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第6章 王都
187ー普通って何だろう?
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「ココ、起きているかい?」
「はい、ロディ兄さま」
着替えて咲にお茶をもらっていると、ロディ兄が部屋にやって来た。
「ほら、領地で作った色々付与した魔石があっただろう?」
おう、今それを思い出していたところだ。領主隊や魔術師団、そしてじーちゃん達や俺達家族、従者にメイド。皆に配った魔石だ。あれを全部付与するのに大変だった。作ったそばからメイドさん達がアクセサリーにしたり、ロゼットにしたり色々作ったんだ。
俺は結局付け替えるのが面倒でアクセサリーにしてもらったんだ。
「あれをね、お祖父様達にも持ってもらおうと思うんだ。できれば、第1王子殿下にもね」
「はい。沢山ありますよ」
「それも沢山持ってきたのか?」
「はい。何があるか分かりませんから念のため。どうせ亜空間に入れたら何てことないので」
「なるほどね」
と、言う事で祖父母が待つ談話室に来ている。そこで、俺はまたドドンと魔石を沢山出した。
「ココ……お前は本当に……」
「驚いたわ、こんな事もしていたのね」
「はい、全部に付与するのが大変でした」
「そりゃそうだろう、この数だ」
「はい。でも一緒に来ているみんなや、領地に残っている邸の者達にも配ってますからこれの倍は付与しましたよ」
「もう言葉がでないな」
「ココちゃん、これも秘密にする方が良いわ」
「え……これもですか?」
「そうね、常識外れだわ」
常識外れってその表現はどうだろう?
俺、そんな特別な事をした意識がないんだけど。クリスティー先生だってニコニコしながら付与するのを手伝ってくれたし。母はまぁ半分嫌々だったけど。
「ココちゃんは普通という基準を覚える方が良いわね」
「え……そんなにですか?」
「そんなにね」
「でも領地だと普通ですよ?」
「ココ、領地でも普通ではないよ」
「え……ロディ兄さま。そうなんですか?」
「そうだよ」
「だってクリスティー先生は何も言いませんよ」
「クリスティー先生だからね」
ん? 意味不明だ。
「クリスティー先生はココがする事を楽しんでいるからね」
「え……そうなのですか?」
ちょっと俺、言葉が出ないんだけど。だって本当にクリスティー先生は普通の顔していたからさぁ。そんなに特別な事だとは思わなかったよ。
「そうだ、ココ。あのペンもそうだ」
「お祖父さま、ガラスペンですか?」
「あれはとっても良いわ。綺麗だし」
そうだろうそうだろう。あれは俺もお気に入りの一品だ。何より書きやすい。
「お祖母さま、そうですよね」
「あれも最初は驚いた」
「そうね、まさかガラスで作るなんてね。その上、あの装飾ですもの。あれはお茶会の時に皆さまからどうしたら手に入るのかとすっごく聞かれちゃったわ」
「え……そうですか?」
「そうなんだよ。ああ、えんぴつもだ。あれは事務方から現場の人間まで問い合わせがあったよ」
「え……」
「なんでも変わった便利な物は辺境伯領発だと、みんなもう思ってしまっているからね」
「それはあたしのせいじゃありません」
「いや、ココが殆どだよ」
「え……そうなんですか?」
いやいや、だって俺まだ8歳だぜ。そんなに色々やらかしてないぞ。魔石の話なのに、なんだか説教されている気分だぜ。メイドさんが出してくれたロールケーキを食べよう。うん、美味いな。中のクリームがマロン味だよ。マロンの粒々も入っている。凝ってるね~。
「何かする時は必ずロディに相談する事だ」
「はい、お祖父さま。それは必ずしてます」
「そうか。なら大丈夫だ。ロディ、頼んだよ」
「はい。まあ今のところなんとか」
おいおい、どういう意味だよ。
「ほら、このロールケーキもそうだわ。こんなの王都のお店にだってないわ」
「ああ、まったくだ」
ああ、美味い。今日は気疲れしたからな。甘いのが美味しい。
「ココ、聞いているかい?」
「はい、お祖父さま。美味しいですよ」
「ああ、美味いな。私は普段、甘い物は食べないが領地の物は美味い」
「本当に、美味しいわ。ねえ、あなた。もう引退したのですから辺境の領地へ移りましょうよ」
「それはまだ駄目だろう?」
「そうかしら? もう大丈夫だと私は思いますわよ」
まあ、好きにしてくれ。俺は食べるよ。あれ? 霧島とノワはどうした?
「厨房でおやつをもらってますよぅ」
「キリシマはお城でもお茶菓子を沢山食べていたわよ。おかわりまでしていたもの」
「そうね、沢山食べていたわね。ふふふ」
どんだけ食べるんだよ。て、俺もロールケーキ食べているけどさ。
なんだか、井戸端会議になってるぞ。こんな平和な時間も良いね。うん、平和が1番だ。
「お祖父様、ですから魔石を」
「ああ、ロディ。そうだった。これ、どんな効果を付与してあるんだい?」
と、じーちゃんに聞かれたので色々だと答えた。危機の時に自動展開するシールドだろう、物理防御力アップだろう、魔法防御力アップだろう、それに状態異常無効だ。今回は状態異常に特に力を入れている。なんせ、第3王子がしつこく毒や精神干渉されていたからな。そっち方面の攻撃があって当然だと思って色々作ったんだ。
☆ ☆ ☆
読んで頂きありがとうございます。
今日はハルちゃんお休みです。
宜しくお願いしまっす!
