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ARKADIA──それが人であるということ──
ARKADIA────消えない怒り、その胸に
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ラグナは怒っていた。今日というこの日の朝から、元《SS》冒険者『炎鬼神』──ラグナ=アルティ=ブレイズはこの人生の中で、二度はあるかというほどの激情にその身を焦がしていた。
彼女──否、彼は誰に対してその激怒を向けているのか。なにを隠そう、可愛いたった一人の己の後輩──クラハ=ウインドアに対してである。
最初こそ、この怒りもそう大したものではなかった。火の粉も散らせない、極めて微弱なものだった。しかしその極めて微弱な怒りの火は、時間が経つにつれてその勢いを増し──気がつけば、もうどうしようもないほどの、全てを焼き尽くさんばかりの大火となってしまっていた。
何故そうなったのか。何故そうなってしまったのか。その原因は──クラハにある。
経緯等は省かせてもらうが、ほんのちょっとした好奇心から、ラグナはクラハに己の胸を揉ませようと画策した。そして結果だけ述べるなら、彼がラグナの胸を揉むことはなかった。
……まあ、そうは言っても後一歩のところで胸を揉まんとしたのだが。しかし、クラハは既のところで思い止まり、揉まなかったのだ。
そのことに対してラグナはクラハに失望と、怒りを覚えた。男としてそういうことに興味津々な癖に、いざとなったら日和ってずこずこ引き退る。男の──いや雄の風上にも置けない、その情けない姿にラグナはカチンと頭に来たのだ。
だがそれと同時に考えた。元々自分は男だ。いくら身体は女とはいえ、精神衛生上クラハは引き退るを得なかったのだろう。それに先輩ということもあったに違いない。だから仕方ない、クラハが触れなかったのは仕方のないことなんだ──寝台の上でそう考えながら、ラグナは眠ろうとした。が、できなかった。
もしも、と。思わず考えてしまった。別の可能性──仮に、仮に自分が元から女であったとして、果たしてクラハはこの身体を触ったのだろうか。胸を揉んだのだろうか、と。
出た結論は──同じだった。あの後輩の性格からして、たぶん同じ結果を辿ることに違いない。そう思った瞬間────心に燻っていた怒りが、一気にその勢いを増した。
理由はわからない。何故そうなったのか、皆目見当もつかない。ただ、クラハは触れなかった──その事実に、結果に堪らなく苛立ちを覚えてしまって、無性に腹が立ってしまって、どうしようもなく怒りを抱いた。
一度火が付いてしまった怒りというのは、そう簡単に収まるものではない。寝よう寝ようとと思っても、その怒りに邪魔されて──ラグナはその日、まともに眠ることができなかった。
そのまま朝を迎えても、胸を焼く怒りは消えず、思わずその場で暴れ回りたい衝動に駆られながらも寝台から下り、着替えを済ませてラグナはクラハが起きるのを待った。ラグナと違ってクラハは熟睡しており、それが余計にラグナの怒りの火に油を大量に注いだ。
結局クラハが起きたのは三十分後であり、彼が呑気に挨拶してきた時は割と本気で殺意を抱いてしまった。こっちは一睡もできなかったというのに。
心の奥底から無数に噴き上がってくる罵詈雑言を必死に抑え込んで、ラグナはぶっきら棒に返事を返しさっさと部屋から出た。……内緒ではあるが、クラハを童貞野郎と罵った際、多少胸がスカッとした。
それからクラハと共に行動していたが、いつまで経ってもこの怒りは収まらず、別にそうしたい訳でもないのにクラハにキツく当たってしまい、またそれが原因で自己嫌悪に陥って怒りが込み上げて────という、負の悪循環にラグナの心身は晒された。その結果、クラハと会話もろくにできないでしまっていたのだ。
……別に、クラハと会話がしたくない訳ではない。むしろしたい。普段のように冗談を交えて、他愛もない会話に花を咲かせたい。……しかし、それを己の内に燻り続ける怒りが許さない。許してくれない。許してくれそうにない。
そうして結局険悪な(ラグナが一方的にそうしているだけなのだが)雰囲気のまま、クラハが受けたという依頼の目的地である、マジリカの外れにある森に入ってしまった。そして入ってからも、会話の類はおろか合図の一つすら交わさなかった。まあ、一応合図などなくとも平気ではあると思うが。
──……俺だって、こんなの嫌だってのに。
