S級【バッファー】(←不遇職)の俺、結婚を誓い合った【幼馴染】を【勇者】に寝取られパーティ追放されヒキコモリに→美少女エルフに養って貰います
マナシロカナタ✨ラノベ作家✨子犬を助けた
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第3章
第39話 『星の聖衣』
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それは軽く唇を押し当てるだけの子供だましみたいなキスだった。
「えっと……あの……」
だけど唇が離れた時、アイセルはそれはもう驚いた顔をしていた。
「わ、悪い……無性にアイセルが可愛く思えて、こみ上げてくる感情のままについキスしちゃって――」
俺は慌てて言い訳をしたんだけど、
「ってことは、ケースケ様がわたしに興奮してくれたってことですか!?」
アイセルがはそれにやたらとグワッと食いついてきた。
「いやあの興奮まではいってないんだけど。でも好意的なものは確かにあって、それが胸の奥でキュンとなったというか。でも実際のところを正直に言うと、つい勢いあまったというか――」
そのあまりの勢いの前にたじたじになりながら言い訳をする俺。
「えへへ……今はそれで充分です」
「そ、そう? ならいいんだけど――」
「じゃあ、えいっ、ちゅ――」
そして今度はアイセルが俺にお返しとばかりにキスをしてきて。
「ん――」
「ちゅ、ちゅっ、ちゅ――」
唇を合わせるだけのキスを、俺とアイセルは何度も何度も繰り返した。
アイセルは俺がやった以上のことを決してしてこない。
一線を越えないことで、俺のトラウマを刺激しないでおこうっていうアイセルの優しい気づかいが感じられて。
そっと触れあう唇からアイセルの思いをこれでもかと伝えられて。
俺は自分の心の中で、いつの間にかアイセルの存在がすっかり大きくなってしまっていることに今更ながらに気が付いたのだった。
そうか。
俺はアイセルに少なくない好意を抱くようになっていたのか。
そうだったのか――。
その後、どちらからともなく離れた俺たちは、何とも言えないこそばゆくてむずがゆい空気感をまといながら依頼主のヴァリエール様の元に帰ると、無事に愛猫を引き渡したのだった。
ついでに一連のあらましを簡単に伝えると、
「まさかそんな大変なことになっておりましたとは……ではこれは心ばかりですがどうぞお納めください」
そう言われて追加の特別報酬をポンと100万ゴールドずつもらってしまった。
そして俺にはもうひとつ追加報酬が用意されていて――、
「ケースケ=ホンダム様、これをどうぞ」
そう言って差し出された箱の中には、
「これって――『星の聖衣』!? なんでこれがここに……」
だって。
だってこれは、俺が勇者パーティ時代につかっていたSランクの防具じゃないか。
「『星の聖衣』ですか? あ、でもこれってたしか昔ケースケ様が装備してたような……」
「ああ、『星の聖衣』は俺の昔の装備だよ。金属繊維って言われる古代文明の秘術で作られた特別な糸で編まれてるんだ」
「金属繊維……? 糸なのに金属なんですか?」
「すごいだろ? 普段は普通の布と変わりない柔らかな素材だけど、強い衝撃を受けると瞬間硬化して、一時的に鋼の鎧のように硬くなって使用者を守ってくれるんだ」
「さすが失われた古代文明です!」
アイセルが鼻息も荒く言った。
前から思ってたけどアイセルって実は古代のあれこれに興味あるっぽいよな。
もしチャンスがあれば古代研究の専門家に会いに行ったり、古い遺跡を見に行ったり、クエストでも調査とか探査系を受けてみるのもいいかもな。
パーティのメンバーのモチベーションを維持するのも、リーダーの大事な役目の1つだし。
それはそれとして、
「なんでここに『星の聖衣』が……」
「質流れになっていたのを偶然見かけましてね。良かれと思って買い戻しておいたのです。折を見てお渡しするつもりでしたが、今がちょうどその時かと思いまして。どうぞこちらもお納めください」
「いやでも……これは優に2千万ゴールドを超えるだろ?」
下取りで俺がもらった金額的に最低でもそれくらいはするはずだ。
