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ARKADIA──それが人であるということ──
ARKADIA────強者たち、今此処に集いて
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「……これで、私の話は終わり。これが私の知っている全てだよ」
その言葉を最後に、アルヴァさんは口を閉じた。……執務室は、何とも言えない沈黙と静寂で満たされていた。
時間にして恐らく一、二時間弱。何を思うでもなく泳がせた視界に映り込んだ空は、すっかり暗色に染められている。曇っているのか、無数に散りばめられているはずの星はよく見えず、浮かぶ月も今は隠れてしまっていた。
気不味い沈黙と静寂が続く。この場にいる全員が、口を開けないでいる。……僕なんか、こうして今の状況を内心でただ呟くことしかできないでいるし、あの先輩ですらどうしたらいいのかわからなそうに、おろおろとしながら口を閉ざしていた。
──……まさか、十六年前に、アルヴァさんの身にそんなことがあったなんて……。
かつては『創造主神の聖遺物』と呼ばれていたらしいあの魔石塔で、魔石に包まれていたフィーリアさんを発見したこと。それからしばらくしてヴィクターと名乗る研究者の男が現れ、計画の為にフィーリアを付け狙い、その果てにアルヴァさんと激突し、だが結果的にはフィーリアさんは『厄災』────『理遠悠神』アルカディアとして、まだ不完全ながらも一度目覚めてしまったこと。
ざっと軽く振り返ってみても、衝撃的な出来事の連続で、正直僕は頭の中でこの話を上手く整理できないでいる。理解はできても、受け止められないでいてしまっている。
──僕は、何も知らないでアルヴァさんを……。
口にこそ出さなかったが、フィーリアさんのことを今の今まで黙っていたアルヴァさんに対して、内心で責めてしまったことを僕は悔いた。
アルヴァさんは取るべき選択肢を誤った。それは間違いない。覆しようもない、そして取り返しようもない過ちだ。
一人と世界。そのどちらか片方を選べと問われたなら、そのどちらかを取れと迫られたのなら、むろん後者だと万人は口を揃えそう言うだろう。
当然そんなことはアルヴァさんとてわかっていたことで────だが、彼女がそうすることなど、できるはずがなかったのだ。
妹を亡くし、心の底から信用していた者にも裏切られ、アルヴァさんに残されたのはフィーリアさんだった。フィーリアさんただ一人だった。だが、その唯一残された拠り所ですら、この世界を滅ぼす『厄災』と知らされた。
私情に流されることは決して許されない。個ではなく、全体を。そんな当たり前のこと、アルヴァさんとて────否、アルヴァさんだからこそ、一番わかっていたはずだ。
だから彼女はその手に取った。冷たいナイフを、その手に握った。握り締めた。振り上げた。
……だが、振り下ろすことは叶わなかった。叶うはず、なかった。それは絶対に許されるべきことではない────ではない、が。
もし。仮に僕がアルヴァさんと同じような状況に置かれたら。同じような立場に立たされたら──────同じ選択を迫られたら。
──…………。
先輩の姿が、僕の脳裏を過ぎる。そして隣に立つ先輩へ視線をやって、僕は頭を振った。
ともかく、言えるのはただ一つ。自分に、アルヴァさんを責める資格など最初からなかったということだけだ。
「……ともかく、だ。フィーリアはもうフィーリアでなくなった。今のあの子は『理遠悠神』アルカディア──私たち人間が討たなきゃならない……敵なんだよ」
アルヴァさんは僕たちにそう言う────だが、その言葉はまるで自分自身に言い聞かせているようにも聞こえた。
と、その時。突如として執務室の扉が、やや遠慮がちに音を立てながら開かれる。それに釣られて視線をやると──そこには、『輝牙の獅子』の受付嬢が、執務室に漂う雰囲気に当てられ困惑しながら立っていた。
僕たち全員に視線を浴びせられ、堪らずおどおどしながらも、その受付嬢の子がやや気不味そうに言った。
「お、お取り込み中のところすみません……GM、つい先程あの方たちが到着したん、ですけども……」
──あの方たち……?
受付嬢の言葉を聞き、僕が頭の上に疑問符を浮かべる傍ら、アルヴァさんは神妙な面持ちで受付嬢に言う。
「わかった。ここに連れてきな」
「りょ、了解しました。今すぐ連れてきます!」
アルヴァさんにそう言われて、受付嬢は慌ただしく踵を返し、その場から去る。少し遅れて、アルヴァさんが僕らに言った。
「この日の為に整えてたんだよ──戦力をね」
数分後、受付嬢に案内され、この部屋へ訪れたその面々を前にして、僕は驚愕の声を上げられずにはいられなかった。
「いやあ、お久しぶりですクロミアさん。遂に、この日が訪ちまったんですかい」
執務室全体を揺らす野太い声。その発生源は、一見鋼の塊かと見紛う鎧を着込んだ、巨大な戦鎚を背負った偉丈夫であった。
「すまないねガラウ。急な呼び出しに応えてくれて、感謝するよ」
「はっはっは!そう言わんでください!貴女には返そうにも返し切れない恩がある。この程度、どうってことはないですって」
と、その外見に反せず豪快に笑い飛ばすその人を、僕は情けないことに身体を震わせて、ただただ目を見開かせて見つめることしかできなかった。
──う、嘘だろ……『鋼の巨人』の|《S》冒険者、ガラウ=ゴルミッド……ほ、本物だ……!!