「はい、ロディ兄さま」
着替えて咲にお茶をもらっていると、ロディ兄が部屋にやって来た。
「ほら、領地で作った色々付与した魔石があっただろう?」
おう、今それを思い出していたところだ。領主隊や魔術師団、そしてじーちゃん達や俺達家族、従者にメイド。皆に配った魔石だ。あれを全部付与するのに大変だった。作ったそばからメイドさん達がアクセサリーにしたり、ロゼットにしたり色々作ったんだ。
俺は結局付け替えるのが面倒でアクセサリーにしてもらったんだ。
「あれをね、お祖父様達にも持ってもらおうと思うんだ。できれば、第1王子殿下にもね」
「はい。沢山ありますよ」
「それも沢山持ってきたのか?」
「はい。何があるか分かりませんから念のため。どうせ亜空間に入れたら何てことないので」
「なるほどね」
と、言う事で祖父母が待つ談話室に来ている。そこで、俺はまたドドンと魔石を沢山出した。
「ココ……お前は本当に……」
「驚いたわ、こんな事もしていたのね」
「はい、全部に付与するのが大変でした」
「そりゃそうだろう、この数だ」
「はい。でも一緒に来ているみんなや、領地に残っている邸の者達にも配ってますからこれの倍は付与しましたよ」
「もう言葉がでないな」
「ココちゃん、これも秘密にする方が良いわ」
「え……これもですか?」
「そうね、常識外れだわ」
常識外れってその表現はどうだろう?
俺、そんな特別な事をした意識がないんだけど。クリスティー先生だってニコニコしながら付与するのを手伝ってくれたし。母はまぁ半分嫌々だったけど。
「ココちゃんは普通という基準を覚える方が良いわね」
「え……そんなにですか?」
「そんなにね」
「でも領地だと普通ですよ?」
「ココ、領地でも普通ではないよ」
「え……ロディ兄さま。そうなんですか?」
「そうだよ」
「だってクリスティー先生は何も言いませんよ」
「クリスティー先生だからね」
ん? 意味不明だ。
「クリスティー先生はココがする事を楽しんでいるからね」
「え……そうなのですか?」
ちょっと俺、言葉が出ないんだけど。だって本当にクリスティー先生は普通の顔していたからさぁ。そんなに特別な事だとは思わなかったよ。
「そうだ、ココ。あのペンもそうだ」
「お祖父さま、ガラスペンですか?」
「あれはとっても良いわ。綺麗だし」
そうだろうそうだろう。あれは俺もお気に入りの一品だ。何より書きやすい。
「お祖母さま、そうですよね」
「あれも最初は驚いた」
「そうね、まさかガラスで作るなんてね。その上、あの装飾ですもの。あれはお茶会の時に皆さまからどうしたら手に入るのかとすっごく聞かれちゃったわ」
「え……そうですか?」
「そうなんだよ。ああ、えんぴつもだ。あれは事務方から現場の人間まで問い合わせがあったよ」
「え……」
「なんでも変わった便利な物は辺境伯領発だと、みんなもう思ってしまっているからね」
「それはあたしのせいじゃありません」
「いや、ココが殆どだよ」
「え……そうなんですか?」
いやいや、だって俺まだ8歳だぜ。そんなに色々やらかしてないぞ。魔石の話なのに、なんだか説教されている気分だぜ。メイドさんが出してくれたロールケーキを食べよう。うん、美味いな。中のクリームがマロン味だよ。マロンの粒々も入っている。凝ってるね~。
「何かする時は必ずロディに相談する事だ」
「はい、お祖父さま。それは必ずしてます」
「そうか。なら大丈夫だ。ロディ、頼んだよ」
「はい。まあ今のところなんとか」
おいおい、どういう意味だよ。
「ほら、このロールケーキもそうだわ。こんなの王都のお店にだってないわ」
「ああ、まったくだ」
ああ、美味い。今日は気疲れしたからな。甘いのが美味しい。
「ココ、聞いているかい?」
「はい、お祖父さま。美味しいですよ」
「ああ、美味いな。私は普段、甘い物は食べないが領地の物は美味い」
「本当に、美味しいわ。ねえ、あなた。もう引退したのですから辺境の領地へ移りましょうよ」
「それはまだ駄目だろう?」
「そうかしら? もう大丈夫だと私は思いますわよ」
まあ、好きにしてくれ。俺は食べるよ。あれ? 霧島とノワはどうした?
「厨房でおやつをもらってますよぅ」
「キリシマはお城でもお茶菓子を沢山食べていたわよ。おかわりまでしていたもの」
「そうね、沢山食べていたわね。ふふふ」
どんだけ食べるんだよ。て、俺もロールケーキ食べているけどさ。
なんだか、井戸端会議になってるぞ。こんな平和な時間も良いね。うん、平和が1番だ。
「お祖父様、ですから魔石を」
「ああ、ロディ。そうだった。これ、どんな効果を付与してあるんだい?」
と、じーちゃんに聞かれたので色々だと答えた。危機の時に自動展開するシールドだろう、物理防御力アップだろう、魔法防御力アップだろう、それに状態異常無効だ。今回は状態異常に特に力を入れている。なんせ、第3王子がしつこく毒や精神干渉されていたからな。そっち方面の攻撃があって当然だと思って色々作ったんだ。
☆ ☆ ☆
読んで頂きありがとうございます。
今日はハルちゃんお休みです。
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