「冒険者ギルドの皆様には普段から、護衛やらなにやらでお世話になっておりますからな。それに街の下に巣くう大型魔獣を討伐したとあれば、この街に住む人間として報いようと思うのは、これは当然の気持ちではありますまいか?」
結局俺はそのまま押し切られてしまって。
「うーん……気持ちはありがたいんだけど、武器防具屋の主人に続いて、これで世話になった有力者は2人目か……。冒険者ギルドのギルドマスターも最近は色々と便宜を図ってくれてるし、なんかどんどん人間関係が固められていってる気がするな……」
「あはは……ですね。支援してくれる皆さんの期待に応えるよう、より一層がんばらないといけませんね」
「そういうわけでこれからも頼んだぞ、アイセル」
「がんばります!」
大商人ヴァリエール様の邸宅を後にした俺たちは、最後に冒険者ギルドに報告に戻ってAランク魔獣サルコスクスを討伐した顛末を伝え、追加で特別報奨金まで貰ってほくほく顔で宿に戻ったのだった。
【ケースケ(バッファー) レベル120】
・スキル
S級スキル『天使の加護――エンジェリック・レイヤー』
【アイセル(魔法戦士) レベル32→35】
・スキル
『光学迷彩』レベル28
『気配遮断』レベル14
『索敵』レベル21
『気配察知』レベル35
『追跡』レベル1
『暗視』レベル7
『鍵開け』レベル1
『自動回復』レベル7
『気絶回帰』レベル7
『状態異常耐性』レベル7
『徹夜耐性』レベル7
『耐熱』レベル7
『耐寒』レベル7
『平常心』レベル7
『疲労軽減』レベル35
『筋力強化』レベル35
『体力強化』レベル35
『武器強化』レベル35
『防具強化』レベル35
『居合』レベル35
『縮地』レベル35
『連撃』レベル35
『乱打』レベル35
『会心の一撃』レベル35
『武器投擲』レベル35
『連撃乱舞』レベル7
『岩斬り』レベル7
『真剣白刃取り』レベル35
『打撃格闘』レベル35
『当身』レベル35
『関節技』レベル35
『受け流し』レベル35
『防御障壁』レベル14
『クイックステップ』レベル35
『空中ステップ』レベル28
『視線誘導』レベル28
『威圧』レベル21
『集中』レベル35
『見切り』レベル35
『直感』レベル35
『心眼』レベル35
『弱点看破』レベル14
『武器破壊』レベル1
『ツボ押し』レベル35
「えっと……あの……」
だけど唇が離れた時、アイセルはそれはもう驚いた顔をしていた。
「わ、悪い……無性にアイセルが可愛く思えて、こみ上げてくる感情のままについキスしちゃって――」
俺は慌てて言い訳をしたんだけど、
「ってことは、ケースケ様がわたしに興奮してくれたってことですか!?」
アイセルがはそれにやたらとグワッと食いついてきた。
「いやあの興奮まではいってないんだけど。でも好意的なものは確かにあって、それが胸の奥でキュンとなったというか。でも実際のところを正直に言うと、つい勢いあまったというか――」
そのあまりの勢いの前にたじたじになりながら言い訳をする俺。
「えへへ……今はそれで充分です」
「そ、そう? ならいいんだけど――」
「じゃあ、えいっ、ちゅ――」
そして今度はアイセルが俺にお返しとばかりにキスをしてきて。
「ん――」
「ちゅ、ちゅっ、ちゅ――」
唇を合わせるだけのキスを、俺とアイセルは何度も何度も繰り返した。
アイセルは俺がやった以上のことを決してしてこない。
一線を越えないことで、俺のトラウマを刺激しないでおこうっていうアイセルの優しい気づかいが感じられて。
そっと触れあう唇からアイセルの思いをこれでもかと伝えられて。
俺は自分の心の中で、いつの間にかアイセルの存在がすっかり大きくなってしまっていることに今更ながらに気が付いたのだった。
そうか。
俺はアイセルに少なくない好意を抱くようになっていたのか。
そうだったのか――。
その後、どちらからともなく離れた俺たちは、何とも言えないこそばゆくてむずがゆい空気感をまといながら依頼主のヴァリエール様の元に帰ると、無事に愛猫を引き渡したのだった。
ついでに一連のあらましを簡単に伝えると、
「まさかそんな大変なことになっておりましたとは……ではこれは心ばかりですがどうぞお納めください」
