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第二章王太子、オークの花嫁になる
元サラリーマン、どすけべウェディングドレスを着る【5】*
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「はああっ……あぁっ……あんっ!……だめっ!……ひあぁっ!」
四つん這いの姿勢で後ろから挿れられながら、ブラジャーごと胸を揉まれて乳首をいじられる。
クオーンの精液で膨らんだ下腹がゆさゆさと揺れる。精液が腹の中でかき混ぜられて、おまけに胸と乳首からの快感だ。気持ち良すぎて苦しくて怖い。涙や唾液を流しながら喘いでいると、人間ではなく獣の雌になった気がする。ギュッと強く摘まれた。
「ひぃん!ちくび!ちくびだめっ!だめなのお!」
「はぁっ……!こんな……はあっ……!淫らな衣装を着ておいてっ!……ふーっ……はぁ……触って、欲かったのだろう?淫らな私の花嫁っ!」
クオーンが興奮で息を荒くしながら俺を淫らだと言う。嬉しくて気持ちよくて、尻を高く上げながらイッてしまう。
「はいぃっ!ちくびすきぃっ!きもひいいのぉ!すきすぎてだめになるう!おしりもちくびもすきいぃっ!」
尻を振りながらよがり狂う。大きな手が下腹を撫でた。ふうふうと荒い息を吐きながら唸るように言う。
「はやく君を孕ませたい。ツカサ……私だけの花嫁」
とっくにクオーンだけの俺だよと言いたかったけど、抽送が激しくなったので言えなかった。
◆◆◆◆◆
たっぷり愛し合った後は、クオーンが風呂に入れてくれた。優しく身体を洗われて、一緒に湯船に浸かる。身も心も満足して寝そうだが、色々確認しておかないといけない。クオーンも同じことを考えているのか、真剣な表情になった。
「ツカサ、いくら君の希望でも結婚式であの衣装を着るのは許可できない」
「あ、うん。ごめん。わかってる。ちょっと、いや、かなり俺がどうかしてた」
そう、俺たちの結婚式は実はまだだ。
とはいえ、法的にはすでに結婚している。
◆◆◆◆◆
今から一ヶ月前、俺たちは出会ってすぐ初夜を迎えた。そしてクオーンはその翌日、俺を王配にすることを宣言した。あれはびっくりした。思わずクオーンに掴みかかった。
「クオーン!?いくらなんでも今すぐは無理じゃ……」
「心配いらない。皆、わかってくれるさ。ほら」
「おお!噂は本当だったか!」
「あの陛下に威圧されずに会話できるとは!」
「王配陛下万歳!」
俺はてっきり反対されるかと思ったけど、臣下を初めとする国民も大歓迎。
「ほええ。マジか」
「ほら、私の言った通りだろう?」
クオーンは最高に良いオークなのに、諸事情あって花嫁の成り手がいなかった。皆、クオーンの花嫁がいない状況を憂いていた。手続きは爆速で終わり、俺たちはその日のうちに夫夫となったのだ。
しかし、流石に結婚式は即日とはいかなかった。クオーンは緑鉄国の国王だ。結婚式もそれなりの規模と格式がいる。どんなに急いでも半年はかかる。また、国内外の要人を招く点から、交通の弁の悪い冬と春先は避ける必要がある。他にも色々な事情があり、結婚式の開催は来年の春の半ばになった。今は冬が始まったばかりだが、各関係部署が間に合わせようと努力している真っ最中だ。
もちろん俺たちも、積極的に準備に参加している。結婚式が終わるまでは、俺の身体に負担をかけないよう子供を作らない予定だ。いやでもやっぱり産みたいなーとは考えているけど。
それはともかく、ここしばらくは料理と衣装選びの真っ最中だった。料理は二人で話し合って決めれたが、衣装選びは俺が主導した。クオーンは俺以上に多忙なので、俺が候補を絞ってから話し合うことになった。
俺は王家お抱えの仕立て屋を呼んで話し合うことにした。それが今日の昼過ぎだった。
四つん這いの姿勢で後ろから挿れられながら、ブラジャーごと胸を揉まれて乳首をいじられる。
クオーンの精液で膨らんだ下腹がゆさゆさと揺れる。精液が腹の中でかき混ぜられて、おまけに胸と乳首からの快感だ。気持ち良すぎて苦しくて怖い。涙や唾液を流しながら喘いでいると、人間ではなく獣の雌になった気がする。ギュッと強く摘まれた。
「ひぃん!ちくび!ちくびだめっ!だめなのお!」
「はぁっ……!こんな……はあっ……!淫らな衣装を着ておいてっ!……ふーっ……はぁ……触って、欲かったのだろう?淫らな私の花嫁っ!」
クオーンが興奮で息を荒くしながら俺を淫らだと言う。嬉しくて気持ちよくて、尻を高く上げながらイッてしまう。
「はいぃっ!ちくびすきぃっ!きもひいいのぉ!すきすぎてだめになるう!おしりもちくびもすきいぃっ!」
尻を振りながらよがり狂う。大きな手が下腹を撫でた。ふうふうと荒い息を吐きながら唸るように言う。
「はやく君を孕ませたい。ツカサ……私だけの花嫁」
とっくにクオーンだけの俺だよと言いたかったけど、抽送が激しくなったので言えなかった。
◆◆◆◆◆
たっぷり愛し合った後は、クオーンが風呂に入れてくれた。優しく身体を洗われて、一緒に湯船に浸かる。身も心も満足して寝そうだが、色々確認しておかないといけない。クオーンも同じことを考えているのか、真剣な表情になった。
「ツカサ、いくら君の希望でも結婚式であの衣装を着るのは許可できない」
「あ、うん。ごめん。わかってる。ちょっと、いや、かなり俺がどうかしてた」
そう、俺たちの結婚式は実はまだだ。
とはいえ、法的にはすでに結婚している。
◆◆◆◆◆
今から一ヶ月前、俺たちは出会ってすぐ初夜を迎えた。そしてクオーンはその翌日、俺を王配にすることを宣言した。あれはびっくりした。思わずクオーンに掴みかかった。
「クオーン!?いくらなんでも今すぐは無理じゃ……」
「心配いらない。皆、わかってくれるさ。ほら」
「おお!噂は本当だったか!」
「あの陛下に威圧されずに会話できるとは!」
「王配陛下万歳!」
俺はてっきり反対されるかと思ったけど、臣下を初めとする国民も大歓迎。
「ほええ。マジか」
「ほら、私の言った通りだろう?」
クオーンは最高に良いオークなのに、諸事情あって花嫁の成り手がいなかった。皆、クオーンの花嫁がいない状況を憂いていた。手続きは爆速で終わり、俺たちはその日のうちに夫夫となったのだ。
しかし、流石に結婚式は即日とはいかなかった。クオーンは緑鉄国の国王だ。結婚式もそれなりの規模と格式がいる。どんなに急いでも半年はかかる。また、国内外の要人を招く点から、交通の弁の悪い冬と春先は避ける必要がある。他にも色々な事情があり、結婚式の開催は来年の春の半ばになった。今は冬が始まったばかりだが、各関係部署が間に合わせようと努力している真っ最中だ。
もちろん俺たちも、積極的に準備に参加している。結婚式が終わるまでは、俺の身体に負担をかけないよう子供を作らない予定だ。いやでもやっぱり産みたいなーとは考えているけど。
それはともかく、ここしばらくは料理と衣装選びの真っ最中だった。料理は二人で話し合って決めれたが、衣装選びは俺が主導した。クオーンは俺以上に多忙なので、俺が候補を絞ってから話し合うことになった。
俺は王家お抱えの仕立て屋を呼んで話し合うことにした。それが今日の昼過ぎだった。
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