そのうち、錬金釜の中の液体が変化していく。
「うん、あと少し~、魔力をど~ん♪ 混ぜ混ぜ~♪ あ、光りだしたよ! はい、出来あ~が~りぃ~♪」
うん、フィニッシュ! いい感じ。
何でわざわざ純水と混ぜるのか……薬草の有効成分だけより純水と混ぜて完全に溶け込ませる方が安定するんだ。
それに、摂取した後も身体に吸収されやすくて効果が高い。ほんと、不思議だよね~。濃ければ良いってもんじゃないんだよね。多分、純水が良い仕事をしてるんだろうと思うよ。
「テテ、お前何やってんの?」
あらら、ブランが起きちゃった。
「ブラン、解呪薬を作ったの。見てみてよ」
「お、おう」
ん? 何? なんか引いちゃってる?
「うん、出来てるな。じゃあこれこっちの瓶に入れるぞ?」
「うん、お願い」
そうそう。こんな時、ブランは活躍するよね。ブランがいないと、僕が手作業で瓶に入れなきゃいけない。それは、超面倒だよ。
「よし、出来たぞ」
早く早く、蓋をしなきゃ。急いで瓶に蓋をしていく。
「テテ、何個作るんだ?」
「え? 知らない」
「おい……」
「え? だって知らないもん」
「いや、聞けよ。確認しろよ。いや、しようぜ?」
そっか。そうだよね。うん。
「父上に聞いてくる」
「おう」
そっか。全然数を気にしないで作っちゃったな。でもね、沢山いると思うんだ。だって、城の人達でしょ? 学園でしょ? それから、王都の人達でしょ? あ、聖女候補の実家のある村もだ。ね、凄い数になりそうじゃない?
と、言っても1人4~5滴でいいんだけどね……あれ? 作りすぎちゃったかなぁ? まあ、いいや。
「父上」
執務室に行ったら父と兄とばーちゃんがいた。
「テティス、どうした?」
「解呪薬はどれ位必要でしょう?」
「テテ、1人解呪するのにどれ位の量が必要なの?」
「ばーちゃん、4~5滴」
「凄いな。4~5滴でいいんだ」
兄上が何か呟いている。
「で、テテ。どれ位出来たの?」
「ばーちゃん、錬金釜1つ分」
「…………」
「ハァ……テテ。国中解呪するんじゃないのよ?」
「え、ばーちゃん何言ってんの? 当たり前じゃない」
――バシッ
「痛ッ!」
久しぶりに肩を叩かれちゃったよ。何で?
「テテの作った量がそれ位あるでしょ?」
あぁ、そっか。
「あれ、作り過ぎちゃった?」
「まあ、テティス。構わない。足らないよりは良い」
「はい、父上」
じゃあ、次はポーションだね。
僕はまた自分の部屋で同じ作業をする。
「テテ、小瓶に入れちまうよ?」
「うん、ブランお願い」
今度はポーションだからね。1回分ずつ分けて小瓶に入れる。
普通のポーションと、ハイポーション。2種類作ったんだ。まあ、ポーションはハイポーションを純水で薄めるだけなんだけどねー。楽勝。
「テテ、ポーションだけでいいのか?」
「え? 知らない」
「テテ、だからさぁ。聞こうよ、確認しようよ。いや、確認してくれよ」
うん、そうだね。
「父上に聞いてくる」
「おう」
でもね、ポーションが少なくなったって言ってたからね。ポーションだけで良いと思うんだよ? だけど、ブランが言う様に確認しなきゃね。
「父上」
僕は、また執務室にきた。
さっきと変わらず父と兄とばーちゃんがいる。
「テティス、どうした?」
「ポーションだけで良いのですか?」
「テテ、ポーションはどれだけ作ったの?」
「ばーちゃん、ポーションとハイポーションで錬金釜1つ分」
「凄いな。こんな短時間でそんなに作れるんだ」
また兄上が何か呟いている。
「で、テテ。他は何が作れそう?」
「ばーちゃん、今日薬草をたくさん採取してきたから何でも作れるよ」
「…………」
「ハァ……テティス。取り敢えず今回はポーションだけでいい。他はまた別で頼む」
「はい、父上」
じゃ、今日はもうお終いだ。乗ってるのになぁ。何か作ろうかなぁ。あ、そうだ。良い事思い付いちゃったぁ。
「テテ、どうだった?」
「うん、ブラン。ポーションだけで良いって」
それから、僕はまた錬金釜に向かった。そして……
「父上」
僕は、またまた執務室にきた。
さっきとまだ変わらず父と兄とばーちゃんがいる。
「テティス、どうした?」
「解毒薬と解呪薬、2種類合わせたのも作りました」
「………… 」
「ハァ……テテ。どれ位作ったの?」
「ばーちゃん、錬金釜1つ分」
「…………」
あれ? 僕なんか変な事言ったかな?
