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ARKADIA──それが人であるということ──
ARKADIA────GM──アルヴァ=クロミア
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ナヴィアさんは僕たちに軽い挨拶や、マジリカに三日間滞在する僕たちへの支援の内容等を終えると、そのまま別れ広場を去った。彼女曰く、今はまだ仕事中だったのだが、こっそり抜け出してここに来たらしい。
『魔道院』に戻るナヴィアさんの背中を見送り、フィーリアさんの案内の元、次なる目的地へと向かう。その途中、寄り道をしながら。
マジリカには、初めて目にするものが溢れていた。特にこの街にしかない魔道具の数々には、否応にも目を引かれた。他にもこの街──というよりはこの大陸独自の食文化も興味深いものがある。
最初に目にした、【炎】の術式を込めた、様々な色の魔石を使った肉の串焼きや果物焼き。店主によると、焼く炎の色によってその味付けが変わるのだとか。
試しに無色の魔石で焼いた串焼きと、一番人気だという赤色の魔石で焼いた串焼きを食べ比べてみた結果、確かに赤色の魔石で焼いた串焼きは辛みの効いた、スパイシーな味付けに変わっており、非常に美味だった。
それと先輩が甚く気に入った、一口サイズのスライム饅頭。略してスラまん。……この愛称で親しまれているらしいのだが、個人的にはあまり使いたくない愛称である。その理由は伏せさせてもらうが。
まあそれはともかく。この饅頭というのは元々サドヴァ大陸の極東──イザナと呼ばれる地方のお菓子なのだが、スライム饅頭はそれを元にしたもので、驚くべきことにその名前の通り──なんと生きたスライムで、砂糖などで味を整えた果物のペーストを包み込んでいる。その為商品棚に並んでいる時も、手にとっていざ口にする時も、プルプルと震えているのだ。早い話、スライムの踊り食いである。
……一応物は試しと僕も一個食べてみたのだが、口の中に放り込んでもなお震え、歯で噛むとより一層激しく震え暴れるのだが、少しするとそれがまるで嘘のように大人しくなる。……なんというか、食事という行為がいかに残酷であるかと、改めて痛感させられた。
しかし、そんな僕とは対照的に先輩は面白そうに二つ三つと口に放り込み、楽しく美味しそうにスライム饅頭を味わっていた。
……僕たちもレインボウというスライムらしき魔物を飼っているが、先輩はこの饅頭に対してなにか思うところはないのだろうか。まあ、店員の話によるとこのスライムは饅頭の為に作られた食用スライムだというので、他のスライムと一緒くたには考えられないのかもしれないが。
とまあ、ここマジリカにはそういう摩訶不思議に満ちた食べ物が様々あり、またそういった食べ物だけに留まらずここでしか買えない一風変わった家具や室内装飾品の品々、フォディナ大陸独自の意匠を凝らしたお洒落特化の衣服に、冒険者向けの多種多様な魔法を施した特別な衣装、属性を付与した魔法武器などもあった。それらを眺め手に取り、感心したり時には驚きもしながら、僕たち四人は目的地────マジリカの冒険者組合、『輝牙の獅子』の門の前に、辿り着いたのだった。
「話はそこの馬鹿娘からあらまし聞いてるよ。まあとにかくだ、ようこそ私の『輝牙の獅子』へ」
『輝牙の獅子』に入るなり、僕たち四人は受付嬢に連れられ、この執務室に通された。そして部屋の中で待ち受けていたのは──一人の女性。
サクラさんの濡羽色とはまた違った黒髪に、まるで猛獣のように凶暴で、しかし何処か翳りのある美貌。そして視界に捉える全てを睥睨し射抜く、猛禽類にも似た濃い紫紺色の鋭い瞳。
「あの腑抜けは元気にやってるのかい?『大翼の不死鳥』の坊や」
緊張で固まる僕に、遠慮容赦なくその紫紺の視線を突き刺しながら、その女性が訊ねる。
女性が放つ、荒んだ独特の雰囲気に呑まれそうになりながらも、僕はなんとか答えた。
「は、はい……GMなら、げ、元気です!」
「そう。まあ別にどうでもいいんだけどさ。……昔はあんなんじゃあなかったんだけどねえ」
つまらなそうに、不愉快そうに女性はそう呟いて、嘆息する。対して僕は、僅かながらも安堵の息を思わず漏らしてしまっていた。
──会うのはこれが初めてって訳じゃないのに……やっぱり、苦手だ。
じっとりと冷や汗が背中を伝う。正直なことを言えば、今すぐにでもこの部屋から去りたい気分だ。
「それと……」
スッと、女性の瞳が僕から離れ、今度は僕の隣に立つ先輩へと視線が定められる。
「……ふーん」
まるで舐るかのように、頭の先から足の爪先まで、女性は先輩の全身をじっくりと眺める。そして面白そうに、しかし何処か気に入らないようなため息を吐く。
対し、先輩は黙ったままその場に立っていた。僕の隣にいる為その表情などはわからないが、恐らく僕と同じように緊張で強張っているはずだ。何故なら先輩も、この人を苦手としているのだから。
「話には聞いてたけど、本当だったんだ。久しぶりだねえ、『炎鬼神』。……それにしても、まあ随分と可愛らしい小娘になっちまったもんじゃないか」
「お、おう。久しぶり……です」
普段の様子からは考えられないくらいに緊張しながらも、なんとかそう返す先輩。それに対して女性は適当に相槌を返して、改まるように僕たちに言う。
「そこの坊やと『炎鬼神』、馬鹿娘は知っていると思うけど……私がこの冒険者組合のGM──アルヴァ=クロミアだよ」
女性──アルヴァさんはそう名乗ると、今度はサクラさんが口を開いた。
「私はサクラ。サクラ=アザミヤだ。貴女のことはカゼン……『影顎の巨竜』のGMからいくつか聞き及んでいる」
「私もあんたの噂は耳にしてるよ『極剣聖』。こうして直に会えて実に光栄だね」
流石は一冒険者組合のGM。今目の前に立つ《SS》冒険者に対して、少しも臆していない。堂々とした、年長者としての余裕が満ち溢れている。
僕がそう思っていると、アルヴァさんがサクラさんから視線を外し、淡々とした物言いで続ける。
「まあ、あまり観光向けの街じゃないけどゆっくりしていきな。なんなら『輝牙の獅子』の依頼を受けたって構わないしね」
そうして言い終わると、アルヴァさんは執務机に広げられた無数の書類へと視線を落とす。そしてさっきまで行っていたのだろう、事務作業を再開した。
──……え?
もはや僕たちには目もくれず、苛立った様子で次々と書類の処理を進めるアルヴァさん。困惑していると、今まで黙っていたフィーリアさんが慌てて、小声で僕たちに言った。
「す、すみません皆さん!じ、実は私師匠には挨拶だけってお願いしてまして……も、もう各自自由に行動してもらって構いませんから。どうぞ、マジリカを観光してってください!」
「……あ、はい」
やたら早口気味に紡がれたフィーリアさんの言葉に、とりあえず僕だけがそう返して、僕たち三人は執務室から立ち去った。
クラハたちが執務室から出て、離れていくのを見届け、扉を閉めると真っ先にフィーリアは目の前の執務机に座る己が師であり、そして義理の母に対して、非難の声をぶつける。
「もう!確かに挨拶だけって私言いましたけど!だからってあんなのはないですよ師匠!」
「見てわかる通り、私は多忙なんだよ馬鹿娘。お前の頼み通り、挨拶してやっただけまだマシだろう。本当ならこの部屋に呼びたくもなかったし、なんなら会いたくもなかった」
弟子であり、そして義理の娘であるフィーリアの言葉を受け、アルヴァはなんとでもないように、乱暴な口調を以て彼女にそう返す。そのあんまりな言葉に絶句する彼女に対して、アルヴァがさらに続ける。
「そもそも、突然連絡寄越したかと思えばいきなりこっちに帰るだの人連れてくるだの抜かして、非常識にも限度ってものがあるだろ。まあ他の誰でもないお前だったから私はこうして会ってやったんだ。予定よりもずっと早く仕事片付けて、無理くり時間作ってね。そこら辺、どうなんだい?」
アルヴァの言葉は、尤もだとフィーリアは思う。自分は一昨日、なんの脈絡もなしにナヴィアとアルヴァに連絡し、クラハら三人を連れてマジリカに一旦帰ると伝えた。その為彼らに対してホテルなど、三日間滞在するにあたって都合の良い場所を用意できないか、そういった頼み事をしたのだ。
結果ナヴィアからはニベルン家の息が掛かっているホテルをクラハたちへ用意してもらい、アルヴァからはこの冒険者組合への出入り、依頼の受注などの許可を特別に下ろしてもらった。
そのことを踏まえて、アルヴァに対してフィーリアは申し訳なさそうに、頭を下げた。
「す、すみません……」
「よろしい」
アルヴァはフィーリアにそれだけ返して、また事務作業に専念する。筆を動かす音や書類が擦れる音だけが数度響いた後、視線は書類に向けたまま、再度アルヴァが口を開いた。
「それじゃあ、本題に移るとしようかね──フィーリア」
彼女のその言葉に、フィーリアが微かに肩を跳ねさせる。そして僅かばかりにその表情を曇らせた己が娘へ、アルヴァはこう続けたのだった。
「特別だよ。話、聞いてやる」
そして先ほどから忙しなく動き続けていたその手を止めて、アルヴァは書類から顔を上げる。そこには、娘の帰省を喜ぶ、母の表情が浮かんでいた。
『魔道院』に戻るナヴィアさんの背中を見送り、フィーリアさんの案内の元、次なる目的地へと向かう。その途中、寄り道をしながら。
マジリカには、初めて目にするものが溢れていた。特にこの街にしかない魔道具の数々には、否応にも目を引かれた。他にもこの街──というよりはこの大陸独自の食文化も興味深いものがある。
最初に目にした、【炎】の術式を込めた、様々な色の魔石を使った肉の串焼きや果物焼き。店主によると、焼く炎の色によってその味付けが変わるのだとか。
試しに無色の魔石で焼いた串焼きと、一番人気だという赤色の魔石で焼いた串焼きを食べ比べてみた結果、確かに赤色の魔石で焼いた串焼きは辛みの効いた、スパイシーな味付けに変わっており、非常に美味だった。
それと先輩が甚く気に入った、一口サイズのスライム饅頭。略してスラまん。……この愛称で親しまれているらしいのだが、個人的にはあまり使いたくない愛称である。その理由は伏せさせてもらうが。
まあそれはともかく。この饅頭というのは元々サドヴァ大陸の極東──イザナと呼ばれる地方のお菓子なのだが、スライム饅頭はそれを元にしたもので、驚くべきことにその名前の通り──なんと生きたスライムで、砂糖などで味を整えた果物のペーストを包み込んでいる。その為商品棚に並んでいる時も、手にとっていざ口にする時も、プルプルと震えているのだ。早い話、スライムの踊り食いである。
……一応物は試しと僕も一個食べてみたのだが、口の中に放り込んでもなお震え、歯で噛むとより一層激しく震え暴れるのだが、少しするとそれがまるで嘘のように大人しくなる。……なんというか、食事という行為がいかに残酷であるかと、改めて痛感させられた。
しかし、そんな僕とは対照的に先輩は面白そうに二つ三つと口に放り込み、楽しく美味しそうにスライム饅頭を味わっていた。
……僕たちもレインボウというスライムらしき魔物を飼っているが、先輩はこの饅頭に対してなにか思うところはないのだろうか。まあ、店員の話によるとこのスライムは饅頭の為に作られた食用スライムだというので、他のスライムと一緒くたには考えられないのかもしれないが。
とまあ、ここマジリカにはそういう摩訶不思議に満ちた食べ物が様々あり、またそういった食べ物だけに留まらずここでしか買えない一風変わった家具や室内装飾品の品々、フォディナ大陸独自の意匠を凝らしたお洒落特化の衣服に、冒険者向けの多種多様な魔法を施した特別な衣装、属性を付与した魔法武器などもあった。それらを眺め手に取り、感心したり時には驚きもしながら、僕たち四人は目的地────マジリカの冒険者組合、『輝牙の獅子』の門の前に、辿り着いたのだった。
「話はそこの馬鹿娘からあらまし聞いてるよ。まあとにかくだ、ようこそ私の『輝牙の獅子』へ」
『輝牙の獅子』に入るなり、僕たち四人は受付嬢に連れられ、この執務室に通された。そして部屋の中で待ち受けていたのは──一人の女性。
サクラさんの濡羽色とはまた違った黒髪に、まるで猛獣のように凶暴で、しかし何処か翳りのある美貌。そして視界に捉える全てを睥睨し射抜く、猛禽類にも似た濃い紫紺色の鋭い瞳。
「あの腑抜けは元気にやってるのかい?『大翼の不死鳥』の坊や」
緊張で固まる僕に、遠慮容赦なくその紫紺の視線を突き刺しながら、その女性が訊ねる。
女性が放つ、荒んだ独特の雰囲気に呑まれそうになりながらも、僕はなんとか答えた。
「は、はい……GMなら、げ、元気です!」
「そう。まあ別にどうでもいいんだけどさ。……昔はあんなんじゃあなかったんだけどねえ」
つまらなそうに、不愉快そうに女性はそう呟いて、嘆息する。対して僕は、僅かながらも安堵の息を思わず漏らしてしまっていた。
──会うのはこれが初めてって訳じゃないのに……やっぱり、苦手だ。
じっとりと冷や汗が背中を伝う。正直なことを言えば、今すぐにでもこの部屋から去りたい気分だ。
「それと……」
スッと、女性の瞳が僕から離れ、今度は僕の隣に立つ先輩へと視線が定められる。
「……ふーん」
まるで舐るかのように、頭の先から足の爪先まで、女性は先輩の全身をじっくりと眺める。そして面白そうに、しかし何処か気に入らないようなため息を吐く。
対し、先輩は黙ったままその場に立っていた。僕の隣にいる為その表情などはわからないが、恐らく僕と同じように緊張で強張っているはずだ。何故なら先輩も、この人を苦手としているのだから。
「話には聞いてたけど、本当だったんだ。久しぶりだねえ、『炎鬼神』。……それにしても、まあ随分と可愛らしい小娘になっちまったもんじゃないか」
「お、おう。久しぶり……です」
普段の様子からは考えられないくらいに緊張しながらも、なんとかそう返す先輩。それに対して女性は適当に相槌を返して、改まるように僕たちに言う。
「そこの坊やと『炎鬼神』、馬鹿娘は知っていると思うけど……私がこの冒険者組合のGM──アルヴァ=クロミアだよ」
女性──アルヴァさんはそう名乗ると、今度はサクラさんが口を開いた。
「私はサクラ。サクラ=アザミヤだ。貴女のことはカゼン……『影顎の巨竜』のGMからいくつか聞き及んでいる」
「私もあんたの噂は耳にしてるよ『極剣聖』。こうして直に会えて実に光栄だね」
流石は一冒険者組合のGM。今目の前に立つ《SS》冒険者に対して、少しも臆していない。堂々とした、年長者としての余裕が満ち溢れている。
僕がそう思っていると、アルヴァさんがサクラさんから視線を外し、淡々とした物言いで続ける。
「まあ、あまり観光向けの街じゃないけどゆっくりしていきな。なんなら『輝牙の獅子』の依頼を受けたって構わないしね」
そうして言い終わると、アルヴァさんは執務机に広げられた無数の書類へと視線を落とす。そしてさっきまで行っていたのだろう、事務作業を再開した。
──……え?
もはや僕たちには目もくれず、苛立った様子で次々と書類の処理を進めるアルヴァさん。困惑していると、今まで黙っていたフィーリアさんが慌てて、小声で僕たちに言った。
「す、すみません皆さん!じ、実は私師匠には挨拶だけってお願いしてまして……も、もう各自自由に行動してもらって構いませんから。どうぞ、マジリカを観光してってください!」
「……あ、はい」
やたら早口気味に紡がれたフィーリアさんの言葉に、とりあえず僕だけがそう返して、僕たち三人は執務室から立ち去った。
クラハたちが執務室から出て、離れていくのを見届け、扉を閉めると真っ先にフィーリアは目の前の執務机に座る己が師であり、そして義理の母に対して、非難の声をぶつける。
「もう!確かに挨拶だけって私言いましたけど!だからってあんなのはないですよ師匠!」
「見てわかる通り、私は多忙なんだよ馬鹿娘。お前の頼み通り、挨拶してやっただけまだマシだろう。本当ならこの部屋に呼びたくもなかったし、なんなら会いたくもなかった」
弟子であり、そして義理の娘であるフィーリアの言葉を受け、アルヴァはなんとでもないように、乱暴な口調を以て彼女にそう返す。そのあんまりな言葉に絶句する彼女に対して、アルヴァがさらに続ける。
「そもそも、突然連絡寄越したかと思えばいきなりこっちに帰るだの人連れてくるだの抜かして、非常識にも限度ってものがあるだろ。まあ他の誰でもないお前だったから私はこうして会ってやったんだ。予定よりもずっと早く仕事片付けて、無理くり時間作ってね。そこら辺、どうなんだい?」
アルヴァの言葉は、尤もだとフィーリアは思う。自分は一昨日、なんの脈絡もなしにナヴィアとアルヴァに連絡し、クラハら三人を連れてマジリカに一旦帰ると伝えた。その為彼らに対してホテルなど、三日間滞在するにあたって都合の良い場所を用意できないか、そういった頼み事をしたのだ。
結果ナヴィアからはニベルン家の息が掛かっているホテルをクラハたちへ用意してもらい、アルヴァからはこの冒険者組合への出入り、依頼の受注などの許可を特別に下ろしてもらった。
そのことを踏まえて、アルヴァに対してフィーリアは申し訳なさそうに、頭を下げた。
「す、すみません……」
「よろしい」
アルヴァはフィーリアにそれだけ返して、また事務作業に専念する。筆を動かす音や書類が擦れる音だけが数度響いた後、視線は書類に向けたまま、再度アルヴァが口を開いた。
「それじゃあ、本題に移るとしようかね──フィーリア」
彼女のその言葉に、フィーリアが微かに肩を跳ねさせる。そして僅かばかりにその表情を曇らせた己が娘へ、アルヴァはこう続けたのだった。
「特別だよ。話、聞いてやる」
そして先ほどから忙しなく動き続けていたその手を止めて、アルヴァは書類から顔を上げる。そこには、娘の帰省を喜ぶ、母の表情が浮かんでいた。
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