ガラウ=ゴルミッド────数少ないセトニ大陸の《S》冒険者の一人で、しかも冒険者番付表に個人で三十位にその名を刻む、《S》冒険者の中でも屈指の実力者。得物であるその戦鎚をまるで小槌のように軽々と振り回し、〝殲滅級〟の魔物ですら難なく叩き潰していくその姿は、まさに豪傑と表するに相応しいと誰もが口を揃えて言う。
予想だにしない大物冒険者の思わぬ登場に、堪らず驚き固まる僕。しかし、驚愕はこれだけでは留まらない。
「ウチらのことも忘れないでよね!『虹の妖精』、『三精剣』──イズ=ミルティック!」
「同じく『三精剣』──アニャ=ミルティック」
「そして最後に私『三精剣』筆頭──リザ=ミルティック。此度はアルヴァ様の招集を受け、参りました」
……と。ガラウさんに続いて執務室に入った三人の女性が、各々己の名を告げた。
『虹の妖精』。フォディナ大陸に居を構える、『輝牙の獅子』に次ぐと言われる冒険者組合。
その『虹の妖精』には『三精剣』と呼ばれる三姉妹がおり、彼女たちもまたその名を世界中に轟かせる《S》冒険者であり、番付表にもチームとして四十位に連ねている。
三女イズ=ミルティックは雷属性の、次女アニャ=ミルティックは水属性の、そして長女でもあり『三精剣』筆頭であるリザ=ミルティックは火属性の魔法を得意としており、三位一体と謳われる彼女たちの連携の前には、〝殲滅級〟の魔物であろうと為す術もなく散るのみと言われている。
──番付入り冒険者が、こうも一堂に会するなんて。そしてその場に今僕もいるなんて、まるで夢みたいだ……サイン貰いたい……!
思わず状況を忘れて、僕は呑気にもそう思ってしまう。しかしすぐさま頭を振って、そんな場合ではないとなんとか自分を律する。
「アンタたちも急ですまないね」
「構いませんよ。アルヴァ様には昔も今も、お世話になっているのですから」
興奮と緊張に挟まれ、僕が荒らぐ息を必死に落ち着かせる最中、ガラウさんと同じようにアルヴァさんは『三精剣』筆頭のリザさんに申し訳なさそうに言い、対してリザさんは柔らかな笑みと共にそう返す。そのやり取りや発言からして、それなりに長い付き合いなのだとわかる。
「ほほう。嬢ちゃんたち三人が最近噂になってる『三精剣』か。俺ぁガラウ=ゴルミッド。こうしてお目にかかれて光栄ってモンだぜ。話に聞いてた以上に別嬪だしな。まあ今日はよろしく頼むぜ」
「それはこちらの台詞というもの。『鋼の巨人』ガラウ=ゴルミッド……貴公の武勇は幾つも聞き及んでいる。その戦鎚を振るう勇姿、是非ともこの眼に焼き付けたい所存」
「ちょアニャ姉固過ぎ。あ、さっきも言った通りウチが『三精剣』末の妹イズでーす!ウチもゴルミッドオジさんの凄いことメチャ知ってるよ。でもでも、今日はウチの方が凄いってとこ見せちゃうかもだから、そこんとこモロモロ含めてよろしくっ☆」
「ほお、そいつは頼もしいこった。とはいえ若いモンに負けるつもりはさらさらねえ。俺もまだまだ現役ってところを見せつけてやるよ嬢ちゃん方」
アルヴァさんとリザさんが会話する横で、ガラウさんと『三精剣』の二人、イズさんとアニャさんがそんな会話を繰り広げる。と、アルヴァさんとの話を終えたらしいリザさんが、慌ててその中に加わった。
「あ、貴女は軽過ぎるのよイズ。……本当に申し訳ありませんゴルミッド様。どうか妹の無礼をお許しください」
「いやいや別に気にしてねえって!むしろこのくらいの方がこっちも気を遣わんでもいいし、楽だから助かる!」
「そ、そうなのですか……?」
豪快な笑みを浮かべて、そして豪快にそう言うガラウさんに、戸惑った表情を浮かべるリザさん。そんな番付入り冒険者たちの邂逅の様子を、こんな間近で見れてしまった僕は、やはりただただ圧倒され、抑えようにも息を荒げてしまうばかりであった。
その言葉を最後に、アルヴァさんは口を閉じた。……執務室は、何とも言えない沈黙と静寂で満たされていた。
時間にして恐らく一、二時間弱。何を思うでもなく泳がせた視界に映り込んだ空は、すっかり暗色に染められている。曇っているのか、無数に散りばめられているはずの星はよく見えず、浮かぶ月も今は隠れてしまっていた。
気不味い沈黙と静寂が続く。この場にいる全員が、口を開けないでいる。……僕なんか、こうして今の状況を内心でただ呟くことしかできないでいるし、あの先輩ですらどうしたらいいのかわからなそうに、おろおろとしながら口を閉ざしていた。