「普通が分からなくなったわ」
「だから、お祖母様。テテですから」
「イデス、そうだったわ」
「テティス、それを飲めば中毒も隷属もどちらも解けるのか?」
「はい、父上」
「そうか……ありがとう」
「はい、父上」
「もう意味が分からないわ。じゃあ、最初からそれを作れば良いじゃない?」
「お祖母様、まあまあ」
「あれだけ大量に作って何で平気なの? 普通は魔力切れをおこすわよね」
「お祖母様、そんなテテを指導したのはお祖母様ですよ」
「イデス、そうだったわ」
あれ? 僕なんかディスられてる? おかしいなぁ?
先に今日採取してきた薬草をテーブルの上にドドンと出す。凄い沢山採取できた。これで当分は大丈夫。先ずはクリーン。
久しぶりに大きな錬金釜を出す。釜を錬金術で作った純水で満たすと、種類毎に分けて薬草を入れる。
「バシャバシャバシャ~、洗って洗って洗って~♪」
僕はつい口から僕作のヘンテコな歌が出てしまう。何故か、癖なんだよね。ついつい歌っちゃう。
魔法で釜の中の純水を渦巻きみたいに動かして洗う。洗濯機みたいだよね。
「洗って洗って~、また洗って~♪」
はい、次の薬草ね。
「またまた洗って~バシャバシャバシャ~♪」
何度か釜の純水を換えて薬草を全部洗いドライで水分をとばす。クリーンだけで大丈夫なんだけど、僕は純水でも洗うんだ。その方が魔力の浸透が良い様な気がするんだ。なんとなくね。なんとなくだよ。
「さて、これからだね~」
釜を出したテーブルとは別の机に薬草を種類毎に移動して、パチンと指を鳴らして1本のスクロールを出す。
「スクロールstart up……術式展開」
スクロールが空中でスルスルと広がる。
「分解……抽出して」
僕がスクロールに手を伸ばして魔力を通し、予め登録してあった術式を発動させ薬草から有効成分だけを抽出していく。
抽出した成分をそのままガラス瓶に入れる。不純物が混じるといけないからね、直ぐに蓋をする。はい、オッケー。これで、1種類完成だ。
同じ事を繰り返して必要な薬草の成分を抽出していく。
「さて、やっぱ先ずは解呪薬だよね」
必要な薬草の成分を机に出す。
「ん~、量が必要だから錬金釜で作っちゃおう」
また最初のテーブルに戻り、錬金窯に向かう。
「ドライ……クリーン」
よし。これで釜の準備はオッケー。
「さてさて。とりあえず~純水を入れてぇ~♪」
なんでだろう? 錬金釜を使い出すと歌っちゃう。
「薬草成分を入れて~ジャポ~ン♪」
ふへへへ。ちょっと楽しくなってきた。
「魔力をとおしながらぁ~混ぜて~混ぜて~混ぜ混ぜ混ぜて~♪」
絶好調だ。
「まだまだ混ぜて~色が変わるまで~ちょびっと光るまで~混ぜて~混ぜて~ま~ぜ混ぜ~♪」
そのうち、錬金釜の中の液体が変化していく。
「うん、あと少し~、魔力をど~ん♪ 混ぜ混ぜ~♪ あ、光りだしたよ! はい、出来あ~が~りぃ~♪」
うん、フィニッシュ! いい感じ。
何でわざわざ純水と混ぜるのか……薬草の有効成分だけより純水と混ぜて完全に溶け込ませる方が安定するんだ。
それに、摂取した後も身体に吸収されやすくて効果が高い。ほんと、不思議だよね~。濃ければ良いってもんじゃないんだよね。多分、純水が良い仕事をしてるんだろうと思うよ。
「テテ、お前何やってんの?」
あらら、ブランが起きちゃった。
「ブラン、解呪薬を作ったの。見てみてよ」
「お、おう」
ん? 何? なんか引いちゃってる?