表に出す態度とは裏腹に、ラグナは心の中で苦々しく吐き捨てる。そう、ラグナとてこんな雰囲気のままでいるのは嫌なのだ。心底嫌なのだ。だが──やはり未だ心をチリチリと微弱に炙る怒りが、それを解消させようとはさせてくれない。
自分がいかに嫌な存在だと、ラグナは思い知らされながら、前を歩くクラハの背中をじっと見つめる。
──……。
特に注視していなかったせいも、自分が女になったというせいもあるのだろうが……いつの間にか、クラハの背中は男らしく、そして逞しいものに変化していた。以前まではお世辞にも頼り甲斐があるとは言えなかったというのに。
時の流れは遅いようで、しかしその逆本当に早いものだとラグナは僅かながらに実感させられる。
──もう『あの日』から八年……八年か。
今ではもうただの記憶としてしか思い出せない、決して忘れてはならない戒めの残景を、ラグナは頭の中で想起させる。あの時の唯一の生き残りであった少年が、今や立派な《S》冒険者の青年。感慨深いものがあるが、それと同時に複雑な思いがラグナの心を占める。
──…………謝ろう。今朝のこと、今日のこと。
こんな雰囲気のまま、共に過ごし続けるのは限界だった。つまらない意地など捨て、くだらない怒りなど放って、あんな態度を取ってしまったことをクラハに謝罪しよう──そう思って、ラグナは口を開こうとした。
しかし、それよりも先に、不意に目の前を歩いていたクラハがその場で足を止めた。
「……?クラハ?」
いきなり止まった後輩を不審に思い、ラグナは胡乱げに声をかける。それに対してクラハはこちらに振り返らず、背を向けたまま妙に引き攣った声を絞り出した。
「先輩」
そして引き攣った声のままで、彼はこう続けた。
「休憩、しましょう」
「この度は……本当に、本当にすみませんでしたぁぁぁぁ!」
休憩を提案し、手頃な場所を見つけた矢先、クラハが取った行動はそれだった。一切の躊躇も迷いもなく、彼はラグナに対して土下座をしてみせた。それはもう、見事な土下座を。
深々と、それこそ額を地面に擦らんばかりに頭を下げて。開口一番謝罪の声を上げるクラハ。そのあまりにも必死過ぎる様子に、ラグナは────
「……え、は、え、えぇ……?」
────ただただ困惑し、そして思わずドン引きする他ないでいた。そんな先輩に構うことなく、クラハはさらに必死に声を上げる。
「僕は、こともあろうに……いくら元は男でもとか、肉体的には異性だけど精神的には同性ですよとか、そう日頃から言い聞かせていたにもかかわらず………昨夜、無防備に眠っているのをいいことに……僕は先輩のむ、胸を触ろうとしてしまいました。先輩に、手を……手を出そうとしてしまいました!すみません!本当に申し訳ありませんッ!」
そうしろと言ってないにもかかわらず、ラグナにとっては既に承知の事実であった罪を、クラハは告白する。対してラグナはやはり、困惑することしかできないでいた。
「へ、あ……お、おう……」
──え?急にどうしたんだこいつ?なんで今それを言ってんの?
口では意味を為さない声を漏らす傍ら、内心ではただただドン引きしながらそんな言葉をラグナは紡ぐ。だがそれにクラハが気づける訳もなかった。
「僕はクズです!最低のクソ野郎です!」
「え?は?いや、そんなことねえって」
今度は己を貶し始めた後輩に、ようやくラグナはハッと我に返り、とりあえずそれを否定しその行動を止めさせようと口を開く。
「ク、クラハ。もういい。もういいから」
「本当にすみません!本当に申し訳ありません!」
「いやだから、そういうのはもう」
「ビンタの一発、いや百発は覚悟してます!」
「だ、だからそんなことしねえっての。顔上げろ、顔。てか土下座止めろ」
「先輩お気に入りの洋菓子も奢ります!」
「……お、おう、わかった。……って違えって!いい加減こっちの話聞けよ!」
クラハのその言葉に心を揺さぶられ、思わず頷いてしまうが、こちらの話に耳を傾けてくれないクラハに痺れを切らし、ラグナが叱咤する。これには堪らず一心不乱に謝罪を続けていたクラハも、ビクッと身体を跳ねさせ顔を上げた。
「ったく……図体は変わっても、そういうとこは変わんねえな。ほら、早く立て」
嘆息しながらそう呟いて、直後にラグナは小さく吹き出してしまう。ドン引き必至のクラハの土下座を目の当たりにしてしまったら──自分でも不思議なくらいに、そして嘘のように、この胸をチクチクと苛み続けていた怒りが吹き飛んだ。
「せ、先輩……」
妙に晴れやかで清々しい気分に包まれる中、立ち上がったクラハが恐る恐る声をかけてくる。きっと、自分がまだ怒っているのだと彼は思っているのだろう。
それを払拭させる為に、ラグナは笑顔を浮かべ口を開く──その直前だった。
グラリ──唐突に、本当に唐突にクラハの身体が傾いた。
「……うぇっ?」
そして彼は力なく、ラグナに向かって倒れ込んだ。
クラハとラグナはまだ知らない。この時、歪んだ歯車が軋んだ音を立てて、回り出したことを
彼女──否、彼は誰に対してその激怒を向けているのか。なにを隠そう、可愛いたった一人の己の後輩──クラハ=ウインドアに対してである。
最初こそ、この怒りもそう大したものではなかった。火の粉も散らせない、極めて微弱なものだった。しかしその極めて微弱な怒りの火は、時間が経つにつれてその勢いを増し──気がつけば、もうどうしようもないほどの、全てを焼き尽くさんばかりの大火となってしまっていた。
何故そうなったのか。何故そうなってしまったのか。その原因は──クラハにある。
経緯等は省かせてもらうが、ほんのちょっとした好奇心から、ラグナはクラハに己の胸を揉ませようと画策した。そして結果だけ述べるなら、彼がラグナの胸を揉むことはなかった。
……まあ、そうは言っても後一歩のところで胸を揉まんとしたのだが。しかし、クラハは既のところで思い止まり、揉まなかったのだ。
そのことに対してラグナはクラハに失望と、怒りを覚えた。男としてそういうことに興味津々な癖に、いざとなったら日和ってずこずこ引き退る。男の──いや雄の風上にも置けない、その情けない姿にラグナはカチンと頭に来たのだ。
だがそれと同時に考えた。元々自分は男だ。いくら身体は女とはいえ、精神衛生上クラハは引き退るを得なかったのだろう。それに先輩ということもあったに違いない。だから仕方ない、クラハが触れなかったのは仕方のないことなんだ──寝台の上でそう考えながら、ラグナは眠ろうとした。が、できなかった。
もしも、と。思わず考えてしまった。別の可能性──仮に、仮に自分が元から女であったとして、果たしてクラハはこの身体を触ったのだろうか。胸を揉んだのだろうか、と。
出た結論は──同じだった。あの後輩の性格からして、たぶん同じ結果を辿ることに違いない。そう思った瞬間────心に燻っていた怒りが、一気にその勢いを増した。
理由はわからない。何故そうなったのか、皆目見当もつかない。ただ、クラハは触れなかった──その事実に、結果に堪らなく苛立ちを覚えてしまって、無性に腹が立ってしまって、どうしようもなく怒りを抱いた。
一度火が付いてしまった怒りというのは、そう簡単に収まるものではない。寝よう寝ようとと思っても、その怒りに邪魔されて──ラグナはその日、まともに眠ることができなかった。
そのまま朝を迎えても、胸を焼く怒りは消えず、思わずその場で暴れ回りたい衝動に駆られながらも寝台から下り、着替えを済ませてラグナはクラハが起きるのを待った。ラグナと違ってクラハは熟睡しており、それが余計にラグナの怒りの火に油を大量に注いだ。
結局クラハが起きたのは三十分後であり、彼が呑気に挨拶してきた時は割と本気で殺意を抱いてしまった。こっちは一睡もできなかったというのに。
心の奥底から無数に噴き上がってくる罵詈雑言を必死に抑え込んで、ラグナはぶっきら棒に返事を返しさっさと部屋から出た。……内緒ではあるが、クラハを童貞野郎と罵った際、多少胸がスカッとした。
それからクラハと共に行動していたが、いつまで経ってもこの怒りは収まらず、別にそうしたい訳でもないのにクラハにキツく当たってしまい、またそれが原因で自己嫌悪に陥って怒りが込み上げて────という、負の悪循環にラグナの心身は晒された。その結果、クラハと会話もろくにできないでしまっていたのだ。
……別に、クラハと会話がしたくない訳ではない。むしろしたい。普段のように冗談を交えて、他愛もない会話に花を咲かせたい。……しかし、それを己の内に燻り続ける怒りが許さない。許してくれない。許してくれそうにない。
そうして結局険悪な(ラグナが一方的にそうしているだけなのだが)雰囲気のまま、クラハが受けたという依頼の目的地である、マジリカの外れにある森に入ってしまった。そして入ってからも、会話の類はおろか合図の一つすら交わさなかった。まあ、一応合図などなくとも平気ではあると思うが。
──……俺だって、こんなの嫌だってのに。
表に出す態度とは裏腹に、ラグナは心の中で苦々しく吐き捨てる。そう、ラグナとてこんな雰囲気のままでいるのは嫌なのだ。心底嫌なのだ。だが──やはり未だ心をチリチリと微弱に炙る怒りが、それを解消させようとはさせてくれない。
自分がいかに嫌な存在だと、ラグナは思い知らされながら、前を歩くクラハの背中をじっと見つめる。
──……。
特に注視していなかったせいも、自分が女になったというせいもあるのだろうが……いつの間にか、クラハの背中は男らしく、そして逞しいものに変化していた。以前まではお世辞にも頼り甲斐があるとは言えなかったというのに。
時の流れは遅いようで、しかしその逆本当に早いものだとラグナは僅かながらに実感させられる。
──もう『あの日』から八年……八年か。
今ではもうただの記憶としてしか思い出せない、決して忘れてはならない戒めの残景を、ラグナは頭の中で想起させる。あの時の唯一の生き残りであった少年が、今や立派な《S》冒険者の青年。感慨深いものがあるが、それと同時に複雑な思いがラグナの心を占める。
──…………謝ろう。今朝のこと、今日のこと。
こんな雰囲気のまま、共に過ごし続けるのは限界だった。つまらない意地など捨て、くだらない怒りなど放って、あんな態度を取ってしまったことをクラハに謝罪しよう──そう思って、ラグナは口を開こうとした。
しかし、それよりも先に、不意に目の前を歩いていたクラハがその場で足を止めた。
「……?クラハ?」
いきなり止まった後輩を不審に思い、ラグナは胡乱げに声をかける。それに対してクラハはこちらに振り返らず、背を向けたまま妙に引き攣った声を絞り出した。
「先輩」
そして引き攣った声のままで、彼はこう続けた。
「休憩、しましょう」
「この度は……本当に、本当にすみませんでしたぁぁぁぁ!」
休憩を提案し、手頃な場所を見つけた矢先、クラハが取った行動はそれだった。一切の躊躇も迷いもなく、彼はラグナに対して土下座をしてみせた。それはもう、見事な土下座を。
深々と、それこそ額を地面に擦らんばかりに頭を下げて。開口一番謝罪の声を上げるクラハ。そのあまりにも必死過ぎる様子に、ラグナは────
「……え、は、え、えぇ……?」
────ただただ困惑し、そして思わずドン引きする他ないでいた。そんな先輩に構うことなく、クラハはさらに必死に声を上げる。
「僕は、こともあろうに……いくら元は男でもとか、肉体的には異性だけど精神的には同性ですよとか、そう日頃から言い聞かせていたにもかかわらず………昨夜、無防備に眠っているのをいいことに……僕は先輩のむ、胸を触ろうとしてしまいました。先輩に、手を……手を出そうとしてしまいました!すみません!本当に申し訳ありませんッ!」
そうしろと言ってないにもかかわらず、ラグナにとっては既に承知の事実であった罪を、クラハは告白する。対してラグナはやはり、困惑することしかできないでいた。
「へ、あ……お、おう……」
──え?急にどうしたんだこいつ?なんで今それを言ってんの?
口では意味を為さない声を漏らす傍ら、内心ではただただドン引きしながらそんな言葉をラグナは紡ぐ。だがそれにクラハが気づける訳もなかった。
「僕はクズです!最低のクソ野郎です!」
「え?は?いや、そんなことねえって」
今度は己を貶し始めた後輩に、ようやくラグナはハッと我に返り、とりあえずそれを否定しその行動を止めさせようと口を開く。
「ク、クラハ。もういい。もういいから」
「本当にすみません!本当に申し訳ありません!」
「いやだから、そういうのはもう」
「ビンタの一発、いや百発は覚悟してます!」
「だ、だからそんなことしねえっての。顔上げろ、顔。てか土下座止めろ」
「先輩お気に入りの洋菓子も奢ります!」
「……お、おう、わかった。……って違えって!いい加減こっちの話聞けよ!」
クラハのその言葉に心を揺さぶられ、思わず頷いてしまうが、こちらの話に耳を傾けてくれないクラハに痺れを切らし、ラグナが叱咤する。これには堪らず一心不乱に謝罪を続けていたクラハも、ビクッと身体を跳ねさせ顔を上げた。
「ったく……図体は変わっても、そういうとこは変わんねえな。ほら、早く立て」
嘆息しながらそう呟いて、直後にラグナは小さく吹き出してしまう。ドン引き必至のクラハの土下座を目の当たりにしてしまったら──自分でも不思議なくらいに、そして嘘のように、この胸をチクチクと苛み続けていた怒りが吹き飛んだ。
「せ、先輩……」
妙に晴れやかで清々しい気分に包まれる中、立ち上がったクラハが恐る恐る声をかけてくる。きっと、自分がまだ怒っているのだと彼は思っているのだろう。
それを払拭させる為に、ラグナは笑顔を浮かべ口を開く──その直前だった。
グラリ──唐突に、本当に唐突にクラハの身体が傾いた。
「……うぇっ?」
そして彼は力なく、ラグナに向かって倒れ込んだ。
クラハとラグナはまだ知らない。この時、歪んだ歯車が軋んだ音を立てて、回り出したことを
応援ありがとうございます!
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