──……まさか、十六年前に、アルヴァさんの身にそんなことがあったなんて……。
かつては『創造主神の聖遺物』と呼ばれていたらしいあの魔石塔で、魔石に包まれていたフィーリアさんを発見したこと。それからしばらくしてヴィクターと名乗る研究者の男が現れ、計画の為にフィーリアを付け狙い、その果てにアルヴァさんと激突し、だが結果的にはフィーリアさんは『厄災』────『理遠悠神』アルカディアとして、まだ不完全ながらも一度目覚めてしまったこと。
ざっと軽く振り返ってみても、衝撃的な出来事の連続で、正直僕は頭の中でこの話を上手く整理できないでいる。理解はできても、受け止められないでいてしまっている。
──僕は、何も知らないでアルヴァさんを……。
口にこそ出さなかったが、フィーリアさんのことを今の今まで黙っていたアルヴァさんに対して、内心で責めてしまったことを僕は悔いた。
アルヴァさんは取るべき選択肢を誤った。それは間違いない。覆しようもない、そして取り返しようもない過ちだ。
一人と世界。そのどちらか片方を選べと問われたなら、そのどちらかを取れと迫られたのなら、むろん後者だと万人は口を揃えそう言うだろう。
当然そんなことはアルヴァさんとてわかっていたことで────だが、彼女がそうすることなど、できるはずがなかったのだ。
妹を亡くし、心の底から信用していた者にも裏切られ、アルヴァさんに残されたのはフィーリアさんだった。フィーリアさんただ一人だった。だが、その唯一残された拠り所ですら、この世界を滅ぼす『厄災』と知らされた。
私情に流されることは決して許されない。個ではなく、全体を。そんな当たり前のこと、アルヴァさんとて────否、アルヴァさんだからこそ、一番わかっていたはずだ。
だから彼女はその手に取った。冷たいナイフを、その手に握った。握り締めた。振り上げた。
……だが、振り下ろすことは叶わなかった。叶うはず、なかった。それは絶対に許されるべきことではない────ではない、が。
もし。仮に僕がアルヴァさんと同じような状況に置かれたら。同じような立場に立たされたら──────同じ選択を迫られたら。
──…………。
先輩の姿が、僕の脳裏を過ぎる。そして隣に立つ先輩へ視線をやって、僕は頭を振った。
ともかく、言えるのはただ一つ。自分に、アルヴァさんを責める資格など最初からなかったということだけだ。
「……ともかく、だ。フィーリアはもうフィーリアでなくなった。今のあの子は『理遠悠神』アルカディア──私たち人間が討たなきゃならない……敵なんだよ」
アルヴァさんは僕たちにそう言う────だが、その言葉はまるで自分自身に言い聞かせているようにも聞こえた。
と、その時。突如として執務室の扉が、やや遠慮がちに音を立てながら開かれる。それに釣られて視線をやると──そこには、『輝牙の獅子』の受付嬢が、執務室に漂う雰囲気に当てられ困惑しながら立っていた。
僕たち全員に視線を浴びせられ、堪らずおどおどしながらも、その受付嬢の子がやや気不味そうに言った。
「お、お取り込み中のところすみません……GM、つい先程あの方たちが到着したん、ですけども……」
──あの方たち……?
受付嬢の言葉を聞き、僕が頭の上に疑問符を浮かべる傍ら、アルヴァさんは神妙な面持ちで受付嬢に言う。
「わかった。ここに連れてきな」
「りょ、了解しました。今すぐ連れてきます!」
アルヴァさんにそう言われて、受付嬢は慌ただしく踵を返し、その場から去る。少し遅れて、アルヴァさんが僕らに言った。
「この日の為に整えてたんだよ──戦力をね」
数分後、受付嬢に案内され、この部屋へ訪れたその面々を前にして、僕は驚愕の声を上げられずにはいられなかった。
「いやあ、お久しぶりですクロミアさん。遂に、この日が訪ちまったんですかい」
執務室全体を揺らす野太い声。その発生源は、一見鋼の塊かと見紛う鎧を着込んだ、巨大な戦鎚を背負った偉丈夫であった。
「すまないねガラウ。急な呼び出しに応えてくれて、感謝するよ」
「はっはっは!そう言わんでください!貴女には返そうにも返し切れない恩がある。この程度、どうってことはないですって」
と、その外見に反せず豪快に笑い飛ばすその人を、僕は情けないことに身体を震わせて、ただただ目を見開かせて見つめることしかできなかった。
──う、嘘だろ……『鋼の巨人』の|《S》冒険者、ガラウ=ゴルミッド……ほ、本物だ……!!
