238 / 249
第7章 解呪
238ー解呪
しおりを挟む
第1王子が見兼ねて、堂々と割って入られた。意外にも静かな声だ。
「良いか? このような場で話す事ではないと私は思うが?」
「イザークス殿下、この様な場でしかフィルドラクス殿下と話せません故」
「殿下もお分かりでしょう。フィルドラクス殿下だけが王家の色を継いでおられると」
「色だと?」
ああ、やはり第3王子の髪と瞳の色に拘っている。本人や兄王子達は唯の個性だと話しているのに。こじつけてるんじゃないのか?
「それだけではありません。殿下は大変聡明でおられる」
「だから幽閉されたのでしょう! 御労しい!」
「寵愛を受けておられた側室様が亡くなられたばかりに……」
勝手な事を言ってるぜ。ちょっとムカつく。
「そういうお前達はフィルドラクスが幽閉されていると知って何をしていた? 自分達の不満をすり替えているだけではないのか? 私も辺境伯に知らされるまでフィルドラクスが辺境伯の世話になっていると知らなかった。私も同罪だ。だが、それとこれとは話が違うぞ」
「イザークス殿下、しかし……」
「フィルドラクスがそう思っていると、私も今初めて聞かされた。これはまた機会を改めて話し合う事ではないか? この様な場で軽はずみに話す事ではないだろう」
「兄上、有難うございます」
「フィル、私達はもっと話をしなければならなかった。インペラート辺境伯に甘えておったのだ」
「フィル、私もだ。ゆっくり話をしよう」
「ニコルクス兄上」
第1王子の介入で、その場は落ち着いた。しかし、びっくりだぞ。まさか、うちの領地に来ようと思っているなんてさ。
「ココはまだ子供だからね」
「え、兄さま。どういう意味ですか?」
「そのまんまだよ。さあ、合図を送ろう。まだ仕事は残っているよ」
「はい、兄さま」
そのまま俺とロディ兄はバルコニーに出た。
「ココ、合図だ」
「はい」
俺は予定通り、指を2度パチンと鳴らした。ヒュ~ッと魔法で作った玉が白い尾を引いて上げっていき、上空で小さな花火の様にパンパンッと光が弾けた。
すると、5箇所から透明なシールドが伸びていき城全体を包み込んだ。いいぞ、完璧じゃん。
「どうだい?」
「はい、成功です。ちゃんとシールドが展開しています」
「きっとこれからが大変だ」
「はい、兄さま」
何故、これからが大変なのか? クリスティー先生作のシールドで、軽い精神干渉の人は難なく解ける。しかし、深く干渉されている人は苦しみ出すんだ。以前に枢機卿や教皇を解呪した時の様に、個々に対処しなければならない。
それを見極めるんだ。酷い者達は、会場に散らばっている侍従やメイドさん達が別室に集めてくれる手筈になっている。みんな、完全防御の魔石を持っているから大丈夫だ。
見ていると、軽い精神干渉を受けていた人達がふらつき出した。
それも一瞬だ。お互いに話していても気が付かない程度だ。
次に、ふらつき壁やソファーに一瞬手をつく人達。この人達も、おやッ? と思う程度だろう。ワインを飲みすぎたかな? 程度で済む筈だ。
もう一段階精神干渉が深い人。その人達は立っていられずソファーに座り込む。その人達も、直ぐに元に戻るだろう。
そんな人達から黒いモヤモヤが出て、城の奥へと飛び去って行く。
問題は胸を押さえながら苦しみ出した人。やはり、前宰相近くで役職に就いていた人達が苦しみ出した。
待機していた従者達が素早くそばに行き、別室で少し休みましょうと声を掛けている。
「ココ、行こうか」
「はい」
「私も行こう」
ディオシスじーちゃんも来てくれた。
晩餐会の会場の直ぐ近くに用意された一室。そこに集めてもらった深く精神干渉を受けている人達。
ここでまとめて解呪する。
「キリシマ、良い?」
「おう、いつでもいいぜ」
「やるわよ」
「ばか、俺がやるんだよ」
そこで、クリスティー先生の言葉が頭を過った。
『良いですか? ココ様の魔力は温存でっす。キリシマちゃんに任せてください』
そうだった。俺も解呪する気満々だったよ。
