27 / 95
第二章王太子、オークの花嫁になる
王太子、オークの花嫁になる【11】*
しおりを挟む
すっかり発情したシスルを抱きしめ、顔中に触れるだけのキスをした。オグルはさっきから、いや、捕虜にしていた時からずっと。気の強さと無垢さが表れている顔を、こうして愛でてやりたかった。
シスルはうっとりと浸りながら、オグルの服を引っ掻いた。
「……貴さ……お……オグルも脱げ……」
可愛いおねだり。しかも名前を初めて呼ばれた。オグルは歓喜と欲情に生唾を飲みつつ、どうか怯えてくれるなよと願う。シスルから離れて膝立ちになり、意を決して脱いでいった。
シスルよりも上背も厚みもある、筋骨隆々とした緑色の身体が露わになる。もちろん、先ほどから爆発しそうな逸物もだ。人間より大きな逸物を見れば流石に怖気づくかと思ったが。
「……で、でか……い……。あれが……はいる……」
逸物を凝視するシスル。その目は、欲情と興奮と期待で輝いている。強く欲情しているからか、恐怖心が薄い様子だ。ホッとしつつ、ゆっくりベッドに押し倒した。指先で優しく、胸元から下腹まで筋肉の隆起をなぞるように撫でると、感じるのかピクリと揺れた。
「いい身体だ。……そそられて仕方ない」
「あ……んんっ……」
深いキスをしながら、片手で胸筋の発達した胸を揉み、もう片手で下腹や脇腹を撫でる。シスルは快楽にとろけてゆき、もどかしそうに脚を動かした。
オグルの唇がシスルの唇から離れる。首筋を啄んだり、舌で舐めたり、牙で優しく甘噛みする。反応を楽しみつつ、さらに下に向かう。
「くぅ……あっ!……んんっ……あっ!そんな……!ところ……!」
ねっとりと鎖骨の窪みを確かめるように舐め、弾力を楽しみながら胸を甘噛みし、少しだけ固くなった乳首を軽く吸う。シスルはどこをどう触っても甘く鳴いたが、特に胸を舐められたり揉まれるのが好きらしい。
オグルは己の身体をずらし、唇と舌で腹の割れ目を味わった。今からここに己の逸物を挿れるのだと思うと、愛しくてならない。
そしてさらに下、すっかり反り返った逸物も愛しい。ここも舐めてしゃぶってやりたかったが、もっと愛してやらなければならない場所がある。あまりにもシスルが可愛くてじっくり堪能してしまったが、人間はオークほど体力がない。早く花嫁の身体にしてやらねば、シスルが苦しむ。
「脚を曲げてくれないか?……そうだ。上手だ。次は手で支えて腰を上げて……」
シスルを誘導しつつ、その腰の下にクッションを入れる。逸物と睾丸から尻穴まで、股間が丸見えの姿勢だ。シスルの顔がまた真っ赤に染まるが、抵抗は無い。
「気持ち悪かったり痛くなったら、我慢せずに言ってくれ」
「わ、かった……あっ!ひぁっ!」
オグルの舌が睾丸から尻穴まで、いわゆる蟻の戸渡を舐める。身悶えするシスルの足腰を掴み、逃げられないようにした。シスルの汗や肌や先程出した精液の味を感じながら舐め、唾液で濡らしていく。さっきまで淫具の入っていた尻穴が物欲しそうに開閉し、舌先を招くまであっという間だった。
「ひっ!まさか、きたない、だめ……んあああああっ!ひあああああっ!」
じゅぼじゅぼと、いやらしい音を立てながら肉壁を舐める。肉壁はすでに熟れていて、貪欲に舌を受け入れてわななく。オグルの唾液を染み込ませ、肉壁をこねて緩めるためだったが、もういつでも挿れられそうなほど解れている。
「んあああああっ!ひぎいぃっ!」
舌からシスルの身体の歓喜が伝わってくる。気持ちよくてたまらない。もっとして欲しいと求めている。
舌を抜き、指を挿れてもシスルの尻穴はあっさり受け入れ、口からはよがり声ばかりが出た。一応、確認する。
「シスル、痛くないか?ちゃんと気持ちよく……」
「きもちいい!いいっ!お、おかひくなっ!あああっ!」
シスルの逸物が射精し、下腹を濡らした。オグルは芳しい香りに誘われ、下腹と逸物にたれた精液を舐めとった。
ついでにしぼんだ睾丸も、空いてる指で優しく揉んでやる。
「あひっ!あつっ……!あぁんっ!」
「……気持ちいいんだな。良かった。……もっと良くしてやる」
シスルはうっとりと浸りながら、オグルの服を引っ掻いた。
「……貴さ……お……オグルも脱げ……」
可愛いおねだり。しかも名前を初めて呼ばれた。オグルは歓喜と欲情に生唾を飲みつつ、どうか怯えてくれるなよと願う。シスルから離れて膝立ちになり、意を決して脱いでいった。
シスルよりも上背も厚みもある、筋骨隆々とした緑色の身体が露わになる。もちろん、先ほどから爆発しそうな逸物もだ。人間より大きな逸物を見れば流石に怖気づくかと思ったが。
「……で、でか……い……。あれが……はいる……」
逸物を凝視するシスル。その目は、欲情と興奮と期待で輝いている。強く欲情しているからか、恐怖心が薄い様子だ。ホッとしつつ、ゆっくりベッドに押し倒した。指先で優しく、胸元から下腹まで筋肉の隆起をなぞるように撫でると、感じるのかピクリと揺れた。
「いい身体だ。……そそられて仕方ない」
「あ……んんっ……」
深いキスをしながら、片手で胸筋の発達した胸を揉み、もう片手で下腹や脇腹を撫でる。シスルは快楽にとろけてゆき、もどかしそうに脚を動かした。
オグルの唇がシスルの唇から離れる。首筋を啄んだり、舌で舐めたり、牙で優しく甘噛みする。反応を楽しみつつ、さらに下に向かう。
「くぅ……あっ!……んんっ……あっ!そんな……!ところ……!」
ねっとりと鎖骨の窪みを確かめるように舐め、弾力を楽しみながら胸を甘噛みし、少しだけ固くなった乳首を軽く吸う。シスルはどこをどう触っても甘く鳴いたが、特に胸を舐められたり揉まれるのが好きらしい。
オグルは己の身体をずらし、唇と舌で腹の割れ目を味わった。今からここに己の逸物を挿れるのだと思うと、愛しくてならない。
そしてさらに下、すっかり反り返った逸物も愛しい。ここも舐めてしゃぶってやりたかったが、もっと愛してやらなければならない場所がある。あまりにもシスルが可愛くてじっくり堪能してしまったが、人間はオークほど体力がない。早く花嫁の身体にしてやらねば、シスルが苦しむ。
「脚を曲げてくれないか?……そうだ。上手だ。次は手で支えて腰を上げて……」
シスルを誘導しつつ、その腰の下にクッションを入れる。逸物と睾丸から尻穴まで、股間が丸見えの姿勢だ。シスルの顔がまた真っ赤に染まるが、抵抗は無い。
「気持ち悪かったり痛くなったら、我慢せずに言ってくれ」
「わ、かった……あっ!ひぁっ!」
オグルの舌が睾丸から尻穴まで、いわゆる蟻の戸渡を舐める。身悶えするシスルの足腰を掴み、逃げられないようにした。シスルの汗や肌や先程出した精液の味を感じながら舐め、唾液で濡らしていく。さっきまで淫具の入っていた尻穴が物欲しそうに開閉し、舌先を招くまであっという間だった。
「ひっ!まさか、きたない、だめ……んあああああっ!ひあああああっ!」
じゅぼじゅぼと、いやらしい音を立てながら肉壁を舐める。肉壁はすでに熟れていて、貪欲に舌を受け入れてわななく。オグルの唾液を染み込ませ、肉壁をこねて緩めるためだったが、もういつでも挿れられそうなほど解れている。
「んあああああっ!ひぎいぃっ!」
舌からシスルの身体の歓喜が伝わってくる。気持ちよくてたまらない。もっとして欲しいと求めている。
舌を抜き、指を挿れてもシスルの尻穴はあっさり受け入れ、口からはよがり声ばかりが出た。一応、確認する。
「シスル、痛くないか?ちゃんと気持ちよく……」
「きもちいい!いいっ!お、おかひくなっ!あああっ!」
シスルの逸物が射精し、下腹を濡らした。オグルは芳しい香りに誘われ、下腹と逸物にたれた精液を舐めとった。
ついでにしぼんだ睾丸も、空いてる指で優しく揉んでやる。
「あひっ!あつっ……!あぁんっ!」
「……気持ちいいんだな。良かった。……もっと良くしてやる」
57
お気に入りに追加
303
あなたにおすすめの小説
第一王子から断罪されたのに第二王子に溺愛されています。何で?
藍音
BL
占星術により、最も国を繁栄させる子を産む孕み腹として、妃候補にされたルーリク・フォン・グロシャーは学院の卒業を祝う舞踏会で第一王子から断罪され、婚約破棄されてしまう。
悲しみにくれるルーリクは婚約破棄を了承し、領地に去ると宣言して会場を後にするが‥‥‥
すみません、シリアスの仮面を被ったコメディです。冒頭からシリアスな話を期待されていたら申し訳ないので、記載いたします。
男性妊娠可能な世界です。
魔法は昔はあったけど今は廃れています。
独自設定盛り盛りです。作品中でわかる様にご説明できていると思うのですが‥‥
大きなあらすじやストーリー展開は全く変更ありませんが、ちょこちょこ文言を直したりして修正をかけています。すみません。
R4.2.19 12:00完結しました。
R4 3.2 12:00 から応援感謝番外編を投稿中です。
お礼SSを投稿するつもりでしたが、短編程度のボリュームのあるものになってしまいました。
多分10話くらい?
2人のお話へのリクエストがなければ、次は別の主人公の番外編を投稿しようと思っています。
悪役令息物語~呪われた悪役令息は、追放先でスパダリたちに愛欲を注がれる~
トモモト ヨシユキ
BL
魔法を使い魔力が少なくなると発情しちゃう呪いをかけられた僕は、聖者を誘惑した罪で婚約破棄されたうえ辺境へ追放される。
しかし、もと婚約者である王女の企みによって山賊に襲われる。
貞操の危機を救ってくれたのは、若き辺境伯だった。
虚弱体質の呪われた深窓の令息をめぐり対立する聖者と辺境伯。
そこに呪いをかけた邪神も加わり恋の鞘当てが繰り広げられる?
エブリスタにも掲載しています。
夏休みは催眠で過ごそうね♡
霧乃ふー 短編
BL
夏休み中に隣の部屋の夫婦が長期の旅行に出掛けることになった。俺は信頼されているようで、夫婦の息子のゆきとを預かることになった。
実は、俺は催眠を使うことが出来る。
催眠を使い、色んな青年逹を犯してきた。
いつかは、ゆきとにも催眠を使いたいと思っていたが、いいチャンスが巡ってきたようだ。
部屋に入ってきたゆきとをリビングに通して俺は興奮を押さえながらガチャリと玄関の扉を閉め獲物を閉じ込めた。
通販で美少年型カプセルを買ってみた
霧乃ふー 短編
BL
通販で買っておいた美少年型オナホのカプセル。
どれを開けようか悩むな。色んなタイプの美少年がカプセルに入っているからなあ。
ペラペラと説明書を見て俺は、選んだカプセルを割ってみた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる