S級【バッファー】(←不遇職)の俺、結婚を誓い合った【幼馴染】を【勇者】に寝取られパーティ追放されヒキコモリに→美少女エルフに養って貰います
マナシロカナタ✨ラノベ作家✨子犬を助けた
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第2章
第14話 お買い物
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「ここが中央都市ミストラル、わたし初めて来ました!」
馬車を下りた途端にアイセルが目を輝かせながら言った。
「この辺りじゃ一番でかい街だ。見物したいかもしれないけど、時間が限られてるからな。とりあえず武器屋を見に行こう」
「了解です」
俺はアイセルを連れて馴染みの武器屋に向かった。
「えっと、あの、ここですか!?」
入り口の前でアイセルがビビったような声をあげた。
「そうだけど?」
「だってここ、めちゃくちゃ大きなお店じゃないですか! 馴染みの店って言うからもっとこじんまりとした個人商店かと思ってたのに――」
「一応、勇者パーティのメンバーだったからな。それなりに顔は広いんだよ。でも3年以上来てないから俺のこと覚えててくれてるかな?」
俺がほんの少しだけ不安な気持ちで扉を開けると、
「いらっしゃいませ――、っ! ケースケ=ホンダム様ではありませんか! お久しぶりにございます」
店主は俺の顔を見るなり小走りで駆け寄ってきたのだ。
よかった、どうやら覚えていてくれたらしい。
馴染みの店に連れて行ってやる――とか言いながら店主に顔を忘れられていたら俺カッコ悪すぎだろという心配は、どうやら杞憂に終わったようだ。
「久しぶりだな店主、元気そうで何よりだ」
「ケースケ=ホンダム様こそお元気そうで安心しました。ここ3年ほどはまったく消息も聞こえてこず、とても心配しておりました」
「うっ……まぁ色々あってな……冒険者稼業は休業してたんだけど、最近また復帰したんだ」
「それで装備を整えにきたというわけですな?」
「そういうこと、話が早くて助かるよ。特にアイセル――この子の剣を買いたいんだ。魔法剣が欲しいんだけど」
「ふむ、エルフの……職業は魔法戦士ですかな。かしこまりました、ご案内いたします、こちらへどうぞ」
店主に案内されたのは、鍵のかかったがっしりとした扉で仕切られた奥のスペースだった。
魔法剣はどれもこれも高価なので、たいていはこうやって店の奥の方に厳重に保管されているのだ。
「予算は250万ゴールド以下で頼む。本物じゃなくて、現代のコピー品の方で」
古代遺跡から時おり出土する「本物の魔法剣」は、シャレにならないほど高い。
それに比べて現代の刀鍛冶が作ったコピー魔法剣は、やや性能が落ちるものの大幅に割安なのだ(それでも十分に高いけど)。
「かしこまりました。そうですね……それではこちらのものなどいかがでしょうか? リヴァイアスと呼ばれる魔法剣にございます」
店主がひと際厳重な保管箱の中から取り出してアイセルに手渡したのは、どう見ても250万じゃきかなさそうな超がつくほどの業物だった。
「うわー、これいいですねー!」
アイセルは目を輝かせながら嬉しそうに握ってみたり、軽く素振りをしてみたりしてるんだけど――、
「いや店主、これどう見てもどこかの古代遺跡で出土した古代文明由来の魔法剣だろ?」
「えっ、そうなんですか!?」
アイセルの動きがピタッと止まった。
そしてこわごわと剣を箱に戻した。
それも無理はない。
「悪い、さっき言ったと思うんだけど250万ゴールド以下で頼む。そいつじゃ1000万ゴールドか、下手したら2000万ゴールドはくだらないだろ? 今の俺はそこまで羽振りは良くないんだ」
というか250万ゴールドも、初クエストで手に入れたお金のほとんど全額に近い金額だ。
2000万ゴールドの古代魔法剣なんてものは、今の俺たちじゃ逆立したって無理な装備だった。
「いえ、こちらは250万ゴールドちょうどにございます」
「いやいやそんなわけないだろ? 俺は剣の目利きは素人に毛が生えたくらいのもんだけど、そんな俺だってこの剣の凄まじさは見て取れるよ」
「いいえ、250万ゴールドにございます」
しかし俺が何をどう言っても、店主は250万ゴールドだと言い張るのだ。
「……えっと、店主?」