ガラウ=ゴルミッド────数少ないセトニ大陸の《S》冒険者の一人で、しかも冒険者番付表に個人で三十位にその名を刻む、《S》冒険者の中でも屈指の実力者。得物であるその戦鎚をまるで小槌のように軽々と振り回し、〝殲滅級〟の魔物ですら難なく叩き潰していくその姿は、まさに豪傑と表するに相応しいと誰もが口を揃えて言う。
予想だにしない大物冒険者の思わぬ登場に、堪らず驚き固まる僕。しかし、驚愕はこれだけでは留まらない。
「ウチらのことも忘れないでよね!『虹の妖精』、『三精剣』──イズ=ミルティック!」
「同じく『三精剣』──アニャ=ミルティック」
「そして最後に私『三精剣』筆頭──リザ=ミルティック。此度はアルヴァ様の招集を受け、参りました」
……と。ガラウさんに続いて執務室に入った三人の女性が、各々己の名を告げた。
『虹の妖精』。フォディナ大陸に居を構える、『輝牙の獅子』に次ぐと言われる冒険者組合。
その『虹の妖精』には『三精剣』と呼ばれる三姉妹がおり、彼女たちもまたその名を世界中に轟かせる《S》冒険者であり、番付表にもチームとして四十位に連ねている。
三女イズ=ミルティックは雷属性の、次女アニャ=ミルティックは水属性の、そして長女でもあり『三精剣』筆頭であるリザ=ミルティックは火属性の魔法を得意としており、三位一体と謳われる彼女たちの連携の前には、〝殲滅級〟の魔物であろうと為す術もなく散るのみと言われている。
──番付入り冒険者が、こうも一堂に会するなんて。そしてその場に今僕もいるなんて、まるで夢みたいだ……サイン貰いたい……!
思わず状況を忘れて、僕は呑気にもそう思ってしまう。しかしすぐさま頭を振って、そんな場合ではないとなんとか自分を律する。
「アンタたちも急ですまないね」
「構いませんよ。アルヴァ様には昔も今も、お世話になっているのですから」
興奮と緊張に挟まれ、僕が荒らぐ息を必死に落ち着かせる最中、ガラウさんと同じようにアルヴァさんは『三精剣』筆頭のリザさんに申し訳なさそうに言い、対してリザさんは柔らかな笑みと共にそう返す。そのやり取りや発言からして、それなりに長い付き合いなのだとわかる。
「ほほう。嬢ちゃんたち三人が最近噂になってる『三精剣』か。俺ぁガラウ=ゴルミッド。こうしてお目にかかれて光栄ってモンだぜ。話に聞いてた以上に別嬪だしな。まあ今日はよろしく頼むぜ」
「それはこちらの台詞というもの。『鋼の巨人』ガラウ=ゴルミッド……貴公の武勇は幾つも聞き及んでいる。その戦鎚を振るう勇姿、是非ともこの眼に焼き付けたい所存」
「ちょアニャ姉固過ぎ。あ、さっきも言った通りウチが『三精剣』末の妹イズでーす!ウチもゴルミッドオジさんの凄いことメチャ知ってるよ。でもでも、今日はウチの方が凄いってとこ見せちゃうかもだから、そこんとこモロモロ含めてよろしくっ☆」
「ほお、そいつは頼もしいこった。とはいえ若いモンに負けるつもりはさらさらねえ。俺もまだまだ現役ってところを見せつけてやるよ嬢ちゃん方」
アルヴァさんとリザさんが会話する横で、ガラウさんと『三精剣』の二人、イズさんとアニャさんがそんな会話を繰り広げる。と、アルヴァさんとの話を終えたらしいリザさんが、慌ててその中に加わった。
「あ、貴女は軽過ぎるのよイズ。……本当に申し訳ありませんゴルミッド様。どうか妹の無礼をお許しください」
「いやいや別に気にしてねえって!むしろこのくらいの方がこっちも気を遣わんでもいいし、楽だから助かる!」
「そ、そうなのですか……?」
豪快な笑みを浮かべて、そして豪快にそう言うガラウさんに、戸惑った表情を浮かべるリザさん。そんな番付入り冒険者たちの邂逅の様子を、こんな間近で見れてしまった僕は、やはりただただ圧倒され、抑えようにも息を荒げてしまうばかりであった。
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