そう言われて追加の特別報酬をポンと100万ゴールドずつもらってしまった。
そして俺にはもうひとつ追加報酬が用意されていて――、
「ケースケ=ホンダム様、これをどうぞ」
そう言って差し出された箱の中には、
「これって――『星の聖衣』!? なんでこれがここに……」
だって。
だってこれは、俺が勇者パーティ時代につかっていたSランクの防具じゃないか。
「『星の聖衣』ですか? あ、でもこれってたしか昔ケースケ様が装備してたような……」
「ああ、『星の聖衣』は俺の昔の装備だよ。金属繊維って言われる古代文明の秘術で作られた特別な糸で編まれてるんだ」
「金属繊維……? 糸なのに金属なんですか?」
「すごいだろ? 普段は普通の布と変わりない柔らかな素材だけど、強い衝撃を受けると瞬間硬化して、一時的に鋼の鎧のように硬くなって使用者を守ってくれるんだ」
「さすが失われた古代文明です!」
アイセルが鼻息も荒く言った。
前から思ってたけどアイセルって実は古代のあれこれに興味あるっぽいよな。
もしチャンスがあれば古代研究の専門家に会いに行ったり、古い遺跡を見に行ったり、クエストでも調査とか探査系を受けてみるのもいいかもな。
パーティのメンバーのモチベーションを維持するのも、リーダーの大事な役目の1つだし。
それはそれとして、
「なんでここに『星の聖衣』が……」
「質流れになっていたのを偶然見かけましてね。良かれと思って買い戻しておいたのです。折を見てお渡しするつもりでしたが、今がちょうどその時かと思いまして。どうぞこちらもお納めください」
「いやでも……これは優に2千万ゴールドを超えるだろ?」
下取りで俺がもらった金額的に最低でもそれくらいはするはずだ。
「冒険者ギルドの皆様には普段から、護衛やらなにやらでお世話になっておりますからな。それに街の下に巣くう大型魔獣を討伐したとあれば、この街に住む人間として報いようと思うのは、これは当然の気持ちではありますまいか?」
結局俺はそのまま押し切られてしまって。
「うーん……気持ちはありがたいんだけど、武器防具屋の主人に続いて、これで世話になった有力者は2人目か……。冒険者ギルドのギルドマスターも最近は色々と便宜を図ってくれてるし、なんかどんどん人間関係が固められていってる気がするな……」
「あはは……ですね。支援してくれる皆さんの期待に応えるよう、より一層がんばらないといけませんね」
「そういうわけでこれからも頼んだぞ、アイセル」
「がんばります!」
大商人ヴァリエール様の邸宅を後にした俺たちは、最後に冒険者ギルドに報告に戻ってAランク魔獣サルコスクスを討伐した顛末を伝え、追加で特別報奨金まで貰ってほくほく顔で宿に戻ったのだった。
【ケースケ(バッファー) レベル120】
・スキル
S級スキル『天使の加護――エンジェリック・レイヤー』
【アイセル(魔法戦士) レベル32→35】
・スキル
『光学迷彩』レベル28
『気配遮断』レベル14
『索敵』レベル21
『気配察知』レベル35
『追跡』レベル1
『暗視』レベル7
『鍵開け』レベル1
『自動回復』レベル7
『気絶回帰』レベル7
『状態異常耐性』レベル7
『徹夜耐性』レベル7
『耐熱』レベル7
『耐寒』レベル7
『平常心』レベル7
『疲労軽減』レベル35
『筋力強化』レベル35
『体力強化』レベル35
『武器強化』レベル35
『防具強化』レベル35
『居合』レベル35
『縮地』レベル35
『連撃』レベル35
『乱打』レベル35
『会心の一撃』レベル35
『武器投擲』レベル35
『連撃乱舞』レベル7
『岩斬り』レベル7
『真剣白刃取り』レベル35
『打撃格闘』レベル35
『当身』レベル35
『関節技』レベル35
『受け流し』レベル35
『防御障壁』レベル14
『クイックステップ』レベル35
『空中ステップ』レベル28
『視線誘導』レベル28
『威圧』レベル21
『集中』レベル35
『見切り』レベル35
『直感』レベル35
『心眼』レベル35
『弱点看破』レベル14
『武器破壊』レベル1
『ツボ押し』レベル35
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