「ケースケ=ホンダム様たちのご活躍によって、『暴虐の火炎龍フレイムドラゴン』は見事討伐されました。あなた様はわたしどもを救ってくれた英雄なのです。であれば幾ばくかのご贔屓をさせていただいても、罰は当たらないというものでしょう」
「気持ちは嬉しいけど、さすがにこのクラスの魔法剣をこんな値段じゃ――」
俺はなおも固辞しようとしたんだけど、
「時に、アイセル様はその剣をお持ちになってどう感じられましたか。どうぞ正直にお答えくださいませ」
店主は俺ではなくアイセルにそんな言葉を投げかけた。
「あ、えっと、不思議なほどに手に馴染みますし、軽く強化スキルを使ってみたらノータイムで反応してくれますし、重さや重心の位置もわたしの好きな感じです」
「――と、このようにアイセル様も気にいっておられるご様子。ここは1つ度量が広いところを見せられてはいかがでしょうか?」
「……わかったよ。ありがとう店主、恩に着る」
「いえいえ、恩に着るのはこちらでございます。それでは鞘などの付属品もご用意しますので少々お待ちくださいませ」
そう言うと、店主は倉庫に引っ込んでいった。
「すごいサービスをされちゃいましたね……」
2人きりになったところで、アイセルがポツリとつぶやく。
「だな……。ま、名前を売ることで恩返しにしよう。大活躍するアイセルの剣の出元がこの武器屋だってなったら、客も増えるだろうし」
「せ、責任重大ですね」
「俺たち冒険者にできるのはそれくらいだからな。それと機会があったら今後はなるべくこの店を使う感じで」
「ですね!」
その後、俺の装備(動きやすい軽鎧と、護身用にと小太刀と、逃走用のマキビシ)までセットでつけてくれた店主に何度もお礼を言ってから、俺たちは武器屋を後にした。
俺だけじゃなくアイセルもなにか服をもらってたっぽい。
何を貰ったのか見せてくれって言ったら、顔を真っ赤にして「ダメです! 秘密です!」って言われたんだけど何なんだろう?
ちょっと気になったものの、無理して聞きだすのもなんなのでスルーすることにしておいた。
命を預けるパーティの仲間とは言え、プライベートは尊重すべきだってのが俺の考えだから。
それにもし下着とかだったら完全なセクハラだしな。
最近はパーハラ――パーティ・ハラスメント、つまりパーティ内でのセクハラとかパワハラが問題になってるみたいなことが、冒険者ギルドが配布してる『パーティ運営の円滑マニュアル』にも重要事項として書いてあったし。
馬車を下りた途端にアイセルが目を輝かせながら言った。
「この辺りじゃ一番でかい街だ。見物したいかもしれないけど、時間が限られてるからな。とりあえず武器屋を見に行こう」
「了解です」
俺はアイセルを連れて馴染みの武器屋に向かった。
「えっと、あの、ここですか!?」
入り口の前でアイセルがビビったような声をあげた。
「そうだけど?」
「だってここ、めちゃくちゃ大きなお店じゃないですか! 馴染みの店って言うからもっとこじんまりとした個人商店かと思ってたのに――」
「一応、勇者パーティのメンバーだったからな。それなりに顔は広いんだよ。でも3年以上来てないから俺のこと覚えててくれてるかな?」
俺がほんの少しだけ不安な気持ちで扉を開けると、
「いらっしゃいませ――、っ! ケースケ=ホンダム様ではありませんか! お久しぶりにございます」
店主は俺の顔を見るなり小走りで駆け寄ってきたのだ。
よかった、どうやら覚えていてくれたらしい。
馴染みの店に連れて行ってやる――とか言いながら店主に顔を忘れられていたら俺カッコ悪すぎだろという心配は、どうやら杞憂に終わったようだ。
「久しぶりだな店主、元気そうで何よりだ」
「ケースケ=ホンダム様こそお元気そうで安心しました。ここ3年ほどはまったく消息も聞こえてこず、とても心配しておりました」
「うっ……まぁ色々あってな……冒険者稼業は休業してたんだけど、最近また復帰したんだ」
「それで装備を整えにきたというわけですな?」
「そういうこと、話が早くて助かるよ。特にアイセル――この子の剣を買いたいんだ。魔法剣が欲しいんだけど」
「ふむ、エルフの……職業は魔法戦士ですかな。かしこまりました、ご案内いたします、こちらへどうぞ」
店主に案内されたのは、鍵のかかったがっしりとした扉で仕切られた奥のスペースだった。
魔法剣はどれもこれも高価なので、たいていはこうやって店の奥の方に厳重に保管されているのだ。
「予算は250万ゴールド以下で頼む。本物じゃなくて、現代のコピー品の方で」
古代遺跡から時おり出土する「本物の魔法剣」は、シャレにならないほど高い。
それに比べて現代の刀鍛冶が作ったコピー魔法剣は、やや性能が落ちるものの大幅に割安なのだ(それでも十分に高いけど)。
「かしこまりました。そうですね……それではこちらのものなどいかがでしょうか? リヴァイアスと呼ばれる魔法剣にございます」
店主がひと際厳重な保管箱の中から取り出してアイセルに手渡したのは、どう見ても250万じゃきかなさそうな超がつくほどの業物だった。
「うわー、これいいですねー!」
アイセルは目を輝かせながら嬉しそうに握ってみたり、軽く素振りをしてみたりしてるんだけど――、
「いや店主、これどう見てもどこかの古代遺跡で出土した古代文明由来の魔法剣だろ?」
「えっ、そうなんですか!?」
アイセルの動きがピタッと止まった。
そしてこわごわと剣を箱に戻した。
それも無理はない。
「悪い、さっき言ったと思うんだけど250万ゴールド以下で頼む。そいつじゃ1000万ゴールドか、下手したら2000万ゴールドはくだらないだろ? 今の俺はそこまで羽振りは良くないんだ」
というか250万ゴールドも、初クエストで手に入れたお金のほとんど全額に近い金額だ。
2000万ゴールドの古代魔法剣なんてものは、今の俺たちじゃ逆立したって無理な装備だった。
「いえ、こちらは250万ゴールドちょうどにございます」
「いやいやそんなわけないだろ? 俺は剣の目利きは素人に毛が生えたくらいのもんだけど、そんな俺だってこの剣の凄まじさは見て取れるよ」
「いいえ、250万ゴールドにございます」
しかし俺が何をどう言っても、店主は250万ゴールドだと言い張るのだ。
「……えっと、店主?」
「ケースケ=ホンダム様たちのご活躍によって、『暴虐の火炎龍フレイムドラゴン』は見事討伐されました。あなた様はわたしどもを救ってくれた英雄なのです。であれば幾ばくかのご贔屓をさせていただいても、罰は当たらないというものでしょう」
「気持ちは嬉しいけど、さすがにこのクラスの魔法剣をこんな値段じゃ――」
俺はなおも固辞しようとしたんだけど、
「時に、アイセル様はその剣をお持ちになってどう感じられましたか。どうぞ正直にお答えくださいませ」
店主は俺ではなくアイセルにそんな言葉を投げかけた。
「あ、えっと、不思議なほどに手に馴染みますし、軽く強化スキルを使ってみたらノータイムで反応してくれますし、重さや重心の位置もわたしの好きな感じです」
「――と、このようにアイセル様も気にいっておられるご様子。ここは1つ度量が広いところを見せられてはいかがでしょうか?」
「……わかったよ。ありがとう店主、恩に着る」
「いえいえ、恩に着るのはこちらでございます。それでは鞘などの付属品もご用意しますので少々お待ちくださいませ」
そう言うと、店主は倉庫に引っ込んでいった。
「すごいサービスをされちゃいましたね……」
2人きりになったところで、アイセルがポツリとつぶやく。
「だな……。ま、名前を売ることで恩返しにしよう。大活躍するアイセルの剣の出元がこの武器屋だってなったら、客も増えるだろうし」
「せ、責任重大ですね」
「俺たち冒険者にできるのはそれくらいだからな。それと機会があったら今後はなるべくこの店を使う感じで」
「ですね!」
その後、俺の装備(動きやすい軽鎧と、護身用にと小太刀と、逃走用のマキビシ)までセットでつけてくれた店主に何度もお礼を言ってから、俺たちは武器屋を後にした。
俺だけじゃなくアイセルもなにか服をもらってたっぽい。
何を貰ったのか見せてくれって言ったら、顔を真っ赤にして「ダメです! 秘密です!」って言われたんだけど何なんだろう?
ちょっと気になったものの、無理して聞きだすのもなんなのでスルーすることにしておいた。
命を預けるパーティの仲間とは言え、プライベートは尊重すべきだってのが俺の考えだから。
それにもし下着とかだったら完全なセクハラだしな。
最近はパーハラ――パーティ・ハラスメント、つまりパーティ内でのセクハラとかパワハラが問題になってるみたいなことが、冒険者ギルドが配布してる『パーティ運営の円滑マニュアル』にも重要事項として書いてあったし。
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