「うん、出来てるな。じゃあこれこっちの瓶に入れるぞ?」
「うん、お願い」
そうそう。こんな時、ブランは活躍するよね。ブランがいないと、僕が手作業で瓶に入れなきゃいけない。それは、超面倒だよ。
「よし、出来たぞ」
早く早く、蓋をしなきゃ。急いで瓶に蓋をしていく。
「テテ、何個作るんだ?」
「え? 知らない」
「おい……」
「え? だって知らないもん」
「いや、聞けよ。確認しろよ。いや、しようぜ?」
そっか。そうだよね。うん。
「父上に聞いてくる」
「おう」
そっか。全然数を気にしないで作っちゃったな。でもね、沢山いると思うんだ。だって、城の人達でしょ? 学園でしょ? それから、王都の人達でしょ? あ、聖女候補の実家のある村もだ。ね、凄い数になりそうじゃない?
と、言っても1人4~5滴でいいんだけどね……あれ? 作りすぎちゃったかなぁ? まあ、いいや。
「父上」
執務室に行ったら父と兄とばーちゃんがいた。
「テティス、どうした?」
「解呪薬はどれ位必要でしょう?」
「テテ、1人解呪するのにどれ位の量が必要なの?」
「ばーちゃん、4~5滴」
「凄いな。4~5滴でいいんだ」
兄上が何か呟いている。
「で、テテ。どれ位出来たの?」
「ばーちゃん、錬金釜1つ分」
「…………」
「ハァ……テテ。国中解呪するんじゃないのよ?」
「え、ばーちゃん何言ってんの? 当たり前じゃない」
――バシッ
「痛ッ!」
久しぶりに肩を叩かれちゃったよ。何で?
「テテの作った量がそれ位あるでしょ?」
あぁ、そっか。
「あれ、作り過ぎちゃった?」
「まあ、テティス。構わない。足らないよりは良い」
「はい、父上」
じゃあ、次はポーションだね。
僕はまた自分の部屋で同じ作業をする。
「テテ、小瓶に入れちまうよ?」
「うん、ブランお願い」
今度はポーションだからね。1回分ずつ分けて小瓶に入れる。
普通のポーションと、ハイポーション。2種類作ったんだ。まあ、ポーションはハイポーションを純水で薄めるだけなんだけどねー。楽勝。
「テテ、ポーションだけでいいのか?」
「え? 知らない」
「テテ、だからさぁ。聞こうよ、確認しようよ。いや、確認してくれよ」
うん、そうだね。
「父上に聞いてくる」
「おう」
でもね、ポーションが少なくなったって言ってたからね。ポーションだけで良いと思うんだよ? だけど、ブランが言う様に確認しなきゃね。
「父上」
僕は、また執務室にきた。
さっきと変わらず父と兄とばーちゃんがいる。
「テティス、どうした?」
「ポーションだけで良いのですか?」
「テテ、ポーションはどれだけ作ったの?」
「ばーちゃん、ポーションとハイポーションで錬金釜1つ分」
「凄いな。こんな短時間でそんなに作れるんだ」
また兄上が何か呟いている。
「で、テテ。他は何が作れそう?」
「ばーちゃん、今日薬草をたくさん採取してきたから何でも作れるよ」
「…………」
「ハァ……テティス。取り敢えず今回はポーションだけでいい。他はまた別で頼む」
「はい、父上」
じゃ、今日はもうお終いだ。乗ってるのになぁ。何か作ろうかなぁ。あ、そうだ。良い事思い付いちゃったぁ。
「テテ、どうだった?」
「うん、ブラン。ポーションだけで良いって」
それから、僕はまた錬金釜に向かった。そして……
「父上」
僕は、またまた執務室にきた。
さっきとまだ変わらず父と兄とばーちゃんがいる。
「テティス、どうした?」
「解毒薬と解呪薬、2種類合わせたのも作りました」
「………… 」
「ハァ……テテ。どれ位作ったの?」
「ばーちゃん、錬金釜1つ分」
「…………」
あれ? 僕なんか変な事言ったかな?
「普通が分からなくなったわ」
「だから、お祖母様。テテですから」
「イデス、そうだったわ」
「テティス、それを飲めば中毒も隷属もどちらも解けるのか?」
「はい、父上」
「そうか……ありがとう」
「はい、父上」
「もう意味が分からないわ。じゃあ、最初からそれを作れば良いじゃない?」
「お祖母様、まあまあ」
「あれだけ大量に作って何で平気なの? 普通は魔力切れをおこすわよね」
「お祖母様、そんなテテを指導したのはお祖母様ですよ」
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