「あ、キリシマ。そうだったわ、お願い」
「おうよ、任せな!」
霧島は、俺が肩から掛けているバッグの中から指だけヒョイと出す。
そして、ヒョイヒョイと動かした。毎度の事ながら感心するぜ。それだけかよ、って思うよ。
たったそれだけなんだ。指をヒョイヒョイと動かしただけで、苦しんでいる人達の首筋から背中にかけて黒いモヤモヤが浮き出て飛び去って行く。
その後は、精神干渉を受けていた人達はそのままソファーにもたれ休んでいる。まだ意識を失わないだけマシだ。
「暫くしたら落ち着かれるだろう。それまで頼む」
ディオシスじーちゃんが部屋にいた侍従にそう伝える。
あとは、城で働いている人達だ。深い人がいたら知らせがくる筈なんだ。
「ココ、今のところ大丈夫だ」
ロディ兄が、部屋のドアのところでメイドさんに報告を受けているらしい。
メイドさん達、大活躍だ。
「戻ろうか」
「はい、ディオシスお祖父さま」
会場に戻ると、その空気が違った。どうした? 今度はなんだよ。
「ロディ様、お嬢、近衛兵ッス」
「近衛兵?」
晩餐会の会場に、白い団服の人達が剣を持ち会場を取り囲んでいる。
さっきまで歓談していた貴族達が驚きを隠せず怯えている。
「陛下と王妃様を警護していた近衛兵ッス」
それがどうして……どうして剣を振りかざして乱入してきているんだよ!?
☆ ☆ ☆
読んで頂き有難うございます。
今日は後ほど、ハルちゃんも投稿します。
宜しくお願いしまっす!
「良いか? このような場で話す事ではないと私は思うが?」
「イザークス殿下、この様な場でしかフィルドラクス殿下と話せません故」
「殿下もお分かりでしょう。フィルドラクス殿下だけが王家の色を継いでおられると」
「色だと?」
ああ、やはり第3王子の髪と瞳の色に拘っている。本人や兄王子達は唯の個性だと話しているのに。こじつけてるんじゃないのか?
「それだけではありません。殿下は大変聡明でおられる」
「だから幽閉されたのでしょう! 御労しい!」
「寵愛を受けておられた側室様が亡くなられたばかりに……」
勝手な事を言ってるぜ。ちょっとムカつく。
「そういうお前達はフィルドラクスが幽閉されていると知って何をしていた? 自分達の不満をすり替えているだけではないのか? 私も辺境伯に知らされるまでフィルドラクスが辺境伯の世話になっていると知らなかった。私も同罪だ。だが、それとこれとは話が違うぞ」
「イザークス殿下、しかし……」
「フィルドラクスがそう思っていると、私も今初めて聞かされた。これはまた機会を改めて話し合う事ではないか? この様な場で軽はずみに話す事ではないだろう」
「兄上、有難うございます」
「フィル、私達はもっと話をしなければならなかった。インペラート辺境伯に甘えておったのだ」
「フィル、私もだ。ゆっくり話をしよう」
「ニコルクス兄上」
第1王子の介入で、その場は落ち着いた。しかし、びっくりだぞ。まさか、うちの領地に来ようと思っているなんてさ。
「ココはまだ子供だからね」
「え、兄さま。どういう意味ですか?」
「そのまんまだよ。さあ、合図を送ろう。まだ仕事は残っているよ」
「はい、兄さま」
そのまま俺とロディ兄はバルコニーに出た。
「ココ、合図だ」
「はい」
俺は予定通り、指を2度パチンと鳴らした。ヒュ~ッと魔法で作った玉が白い尾を引いて上げっていき、上空で小さな花火の様にパンパンッと光が弾けた。
すると、5箇所から透明なシールドが伸びていき城全体を包み込んだ。いいぞ、完璧じゃん。
「どうだい?」
「はい、成功です。ちゃんとシールドが展開しています」
「きっとこれからが大変だ」
「はい、兄さま」
何故、これからが大変なのか? クリスティー先生作のシールドで、軽い精神干渉の人は難なく解ける。しかし、深く干渉されている人は苦しみ出すんだ。以前に枢機卿や教皇を解呪した時の様に、個々に対処しなければならない。
それを見極めるんだ。酷い者達は、会場に散らばっている侍従やメイドさん達が別室に集めてくれる手筈になっている。みんな、完全防御の魔石を持っているから大丈夫だ。
見ていると、軽い精神干渉を受けていた人達がふらつき出した。
それも一瞬だ。お互いに話していても気が付かない程度だ。
次に、ふらつき壁やソファーに一瞬手をつく人達。この人達も、おやッ? と思う程度だろう。ワインを飲みすぎたかな? 程度で済む筈だ。
もう一段階精神干渉が深い人。その人達は立っていられずソファーに座り込む。その人達も、直ぐに元に戻るだろう。
そんな人達から黒いモヤモヤが出て、城の奥へと飛び去って行く。
問題は胸を押さえながら苦しみ出した人。やはり、前宰相近くで役職に就いていた人達が苦しみ出した。
待機していた従者達が素早くそばに行き、別室で少し休みましょうと声を掛けている。
「ココ、行こうか」
「はい」
「私も行こう」
ディオシスじーちゃんも来てくれた。
晩餐会の会場の直ぐ近くに用意された一室。そこに集めてもらった深く精神干渉を受けている人達。
ここでまとめて解呪する。
「キリシマ、良い?」
「おう、いつでもいいぜ」
「やるわよ」
「ばか、俺がやるんだよ」
そこで、クリスティー先生の言葉が頭を過った。
『良いですか? ココ様の魔力は温存でっす。キリシマちゃんに任せてください』
そうだった。俺も解呪する気満々だったよ。
「あ、キリシマ。そうだったわ、お願い」
「おうよ、任せな!」
霧島は、俺が肩から掛けているバッグの中から指だけヒョイと出す。
そして、ヒョイヒョイと動かした。毎度の事ながら感心するぜ。それだけかよ、って思うよ。
たったそれだけなんだ。指をヒョイヒョイと動かしただけで、苦しんでいる人達の首筋から背中にかけて黒いモヤモヤが浮き出て飛び去って行く。
その後は、精神干渉を受けていた人達はそのままソファーにもたれ休んでいる。まだ意識を失わないだけマシだ。
「暫くしたら落ち着かれるだろう。それまで頼む」
ディオシスじーちゃんが部屋にいた侍従にそう伝える。
あとは、城で働いている人達だ。深い人がいたら知らせがくる筈なんだ。
「ココ、今のところ大丈夫だ」
ロディ兄が、部屋のドアのところでメイドさんに報告を受けているらしい。
メイドさん達、大活躍だ。
「戻ろうか」
「はい、ディオシスお祖父さま」
会場に戻ると、その空気が違った。どうした? 今度はなんだよ。
「ロディ様、お嬢、近衛兵ッス」
「近衛兵?」
晩餐会の会場に、白い団服の人達が剣を持ち会場を取り囲んでいる。
さっきまで歓談していた貴族達が驚きを隠せず怯えている。
「陛下と王妃様を警護していた近衛兵ッス」
それがどうして……どうして剣を振りかざして乱入してきているんだよ!?
☆ ☆ ☆
読んで頂き有難うございます。
今日は後ほど、ハルちゃんも投稿します。
宜しくお願いしまっす!
81
お気に入りに追加
2,968
あなたにおすすめの小説

前世の記憶さん。こんにちは。
満月
ファンタジー
断罪中に前世の記憶を思い出し主人公が、ハチャメチャな魔法とスキルを活かして、人生を全力で楽しむ話。
周りはそんな主人公をあたたかく見守り、時には被害を被り···それでも皆主人公が大好きです。
主に前半は冒険をしたり、料理を作ったりと楽しく過ごしています。時折シリアスになりますが、基本的に笑える内容になっています。
恋愛は当分先に入れる予定です。
主人公は今までの時間を取り戻すかのように人生を楽しみます!もちろんこの話はハッピーエンドです!
小説になろう様にも掲載しています。

異世界リナトリオン〜平凡な田舎娘だと思った私、実は転生者でした?!〜
青山喜太
ファンタジー
ある日、母が死んだ
孤独に暮らす少女、エイダは今日も1人分の食器を片付ける、1人で食べる朝食も慣れたものだ。
そしてそれは母が死んでからいつもと変わらない日常だった、ドアがノックされるその時までは。
これは1人の少女が世界を巻き込む巨大な秘密に立ち向かうお話。
小説家になろう様からの転載です!

世の中は意外と魔術で何とかなる
ものまねの実
ファンタジー
新しい人生が唐突に始まった男が一人。目覚めた場所は人のいない森の中の廃村。生きるのに精一杯で、大層な目標もない。しかしある日の出会いから物語は動き出す。
神様の土下座・謝罪もない、スキル特典もレベル制もない、転生トラックもそれほど走ってない。突然の転生に戸惑うも、前世での経験があるおかげで図太く生きられる。生きるのに『隠してたけど実は最強』も『パーティから追放されたから復讐する』とかの設定も必要ない。人はただ明日を目指して歩くだけで十分なんだ。
『王道とは歩むものではなく、その隣にある少しずれた道を歩くためのガイドにするくらいが丁度いい』
平凡な生き方をしているつもりが、結局騒ぎを起こしてしまう男の冒険譚。困ったときの魔術頼み!大丈夫、俺上手に魔術使えますから。※主人公は結構ズルをします。正々堂々がお好きな方はご注意ください。

フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!

(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅
あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり?
異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました!
完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。
勇者パーティを追放された聖女ですが、やっと解放されてむしろ感謝します。なのにパーティの人たちが続々と私に助けを求めてくる件。
八木愛里
ファンタジー
聖女のロザリーは戦闘中でも回復魔法が使用できるが、勇者が見目麗しいソニアを新しい聖女として迎え入れた。ソニアからの入れ知恵で、勇者パーティから『役立たず』と侮辱されて、ついに追放されてしまう。
パーティの人間関係に疲れたロザリーは、ソロ冒険者になることを決意。
攻撃魔法の魔道具を求めて魔道具屋に行ったら、店主から才能を認められる。
ロザリーの実力を知らず愚かにも追放した勇者一行は、これまで攻略できたはずの中級のダンジョンでさえ失敗を繰り返し、仲間割れし破滅へ向かっていく。
一方ロザリーは上級の魔物討伐に成功したり、大魔法使いさまと協力して王女を襲ってきた魔獣を倒したり、国の英雄と呼ばれる存在になっていく。
これは真の実力者であるロザリーが、ソロ冒険者としての地位を確立していきながら、残念ながら追いかけてきた魔法使いや女剣士を「虫が良すぎるわ!」と追っ払い、入り浸っている魔道具屋の店主が実は憧れの大魔法使いさまだが、どうしても本人が気づかない話。
※11話以降から勇者パーティの没落シーンがあります。
※40話に鬱展開あり。苦手な方は読み飛ばし推奨します。
※表紙はAIイラストを使用。

転生したら悪役令嬢の兄になったのですが、どうやら妹に執着されてます。そして何故か攻略対象からも溺愛されてます。
七彩 陽
ファンタジー
異世界転生って主人公や何かしらイケメン体質でチートな感じじゃないの!?ゲームの中では全く名前すら聞いたことのないモブ。悪役令嬢の義兄クライヴだった。
しかしここは魔法もあるファンタジー世界!ダンジョンもあるんだって! ドキドキワクワクして、属性診断もしてもらったのにまさかの魔法使いこなせない!?
この世界を楽しみつつ、義妹が悪役にならないように後方支援すると決めたクライヴは、とにかく義妹を歪んだ性格にしないように寵愛することにした。
『乙女ゲームなんて関係ない、ハッピーエンドを目指すんだ!』と、はりきるのだが……。
実はヒロインも転生者!
クライヴはヒロインから攻略対象認定され、そのことに全く気付かず義妹は悪役令嬢まっしぐら!?
クライヴとヒロインによって、乙女ゲームは裏設定へと突入! 世界の破滅を防げるのか!?
そして何故か攻略対象(男)からも溺愛されて逃げられない!? 男なのにヒロインに!
異世界転生、痛快ラブコメディ。
どうぞよろしくお願いします!
攫われた転生王子は下町でスローライフを満喫中!?
伽羅
ファンタジー
転生したのに、どうやら捨てられたらしい。しかも気がついたら籠に入れられ川に流されている。
このままじゃ死んじゃう!っと思ったら運良く拾われて下町でスローライフを満喫中。
自分が王子と知らないまま、色々ともの作りをしながら新しい人生を楽しく生きている…。
そんな主人公や王宮を取り巻く不穏な空気とは…。
このまま下町でスローライフを送れるのか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる